佐渡ってどんなところ?

佐渡の大きさ

私たちが活動している新潟県佐渡市は、日本最大の島です。
東京23区の約1.4倍の面積で、島であることをよく忘れてしまう大きさです。
23区の人口が約920万人(H28.3)に対して、佐渡の人口は約6万人(H28.5)。
自然の中に人が生かされている事を感じる事が出来る「ゆったり島」です。


佐渡の景色

四方を海に囲まれていますので、どこに行きあたっても最後は海に出会えます。
海は季節や場所によりその色や様子が異なります。また後ろを振り返れば標高1,000mクラスの山がそびえ立ち、こちらも若緑から深緑、紅葉から雪景色まで変化に富んでいるので、見ても登っても飽きる事がありません。
また人々が住む家は、木造で瓦屋根の家が多く、昔ながらの懐かしい雰囲気が残っています。


佐渡の自然

佐渡の気候は、四季がはっきりとしています。
また自然との距離感が近いので、太陽の動き、花や木や草の育ち方、風や海の様子、空気の温度や香り、旬の味覚など、季節の変化を五感で感じやすく、毎日の発見が楽しい場所です。
人の手が入っていない自然も多く残っており、また島内には湧き水を汲める場所も数多くあります。人々の生活水として馴染んでいるので、ポリタンクを片手にした人で湧き水行列ができることもあります。佐渡の水で淹れるコーヒーは絶品です。
 
自然


佐渡のなりわい

自然と気候に恵まれた佐渡の中で暮らす人々は、その土地、その季節の付き合い方、楽しみ方をよく知っています。それゆえに農業、漁業を営む方も多く、多種多様の自然の恵みを産物として手にする機会が多いです。
 
なりわい


佐渡の食

日本人の食事に欠かせない「お米」
お米と一緒に頂きたい汁物に必要な「味噌、塩、野菜、海藻類」
そして「魚貝類やお肉や卵」をおかずに、「チーズやバターなど」も添えて、
美味しい「お酒」を一杯、食後には季節の「果物」を。
食卓のメニューが、島内の食材でまかなえてしまう豊かな場所です。
 
食


佐渡の催し

また年間を通して島内各所で昔ながらのお祭りや行事、島民が新たに企画した面白いイベントが開催されています。能楽・佐渡おけさ・鬼太鼓を初めてとして、島民が演者になる晴れ舞台が今も数多く残っており、家族、仕事だけではなく、地域の中で役割を担って活動しているアクティブな人が多いです。
 
JPG


佐渡の暮らし

佐渡に暮らし始めると、古くから日本に受け継がれてきた知恵・伝統・文化・景観を目の当たりにし、その中で「生きる力」が備わっていく感覚を味わえる気がします。
そういった面に惹かれてか、最近は国内外より佐渡へ新たな人の流れが生まれています。佐渡を拠点に楽しい事、面白い事、新しい事を始める人も多くなってきました。
たとえば、おしゃれなパン屋さんやカフェ、古民家を利用した素敵なお店が増えています。
佐渡の海を眺められる席や趣のある場所で、友人と会ったり、一人で読書をすることもできます。

暮らし

「佐渡は何もない」というイメージを持たれやすいですが、地域に密着した商店街や、農家さんが地場の野菜を販売する朝市/マルシェ(定期市)が日常的に島内各地で開催されています。
また国道沿いに大型店などもあるので、困った時に必要なものを買いにける環境も整っていると思います。その一方、「なければ作る」「自分たちで楽しみを作る」という感覚を持っている佐渡の人も多く、便利なものに頼り切らない、人間の力を最大限活用して暮らしている人がいる島だと思います。
 
暮らし2


佐渡の四季

:冬を越えた喜びに島内が明るく動き出し、4月は各地域の祭りシーズンです
 
Haru02Haru01

Haru03Haru05

:自然の色合いが濃く海も山も大変美しいので、観光客もたくさん訪れます
 
Natsu01Natsu2

Natsu3Natsu4

:夏を越え落ち着いた雰囲気を感じる頃には、少しずつ秋が深まっていきます
 
Aki01Aki02

Aki03Aki04

:いつの間にか羽織る上着の厚さが変わり、冬本番になるとまた春が待ち遠しいです
 
Fuyu01Fuyu02

Fuyu03Fuyu04