今年も残すところ2週間。
皆様も掃除に買出しに大忙しの日々をお過ごしでしょうか。

さて、先日「味噌作るよ~」とお誘いを受けたので
作業小屋をのぞいてきました。



なんと朝5時から作業開始!薄暗い中、グツグツ煮ます。



水に浸しておいた大豆。
減反で使わなくなった田を利用して栽培しました。
今年は長雨と猛暑で、豆の出来はいまひとつだったそう。



豆が柔らかくなったら、水気を取り、昔ながらの機械ですり潰します。



配合する麹と塩。麹も自家製です。



豆と麹 塩を混ぜ種水を加えながらなめらかにしていきます。



出来たてホヤホヤの味噌。来秋頃が食べごろだそうです。



釜の余熱で作った美味しいオマケ♪
味噌の仕込が一段落したら、小屋にゴザを引いて朝ごはんです。
自宅からご馳走を持ち込み、ワイワイ話をしながら食べます。
「これが一年の楽しみだっちゃ」
味噌作りはおばあちゃんたちにとって楽しいイベントなのです。
でも年々参加者が減っているそうで、ちょっぴり寂しそうでした。


別の日、某テレビ局の取材で「タラ汁」を作ると聞いて
またもやお邪魔してきました。



冬の味覚のタラ。ツヤツヤで瑞々しい!
もちろん鷲崎の海で獲れた魚です。



漁師一家のお母さんが調理します。
TVカメラが間近にいるせいかちょっと緊張気味です。



こちらも自家製の味噌。



タラ子の煮付け。私も大好きでご飯3杯軽くいけます(笑)。



出来上がったタラ汁。
ご家族の他、近所の子供も招いていただきます。
フライにチリソース そしてお刺身とタラづくしのご馳走です。
う~ん美味しそう!

鷲崎を含め北端の地区は、道が不便で
物資は船で運んでいた時代が長かったそうです。
町に買い物に行くにもひと苦労。
島外に出るには両津で1泊しなければならないことも。
なので作れるものは自分たちで、と
農作物や海産物はもちろん、加工品や発酵品なども手作りでした。
家で消化できない分は、近所や親戚におすそ分け。
ともに協力し合い助け合いながら生活してきました。
今もその風習は残り、出来る限り地場のものを食べています。

自分が生活している地の、土と水で育ったものを食べている
この地区のお年寄り(特に女性)が“健康長寿”なのは
理にかなっていると、つくづく感じる今日この頃です。

地産地消が推奨されている昨今
佐渡でも様々な取り組み が行われています。
そのひとつに「庭先集荷」という小規模農家や家庭菜園者向けの
新しい事業もスタートしています。
出荷するほどでもない少量の野菜を集落ごとにまとめ
島内の施設やホテルで活用、また直売所などで販売して
地産地消を行おうという事業です。
おすそ分け文化も大切にしながら、地産地消にも役立てることで
生産者側も作る喜びや達成感につながっていくと思います。

私も来年から野菜を作る予定です。今は何を作ろうか色々思案中。
回りにたくさんの“先輩”がいるので、教えを請いながら作業します。
自ら作ることで、これまで気づかなかったことをたくさん発見できそうで
とても楽しみです。
地区の皆さんにおすそ分けできるほど収穫できるかは・・・。
すみません 自信ないです(苦笑)。
まずは自産自消ですね。

最後までお読みいただき有難うございました。
                   

   
               non@海府地区担当