寒ぶりまつり、無事終了しました。
前日の大雪でどうなることかと心配しましたが
天気も何とかもってくれて助かりました。
何より寒ぶりが豊漁だったことがまつりを盛り上げてくれましたね。

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目の前で水揚げされるぶり。その迫力に歓声があがっていました。

来年に20回目の節目を迎える寒ぶりまつり。
記念回を盛大に祝うべく経験を積んでおこうと、今年の寒ぶりまつりではいくつか新しい試みを行うことになりました。

寒ぶりまつりは内海府漁協と地元集落、企業が中心になり運営しています。
私も事前準備や運営などトータルな部分でかかわらせていただきました。

まずは「魚つかみ大会」「魚さばき講座」「まち歩き」の3つのイベント。
せっかくここまで足を運んでいただいたのだから、ぶりなどの魚や鷲崎集落を
もっと知ってもらい親しんでもらいたいなと思い企画しました。

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いけすを悠々と泳ぐ魚たち。それを手づかみでつかまえます。
魚つかみは子供限定でしたが、むしろ後ろの親御さんが必死だったような(笑)。
中には大きなぶりをつかまえた子供もいて、持ち上げるのも一苦労でした。

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魚さばき講座は近くのふれあいセンター(活性化センター)で。
漁師の奥さんからコツやアドバイスを受けながらとれたての魚をさばきます。
なかなかうまくさばけず四苦八苦する人も。
さばいた魚はその場で食べたり持ち帰ったり。
地元で水揚げされたばかりの魚、お味はいかがでしたでしょうか。

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まち歩きは港町鷲崎の路地や神社仏閣を巡りました。
案内役の観音寺 梶井住職が地元民でも知らないような由来やエピソードを
たくさん披露してくださり、参加者もとても喜んでいました。

3つのイベントを行ったことで、新たな発見や効果がありました。

魚つかみは子供が歓声をあげて魚をもちあげたり
魚さばきは普段あまり経験のない人がぎこちない手でさばいていたり、と
新聞やテレビがニュースにしやすい面白い「画(え)」を撮ることができます。
なので、サドテレビはアナウンサーさんが実際に魚さばきにチャレンジして
ルポ風に放送されましたし、魚つかみは映像が関東にも送られたようです。
マスメディアを通して発信されることで、多くの人にまつりの存在を
知ってもらえることができます。
実際サドテレビを見た人から「自分もやってみたかった」という感想を聞くことも出来ました。
もしまつりに来たことのない人が「じゃあ来年行ってみようか」となれば万々歳です。

まち歩きは、梶井住職のお話の面白さが伝わり、地元民向けにも
やってもらえないかとの声があがり、検討することになりました。
自分の住んでいるところって案外知らなかったりしますし
それが地域への愛着や誇りにつながっていくといいなと思います。


出店者の方たちにもいろいろとチャレンジしていただきました。
海上保安庁さんには、ライフジャケットの説明を・・・なんと

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じゃぼーん。!!実際に海に飛び込んで実践していただきました。
冬の海、さぞ寒かったことでしょう。
でも見学者にはライフジャケットの重要性が十分伝わったと思います。

また“ぶり仲間”を応援するために人気の「ブリカツ君」も来場!

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佐渡おけさや鷲崎の民謡を踊ったり

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寒ぶりレースのお手伝いをしたりと大活躍でした。

寒ぶり漁の紹介も。

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寒ぶり漁の様子は、一般の人にはなかなか見ることができません。
そこで内海府の海で行われている漁や海中で泳ぐぶり、そして海府地区の自然や伝統文化などさまざまな財産をおさめたプロモーションDVDを作成しました。
プロのカメラマンが善意でボランティア参加してくださったことで完成度がとても高く、周囲の評判も上々。
地域のよさをアピールする絶好の素材となりました。


警備面でもチャレンジ!

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まつりには多くの方が自家用車で来場されます。
県道から鷲崎漁港には2ヶ所入り口がありますが、二ツ亀側の入り口は急なカーブも多く道や駐車場も狭いため、過去たびたび大渋滞が起こったりバスが立ち往生したりと色々と問題がありました。
重大事故が起きる危険性もあったため、今年はお客様の入り口を両津側のみとさせていただきました。
警備会社にも事前に場所を見てもらい、極力お客様にご迷惑をおかけしないよう試みましたが
近くの駐車場が満車後、遠い場所に止めることになったみなさまにはご不便をおかけしたと思います。
この場を借りてお詫びいたします。

他にも小さなことを含めるとチャレンジはたくさんありました。

これまではまつりの2ヶ月前くらいから準備を始めることが多かったようで
それだと時間も足りず、やりたいこともできません。
そこで今回は夏くらいから話し合いを始めました。
それでも最後は時間が足りず追い立てられるようでしたが。
チャレンジしたことで失敗や課題、反省点もたくさんあります。怒られたり呆れられたこともありました。
でも様々な発見と次につながる力の方が大きかったように思います。
何より実行委員会や漁協など一緒にまつりに携わったチーム、そして地域の人たちの温かさを実感しました。
大雪極寒の中、会場設営や掃除を行う漁場や集落のみなさん。
下ごしらえや大根、ネギの収穫など1週間前から準備を行い、美味しいアラ汁を作ってくれた寒ぶり応援隊のお母さん。
学校田で収穫したお米の販売や赤い羽根募金活動を頑張ってくれた内海府小中の子供たち・・・ etc。
みな協力しお互いを助け合いながら取り組む姿に、地域の良心をヒシヒシと感じました。
19回つなげてきたまつりの経験は、地域の誇りややりがいに間違いなくつながっています。

夏のカンゾウ祭り、冬の寒ぶりまつりは海府地区が誇る大きな財産です。
過疎高齢化などで人手確保が難しい状況になっていますが、地域力でなんとかつなげていってほしいと思います。

長文最後までお読みいただきありがとうございました!