日本晴れの昨日、佐渡島内では様々なイベントが各地で行われた様です。当地、赤泊・川茂地区では集落対抗の運動会が開催されました。会場は旧川茂小学校のグランドです。この小学校は昨年3月に生徒数減少に伴い閉校となったそうで、130年以上もの歴史ある学校だった様です。従って、昨年までは小学校、保育園そして川茂地区住民との連合運動会だったものが小学校の閉校、同じく保育園の閉園に伴い、残った同地区住民のみの運動会へと移り変わって行ったという切ない経緯だそうです。

同地区は外山、上川茂、下川茂東部、下川茂第一、下川茂中央、下川茂西部の6集落からなり、住民人口はおおよそ400名です。少子化に伴う教育機関の閉校ではありますが、高齢者を中心に若い世代も多く、こうして地区全体のイベントである運動会が継続されているのでしょう。会場で年配者の会話を盗み聞きすると、あのよそ者はどこから来たとか、集落外に住むあの幼児はどこどこの○○(屋号)の玄孫(やしゃご)だとか、住民以外の訪問者まで良くご存知ですし、人への興味が大変おありの様です。この様に集落民、集落外に住む家族そして、外部の人が集うイベントは正しく地域間交流に於ける社交場的な要素が大変強いのだと感じました。その様な目的も兼ね、同地区のイベント、運動会が今後も末永く続く事を心から願わざる得ませんでした。

川茂の皆さん、楽しい運動会有難うございました。<m(__)m>

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