おととい16日。
両津の加茂水産定置網組合
の定置網に、こんな生き物が掛かりました。

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貝殻をまとった…何でしょう!?
実は、タコ!
「カイダコ」という巻貝状の貝殻を持つタコの仲間です。


――カイダコとは


軟体動物門の頭足網(イカ・タコの仲間)のタコ目アオイガイ科(カイダコ科)に属します。薄い殻の中で子を育てることから、(子安貝(こやすがい)呼ぶこともあります。他のタコ類との大きな違いとして、殻を作る以外に雌の方が雄よりも格段に大きい特徴があります。世界中の温帯気候・熱帯気候の海洋の表層付近で浮遊生活を送っています。(ウィキペディア参照)


雌が足から石灰質を分泌して作る紙のように薄い殻は「アオイガイ」と呼ばれます。この殻には神秘的な美しさがあり、寒さの厳しい季節に海岸でこれを探し求める人もいるそうです。なんとオークションにかけられることもあるそうです!冬から春にかけて日本海沿岸で漂着を見ることができます。佐渡でも、タコ不在の貝殻の破片だけならばよく見られるそうです。

そんなカイダコは、北狄集落にある「尖閣湾揚島遊園」内の「あげしま水族資料館」で保護されることになりました。5匹のカイダコとハナアオコゼが水温20度の同じ水槽で生活しています。

カイダコとオコゼ

なんとも言えない動きです。
漏斗と呼ばれる水を吐き出すところをパクパクと動かし、水を取り込んで吐き出して、貝殻の中で足をニョロニョロと休むことなく動かしています。さらに、円盤のようにくるくると回って、横に移動する様子も見られました!


水族館の管理・飼育をしている滝沢さんに、カイダコについて教えてもらいました!

・ここの水槽では底や周囲にくっ付いているが、基本的には海を浮遊して生活している生き物。
・敵から逃げるときに殻を捨て体だけで逃げるそうだが、その状態では長く生きられない。
・環境が変わると長く生きることができず、10日ほどで死んでしまう。
・食べられる。(…食べてみたいが、食べることは許されないだろうな。)


10日と言わず長く生きて、たくさんの方に見てもらいたい。卵を持っているカイダコがいるので、受精卵であるならふ化してほしい。」と話してくださいました。



動きがおもしろくて、長く見ていても飽きません♪


言葉では伝えきれないので、ぜひ本物を見ていただきたいです!




尖閣湾揚島遊園は、国定公園に指定されていて絶景を見ることができる場所です。
現在は冬季運休期間すが、3月中旬より海中透視船が楽しめます。詳しくは、ホームページhttp://ageshima.eek.jp/をご覧ください。

私が昨日おじゃました時は、晴れていましたが風がものすごく強く、海が荒れ狂っていました。佐渡の冬を全身で感じてきました。


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今週末の連休、珍しいカイダコを見に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ぜひ冬の揚島遊園へ!
その際は、風に飛ばされぬよう気をつけてお出掛けください。