金井・平清水
・・・「空気が違う」とまず深呼吸をしたのが1年2か月前。
柿を軒下に干し、瓦屋根の日本家屋が点在し、紅葉が終わりかけた妙見山を後ろに控え、真っ青に澄んだ空の下に広がる11月のこの集落は1枚の絵画のようでした。
「私の佐渡の暮らしはここになるんだ・・・」と美しい景色の中で暮らせる喜びで笑みが広がったのをよく覚えています。
今でも私の1日は平清水の空気を思いっきり吸うことからスタートします。


いつもは静かなこの集落。


2月2日の夜、毘沙門堂には大勢の人が『宵祭り』めがけて参拝されます。
今年も2月2日が近づいてきました!
2日夜から3日未明にかけて行われる、『毘沙門宵祭り』。
日本一早い節分福豆まきです。


普段だったら暗闇に包まれている集落がこの日ばかりは真夜中に活気づきます。


毘沙門堂内は人・人・人!!!
お堂の中には鬼は居ないので、「福はーうち!福はーうち!」と始まり、皆さん大手を広げ福をもらおうとすごい騒ぎ!!!
飛んでくるものは
落花生!
お餅!
干し柿!
みかん!!!

たくさん福物を拾っては笑顔。みかんが当たっても笑顔。
毘沙門堂の福豆まきを楽しんで月明かりの中、帰路につかれます。


『毘沙門宵祭り』で忘れていけないのは『毘沙門飴』
むか~しながらの歯にくっつく(!)毘沙門飴は、これまたむか~しながらの甘さでたくさんの方が懐かしがって買って行かれます。
「昔は飴屋が何軒も来てたんだ」
今は売りに来てくれる飴屋さんもなくなり、集落の人が自分たちで飴を切って準備しています。


それでも、たとえ大雪になろうと暴風になろうと平日のど真ん中であろうと、『毘沙門宵祭り』は2月2日夜から3日かけて、と決まっています。


 現在は娯楽も甘いものもたくさん種類があり、昔の娯楽の一つだったお祭りや飴もかなり身をひそめてしまいました。
参拝する人が少なくなり、準備する地元もだんだん人が少なくなっています。


「私たちは昔から引き継いでることをそのまま引き継ぐだけ」 そう母ちゃんは言います。




平清水には守るべき景観と里山人の心があります。
「それに少し触れて感じてもらいたいな、こういう美しい集落が金井にあるんだよ」と
去年毘沙門宵祭り裏方体験を企画しました。
去年の様子→ http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1019377626.html

今年は中身を変え定員を4名にして募集しています。
無題

●裏方体験●
毘沙門飴切
IMGP5433平田さん提供3

板状の飴をノミと金づちで割ります。
「小さすぎても大きすぎてもダメ」「ぬっくい(暖かい)とこではできん。飴がやっこく(柔らかく)なって割れんから」
寒いお堂で地元のかあちゃんたちと作業。

●里山プログラム●
・多聞寺土賀住職にお寺のお話・平清水の毘沙門さんのお話。
・地元農家の冬の手仕事を昔の集落のお話と一緒に。


お申込は必ずご連絡ください。確認事項、持ち物などお知らせがございます!

連絡先 
地域おこし協力隊 熊野礼美 reimikumano@gmail.com  070-2612-4541







毘沙門宵祭りは
2日
20:30護摩焚き
21:00子ども豆まき
21:30百万遍
23:00護摩焚き ご開帳
23:30節分 福豆・福豆まき
24:00おこもり
で行われます。