海府 北鵜島の「車田植(くるまだうえ)」。
地区の北村家に伝わる習俗として国の重要無形民俗文化財にも指定されていて
毎年5月中旬の大安に実施、今年は本日行われました。

車田植は「終田(おうだ)」とも呼ばれ田植終いに行うもので
その年の豊作を祈願しての行事です。
早朝、苗代田から苗3束を迎えて田の神を祀り、その後苗を車田へ。
田面へお神酒を注いでから田植を行います。

神事のおかげか?毎年天気には恵まれるそうで、今年も晴天。
心地よい 風が海から届きます。



車田に植える苗。





絣を身にまとった早乙女が三方から中央へ進み、神様にお供えする苗を
寄せ合わせるように植え、「の」の字をを書くようにそれぞれ後方に進みます。
畦では田植唄が歌われます。



たくさんの報道陣!毎年多くのマスコミが訪れるそうです。

海沿いの丘にある車田。縁起のいい「鐘型」をしています。

田植は1時間ほどで終了。その後はおにぎりや地場特産物が振舞われ
ひととき労を癒します。

美しい北鵜島の風景とともに行われる車田植。
しかし後継者不足や高齢化など、存続について課題も数多くあります。
この貴重な文化財をなんとか守っていきたい。
そういったことも地域おこしの活動なんだと思います。