岩首から車を走らせる事1時間半。

海岸沿いの道では、あちらこちらで桜が満開。
 
大野亀のカンゾウの苗上げボランティアに行ってきました。

以前から協力隊には色々な行事やイベントのお手伝いの声がかかっていました。

協力隊は地域と地域や人と人を繋ぐのが仕事だと思うので、かねてからこのように声をかけて頂いた場面にもっと地域の人にも一緒に参加してほしいと思っていました。


今回は大野亀のボランティアに岩首集落から3人の方が一緒に参加してくれました。


丁度、旧内海府小学校のさっちゃん桜が満開ということで滅多に来ることもないので見に行く事に。

グラウンドにどっしりとたつさっちゃん桜。

太い幹は大人4人が手を繋いで届くほど。

DSC_0359

そんな事をしているといると校舎の方から人影が。 

昔、岩首で働いていた方に連絡したところ会いきてくれました。

久しぶりに会う人もおり、近況報告をお互いにしていました。

DSC_0368


その後、大野亀の苗上げや仕分け作業でも大いに力を発揮してくれた岩首集落の方々。
日頃から農作業をしている方の力は凄い!と思いました。
私たちは若さはあるけど、農業などの知識や経験は浅いので即戦力にはなれない事もあります。

DSC_0378


遠く離れた集落で行っている活動のお手伝いが出来て皆さん楽しそうでした。


私たちがお世話になっている地域とは別の地域にお邪魔すると色々な発見があります。
きっと、今回も一緒にいった集落の方々も色々な事を感じたと思います。


帰りの車中でも、疲れの色もなくお喋りに夢中のみなさん。
久しぶりに会った鷲崎の方がわざわざ作ってくれたお弁当を途中の風島弁天で食べながら、

「今度、孫を連れてカンゾウが咲いたら見に行きたい。」

「この中に、ばあちゃんが植えるの手伝ったのがあるよって言えるわさ。」

「願の人達はご苦労だよ。」

「ボランティアであそこまでやるんだもん。」

「カンゾウ見に行きたいね。」

とおにぎりを頬張りながら話していました。



桜の下での久しぶりの再会も、カンゾウボランティアでの願集落の方の活動との出会いも、小さな事ですが地域おこしに繋がる種だと感じています。


岩首集落に到着後、

「談義所の掃除するなら声かけてね。」

旧岩首小学校を活用した、岩首談義所。 棚田散策や夏場の学生たちの拠点に使用していますが、集落の方の力をもっと必要としていたので、とても嬉しい一言でした。

どこで何が繋がるのかわからないなと感じた1日でした。