一昨日、面識のあった達者集落住人、池田寅一さまを外海府・高千地区担当、中村暢子隊員と二人で表敬訪問しました。目的は当集落の活性化案と、地先にある観光施設再建案への情報提供と意見交換を求められた為、現地へおもむき、視察と意見交換をさせて頂きました。
当地区は残念ながら、担当隊員がおらず、多岐にわたる支援活動を得づらい土地柄となっている様です。(恐らく、来年度には新たな隊員が相川地区へ派遣されると思われますが・・・)
集落の活性化案としては、中村隊員が実施されている「野菜の庭先集荷」に興味を持たれた様で、今後、集落内で検討される様です。
一方、観光施設再建案に付いては、観光漁業、海洋リクリエーション等いろいろと具体案を
話合わせて頂き、名実とも外海府の玄関口としての観光役割を果たすべく、休業中の施設再稼働も含め、新たな観光開発案を検討して頂ける事になりました。
当地は、全国的に名の知れた映画「君の名は」(チョット古いですが)のロケ地で景勝地の尖閣湾を有し、外海府観光の中心的存在となっています。その観光施設と遊覧船、海中透視船が営業を停止している事は如何に佐渡観光にとってマイナスであるか極めてその影響へは計り知れないものがあります。
我々隊員が出来る事には限度がありますが、その必要性を多くの佐渡ファンへ今後、訴える事により、陰ながらご支援出来るのではないかと感じます。これからも、許される限り、池田さま始め、達者住民の意向に沿って本件へご支援させて頂きたいと思います。
皆様もどうぞ、達者地区の未来へ向かう取り組みへご注目願います。
コメント
コメント一覧 (2)
海岸線を歩いて感じたのは、道路整備が整い交通面は大変改善され、移動の時間が短縮されていました。
反面、高台にバイパスのような道路なので、集落を抜けていくようなことはなくなり、観光客にとっては佐渡の風情を感じることのできことが少なくなったでしょう。
地元の方の生活環境と観光は相反する一面があると思います。
そして、一番感じたのは海岸のゴミの多さ。発泡スチロールのような腐って消えていくようなものではないので、いつまでも海岸線に残り続けるでしょうから、観光客にとっては見たくない景色です。
是非、佐渡の観光を通じ若い方の就職先を作り、ふるさとに住める環境を作ってください。
貴重なご意見、コメント有難うございました。
おっしゃる通り、新しいモノが生まれると古いモノが見えなく成って行くのでしょうか。バイパスへ人の流れが移ると、旧道沿いに点在する集落群はますます過疎化が進んで行くという悪循環へと至るのでしょうか。
納得いかぬ現象ですね。
海岸のゴミはご指摘の様に美観を損ねます。一番感じているのはそこに住む地元の集落民ではないかと考えます。彼らも出来ることであれば、きれいにしたいときっと思っているはずです。しかし、超限界集落の外海府地区では地区の住民では清掃にあたる体力的労力が無いようです。
従って、ボランティア活動や行政を巻き込んだ運動を検討して行きたいと思います。これからも佐渡ファンのお一人として、本島を愛してください。有難うございました。<m(__)m>
コメントする