真野に弁当屋ができた? とも思える題ですが違います。

私の住む真野新町に「ホッとできる、ホットな仲間と、もっともっとはつらつと」過ごしたい方達が緩く集える場が誕生しました。

DSC01055_2

始まりは、佐渡市役所の健康推進室からの呼び掛けで、

・真野新町で暮らしてホッとしたい方
・真野新町でこころあたたまる「ホット」な仲間を増やしたい方
・真野新町でもっと健康でいたい方

が真野新町をモデルに「支えあえるまち」を考えてみましょうと言うことでした。

真野新町には商店街もありそこそこ人口のある町なのですが、例にもれず人の流れは大型ショッピングゾーンに流れ商店街の衰退と若者流出の波に揉まれています。
町には空き家と高齢者の独居世帯が目立つようになり、行き場がなく家に閉じこもりがちな高齢者の健康が心配です。

何回かの打合せの中で、メンバーの意見はそうした高齢者達も気楽に集まれる場所が欲しいという事に一致したところ、メンバーのお一人のご厚意から自宅の別邸を提供して下さると言う事でとんとん拍子に話しが進み、この度集いの場の運用開始となりました。

メンバーの中心は地域の健康推進委員の方々。

DSC01052

真野新町では毎月二か所で介護予防としてはつらつ教室を実施しています。
そのうち一ヵ所の体育館は街のはずれ、しかも二階で長い階段を登らなければならないので、年々参加する人が減ってきているそうです。
今回の集いの場は街の中心で平屋です。メンバー達が回りに声掛けしてゆく事で参加者もどんどん増えることが期待されます。

DSC01000

真野新町は職人揃い。
あっという間にのぼりや立派な看板も出来上がって皆さんの熱意を感じます。

DSC01056

小島屋さんは昔料亭で年配の方なら誰でも何処かが分かるという事と、気楽に沢山の人が集まって欲しいとの事から「喜楽・小島屋」と命名。

料理好きの方から豪華な昼食も用意され、楽しいキックオフとなりました。

DSC01057

女性陣のパワーに圧倒され、男性陣は控えめ。
今までは行く場所もなく、その辺をブラブラするしかないとぼやいていました。
立派なたまり場も出来たので、これからどう使うかを一緒になって考えて行きたいと思います。