初夏を思わせる陽気の中、今朝、水津漁業協同組合さんで、前浜小中学校生徒40名(小学校生25名、中学校生15名)による漁業体験学習が行われ、当隊員は1時間目の「佐渡の海と魚」と題したレクチャーを担当させて頂きました。

小学校低学年には少し難しかったかもしれませんが、お魚の話は興味を持って頂けたと思います。組合長さまの冒頭の挨拶では、「皆さんの中から是非、将来の漁業者が育つように」との目的で、佐渡市教育委員会が定める「佐渡学」とコラボし、この様な授業が成されている事を知りました。
どの業種もそうですが、漁業に於ける後継者不足は当地に於いてもしかりであり、かなり深刻化している様です。

さて、2時間目の授業は水産加工で、イカとカワハギのさばき方を学びました。その後、海上保安庁「ときくさ」に乗船し姫崎灯台付近まで巡回した様です。保育園児も加わり、タッチ・プールも楽しみました。
今回の開催は23回目だそうで、この企画を通じて、過去1名の若者が漁業界へデビューされたという良い話を聞きました。
是非、この若者に続く2人目の人材が、今回の授業を発端に、現れてくれればと思いました。

水津の皆さん、前浜地区のみなさん、今日は大変お世話になり、ありがとうございました。(^^)/

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