本日の珍客も魚類ではなく、ウニ、ナマコ、ヒトデの仲間である棘皮(キュクヒ)動物です。

大型刺網船のカニ網に掛った見たとおりのヒトデです。普通ヒトデは星状の5本足(生物学的には腕だそうですが・・・)このヒト(ヒトデなので人?!)は10本足(腕)です。

珍しいので調べてみると、ニチリンヒトデ(日輪海星)の仲間の様です。

基本的には寒流系の生物で、東北地方から北太平洋の水深200700mに棲息する深海生物です。この個体は10本の腕でしたが、この仲間は812本腕と巾があります。(比較的原始的な動物の性なのでしょうか)

近縁種にエゾニチリンヒトデと言う地名入りの亜種がありますので、私としてはサドニチリンヒトデ(佐渡日輪海星)と名付けたい気持ちです。

今の季節は春の様に、対馬海流による暖流系の魚類は少なく、逆にリマン海流による寒流系の魚類や海洋生物の出現が多い様に思われます。

やはり、佐渡は海洋に於いても、生物多様性を秘めた神秘的な地形に有るのでしょうか、

興味津々です!(^_-)-

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