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ご縁があって芸人さん達を紹介して頂き、岩首で公演をする事になってから1ヶ月。
チラシ作り、配布、宣伝、芸人さんたちの宿泊や食事準備などに駆けずり回り、色んな人たちに助けてもらいながら本番を迎えました。

玄関には風船と竹灯りでお客様をおもてなし。 

受付には赤丸ほっぺのじゃんけん娘が待ち伏せ。子供たちとじゃんけんをしてペロペロキャンディープレゼントを開催。

さぁ、準備はいいでおじゃる? 大道芸公演のはじまり~はじまり~。

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不思議な風貌のおじゃるず、可愛いピンクの衣装で決めた華ちゃん。
集まったお客さんの年齢層にあわせて入場はきっと懐かしいザ・ピーナッツの「可愛い花」。

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軽快に様々な芸が披露され、途中のMCでは会場に乗り込み、お客さんの笑いを誘います。
どこにでもあるような道具や、日常生活で使う道具を使ってあんなことこんなこと。

はたまた見ていてドキドキするようなアクロバット。 天井が低いのでギリギリ。

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 私の予想をはるかに超え、近隣の水津や丸山などの集落からもお客さんが来てくれ、80名ほどのお客様で賑わいました。

前回のブログでも書きましたが、地域に住む子供たちのための企画をしたいと思って開催を決めた今回。

子供たちがニコニコしながら帰っていく姿を見ることが出来て、学校以外でも友達と会う時間があって遊べる時間を少しでも提供できた事は自己満足ですが嬉しかった事です。

そして期待していなかった地域の同世代の若い人達が公演に足を運んでくれた事が本当に嬉しかったのです。

声をかけても、きっと談義所にはみんな足を運んでくれないだろうと思っていました。
それぐらい地域の人にとって談義所という場所は遠い存在なのだと、この1年半の活動で感じていました。 

都市部の人との交流の場としての活動ももちろん大事ですが、やはり集落の真ん中にある談義所は集落の人の交流の場でもあって欲しいと私は思います。

エプロン姿のお母さん、仕事帰りのお兄さん、孫を連れたおばあちゃん、草刈作業後のじいちゃん達、近隣の仲良し家族、隣の集落の元気なおじちゃん、頑固で有名なおじさん、80歳後半でも元気な婆ちゃん、知ってる顔の人達が沢山集まってくれて、

「楽しかったよ。」
「ありがとうね。」

と言って賑やかにお喋りしながら帰っていく姿を見送りながら、久しぶりに気持ちの良い夜でした。
さっきまで流れていた音楽が頭をぐるぐるまわり、公演の空気を思い出し、深呼吸。



近所の漁師さん提供のたかなばちめの刺身、差入れで頂いた完熟トマト、昨日山で採って煮たふきをつまみに、芸人さん達とお疲れ様会。

お芝居や郷土芸能の話をしながら、地域のこれから、談議所の未来、活用が頭の中を巡ります。

表現することが大好きだった学生時代を思い出し、久しぶりにお芝居をやってみたいと思ったりしました。



今ここにあるものを大切に。



沢山の刺激を与えてくれた芸人さん達、またの出会いを楽しみに、佐渡ツアー企画出来たらと思います♪
そして、また子供たちが楽しい!若者が面白い!と思えるような事を、この場所で出来たらなと色々想像して企もうと思います♪

ご来場の皆様、応援してくれた皆様ありがとうございました。

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   おじゃるずさん、華さん、またお会いしましょう~★