photo by Masato Umino
先日、宿根木集落でもちつきを行いました!

「昔は隣近所のもんとついたもんだけどなぁ」
「あそこん家とあそこん家には俺がもちつきに行ってたんだ」
と教えてくれたのはもうすぐ89歳になる近所のじいちゃん。

集落でもちつきを最後に行ったのは40年ほど前になるそうです。 
今では年末のもちつきも各家のもちつき機の仕事。

「集落でもちつきをやりたい!」と提案したのが去年の12月。
バタバタしながらそれでもたくさんの人に協力してもらい、
去年は30人ほどが公会堂に集まって、つきたてのお餅を頂きました。
あっという間に1年が過ぎて、今年は2回目です。

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料理はお母さん達に教えてもらいながら。会場の準備や入りつぶしなどの力仕事はお父さん方、青年さん方が活躍してくれました。

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「えーどり(相取り)はここん家のお母さんしかいない!」
ということで、去年と同じ人にお願いしました。昨年えーどりを体験した渡辺ですが「餅が固い…」なんて感想があったので今年は引っ込むことに・・・。

子ども達の参加も多く、重たそうに杵を振り上げる姿が印象的でした

杵と臼は小木民俗博物館から借りたものなので、
昔、宿根木のどこかの家で使われていたものかもしれません。
眠っていた立派なケヤキの臼をもう一度活用できたことも嬉しかったです。

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郷土料理「煮ぜえ」(宿根木版)
三が日の頃に、餅の箸休めに食べます。千切りにした大根と人参が入っていますが、家や集落によってイカが入ったり海苔が入ったり、中身は様々だそうです。

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集合写真はいつの間にか撮り終わっていました(笑)

今年は昨年よりも人数が増えて、50人近くが集まりました。来られなかった方にはお土産用も用意。温かい雑煮やおしるこをみんなで囲んで、10月の宿根木祭りの様子をスクリーンで見ながら賑やかに終了しました。

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集会などの会議以外では年に数回しか利用されない宿根木公会堂ですが、
昔はまわり舞台もあった立派な芝居小屋です。
もちつきだけでなく、これからも活用していく方法を考えたいと思います。

「地域おこしの主役は地域の人」
この言葉を忘れずに、自分の暮らす集落では何ができるのかを考えます。
1年目は地域を「知ろう」とすることで精いっぱい。

正解がわからなくてとても難しい仕事だと日々感じますが、任期つきのこの仕事。
2年目を迎えて毎日を淡々と過ごすのではなく終わりに向かって段取りを組んでいきたいとも思います。


それでは、みなさん良いお年をお過ごしください