はじめまして!
新米地域おこし協力隊の斉藤です。
3月より佐和田地区担当として活動しています。
今回は担当地区(佐和田)で昨日開催された『万燈祭り』に
密着取材をしてきましたので、熱冷めやらぬうちに、
熱い熱い一日をお届けしたいと思います。
【その壱】朝の陽を浴びて響き渡る‐鬼太鼓‐
まだ太陽が昇りきらない早朝、
太鼓の音が街中に響き渡るところから祭りは始まりました。
諏訪神社(河原田諏訪町)を出発した鬼太鼓が、家々の門付けに出向き始めます。
「よし行くぞ!」と、気合いが入った鬼太鼓の鬼たち
朝からキレのある動きで、門付けを待つ人たちを楽しませていました。
流れるような動きの中で、“動”と“静”が明確でメリハリがあり、自然と決めのポーズが写真に納まる姿は、やはり見ていて圧倒、そしてドキドキする格好よさがありますよね。
皆さんご存知の方も多いかと思いますが、
鬼には2種類あるそうで、
赤鬼:荒々しく、動きが激しいオス鬼
白鬼:優美で、しなやかな動きのメス鬼
指先の動きや、足の引きずり方等、細部まで比較して見てみると、2種類の動きの違いを発見出来てより見応えを感じられるかもしれませんね。
【その弐】昼、夕方、そして夜と三度楽しめる‐手作り万燈‐
町ごとに有志が集まって制作しているそうで、
去年~今年の話題も分かる作品があるのも特徴です。
一日お祭りに密着していて気が付いたのが、
万燈×時間で見え方がガラリと変わり、万燈を三度楽しめる事。
昼~夕方~夜にかけてそれぞれの魅力が感じられませんか?
夜になると万燈が街中を練り歩き、最後は全種類が諏訪神社前に集結します。そこで今年の万燈の採点結果を発表。町対抗戦なので、制作者も町の住民も、みんなが盛り上がるクライマックスを迎えます。
一日中門付けにまわっていた鬼太鼓組も加わり、溢れんばかりのパワーで、最後の見せ場を盛り上げます。観客もここぞとばかりにシャッターを押していました。
祭りを終わらせたくない人々が「きやり」と言う掛け声と円陣で
神輿の侵入を阻止する熱気あふれるシーンにに私も参加させてもらいました。
みんなの思いも無念に、神輿は神社へ戻っていきこれにて今年のお祭りは終了。
最後は紅白まんじゅうが参加者に配られ、一日(祭り)の終わりを感じます。
寝ても覚めても、まだ頭の中にドまだンドコと太鼓の音が響き、鬼が夢に出てきそうな強烈な余韻が残りつつ、既に来年が待ち遠しいのでありました。
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