赤泊地先の日蓮堂のある真浦で半農半漁をされる「満月丸」さんこと、金子けんじ様の船に今朝お邪魔しました。未明の雷と雨も治まり、不思議な程、海上は凪です。

10日程振りにサザエ網を起こすという事で、大漁を期待し出漁しました。真浦の浜は海底が轢質から砂礫質といった具合で、アマモ等の海草とナガモの様な海藻が茂る豊かな海です。曳網開始と共にサザエが次々と上がります、その他副産物として、コウグリ、シジュウ(アイナメ)、アブラ・カレイ、ナメタ・カレイ、オニ・オコゼと底魚が掛りました。

漁獲物は数量的に漁協へ出荷する程でもなく、ご近所さんへのおすそ分けとの事でしたので、ちゃっかり私もそのご相伴にあずかりました。

先月頃から始まったサザエ網ですが、産卵期の7-8月は禁漁期だそうで、一時休漁されるそうです。資源保護、種苗確保の観点から禁漁期を設ける事はとても大事なことですし、それを長年守って来られた地元や佐渡の漁業者へ敬意を払わざる得ないところです。

立派です!これからもこの様な資源管理システムのもと、末永く佐渡の漁業が継続する事をお祈りします。けんじさん、今日は良い勉強をさせて頂きました。

ありがとうございました。<m(__)m>

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