新年めでたいものが珍重がられる俗世間で、先日、七福神の布袋様にあやかった和名
「ホテイウオ」が水揚げされました。
かく言う私も、今年は春から縁起がいい!と思わず心の中で“ラッキー”の一言。
漁獲された赤泊漁港、中型刺網船「第三岩﨑丸」さまより、譲り受けました。
勿論、形態的にそのブヨブヨした体系がホテイ様に類似する事から、そう命名されています。
本種は以前ご紹介した癒しの魚「コンペイトウ」と同じダンゴウオ科で、冷水性の魚類です。従って、生息域は北太平洋で、太平洋側は神奈川県三崎以北、日本海側では若狭湾以北とあり、ここ佐渡で捕獲されても別段、珍しいことではありません。
北海道太平洋側では地方名「ゴッコ」と呼ばれ、幾らかの需要もあり、商業ベースとして漁獲されている様です。本種の産卵期が12-4月であり、佐渡でも、冬場に多く混獲される為、いつしか冬場の魚歳時記に至った様です。しかし、当地では、この魚を食べる風習はまれで,肝を鍋にして食べる程度だそうです。

珍しいのは、本種は生まれて3年で成熟し、産卵後オスが受精卵を保護し、その後(恐らく孵化後)このペアは死んでしまいます
今回捕獲された2つの個体もオスとメスでした。見た目可愛い容貌の魚ですが、こんな夫婦仲が良く、夫婦の一生を一緒に終える魚として尊敬します
この魚は私に、人間に生まれて来て、本当に良かったと教えてくれる魚の一つです。(^^;)
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