前回のブログの内容につきましては、不快感を抱かれた方も多かったと思います。配慮を欠いてしまい、申し訳ございませんでした。

今後は、多方面に気を配りつつ、佐渡の観光スポットを取り上げていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

さて今回は、秋にふさわしく、島内の美術館・博物館を巡ってみたいと思います。
特に、紹介する2つの美術館はそれぞれ「版画」「アマチュア」に特化したもので、通常の美術館とはまたひと味違った“名作”に出合えることでしょう。



【佐渡版画村美術館】

版画家で高校教師だった故・高橋信一氏が広めた版画運動の成果を集めた版画専門美術館。「旧相川簡易裁判所」を利用した館内には、佐渡在住アマチュア作家の作品を中心に約300点を常設展示。また、版画体験の教室(有料)も開いています。

版画美術館02
[アクセス]
・相川から、車約5
・最寄のバス停「佐渡版画村」(本線・七浦海岸線)から、徒歩約1
[開館時間・休館日・料金]
開館時間:9:0017:00
・休館日:無休(12月~2月は平日のみ開館)※年末年始休有
・料金:大人400円、小・中・高200


【日本アマチュア秀作美術館】
「小木図書館」に併設された美術館。その名のとおり、世界でも珍しいアマチュア・アーティストの作品のみを展示しています。なかには、チャーチル元英国首相、海部俊樹元首相らの油絵、夏目漱石の墨絵などもあり必見です。 

アマチュア02

[アクセス]
・小木から、車約1
・最寄のバス停「小木」(前浜線<サンライズ城ケ浜>・赤泊線・小木線・宿根木線)から、徒歩約1
[開館時間・休館日・料金]
・開館時間:9:0017:00
・休館日:月曜日・祝日休 ※年末年始休有
・料金:無料


【佐渡博物館】

佐渡の自然、歴史、文化、芸能、民俗を学ぶことができる総合博物館。1階は金銀山に関するさまざまな資料が並ぶ展示室、2階には「自然・考古・歴史・民俗展示室」と「美術・工芸展示室」があります。また裏庭には「佐渡岩石園」も。

佐渡博物館

[アクセス]
・両津から、車約35

・最寄のバス停「佐渡博物館前」(南線・赤泊線・小木線・国仲線・金丸線)から、徒歩約1
[開館時間・休館日・料金]
・開館時間:
8:3017:00

・休館日:無休 ※年末年始休有

・料金:大人500円、小・中200




【佐渡国小木民俗博物館】

大正9年(1920)に建てられた小学校の木造校舎をそのまま利用した博物館です。安政5年(1858)に宿根木で建造された「幸栄丸」を当時の版図も基に復元した「白山丸」も展示。また、南佐渡の漁具や農具を収めた新館も併設しています。

小木民俗博物館01

[アクセス]

・小木から、車約10

・最寄のバス停「小木民俗博物館」(宿根木線)から、徒歩すぐ

[開館時間・休館日・料金]
・開館時間:8:3017:00
・休日:無休 ※年末年始休有
・料金:大人500円、小・中200



【新穂歴史民俗資料館】

能、鬼太鼓、人形(説教・文弥・のろま)など佐渡の郷土芸能に関する資料、玉作遺跡からの出土品、新穂出身の土田麦僊・杏村兄弟や山下清の遺作等を展示。「勾玉作り」「裂き織り」の体験教室(ともに有料)も、随時受け付けています。

新穂資料館02
[
アクセス]
・両津から、車約15
・最寄のバス停「新穂郵便局前」(南線)から、徒歩約3
[開館時間・休館日・料金]
・開館時間:8:3017:00
・休館日:月曜日休(祝日の場合は開館し、翌日休・12月~2月休)
・料金:大人200円、小・中100


深まる佐渡の秋 。ちょっとだけ寄り道して、アカデミックに、アーティスティックに過ごしてみてください。