佐渡の国仲を車で走っていると、大きな煙突が何本も立っているかのような、建物が目に入ります。

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そこには大きく「コシヒカリ 佐渡育ち」の文字が。
ここは、JA佐渡のカントリーエレベーター!煙突のように見えたのは、お米を貯蔵するサイロです。

普段はあまり人気もないのですが、稲刈り最盛期のこの時期は、次から次へと荷受けのトラックがやって来ます。トラックの荷台には、収穫したお米(籾の状態)が積まれています。

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トキの絵が描かれた小屋(?)が、籾を積んだトラックをお出迎え。作業員の方がコンテナの籾を桶に取ると、小屋のなかで直ちに籾摺り器にかけられます。そして食味計で食味値やタンパク含有量などを一瞬にして計測!人によるチェックも欠かせません。

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この場でチェックを受けたお米は、品質に問題がある場合、他のお米と混ざらないよう保管場所も分けられます。朱鷺と暮らす郷づくり認証米の籾も来ましたよ!こちらも、認証制度の値をクリアしているかチェックを受け、他のお米と混ざらないよう区別されます。春から丹精込めて作ったお米、なんだか卒業試験を受けるようでドキドキです…。

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試験が終わると、今度は体重測定ならぬ、荷受け量の測定です。トラックのまま重さを量り、コンテナを降ろした後、出口で再度重量計に乗ります。最初の量から、最後の重さ(トラック+運転手さん)を引き、荷受けした籾の量を出します。(なるほど!)
ここでも、コンテナが所定の保管場所へ行くように、しっかり品種を確認。「こしいぶき行きます~!」の掛け声と共に、大きな手札登場。ちょっとアナログな手法ですが、断然分かり易い。

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最後は、リフトでコンテナを降ろし、それぞれの然るべき場所へと籾の詰まったコンテナは運ばれていきます。荷受けのピークだった9月の3連休は、外までトラックが列をなし、大渋滞だったとか。「気が狂いそうだった~」と振り返る作業員の方。 

品種も様々、栽培方法も様々、乾燥させて持ってくる農家さんもいれば、無乾燥の場合も…。何よりあってはならないことは、それらが混ざってしまうことです。作業員の方々の連携プレーにも、そんな責任感を感じました。 

今年の新米が、全国へ出荷されるのもあとわずか。今年の出来はどうでしょうか。農家さんの手から卒業した新米たち。消費者の口に入る瞬間が、最終関門とも言えそうです。