おすすめ(マイナー?)スポット第2弾です!

海に囲まれた佐渡には、自然界からの賜物として現出した奇岩・怪岩・珍岩が点在します。“佐渡岩界”の横綱格といえるのは「大野亀」「二つ亀」でしょうか? ですが今回も、またまた独断と偏見で、自分好みの岩スポット・ベスト3を記してみます。いつの日か両横綱に負けるとも劣らぬほどの注目を集め、金星を上げられることを祈りつつ(難しいか())。


Best.1
【弁慶のはさみ岩】(下相川)

[解説]

吹上海岸のすぐ近くにある奇観。巨岩と巨岩の間に、くさび型の岩がスッポリと挟まっています。
その昔、“佐渡弁慶”と呼ばれた丈夫が、鬼と力比べをした際に投げ飛ばした大きな岩がこの岩であると言う伝説が残っています。

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出合った瞬間、その奇妙さに目を瞠りました。草に覆われた左の岩と荒々しい肌を見せる右側の岩に、スッポリと言おうか、チョコンと言おうか、ものの見事に逆四角錐形の岩が挟まっいます。
ちょっと苦しそうな姿が、なんとも愛らしい雰囲気をかもし出していました。

[アクセス]
・相川より車で約5
・海府線「千畳敷入口」バス停より徒歩約5



Best.2
【人面岩】(滝脇)
[解説]
真野から小木に向かう350号線の海岸沿いにある岩。やや緑色を帯びた安山岩で、まるで虚空を見上げる人の横顔を連想させる“風貌”が特徴的です。佐渡の奇岩群のなかでもひと際、異彩を放つ存在として知られています。

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どことなくイースター島の「モアイ像」を連想させます。
目と思しき窪み、鼻のような突起など、まさしく人面。空を見上げる様子は、遠い宇宙からのメッセージを待つかのようです。自然が作り上げた見事な造形に、ただただ感心するばかりでした。
首元の草は、スカーフですかねえ。オシャレですねえ。

[アクセス]

・小木より車で約20

・海府線「滝脇」バス停より徒歩約15


Best.3

【赤亀岩】(水津)
[解説]
「水津の漁師が大時化に遭った際、大きな亀が現れ、船はその背に乗って港に戻った。亀は岩となり、村人たちは“赤亀”と名付けた」。そんな言い伝えが残る「赤亀岩」は中央に空洞のある奇岩で、亀の親子が寄り添っているようにも見えます。

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前記2つの岩よりは、メジャーかも知れません。上の解説のほかにも「子亀を助けるために犠牲になった親亀が、この岩になった」という口伝も残っているようです。
そう言われてみれば、左側の頭部に穿たれた目は、どこか泣いているようにも見えてきます。

[アクセス]
・両津より車で約20
・東海岸線「風島」バス停より徒歩約10

とにかく佐渡には、見どころとなる岩が多い。わざわざ見に行かずとも海岸線を走っていれば、「何かに似ている」と思えるような岩にたくさん遭遇できます。「岩見物」という視点で島内を巡ってみるのも、なかなかオツなものです。