佐渡でも盛んな裂き織。織り機のリズミカルな音を聞いていると、誰でも「やってみたい」と思うはず。

島内では、裂き織体験の出来る施設がいくつかあります。新穂歴史民俗資料館もそのひとつ。
資料館で来月開催予定の企画展の準備で、最近よくお邪魔をしています。これはチャンス!ということで、念願の裂き織を体験してきました。

織り機でも、「ねまり機(ばた)」と、 「高機(たちばた)」とあるそうです。新穂では皆、高機を使っています。(ねまり機の体験は→相川技能伝承展示館にて。)ねまり機が、元々外海府の人々に伝わって、佐渡でも裂き織が盛んに織られるようになったのだそうです。

P9121122

初心者で、腹筋のない私には、まずは高機が優しいだろうということ(自己判断)で、早速織り機の前へ。椅子に腰かけた状態で、左足と右足をそれぞれの踏み木に乗せ、ヨコ糸(裂いた布)をたて糸に通しては、順番に踏み込んで行きます。ヨコ糸を通したら、目を詰める為に杼(ヒ?上の写真で右手で掴んでいる部分)で「カンカン」と押し込みます。これが裂き織を丈夫にする秘訣。

一織り一織り、ヨコ糸を引きすぎないよう慎重に…。資料館で活動されている「さっこりサークル」さんのメンバーは皆さん大ベテラン。私の倍の速さで、リズミカルに織って行きます。

P9121125

ヨコ糸を変えるとガラっと織物の雰囲気も変わります。面白いのは、裂く前の布の雰囲気と、織り込んでみるとまた違った味、柄になって、古布でも新しい発見があるところ。

ヨコ糸になる布を裂く作業が想像以上に手間がかかるそう。そして自分が愛着のあるものを裂くときは、それなりの覚悟がいるのだとか…分かるような気がします。

何でも、皆さん裂き織を始めてから、布製品をみると「これを裂き織にしたら~」と考えてしまうクセが出来てしまったとか。私のお気に入りの黄色のストールも、さっこりさんたち誰もが口を揃えて「これは良い裂き織ができるよ~」と、まるで獲物を狙うような、目を輝かせて仰るので、嬉しいやら恐ろしいやら…笑。

BlogPaint

次回実家に帰った時は、古い母の浴衣を譲ってもらうつもりです。浴衣を解いて、布を裂くところからやってみたいと思います。休日の新たな楽しみが出来ました♪

◯●○ 新穂で裂き織体験をしてみたい方 ○●◯
・新穂歴史民俗資料館 開館 8時30分~17時(入館は16時30分迄)
               休館日 月曜日
               ※但し、月曜が祝日の場合は翌火曜日休み
               ※11月より冬期休館の予定(変更の可能性有り)
               入館料 大人200円 小・中学生100円

・資料館、裂き織体験に関するお問い合わせ
 TEL  0259-22-3117

※省エネの為、電気がついていないこともありますが、月曜以外は開館していますよ!