自宅の物干し場で干し柿を作り始めました。

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この柿は、昨年まで管理されていた方が高齢で続けられなくなり、地元の柿組合の方から面倒みてくれないかと声を掛けられた小さな柿畑で、今年の2月より私が育てたものです。

これまで果樹栽培などやったことはありませんでしたが、近くの柿農家の方にご指導をお願いしながら無事育てることができました。

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剪定を始めた2月は雪の降ることもあり、冷たい日本海の強風も伴いどんなに厚着をしても体の芯まで冷え切ってしまうほど厳しい作業でした。

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始めは伸び放題に伸びた枝をどう切ってよいか悩むばかりでなかなか作業が進みませんでしたが、新芽が出始める3月の半ばにはなんとか終える事ができました。

実は、素人がバッサバッサと枝を切り取った木が元気に育つかとても不安だったのですが、桜が満開となる4月の半ばには一斉に新芽が吹出しホッとしました。

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5月の連休も過ぎると雑草も伸び始め、他の田畑を含めて雑草との戦いが始まります。予想はしてましたが農業は雑草との戦いに明け暮れるものと思い知らされた一年です。

5月後半から夏の作業は摘蕾、摘果となります。
まずは新枝1本に蕾が一個になるように摘蕾しますが、遅れて出る蕾もあるので2巡した後更に仕上げの摘蕾を行いました。

7月半ばからは摘果。最終的に15~20枚の葉あたり1個の実を残します。
摘蕾、摘果は実の向きや位置、傷、形を見ながら数を減らすことで養分ロスを無くし、大きく形の良い実を作るための大切な作業です。

この他に肥料や防除の薬剤散布があるのですが、設備を持っていないのでこれらは柿生産農家の方にお願いしました。

農家にとって夏は大忙しです。
私も田植えのお手伝いをしたり、耕作放棄地で夏野菜を栽培したりしていたのですが、そこらじゅうで雑草との戦いに明け暮れる毎日で、気が付けばこんなに実が大きくなってしまいました。

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ピンチ!! 落葉病発生す。

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収穫を間近に控えた9月末。JAの圃場検査を受けた際、畑の隅で落葉病に罹患されている事を指摘されました。
今年は島内で落葉病が大発生し問題となっています。畑の隅で薬剤散布がし難いところで罹患したようです。

すぐさま枯れた枝葉を除き対処。
落葉病のウィルスは、土の中で生きながらえ来年また発病する恐れがあるため、丁寧に取り除き圃外で焼却する必要があります。

初めての柿栽培で色々苦労もありましたが、無事収穫の秋を迎えることができました。

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JAには良品2,500個ほどを出荷。
専業の柿農家に比べれば微々たる数量ですが、初めて商品として出荷できたものですから感激ものです。
ハネ柿も冒頭の写真のように干し柿にするなど大事に利用しています。

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収穫を終えた木。
一年間、お勤めご苦労さまでした。

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この柿畑は、他の柿畑から少し離れたところにある小さな畑ですので引き受けてくれる農家の方もおらず、今頃耕作放棄地として荒れ果てた姿になっていたかもしれません。

私は協力隊の任期後も新規就農者として佐渡に定住したいと思っていますので、こうした担い手のいない農地を保全しながら農業技術の習得を目指しています。始めは微々たる力でも、仲間を増やしながら中山間の田畑を守る大きな力になってゆければと夢見ております。

ところで、柿は栄養豊富で美容や健康に良く効き、果ては「二日酔いには柿」といわれる最強の果物なのですが、何故か人気はいまいち。
単価の安さと担い手不足で柿農家も困っています。

私も自宅に持ち帰ったハネ柿の山を前にして、柿を使ったスイーツなど何かヒット作は出来ないかと日夜思い悩むこの頃です。

皆さん、秋のデザートには★柿★を宜しくお願いします! m(__)m


蛇足;昨年は知人の庭で放任された柿を戴き柿酢を作ってみました。
   放任された無農薬の柿なら天然の酵母菌でおいしいお酢になってくれます。
   ちょっと見た目はグロテスクですが、、

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