本日訪れた当地区内、山田東集落の松沢寛治さんは前回ご紹介した山寺の信田さんと一緒に平成元年、佐渡で初めてサクランボ作りをされた先駆者です。山田集落(山田第一、山田西、山田中、山田東)は文字の如く、海岸線から離れ山間部に点在し、山田第一より以東は標高100-150m程に位置します。松沢さんのビニールハウスは山間部のくぼ地の沢沿いにあり、限られた日照であっても寒暖差により糖度の高い、高品質の粒を量産する様です。
お邪魔した時は、ご自宅の作業室でご夫婦が選別、出荷作業に追われていました。農協出荷用と直販用の700g箱モノと220g入りのパックモノの2種類です。90%強が佐藤錦(糖度22+)ですが、黄桃の様な味の紅秀峰(18+)と初めてみた黄色いサクランボの月山錦(19+)が収穫されていました。運よく、それぞれの品種を食べ比べさせて頂き、見た目では解らない個々に豊かな円熟味のある甘味に感激さえ覚えました。
紅秀峰は佐藤錦が終わっても収穫は続くそうで、来月10日頃まで出荷を予定されているそうです。
皆さんそれぞれ、高品質の産物を作りたいという向上心と研究心を常にお持ちで居られ、改めて農業経営の深さを知らされた次第です。皆さんご立派です。
松沢様、突然ながら、大変お世話になり、有難うございました。<m(__)m>
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