海府地区担当の木野本です。
今日の佐渡 鷲崎は雨模様。時折強風が吹いています。
雨女の本領発揮です(笑)。

さて本日で地域おこし協力隊を退任します。
あっという間の3年間、でもかけがいのない
濃密な時間を過ごすことができました。

思い出はたくさんあります。
初めて一人で海府を訪れた日は大荒れ大時化でした
波が道路まで打ちあがってくる中、バスの運転手(しかも女性)が
波を避けながら慣れた手つきで運転する姿に感動と
運転初心者の自分にできるのかという一抹の不安がよぎったのを
昨日のことのように覚えています。

窓に降り注ぐ強烈な日の出パワーのおかげで
完全な夜型人間の自分が早朝5時に目が覚める生活に。
朝 港に出れば漁から戻った人たちで活気づいていて
挨拶もそこそこに「持って行くか?」と魚をひょいっと渡されたり。
もちろん魚だけではありません。
手塩にかけて育てたお米や野菜も惜しみなくくださいました。
帰宅したら玄関の前に野菜が山盛りに置かれていたことも。
充実した食生活でますます肥えていく肉体・・・。

たくさんの行事にも参加することができました。
カンゾウ祭りや寒ぶりまつりなど大きなイベントはもちろん
集落の祭りや寺社関連の祭礼、学校行事など
様々な催しを地区の皆さんと体験することで
海府の歴史や伝統を肌で感じることができました。

反面 自分は一体何を残し何を地区にお渡しできたのか
胸を張って言えるものは何もない気がします。
恩をどのようにお返ししたらよいかをずっと考えていました。

そんな日々を過ごすうちに任期の終了が見えてきました。
これからどうしよう、答えが出ずに悶々とする日々。
一時は東京に戻ろうと思っていました。
でも、果たしてそれでいいのか。
自分は何も残せていない。お世話になった皆さんの役に立ちたい。
その思いを絶ちがたく、任期後も佐渡に住むことに決めました。
これからも仕事をともにしたり海府に恵みをもたらすことができれば。
協力隊で得た縁を大切にして、前に 前に進んで行きたいと思います。

といいつつ、まだ協力隊を離れる実感がわきません。
まとめ作業もたくさん残っていて気ばかり焦っています。
夏休みの宿題を31日に慌てている子供状態。
計画性のなさに自分で呆れます。
きっと全てをやり遂げた後に充実感と寂しさに包まれるのでしょう。

任期中色々とアドバイスをくださり悩みを受け止めてくれた
佐渡市役所始め行政関係の方々
テレビや新聞で海府を取り上げてくださったメディアの方々
色々な提案をくださったり活動に協力していただいた多くの方々
そして自分を温かく迎え励まし仲間に入れてくださった
海府の皆様に心から御礼申し上げます。
大勢の方に支えていただき、佐渡の素晴らしさを実感することができました。

またブログやFBをお読みいただいていた皆様にも厚く感謝を申し上げます。
これからも地域おこし協力隊を応援し続けていただけると嬉しいです。

3年間本当に有難うございました!

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