だんだんと形になってきた空き家改修。

本当にたくさんの人たちに関わってもらい、支えてもらいました。
ここで、ちょっとその方々をご紹介。

まず、一番に大家さんとの空き家交渉を手伝ってくれた親戚の方々。
そして集落の役員さんたち。改修工事自体には手伝えなくても、移住者の受入れなどの検討を何度もしてくれました。集落の総会でも、移住者受入れについて区長さんから話をすることで、まったく住民の受け取り方が変わってきます。

これは、とても大切な過程でした。
縁もゆかりもない私が、空き家を改修して新しく事業を開始するのに、この方々のサポートなしには何も進みませんでした。



障子はがし (2)

集落の子供たち。
子供たちにも出来ることはあります。
障子を剥がしたり、物を運んだり。
ごみも散らかすけど、掃除が必要な空き家にはなんてことない。

ペンキ塗り (15)

青年会。
本当に助かりました。休み返上で作業をしてくれるなんて!
ペンキ塗り (7)

ペンキの匂いも洋服についてしまうのに・・。手だって汚れてしまうのに・・。
ひたすら壁を塗りまくってくれました。
他にも、重たい畳を2階から1階に下ろしてくれたり、障子はりを手伝ってくれたり。
やっぱり若くてパワーがあると、なんでも早い!


岩首の婦人会も。
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みなさん家のことで忙しいなか、小屋に大量にあった古い食器を全部洗ってくれました。
仕事が終わってからの夜の時間。洗って、拭いて、棚にしまっての繰り返し作業。お喋りが絶えなくて、とても賑やかでした。こんな光景が、この家でもっと見れるかなー。


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改修作業をはじめて半年。
夏休みになると、談義所に集う学生さんもお手伝い。
集落の若者と一緒に、障子を張ったり、ペンキを塗ったり。
談義所に通ってくれた学生OBの子も遊びにきてくれました。

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写真はないけど、隣の家のおばちゃんや集落のみんなが色々手伝ってくれます。
差し入れをくれたり、足りない家具や備品を提供してくれたり、材料を譲ってくれたり。

隣の家のおばちゃんは、いつも大工さんと夜な夜な作業をしていると夕飯をくれたり、「おるのー?」といつも気にしてくれました。

談義所メンバーも、暇があれば顔をだして、あれこれと作業をしてくれます。
若手も必要だけど、日中動けるシニアもとっても大事!


あと、忘れちゃいけないプロの方々!

襖貼り (1)

襖張りは、素人では難しい・・・。

囲炉裏部屋 左官 (1)

囲炉裏を作り直してくれたのは、2つ隣の集落の左官さん。
丁寧なんです。職人さんの凄さをひしひしと感じます。

給湯器 (3)

電気のことは、ちんぷんかんぷん。
3つ隣の集落の電気屋さんは何でも相談できます。

電気配線 (4)

協力隊で隣の地区担当の岩崎隊員も。お友達と一緒にプライベートでお手伝い。
本当に感謝感謝です。


そして、本当にたくさん我がままをきいてくれて、何でも相談にのってくれた大工さん。

台所天井張り替え (1)

感謝しかないです。

仕事が終わってから、夜作業にきてくれたり、改修が進むと「あ!あれも、やらなくちゃ。」と思う度に相談にのってくれた大工さんには、頭があがりません。きっと、ふつうの業者さんだったら面倒に思うこともたくさんあって、しかもそれに対してちゃん見合ったお給料が支払えていたかというと、たぶん全然見合ってないんです。
いつもニコニコ作業してくれて、ほぼボランティアで作業を休みの日も夜もしてくれた大工さんが近所にいてくれて、本当に助かりました。集落の人とも、たくさん会話をしてくれて「なんかこの家に愛着がでてきた」と言ってくれて、本当にいつもありがとうと思います。



この改修にはいろんな人が何か地域の事に目を向けて、新しい発見や気持ちが芽生えてくれたらいいなと思っていたので、いろんな世代の人たちに作業に関わってもらえるようにしてきました。特に集落の人や近隣の人にこだわっています。

自分の思いから始まったけれど、作業に関わってくれた人がどこかで自分の未来や集落の未来を考えて、身近な誰かと共有してくれる時間がこの家の作業をきっかけに増えたらいいなと思います。

みんなそれぞれに、何も考えていないわけない。
自分の集落だもん。自分の地域だもん。


それが、協力隊の立場で私がすることだと感じています。

自分だけで、お金をかけて限られた時間の中で好きなように改修していくのはプライベートですること。






作業を進めていくにつれて、関わってくれる人たちの気持ちが自分の胸からこぼれ落ちてしまいそうでした。
協力隊になっても、なんにも形にできなくて、甘えてばかりなのに、こんなに助けてくれる人がいて、共感して手伝ってくれる人がいてくれて。


人から与えてもらう力は莫大です。
自然の力も凄いです。

その両方を、感じることの出来るここがやっぱり好き。
結局、いつもいつも私ばかり得るものがあって申し訳ないから、まだまだ集落に自分ができることを返していかなくてはと思います。

もう少し、この空き家の連載は続きます。
長々お付き合い、ありがとうございました。