思わず「可愛い!」と叫びたくなる魚をゲットしました。未だ専門家の同定を得ていませんが、恐らく和名「コンペイトウ」と呼ばれるダンゴウオ科の魚さんだと思われます。昨日、佐渡漁協赤泊支所から頂きました。漁協さんの話では当地の刺網船が混獲したそうです。

見たとおり、体表は円錐形の大小さまざまな小さなコブで覆われています。見た目に柔らかそうですが、触ってみると骨の様に意外と固く、骨質であることが分かります。

調べてみると、山口県以北の日本海、北海道沿岸から朝鮮半島、ロシア、オホーツク海、ベーリング海、カムチャツカ半島そしてアラスカ湾まで分布する北方系の魚です。

京都・丹後沖ではズワイガニやカレイ類の底引き船で混獲されるそうです。通常10cm程の大きさの様ですが、この個体は13cmもあり、大きい事もあって刺網に掛かったのではないかと思われます。

普段は水深900m以浅の海底に棲み、産卵期には浅海にもみられるそうです。

それにしても、可愛い魚さんです。皆さん、写真をみて癒されて下さい! (^_-)-

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