真野地区で7年ぶりに地域住民が集う体育祭が復活しました。

2019年までは、旧真野陸上競技場で毎年各集落対抗のレクレーション大会が行われていたのですが、少子高齢化で集落単位での参加が難しくなり、陸上競技場の新装工事が行われるのを機会に中止となっておりました。

地域にせっかく全天候型の立派な競技場が出来たのに、地域住民のほとんどの人達は中に入った事もなく、たいへん残念なことです。

そのような中で、新しい競技場を使い地区民の地域間、世代間交流を進め、絆を深める集いの場を作ろうとの声が上がり、昨年11月に多くの有志が集まり実行委員会が発足しました。

一度中止となったものなのに人が集まるのか?という心配はありましたが、以前のような集落単位の競技ではなく、年配の方から子供まで、更に車椅子を使用する障害のある方々まで皆が楽しめるように、何度も議論をしてきました。

みんなで伝統芸能の大切さを共有し、繋がりを深め、子供を育て、健康で楽しいひとときを過ごす、なにより普段自由に入ることの出来ない立派な芝生の上を歩こう!走ろう!という目標を立てプログラムを作りました。

そして、6月21日。「第一回 真野地区の集い ~つなげよう 広げよう真野~」が実現したのです。

開幕は真野地区5団体の鬼太鼓が共演。

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車椅子の方たちも競技に参加しました。

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子供達はもちろん元気いっぱい!

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甲斐市長も子供達へ賞品のかざぐるま配りで参加。

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地元の応援を受け?私も颯爽と登場!

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高齢者向けの競技、順位は競わないと言っても思わず力を出してしまいますね。

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最後はフィールド中央の芝生に集まり皆で佐渡おけさを踊りました。

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終了後も有事の際の炊き出し訓練として、ハイゼックス炊飯米でカレーライスをいただきました。

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地方においてもコミュニティーが弱まりつつある現代ですが、このように無理せず皆が楽しみながら地域の絆を深める場を、これからも維持して行きたいと思います。