今回のスポットは、地蔵・仏像関連ではありません()

ちょっとだけ、アーティスティックに攻めてみたいと思います。

両津大川という地名をご存じでしょうか?

両津の港から南東へ車を走らせること15分。東は姫崎から西は仏崎にいたる約2.5kmの間、およそ50戸で形成される小さな集落です。
この地を有名にしているのは、「大川屋外版画美術館」とも言われる版画群。川沿いの作業小屋に、民宿の入り口に、白漆喰の土蔵壁にと、集落内いたる所に、100枚にも及ぶ地元の人たちお手製の版画作品が飾られています。
描かれているのは「まゆ玉作り」「ワカメを干す人」「炭焼きの老人」「春祭り・鬼太鼓」「大川の結婚式」「そうめんさん踊り」「夫婦漁師」といったように、生活・行事・習慣に関したものばかりで、往時の地域の姿が生き生きと伝わってきます。


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また地域の象徴ともいえる「津神(つがみ)神社」は、仁平2年(1152)、落乃水(水津と大川の境)の海中から出現した御神体を安置したのが起こり。以来、大川地区の守り神として、地元の人々の篤い信仰を集めています。

神社が建つ小島へと続く朱塗りの津神橋を渡ると、松林に囲まれた本殿が姿を現します。静かに佇むその姿は、いまなお沖を行く船の安全をひっそりと見守っているかのようです。

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 [アクセス]
・両津より車で約15
・東海岸線「大川」バス停よりすぐ

牧歌的な雰囲気に満ちた大川地区。両津からのフェリー出航時間までまだ小一時間ほど余裕がある、などといった際、佐渡観光の締めに訪れてみるのにおすすめです。