続々と夏野菜たちが収穫をむかえています。

夏の野菜は彩り鮮やか。 夏の青い空や海、青々した緑のなかでもはっきりとした色が畑に映えますよね。



そんな夏野菜の中でも私はトマトが大好きです。

高校生の頃、夏休みを利用して長野県にある農園で2週間ほど体験学習をさせて頂きました。

そこでは朝早くに起きて、野菜の収穫、間引いた野菜を使っての朝食、梱包と発送作業、昼食、お昼寝、草取り、夕食、TVなどない環境で疲れきって9時過ぎには眠るといった生活でした。

そこで育てられた大きなトマトの味は衝撃的でした。かじった瞬間、味が口の中にひろがります。
トマトだけで、こんなに味がするものかと思いました。 


野菜サラダを食べる時っていつもドレッシングをかけて食べていたけど、味が濃くなって野菜自体の味がしなくなってしまうことも。サラダというよりも、ドレッシングを食べている感じでしょうか。というかコンビニサラダなどではそもそも味がしないから、かけずにはいられない?


それ以来、あまりドレッシングは使いません。使わなくなると色んな野菜の味に良くも悪くも出会います。


高校を卒業してから1年を過ごしたカナダでも新たなトマトとの出会いがありました。
ホームステイ先のイタリア人夫妻の庭で育てられたイタリアントマト。

日本のトマトより縦長で皮が少し固め。 豪快にぶつ切りにし、オリーブオイルと岩塩、オレガノをパラパラと振って出来上がり。

やっぱりこれもトマトの味がしっかりしました。



 
と前置きが長くなりましたが、今回はトマト料理! 4回目にして初めて本当に我が家のご飯!


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形が変形してお鼻がついていた頂き物のトマトと庭で育てたバジルを刻んでパスタソースを作りました。
味付けはもちろん塩だけで充分です♪

ルッコラも丁度収穫できたので、豪快に盛り付けて、出来上がり。


野菜を美味しく料理する。それは手を加えすぎないと言う事でもあります。


一生懸命育ってくれた野菜たちのそのままの味をしっかり堪能する事。

1つ1つ無駄な部分を削ぎ落としていく事が、自分自身のためになると感じる佐渡での生活です。

季節の野菜をしっかり吸収。体を冷やす野菜もあるので食べすぎにはご注意を!