今日から大寒(だいかん)、さらに寒さが厳しい時季となりますが、
その分春の訪れが近づいているのも事実。
立春までの日数を指折り数える、新穂担当おがわです。

さて、今日は新穂の図書室のお話です。

島内には図書館、図書室がいくつか存在しています。
金井に市立図書館、真野や佐和田など4地区に地区図書館、そして分室(図書室)が新穂も含めて5か所あります。
図書館が遠く、なかなか行かれない…と言う地区には、「ハローぶっく号」と言う移動図書館が巡回も行っています。
(ハローぶっく号の巡回スケジュールはこちら。冬場はお休みのところもあるので注意してくださいね!)


新穂図書室は、新穂行政サービスセンターの2階にあります。
学校の図書室を彷彿とさせる、こじんまりとした居心地の良い空間です。
この手作り感がたまりません♪つい入り浸ってしまいます。

図書館スタッフが常にいるわけではないので、本の貸し出しなどは1階の公民館窓口で行っています。
開館は通常平日(月曜〜金曜)の8時半〜17時までになります。

通常開館と別に、公民館スタッフの方と「佐渡子どもと絵本をつなぐ連絡会」のメンバーが月に一度、新穂図書室で小学生対象の『子ども読書会』を開催しています。
先週の土曜日がちょうど今月の開催日だったので、私も「是非に!」と参加させて頂きました。



まずは、お互いの自己紹介から始まります。
今回は新穂小学校の1年生が3名と、保護者の方が参加してくれました。


3冊の絵本の読み聞かせと、その合間に手遊びなども盛り込んで、子どもたちを飽きさせない工夫も。小学生対象の会なので、絵本も子供たちの年齢に合わせたものを選んで読んで下さいます。
なぞなぞの絵本は、少し難しいかなっと思いましたが、絵の中にヒントがあると分かると、食い入るように絵を見始める子ども達!
絵本の面白さを再認識させられました。


読み聞かせの後は、お待ちかねの工作の時間です。
紙コップに取っ手を取り付けたものに、子供たちが自由に綿を付けたり、フェルトを切り抜いて雪だるまを作ったり...。


最後に、コップの中へお土産のお菓子を入れて、個性豊かな、お正月のお楽しみ袋が完成しました!

読書会が終わった後は、自由に図書室で本を借りることができます。
私がおススメした絵本「ただのおじさん」絵本も、参加者の女の子が借りてくれました。始めは借りないと言っていた子も、図書室で好きなシリーズの本を見つけて、その場で図書カードを作って借りて行ってくれました。

小さなことですが、図書室に来てもらうきっかけを作ること、それが読書会の開催であったり、参加してくれた子たちとの交流であったり、好きな本との出会いだったり、様々です。
そこに子供たちや利用者の方たちが魅力を感じてくれれば、きっと図書室ももっと元気になるのかと感じました。

さぁ、来月は2月22日(土)9時~11時の開催です!
今年度の開催はこれが最後になります。私も一芸を披露?する予定ですよ。
(詳しい内容が決まったら、またこちらかFacebookでお知らせします。)
小学生とお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、是非遊びに来て下さいね!お待ちしておりま〜す♪

新穂地区担当 小川