私の住む真野新町は、佐渡の中央真野湾に面し、国道沿いに商店が並んでおります。

江戸時代の初期には奉行所のあった相川と、越後への渡海場であった小木湊の中間地であり古くは宿場町として発展しましたが、北前船により集荷地として賑わうようになり、かつては新町塗りという漆器業や、味噌や酒の醸造業などで栄えてきました。

そんな歴史を持っているので、商店街は間口が狭く奥行の深い町屋造りで、外側からでは分からないのですが、中に入るとお宝がゴロゴロ眠っています。

時代の流れで商店街は寂れ空き家も増えて来たのですが、住む人が居らず朽ち果てていく町並みをなんとかしようと言う事から、有志による「真野新町宿町屋再生プロジェクト」がスタートしました。

とは言っても、町屋を改装するには大きな費用が必要ですので、まずは自分たちで出来る事から始めようと、子供達と一緒に空き家となっている大きな屋敷の黒塀を塗る事にしました。

前日、スタッフにより汚れた塀を洗浄。

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当日は夏休みのラジオ体操の時間に実施、スタッフは6時半に集まりまずはプロの塗装屋さんから塗り方の指導を受けます。

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7時になると小さな塗装屋さんたちが颯爽と登場!

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子供達にも塗り方や注意事項を説明してから塗りかた開始。

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始めは恐る恐るでしたが、そのうちみんながやりたい!やりたい!と大騒ぎ。

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予定の1時間でほぼ完成、黒壁の前で記念撮影。

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小さな子供たちでどれぐらい出来るか心配でしたが、子供たちのパワーに圧倒されました。
普段の夏休みは、ボランティアとして町のゴミ拾いなどをやっているとのこと。
その代わりとして壁塗りを実施してもらったのですが、こんなボランティアなら皆楽しんでやってくれますね。

何より、壁は塗装して守っていけば10年以上持ちます。自分たちの塗った美しい壁を見ながら成長する子供たちも、きっと自分の町を好きになってくれるはず。

そんな思いで一歩一歩、町屋再生プロジェクトを進めて行くつもりです。