大型刺網が操業を再開して約1か月、やっと珍しいお魚とご対面です!タラの仲間の
チゴダラです。漢字では「稚児鱈」と書きます。本種の生息域が北海道以南から東シナ海だそうで、佐渡で漁獲されても不思議ではありませんが、私にとって、当地で初めてお目にかかる個体なので、ご紹介させて頂きました。
本来、大平洋側では頻繁に目にする深海性(150-880m)の魚で、釣の外道としても見られます。早速、下ろしてみましたが、タラの身より柔らかい以外はマダラと変わりありません。しかし、肝(肝臓)はどちらかというとカワハギ類に近く、体長の割には大きな肝です。通な人はこの肝を和えて料理するそうですが、私は煮付けて食すつもりです。
地方名を静岡県沼津あたりでは「ノドグロ」、千葉県内房では「ドンコ」だそうですが、
佐渡での名前はわかりません。標準和名のエゾイソアイナメに類似する為、同定が難しいそうですが、生息水域が150m以深であれば本種だと思われます。
また一つ珍しいお魚とご対面出来ました。新栄丸さん、ありがとうございました。<m(__)m>
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