昨年の春、山王祭りに鬼太鼓の裏打ちとして参加をさせて頂きました。生まれて初めて祭りの当事者側となり、祭りを滞りなく執り行うために、あらゆる人の力が必要とされていることを知りました。

歴史の深い、古式ゆかしいだけとも違う祭りの姿。今の時代にどんなかたちで、どんな人たちによって山王祭りが支えられているか…。今年はそんなところを掘り下げてお伝えできたらと思います!

名付けて「山王祭りへの道のり」、第一回目にご紹介するのは…

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一列に正座して、何やらニヤニヤしているのは、山王祭りで「下がり羽」の大役を仰せつかった子供たちです!この日は祭りに向けての練習初日。お師匠さんである阿部さんに、まずは「よろしくお願いします」の挨拶から。

下がり羽は、太鼓3つと小鼓2つを子供たちが担当します。その他、大人の笛吹きや保護者が数名付き、山王祭りの大祭(14日)で神輿を先導しながら奏楽をします。
新穂区にある5つの祭組から一人ずつ、小学校低学年までの男の子が選ばれます。ただ、現在は子供が少なく、他集落のお子さんにお願いすることもあるのだとか。

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背の高い子が小鼓を、小さい子たちが太鼓を叩くのが通例だそうです。当日見て頂くと分かりますが、3つ並んだ太鼓を挟むように小鼓が、その周りを大人の笛吹手が歩きます。小さな子を大きな子、大人がサポートするかたちが出来上がっています。

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さぁ、練習が始まりましたよ。教える側も、付き添いの保護者さんも大変なことだと思います。それでも、「神様ごとなんだから、有り難いことだと思って受けるといいよ」と仰る方の言葉に、これからもそんな気持ちが変わらないで欲しいと願います。

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休憩とおやつタイムを挟みながら、子供たちの練習は11日まで続きます。たまにふざけて見せる子も、その上達の早さはさすが子供!この地のDNAに組み込まれているのかもしれません。

4月14日、15時頃から新穂日吉神社にて鬼太鼓の露払いが行われ、続いて下がり羽の奏楽が始まります。羽織袴にお化粧した子供たちの勇姿、是非見に来てくださいね!