non@海府担当です。

海府は養殖ワカメの収穫が始まりました。
道沿いにワカメハウスが並び
春の訪れを感じさせてくれます。
といっても今収穫しているのは養殖ワカメ。
比較的波の穏やかな内海府側で行われています。
外海府は天然ワカメ漁なのでもう少し先ですね。

さて以前レポートした養殖ワカメの収穫に行ってきました。
初夏に菌付けをし夏眠させていたた種糸を
晩秋にお布団(袋)から出して起こし真冬の海で育てます。
ミネラルたっぷりの栄養を取り込んだワカメ。
どのくらい大きくなっているのか楽しみです。



朝6時。雪交じりの冷たい雨が降っています。
天気予報では5mの高波となっていましたが
内海府側はそこまで荒くなく船も安定しています。
漁師さんはテレビの天気予報だけでなく様々なルートで
日々波の状況を確認しているそうです。



ロープを引き上げ始めるとすぐにワカメが上がってきます。



どんどん引き上げます。ロープ1本は50mだそうです。



あっという間に船一杯になりました!



30分度で引き上げ終了。港に戻りワカメを引き上げます。
大人3人がかりで息を合わせて引っ張ります。



私も参加させていただきましたが、重い重い。
すぐに息が上がってしまいました。




陸に上げたらワカメの切り取りです。
部分ごとに振り分けていきます。



茎も大切な部分。残さず切り取ります。



切り取ったワカメをひと房ずつ止めて





真水で丁寧に洗います。



そして陰干し。
生ワカメは日光や風に弱いため、ビニールシートで保護します。
木漏れ陽にキラキラ輝くワカメ。とてもキレイ。

2日程度干した後乾燥機にかけて乾燥ワカメにします。

ワカメの養殖、菌付けから見学させていただいたので
あの種糸からこんなに大きなワカメが出来るなんて、と
感慨もひとしお。
今回も海の恵みに感謝です。

最後までお読みいただきありがとうございました!