佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2013年12月



こんにちは。
寒波の襲来ですっかり雪景色です。
車、特に初心者の私はおっかなびっくり。
慎重にそろりそろり運転しています。

でも、この時化で待ちに待っていた彼らがやってきました。



寒ブリちゃん!いらっしゃい。
内海府は海水温が中々下がらず、ほとんど捕れていなかったそう。
これじゃ年が越せないよ~と漁師さんもため息をついていました。
年の瀬も押し迫り今年はダメなのかなと諦めかけていた矢先、大漁との報が届きました。
鷲崎では大漁のため陸に揚げず船で市場に直送、黒姫ではブリの他になんと90kg超のマグロが入っていたそうです。
ほんとよかったよかった!これで気持ちよく年が越せますね。

冬の寒波は船便が止まったり交通不便になるなど大変ですが
一方で避難してきた魚が網にかかるなど恩恵も受けています。
自然と向き合い自然に助けられながら生きていることを実感します。

そんなよき日に漁おさめ。
漁は明日までに変更したそうですが、儀式は日程どおり本日行いました。
今年のお礼と来年の豊漁を祈って、善宝寺のお札を奉納します。



浮かないよう錘をつけ、善宝寺の手ぬぐいで丁寧に包みます。





今年一年見守りくださり有難うございました。
どうか来年もたくさんの恵みをお与えください。

そして番屋で納会です。



とれたてのブリ。もう言葉にならないくらい美味しかったです。
脂が醤油をはじくと聞いていましたが、まさにその通り。
年の瀬にシアワセな体験をさせていただきました。

さて、海府地区からの更新 今年はこれで最後です。
一年間お付き合いいただき有難うございました。
来年もどうぞよろしくお願いします。

みなさまもどうぞよいお年を。



            
                   

【追記】
お恥ずかしいことに大切なお寺様の名前を誤って記載しておりました。
善通寺→善宝寺です。修正しお詫び申し上げます。
大変失礼いたしました。
佐渡アドバイザーさまご指摘有難うございました。
  
                    non@海府担当

高千・外海府地区担当の中村です。

お知らせです!

来年1月から新潟日報(佐渡版)の「トキめきプレス」にて地域おこし協力隊の連載が始まります♪

コーナー名は「佐渡に密着!われら地域おこし協力隊」です。





1月から12月までの全24回分(毎月第2、4日曜日発行)を協力隊メンバーで交代しながら記事を書きます。

ちなみに第一回目(1月12日発行)は、中村が担当させて頂きます^^

新潟日報を購読している佐渡在住の方のみしかご覧にはなれませんが、是非楽しみにしていて下さい☆

 

佐渡はホワイトクリスマス、朝から小雪が舞っています。

さて、今回は旅行プランのご案内です。
大野亀・二ツ亀のある海府地区は毎年多くの観光客が訪れます。
でも観光地や海水浴場以外の場所に立ち寄る方は少なく
多くの車やバスが集落を素通りしていきます。
できたら海府でもっと楽しんでもらいたい。
地区の魅力をもっと伝えるにはどうしたらよいのかと日々考えていました。

そんなことを地球のココロ(nifty)さんに相談していたところ
なんと海府地区中心のツアーを企画してくださいました。
(催行は JTB さん)

来年4月19日(土),20日(日)の1泊2日で大佐度をグルリと周ります。
初日は真野湾を眺めながらランチの後
相川の北沢浮遊選鉱場跡や京町通を散策
外海府の海岸線を北上し、大野亀のある願地区に宿泊します。
夕食は主人自らとってきた新鮮な魚介類に
周辺で収穫した野菜やご飯など、お腹一杯になるまで堪能し
波の音が聞こえる部屋でくつろいでいただきます。
翌日は山菜採りの後、カンゾウの保護活動に参加して
地元の人たちや近隣小中学校の子供達と触れ合います。
山菜料理の昼食の後、内海府の海を見ながら帰途につきます。
他にも、オプションで釣りや海岸散策、日の出見学など
盛りだくさんの内容です。
地球のココロ担当者が、実際に来島して体験したり話を聞いたりして
参加者に喜んでもらえるプランを一生懸命考えました。
佐渡をこよなく愛するライター玉置豊さんも、もちろん同行します。

いつもの旅とはひと味違う感動を味わいに
是非、佐渡 海府地区にいらしてください!

旅行について詳しく知りたい方はこちらへ
http://chikyu-no-cocolo.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/post-1913.html
https://minkip.jp/product_bookings/index/event_id:00260
 
よろしくお願いします。

           non@海府地区担当

今年も残すところ2週間。
皆様も掃除に買出しに大忙しの日々をお過ごしでしょうか。

さて、先日「味噌作るよ~」とお誘いを受けたので
作業小屋をのぞいてきました。



なんと朝5時から作業開始!薄暗い中、グツグツ煮ます。



水に浸しておいた大豆。
減反で使わなくなった田を利用して栽培しました。
今年は長雨と猛暑で、豆の出来はいまひとつだったそう。



豆が柔らかくなったら、水気を取り、昔ながらの機械ですり潰します。



配合する麹と塩。麹も自家製です。



豆と麹 塩を混ぜ種水を加えながらなめらかにしていきます。



出来たてホヤホヤの味噌。来秋頃が食べごろだそうです。



釜の余熱で作った美味しいオマケ♪
味噌の仕込が一段落したら、小屋にゴザを引いて朝ごはんです。
自宅からご馳走を持ち込み、ワイワイ話をしながら食べます。
「これが一年の楽しみだっちゃ」
味噌作りはおばあちゃんたちにとって楽しいイベントなのです。
でも年々参加者が減っているそうで、ちょっぴり寂しそうでした。


別の日、某テレビ局の取材で「タラ汁」を作ると聞いて
またもやお邪魔してきました。



冬の味覚のタラ。ツヤツヤで瑞々しい!
もちろん鷲崎の海で獲れた魚です。



漁師一家のお母さんが調理します。
TVカメラが間近にいるせいかちょっと緊張気味です。



こちらも自家製の味噌。



タラ子の煮付け。私も大好きでご飯3杯軽くいけます(笑)。



出来上がったタラ汁。
ご家族の他、近所の子供も招いていただきます。
フライにチリソース そしてお刺身とタラづくしのご馳走です。
う~ん美味しそう!

鷲崎を含め北端の地区は、道が不便で
物資は船で運んでいた時代が長かったそうです。
町に買い物に行くにもひと苦労。
島外に出るには両津で1泊しなければならないことも。
なので作れるものは自分たちで、と
農作物や海産物はもちろん、加工品や発酵品なども手作りでした。
家で消化できない分は、近所や親戚におすそ分け。
ともに協力し合い助け合いながら生活してきました。
今もその風習は残り、出来る限り地場のものを食べています。

自分が生活している地の、土と水で育ったものを食べている
この地区のお年寄り(特に女性)が“健康長寿”なのは
理にかなっていると、つくづく感じる今日この頃です。

地産地消が推奨されている昨今
佐渡でも様々な取り組み が行われています。
そのひとつに「庭先集荷」という小規模農家や家庭菜園者向けの
新しい事業もスタートしています。
出荷するほどでもない少量の野菜を集落ごとにまとめ
島内の施設やホテルで活用、また直売所などで販売して
地産地消を行おうという事業です。
おすそ分け文化も大切にしながら、地産地消にも役立てることで
生産者側も作る喜びや達成感につながっていくと思います。

私も来年から野菜を作る予定です。今は何を作ろうか色々思案中。
回りにたくさんの“先輩”がいるので、教えを請いながら作業します。
自ら作ることで、これまで気づかなかったことをたくさん発見できそうで
とても楽しみです。
地区の皆さんにおすそ分けできるほど収穫できるかは・・・。
すみません 自信ないです(苦笑)。
まずは自産自消ですね。

最後までお読みいただき有難うございました。
                   

   
               non@海府地区担当

 

 ご無沙汰しております、岩首地区担当 新田です。
少しずつ準備してきたものが動き出しました。1つずつご報告していきたい
と思います。








◆12月6日(金)第一回 岩首サロンじんのび◆










 




きっと皆さんも最近よく耳にする”サロン”という言葉。




例えば、いきいきふれあいサロンとか、子育てサロンなど。
エステサロンなんてのもありますね。




フランス語で応接室などの部屋を意味する言葉だそうですが、日本では人が
集う場や交流する場という意味合いが最近の使われ方では強い気がします。

 








「みんなで集まって料理をしたり、物づくりをしたいね」、
「これから冬になると、みんな外に出てこないのよ」なんて言葉を聞きながら、
何ヶ月かが過ぎました。




稲刈りも終わり少しづつ集落の人たちの忙しさも和らいだ頃から計画をたて
て、どんなものがいいか相談を重ねてきました。




私が出来る事や、この何ヶ月かで見つけた岩首にしかないものを使いたいと
いう気持ちと、中心になって動いてくれているお母さん達のやってみたいこ
と、サロンへのイメージをすり合わせていきます。

12月から3月までに3回ほどのサロンを計画し、第一回目を新田が担当する
ことになりました。
テーマは「歌って、踊って、ぐーんと伸びをしよう。」

・ストレッチ
・童謡2曲、追いかけっこ歌
・岩首村音頭
・饅頭づくり
 

岩首小学校が廃校になったのは7年前。
岩首集落~柿野浦集落に住んでいた子ども達は、岩首小学校に通い、運動
会などの行事では「岩首村音頭」を踊っていたそうです。
集落に住む60代~80代の皆さんは知っている人が多いものの、最近では殆
んど踊る事も、歌う事もなく、歌詞も踊りも曖昧。
30代の人の中には踊ったことがある人もおり、一時復活したようですが、
岩首小学校が廃校になり機会を失ってしまったようです。

私は集落の人との何気ないお喋りの中で、岩首村音頭の存在を知りました。
実際に見た事も、唄を聞いた事もない岩首村音頭ですが、何故か「これは使
える!」「やりたい!」とい気持ちになりました。

そんな「岩首村音頭」を中心に、寒さで縮こまった体をほぐして、大きな声
をだして歌って過ごしてもらいたいと思いました。




当日の朝はどんより曇り空、雨も降っていましたが、時間が経つにつれお
日様がみえてきました。




そして最後に、今回は隣の水津地区で活動している岩崎隊員にも協力して
もらい饅頭作りをしました。




あっという間の時間でした。

最後は蒸かした饅頭を食べながら、参加した1人1人が感想を言ってまわ
ります。

「1人暮らしだから、今日はたくさん笑えて、歌って楽しかった。」
「饅頭づくりが楽しかった。」
「気持ちがすっきりした。」

準備を一緒にしてきたお母さん達も、そんな皆さんの感想を聞きながら、
とても嬉しそうでした。
終わった後の反省会でも、今回をきっかけに色んな人が関わって欲しいし、
参加して欲しいねとの声を聞く事が出来ました。
次回への課題も沢山ありましたが、お母さん達や参加したばあ達も少しう
きうきした足取りで、家に帰っていく姿を見送りながら、じんわり暖かい
気持ちにさせてもらいました。

 
続けていく事、誰かにおんぶに抱っこではなく、みんなが一緒に関わって
いく事が出来るように、じんのび(ゆったり、のんびりというような意味
)しながらしなしな(ゆっくり)次回に向けて準備をしていきたいと思い
ます。

そして岩首村音頭を集落のみんなが歌って、踊れたらいいなと思います。

次回の岩首サロンじんのびは2月の予定です。






 













佐渡島内にも多くのミュージシャンがいらっしゃるのに驚きました。

先週末の14日(土)赤穂浪士討ち入りの日、赤泊総合文化会館にて、
その島内の皆さんが、赤泊へ討ち入りライブの為、集結しました。

中学生バンド、高校生バンド、
そしてメインのオヤジバンドと、島内各地
から多くのアマチュアバンド
が多岐に渡る音楽ジャンルを披露してくれま
した。
懐かしいS50年代
のロックンロール、S60のグループ・サウンズもあれば
、今時のヘビ・
メタ、そして、歌謡曲まで様々です。

会場では、スナック類、おでん、サンドイッチ、当地名産南蛮エビまで
おつまみとして振舞われ、ソフトドリンク、ワイン、焼酎、北雪・金星
が林立していました。全て食べ放題・飲み放題でした(勿論、数量限定で
すが、1人2千円なり)。このコンサートは地元、赤泊の「赤ちょうちん」
というバンドグループが毎年企画運営しているそうです。
クリスマス前に
素敵なディナー・ショーを当地でエンジョイさせて頂き、
ありがとうござい
ました、また来年、お願いします。

AKDkame

 



以前、赤泊温泉を紹介させて頂きましたが、みなさん、ご利用して
頂けたでしょうか・・・利用された方も、まだの方も、本日みなさん
へ更なるグット・ニュースをお届けします!

今週金曜日の20日、赤泊温泉(サンライズ城が浜)のスタッフと
ジャンケンで勝つと、入浴料の¥400がなんと、
¥250となります~(^^♪  

今年一年の運試し集大成として、チャレンジして見て下さい。

ちなみに、スタッフの皆さんはいい人ばかりで、加えて、
ジャンケンは弱そうですよ(内緒のはなし?!)Good Luck !

すっかり雪景色の毎日となりましたが、週末は温かい温泉に浸かって、
赤泊の冬景色をご堪能下さい。

Have a happy Christmas  !
AKDkame

 

今週の月曜日、新穂公民館主催の「いきいき学級」が
トキの村元気館で開催されました。

今回の内容は、お正月に飾る「はかま紙」作りと、
お昼を挟んで午後からは、介護予防教室でした。

市(いち)などで最近よく目にしていた「はかま紙」。
おめでたい柄を半紙などを切り抜いて作るお正月の縁起物ですが、
それを自分で作れるなんて!と言うわけで、私もやる気満々で参加
させて頂きました。



まずは、来年の干支である「馬」にチャレンジです!
切り方のポイントを教えてもらい、先生が用意して下さった
図案を半紙に重ねた状態で切っていきます。
慣れないと、ついカッターを持つ手に力が入ってしまいますが、
切り慣れてくればこっちのもの!綺麗に切り取れると気持ちがいい~♪



皆さん、かなり真剣です!
先生から「息は止めんでね~。呼吸してくださいよ~。」
なんて冗談も出るくらいでした。

図案にもなっているように、左を向いた馬は縁起が良いと、
参加者のおばあちゃんが教えてくれました。
また、佐渡島内でも「はかま紙」と呼ぶところと、
「さげ紙」と呼ぶところとあるそうです。
自分の知らない知識がぽんぽんと出てくるところが
お年寄りと接していて何より楽しいことですね♪



続いては、こちらも縁起のいい海老。
細かい部分は先生が事前にきって下さっていたので、
慣れた方は早々に切り終えて、他の参加者さんをお手伝いされたり、
「いきいき学級」という名に相応しい、クラスメイトとわいわい、
学校の教室にいるような気持ちになりました。

参加者さんの中には、一度ご病気をされ、回復した今はリハビリも兼ね
このいきいき学級に奥様と参加されている方もいらっしゃいました。
はかま紙の先生も仰っていましたが、こういう場に出てきてくれるだけで
有難いことです。

2時間で見事完成したはかま紙。おばあちゃんの家の神棚と、我が家の玄関に
飾るのが、今から楽しみです♪

新穂のいきいき学級は、新穂公民館が主催で年8回開催されています。
次回は1月に新穂小学校の児童との昔遊びでの交流を計画中。
どんな遊びが出てくるか、こちらも楽しみです♪
 

みなさま

はじめまして。こんにちは♪

10月1日から小木・宿根木地区を担当しております、渡辺南風(みなみ)と申します。

10月から来ていたにも関わらず・・・ごあいさつが遅れました。ごめんなさい。
これからどうぞよろしくお願いします! !



さて、小木地区担当ですが、いきなり赤泊での活動レポートです。

もともと養蜂に興味があった私は、佐渡で1番蜂に詳しい方が赤泊にいるという情報を聞きつけ、赤泊の亀崎隊員とともにその方を訪ねてきました。

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はち


はち


野菜や果物の交配用に蜂を育てる藤井さん。
越冬中のセイヨウミツバチの巣箱 その中をのぞかせていただきました!わーい!
(蜂のみなさま、さむいなか、開けてごめんなさいー!)

私の担当地区・小木でもできるかなぁ。

ハチミツやミツロウがとれたらいいなぁ。

なんて、想像をふくらませました。



こちらの藤井さん、今は竹の出荷がお忙しいそうで、それならばと思い見学のお礼の気持ちも込めて2人で竹林での作業のお手伝いをしました。

たけ


たけ


こちらの竹はお正月の門松用に十日町の方へ出荷されるそうです。
ほかにも、白根大凧合戦の一部の凧に使われていたり。

佐渡の竹、島外で活躍中です!

素人2人がお役にたてたかわかりませんが。。。
(特に、私は写真を撮っていただけでした。)
竹の利用について考えるきっかけにもなり、貴重な機会をいただくことができました。




たけ


ふたり


藤井さん
本当にお忙しい中、そして雨の中、ありがとうございました!!





うし

おまけに・・・
牛舎を見学させていただきました。佐渡の乳牛だ~!




それでは、明日からはしっかり小木のレポートをお届けいたします!

読んでいただき、ありがとうございました(^v^)

みなみ



高千・外海府地区担当の中村です。

先週の金曜日に、高千連絡所にて「第一回佐渡弁講座」を開催しました。

私、中村も佐渡へ移住してきてからもうすぐ1年経ちますが、最初は地域の方々と話していても何を言ってるのか分からず、早口に聞こえるし、怒っているようにも聞こえるし、わ~どうしよう・・・なんて思っていました。

それから日々、色んな人と会話しているうちに徐々に佐渡弁にも馴染み始めてなんとなく会話ができるようになった気がします。

そんな感じで、私たちのような島外から来た人にとって最初に訪れる壁(?)は、言葉(方言)ですね。




今回の参加者は、地域おこし協力隊や佐渡弁に興味のある方などに声をかけ、13名ほど集まっていただけました。

講師役には、CNSテレビアナウンサーの山本政次さんや、映画「飛べ!ダコタ」の方言指導をされた高千住民の3名の方々にご協力頂きました!

第一部には佐渡弁講座(入門編)、第二部は「飛べ!ダコタ」のワンシーンの実践をしました。

入門編では、佐渡弁の簡単なルーツ(各地域によって様々)や単語の意味や使用例を雑談も交えながら教えていただきました。

姫津に多い苗字で「石見(いわみと呼ぶ)」というのがありますが、それは島根県の石見(石見国)から3人の漁師を招いたことから由来している話や、佐渡弁のイントネーションは京阪式で新潟弁の本土の方は東京式という話など、興味深かったです。








二部では、映画「飛べ!ダコタ」のワンシーンのお手本を方言指導者の3名に見せてもらい、実践してみるという内容でした。

私も実践をしてみましたが、やはりイントネーションがよく分からず、まだまだ佐渡弁を使いこなすには時間がかかるなぁと思いました。。




海沿いや漁師町の地域は、言葉が乱暴で声が大きいとか、羽茂のほうの人は(語尾に)“みゃ~ みゃ~”言うとか、
佐渡弁といっても、各地域、各世代、各集落で違ってくるということですので、第二回、第三回と開催して今度は、違う地区のネイティブスピーカーを招いてやってみたいという意見もあったので是非また開催出来たらと思います!


 

羽茂担当の澤村です。
寒さが日増しに強くなり、羽茂でもそろそろ雪が見られる時期になりました。
冬の寒さを温めてくれるような 羽茂大市 が12月15日(日)~16日(月)に開催されます。

c9547441.jpg

※チラシの画像をクリックすると拡大します。

羽茂大市は戦後まもないころ、新しい年を迎えるために必要な買い物ができる歳末市として始まりました。
ひとときは町を行き交う人ですれ違うこともできなかったそうです。

いまは残念ながら往時のような賑わいはありませんが、今年もたくさんの出店や楽しい屋台などが出揃います。
※一部の露店と、各イベント・屋台出店などは15日のみ



正月に向けた手作りの品が並ぶ、思わず心が温かくなるようなマーケットです。
※参考リンク 佐渡日和 羽茂大市

市の会場は羽茂の中心部、羽茂商工会を中心とした県道沿いの商店街。
このあたりは、かつて羽茂城の城下町だったそう。

大市では、昔懐かしいレトロな衣装に身を包んだ人たちが商店街を練り歩く、という楽しい企画も行われます。
また、羽茂大崎が本場である文弥人形の若手グループ 虫紋座 による「源氏烏帽子折」4幕の公演が、商店街の軒先を借りて行われます(無料)。
※いずれも15日のみ

昨年の文弥人形公演の様子




また、羽茂大市の一角のお店では、手作り屋台が並ぶ お多福いち という楽しいコーナーが開かれます。
※15日のみ

1cc64156.jpg

※チラシの画像をクリックすると拡大します。

昨年のお多福いちの様子をちょっとご紹介。











今年は、お多福いちの軒先を借りて、地域おこし協力隊のメンバーが、温かい飲み物やお菓子をご提供する いこいっ茶屋 を出店します。
※15日のみ

お店には羽茂担当の澤村と、助っ人として宿根木担当の渡邊南風(みなみ)隊員が立つ予定です。

焙煎したての選び抜かれたコーヒー豆を、澤村の出身地である大阪の専門店から取り寄せます。
(ちなみに澤村は珈琲焙煎師初級の資格を持っています)
オーガニックの国産レモンを取り寄せて、ホットレモネードの仕込みも始めました。

大市では焼き芋の販売や、土人形の絵付け体験(500円)、はずれなしで景品が当たるガラガラ抽選会など、楽しいイベントや企画も目白押しです。


先日、NHKの番組でも紹介された『古食庵』葛原正巳さんの土人形。
干支の午など、何種類かご用意されるそうです。
これ以外にも簡単な図柄のものもあり、小さなお子さんでも体験できますよ。

羽茂大市に関するお問い合わせは羽茂商工会(0259-88-2160)まで。

皆様のお越しを楽しみにお待ちしています!


※一部写真は知人にご提供いただきました。ありがとうございました。



先ほど、赤泊行政サービスセンターのある赤泊総合文化会館裏手、
東の空に、何ともまれな、「虹の架け橋」が出現しました。

赤泊には多くの宝物がたくさん埋まっているのでしょうか・・・

正しく、メルヘンの世界です!

AKDkame
 

 

お知らせです。




12月の7日(土)8日(日)午前10:00~

佐和田セントラルタウン内 山田屋さん店舗にて棚田米販売会を行います。

佐渡棚田協議会として今年は5つの地域(猿八・岩首・北片辺・月布施・片野尾)のお米を販売することになりました。


佐渡協議会とは佐渡の中山間地・棚田地域が一つにまとまりお互いの地域を支えあいながら共に棚田保全に努めていこうと2012年に発足しました。



当日は佐渡棚田協議会の取り組み、各地域の紹介やとれたお米の試食を行い興味・関心を持って頂けたらと思います。

生産地で活動している協力隊員も販売員としてお店でお待ちしていますので、お越しくださいませ。



以上



聞いた話しによると、佐渡では家庭菜園の野菜類は大方、ご近所さん
へお配りするそうです。また、あれこれと食べ物をお裾分けしたり、
頂戴したりと、日常茶飯事の行為として、当地では慣習的に行われて
いる様です。 また、「佐渡は物をあげる文化あり」と言う人もいます。

かく言う我が家も、頻繁にお裾分けを頂戴する事が多く、そのお返し
と言っても、お返しする産品が無いので、自分で調理加工した魚などを
たまに、召し上がって頂いています。

この様な文化は日本のみならず、海外でもありますが、これ程まで
に頻繁には無いと思われます。

恐らく、集落で生活して行く上で、ご近所付き合いがとても大切で、
何より大事な事と言うことでしょうか・・・

私にとって、確かに食べ物を頂く事は、生活する中で、とても助かり
ますし、とりわけ、旬の産品はとても美味しく、有難く頂戴しています。

でも、それらの物を頂くという以上に、ご近所さんが、私の存在を認め、
好意で何かをくれるという、その気持ちに、熱く心を動かされる次第です。

ご近所さん、いつも有難うございます。
 
AKDkame

 



数年前から見たかった佐渡、鷲崎の寒ぶりレースを昨日やっと見る事がで
来ました。行われたのは、当地の「寒ぶり大漁祭り」でのアトラクション
です。

昨日は11時と12時の2回のレースがあり、私は最初の11時の
レースを
見学しました。


尾ビレの付け根に色とりどりのテープを付けた3匹のブリが一斉に長さ
20メートル程の水槽を泳ぎ、人間が魚の速さを競います。各色に投票し
たお客さんが、その順位で商品を頂くという、魚に運を任せた、何とも
他力本願なレースです。

さて、なぜ私がこれ程までに、このレースに興味があったかと言うと、
ブリの泳ぐスピードが知りたかったからです。

魚類で一般的に泳ぐ速度が比較的速いと言われているカジキ類で、時速
90-130km、カツオ、マグロ類で70-80kmと言われており、いわゆる
外洋性の回遊魚は比較的他の魚類に比べ速いので、同じ回遊魚のブリは?
??となった訳です。

スピード・ガンで計測した訳ではありませんが、観察した限り、思いの
ほか、ブリ(ワラサ)は速くなく、カツオ、マグロの半分位ではなかっ
たかと思われました。

しかし、その泳ぎ方はとても美しく、スマートな流線型の魚体に合った
優雅な泳ぎでした。

尚、ぶりレースと言いましたが、魚体はどうも本来の寒ブリサイズではな
く、イナダより少し大きいワラサ程の大きさでした。今年はどうも佐渡の
海水温度が例年より高めだそうで、本格的な寒ふりシーズンはこれからな
のかもしれません。

いずれにしても、面白いレースでした。

来年も見学させて頂きます。

AKDkame

 

いよいよ今年も1ヶ月を切りました。
海府地区は寒ぶり漁が始まっています。
今年はまだ海水が温かく本調子ではありませんが
きっとこれから大漁になることでしょう!

そんな願いをこめて、昨日恒例の「佐渡海府寒ぶり大漁祭り」が
鷲崎漁港にて開催されました。



早朝から集まり最終チェックを行います。
ここ最近はあまり天候に恵まれなかったそうですが
今年は風もなく穏やかで暖かい朝でした。




先着1000名に無料でふるまわれるアラ汁。地元のお母さんたちが心をこめて作っています。
ぶりはもちろんネギも大根も2日前に地元の畑で収穫したもの。
下ごしらえも味付けにも手を抜かず丁寧に行っています。
来場者の評判を呼び、開場後あっという間に完食されてしまうのもうなずけます。



大棒網船出航前に大漁・安全祈願祭を行います。
終了後、新発売の「ブリカツくんおまもり」の祈願もしていただきました。




いよいよ寒ぶり祭りの始まりです。
鮮魚売り場には早くから多くの人が集まり大混雑。
一尾売りの前では引き締まったぶりがどーんと鎮座しています。



食堂はアラ汁や刺身、出店の商品などを食べる人たちで大賑わい。
美味しい香りが充満していました。



出店は地元会の商品や佐渡の特産販売、そして海猿こと海上保安庁の方もいらっしゃいました。
青い羽根募金、初めて知りました。
漁師など海の仕事が多い土地柄、海保は身近な存在です。



出航していた漁船が戻ってきました。
果たして寒ぶりはどのくらいとれたのでしょうか?



残念ながら寒ぶりはそれほどいませんでしたが、そのかわりいけすに放されたのは「海亀」!
大野亀、二ツ亀と亀に縁深い地域であり、漁師さんも亀を祀りとても大切にしています。
昨年も大きな亀が網に入ったそうですが、今年は生後5年程度の小亀。
来場者に見ていただくためにしばらくいけすで泳いでもらうことに。
子供達が興味深そうに亀を追っていました。



カジキマグロも水揚げされました。
クレーンで持ち上げると、その迫力に周囲からは歓声が。

さて、船も戻ってきて次は人気の「寒ぶりレース」。


大きなレース場(いけす)に出走魚3匹がゲートイン!
尾に赤、青、黄のリボンをつけています。



ものすごいスピードでゴールに向かう出走魚たち。
途中で引き返すハプニングもありましたが、レース場を気持ちよく進んでいます。
順位は、1位-青 2位-赤 3位-黄。2回目も同様の順位でした。
偶然なのか魚のポテンシャルの差なのか、どうなんでしょうね。
実際に魚の泳ぐスピード、中々実感する機会がないだけに貴重な機会です。
大人も子供も楽しめるイベントでした。

午後に入り鮮魚や出店の品物も売れ、来場者も帰り始めたので
いけすで頑張ってくれた小亀くんも海に帰ります。



ちょっと疲れていた小亀くんでしたが、沖に出ると潮の香りを感じたのか俄然元気に。
海の中を勢いよく泳いでいきました。

そして祭りも終わりの時間。
寒ぶり大漁を祈り、終了となりました。

今年は天候に恵まれ、例年より多くの来場があったようです。
お越しいただいた皆様有難うございました。
駐車場待ちなどご迷惑をおかけした方にはお詫び申し上げます。
まだ行ったことがないという方、来年は是非いらしてください。

長文にお付き合いいただき有難うございました。


                  non@海府地区担当
 

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