8月、月遅れのお盆を迎えるころ、赤泊・南部地区の新保、杉野浦、大杉の各集落では家の前などの海岸沿いに、竹や杉の木を立て十字形に椀木をほどこし、杉葉をつけた縄を張った「トウロウ」を立てるといった島内でも珍しい慣習が見られます。

この意味は前年のお盆以降に亡くなった新仏のある家は、新仏が迷わず家へ帰れるよう帰路を導くものだそうです。そして、新盆の年から3年間は81日に立て、91日に片付けるというしきたりです。

昨年は杉野浦集落に比較的多く見られましたが、今年は新保集落に6か所立ちました。

この光景はお盆が近づいた事を知らせる当地の風物詩ですが、年々「トウロウ」が増えて行くのを目のあたりにすると、何ともせつない気持ちになります。

来年は少しでも減って貰いたいと思います。

いずれにしても、皆さん、家族団らんの楽しいお盆をお過ごしください。(^.^)


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