すっかり秋めいた昨今、赤泊地区内、山田の「山田盆祭り」実行委員の一人で、珍しい柿を栽培する近藤正春さんの果樹園を秋晴れの昨日訪問しました。

実は盆祭りの折、近藤さんから風変わりな小さく可愛い柿を頂戴し、この様な珍しいものが存在する事に驚き、涼しくなったら果樹園を訪れたいと思っていたからです。

山田地区の中でも、西、中、東集落は比較的標高が高く、当宅は海抜150m地点ですが、裏山斜面に沿って広がる果樹園は海抜240mまで達します。

話によれば、昭和56年に刀根早生の原木から突然変異により、一部の枝からこの珍果実が出現したそうです。その後、接ぎ木や株分け等の方法により、試行錯誤の末、現在の200株程の園に育てたそうです。品種特許は申請されているそうですが、お人柄が良いので、関心を抱いた佐渡島内の園芸家12軒へ株分けされ、現在、島内各地で栽培されているそうです。

収穫の最中、数個つまみ食いをしましたが、種無しで、皮も薄いので、丸かじりすると強い甘味(糖度25度+!?)と、カリカリ感が口の中で秋風と共に幸福感へと変身しました! 実りの秋なんですね~ (^^

7月下旬頃から始まった収穫は11月頃迄続くそうです。JA佐渡へも出荷されているそうですので、機会がありましたら是非、お求めください。

近藤さま、お世話になりました。<m(__)m>
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