稲刈りもひと段落と息つく間もなくおけさ柿が始まります
いよいよ年末突入か、という焦りが出始める今日この頃。
先日隊員ミーティングで活動報告をさせて貰いましたので
ブログでも紹介させてください。
菊池 猛 1977年10月7日 東京東村山生まれ
東京辻エコールキュリネール国立フランス料理専門カレッジを卒業後
19歳からずっとフランス料理畑で育ちました。
24歳から料理長に就任し、数店舗で働いておりました。
現場で働きながら福祉施設で技術指導や料理専門学校の非常勤なども
勉強のためにしてました。
平塚で始まり、川崎へと移りました。

川崎で働き42歳の時”脳動脈乖離”という病気になり、
1年間の療養が必要となりました。
病気になって決心がつきました、というのも、
昔から都会で働くというより、
食材がたくさんある自然豊かなところで仕事をするのが夢でした。
1年の療養期間に業務の引継ぎをしたのち、
リハビリの期間として福祉施設で技術指導のボランティアをしました。
そんな川崎時代の私の活動をより詳しくご紹介したいと思います。
まず、私の言い出しっぺで始めた”農園フェス”について。
あるイチゴ農家さんがなんとな~く、
「うちのハウス暇なときに自由に使てもいいよ~」
と言われすかさず、”農園フェス”やろう!
と一つ返事で答えた記憶がある。
その理由もはっきりとしていて、
その前年11月に栃木県ココファームワイナリーの収穫祭へ行った時のこと、
ステージの上でコックコートのおじさんや、
フラメンコ教室の生徒さんが楽しく踊っていた。
後半になり沢山の人がステージに上がったその中に、
こころみ学園のしょうがいを持った方たちがいた。
彼らの踊りは自由で多彩、
楽しそうに手をつないで踊っている姿を見で感動のあまり涙が出た。
自分もいつかこのように誰かを感動させたい!
こんな素敵な社会を一緒に目指したい!という感情が湧き出しました。
農園フェスの拠点は2か所、
川崎市 宮前区にある”小泉農園”と同区内にある”はぐるま農園”
最初は少人数から始まった農園フェスも
最大になると2000人以上来場者が集まりました。
農園フェスに込めた思い。
農園を舞台に地域のたくさんの人が表現し、楽しむ。
幸せの連鎖を農園でという思いで、
ライブ 農園料理教室 体験農業
どろんこ遊びなどいろんなことを畑でやりました。



沢山の記事にものりました。あのココファームの収穫祭で感じた、
もっともっとこんな社会を目指していきたい、
知ってもらいたいと思ってました。
来年からはコロナ過でも開催してくれることを、
今でも期待して川崎の仲間たちを応援してます。
初期のころのメンバー
最近はこんなにたくさんの協力者が集まってます。

食育活動について
子どもたちに向けて年に一度、”味覚の授業”に参加し小学校で授業をしてました。
味覚の授業はフランスで始まった活動が日本にやってきたものです。
現地シェフも当然のようにやっているようです。
その他に麻生区にある田園調布学園大学で年に1度開催される、
子供社会体験”ミニたまゆり”で子どもレストランを担当してました。
写真はあいさつの練習。
たった2時間でこどもにレストラン業務を教え、
オムライスを作らせるんですから、大変です!
地元開催の料理教室なども率先して参加しました。
長々と自己紹介ですがもう少しだけ・・・
川崎市では4つの福祉施設でボランティアをしてました。
そのうちの一つ川崎市内に6つの作業所を持つ大きな施設で、
カフェの技術指導とパン製造の指導をしてました。
きっかけは利用者さんの涙。
コロナになってからは、特養の中のカフェも閉鎖し、やることのない日々。
途方に暮れてました。
このまま何もしないで待っているだけなんて、という機運が流れ計画開始!
ここで普段は袋を折ったりスタンプ押したりの作業場でした。
ココをカフェにしちゃおう!

アイデアを出し合い


さあ実行!
期限付きで予算もないという事で何でも自分たちでやりました。
壁塗り、床はがし、天井張り、洗面台作り、厨房作り
もともとあった造作の廃材を使って照明、腰壁何でも作った。
そして総工費200万円で完成!

うれしかった~みんなの店をみんなで作った!


そして営業へ向けて猛特訓!
各自持つハードルは乗り越えるためにある。
それは障がい者だろうと、健常者だろうと変わらないこと。
私もそうやって自分と向き合い、たくさんの人に助けられてきた。
だから、そのためには労をいとわず、それぞれの困難と向き合うことを
職員たちと徹底してやってきた。




私たちには働く権利がある。仕事を楽しむ権利がある。社会の役に立つ権利がある。
沢山のことを仲間たちに教わりました。

チャレンジカフェは精神的にハードルのある方たちと
定期開催していたワンデイカフェ。
就労してみたけど、人間関係が・・・とか。
仕事のスピードについていけない、声が出せない、
コミュニケーションが・・・。という悩みをすべて受け入れて
チャレンジした人には成功体験を持って帰って元気になって
貰いたいという願いを込めてました。
翌月開催する頃には「あの子は働きに出たよ!」
とか、「薬の量が減ったよ!」「次は何を作るの?」
嬉しいことがたくさん起こりました!
料理を作り、みんなで楽しくし食事をし、お客さんと
会話をする。その姿を両親が観ながら食事をする。
メンタルヘルス、家庭環境の改善になることが想像つきました。
というのが私の川崎での活動内容になります。
後半は地域おこし協力隊としての活動を報告します!


時にはこんな華やかな仕事もうれしいものです!
いよいよ年末突入か、という焦りが出始める今日この頃。
先日隊員ミーティングで活動報告をさせて貰いましたので
ブログでも紹介させてください。
菊池 猛 1977年10月7日 東京東村山生まれ
東京辻エコールキュリネール国立フランス料理専門カレッジを卒業後
19歳からずっとフランス料理畑で育ちました。
24歳から料理長に就任し、数店舗で働いておりました。
現場で働きながら福祉施設で技術指導や料理専門学校の非常勤なども
勉強のためにしてました。
平塚で始まり、川崎へと移りました。


川崎で働き42歳の時”脳動脈乖離”という病気になり、
1年間の療養が必要となりました。
病気になって決心がつきました、というのも、
昔から都会で働くというより、
食材がたくさんある自然豊かなところで仕事をするのが夢でした。
1年の療養期間に業務の引継ぎをしたのち、
リハビリの期間として福祉施設で技術指導のボランティアをしました。
そんな川崎時代の私の活動をより詳しくご紹介したいと思います。
まず、私の言い出しっぺで始めた”農園フェス”について。

あるイチゴ農家さんがなんとな~く、
「うちのハウス暇なときに自由に使てもいいよ~」
と言われすかさず、”農園フェス”やろう!
と一つ返事で答えた記憶がある。
その理由もはっきりとしていて、
その前年11月に栃木県ココファームワイナリーの収穫祭へ行った時のこと、
ステージの上でコックコートのおじさんや、
フラメンコ教室の生徒さんが楽しく踊っていた。
後半になり沢山の人がステージに上がったその中に、
こころみ学園のしょうがいを持った方たちがいた。
彼らの踊りは自由で多彩、
楽しそうに手をつないで踊っている姿を見で感動のあまり涙が出た。
自分もいつかこのように誰かを感動させたい!
こんな素敵な社会を一緒に目指したい!という感情が湧き出しました。
農園フェスの拠点は2か所、
川崎市 宮前区にある”小泉農園”と同区内にある”はぐるま農園”
最初は少人数から始まった農園フェスも
最大になると2000人以上来場者が集まりました。
農園フェスに込めた思い。

農園を舞台に地域のたくさんの人が表現し、楽しむ。
幸せの連鎖を農園でという思いで、
ライブ 農園料理教室 体験農業
どろんこ遊びなどいろんなことを畑でやりました。



沢山の記事にものりました。あのココファームの収穫祭で感じた、
もっともっとこんな社会を目指していきたい、
知ってもらいたいと思ってました。
来年からはコロナ過でも開催してくれることを、
今でも期待して川崎の仲間たちを応援してます。
初期のころのメンバー

最近はこんなにたくさんの協力者が集まってます。

食育活動について
子どもたちに向けて年に一度、”味覚の授業”に参加し小学校で授業をしてました。

味覚の授業はフランスで始まった活動が日本にやってきたものです。
現地シェフも当然のようにやっているようです。
その他に麻生区にある田園調布学園大学で年に1度開催される、
子供社会体験”ミニたまゆり”で子どもレストランを担当してました。

写真はあいさつの練習。
たった2時間でこどもにレストラン業務を教え、
オムライスを作らせるんですから、大変です!

地元開催の料理教室なども率先して参加しました。
長々と自己紹介ですがもう少しだけ・・・
川崎市では4つの福祉施設でボランティアをしてました。
そのうちの一つ川崎市内に6つの作業所を持つ大きな施設で、
カフェの技術指導とパン製造の指導をしてました。
きっかけは利用者さんの涙。
コロナになってからは、特養の中のカフェも閉鎖し、やることのない日々。
途方に暮れてました。
このまま何もしないで待っているだけなんて、という機運が流れ計画開始!

ここで普段は袋を折ったりスタンプ押したりの作業場でした。
ココをカフェにしちゃおう!

アイデアを出し合い


さあ実行!
期限付きで予算もないという事で何でも自分たちでやりました。
壁塗り、床はがし、天井張り、洗面台作り、厨房作り
もともとあった造作の廃材を使って照明、腰壁何でも作った。
そして総工費200万円で完成!

うれしかった~みんなの店をみんなで作った!


そして営業へ向けて猛特訓!
各自持つハードルは乗り越えるためにある。
それは障がい者だろうと、健常者だろうと変わらないこと。
私もそうやって自分と向き合い、たくさんの人に助けられてきた。
だから、そのためには労をいとわず、それぞれの困難と向き合うことを
職員たちと徹底してやってきた。




私たちには働く権利がある。仕事を楽しむ権利がある。社会の役に立つ権利がある。
沢山のことを仲間たちに教わりました。

チャレンジカフェは精神的にハードルのある方たちと
定期開催していたワンデイカフェ。
就労してみたけど、人間関係が・・・とか。
仕事のスピードについていけない、声が出せない、
コミュニケーションが・・・。という悩みをすべて受け入れて
チャレンジした人には成功体験を持って帰って元気になって
貰いたいという願いを込めてました。
翌月開催する頃には「あの子は働きに出たよ!」
とか、「薬の量が減ったよ!」「次は何を作るの?」
嬉しいことがたくさん起こりました!
料理を作り、みんなで楽しくし食事をし、お客さんと
会話をする。その姿を両親が観ながら食事をする。
メンタルヘルス、家庭環境の改善になることが想像つきました。
というのが私の川崎での活動内容になります。
後半は地域おこし協力隊としての活動を報告します!


時にはこんな華やかな仕事もうれしいものです!
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