佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2014年01月

お知らせです。


平成26年小倉千枚田のオーナーを募集します。


平成20年より休耕田や荒廃田の復活を呼びかけ、活動を始めて7年目となります。


佐渡の棚田の景観や農作業が好きな方、田植えや稲刈りなどの農業体験をしてみたい方
そして地域のおじいちゃん、おばあちゃんと交流をしてみたい方は大歓迎です。





よろしくお願いいたします。



詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.city.sado.niigata.jp/info/data/2014/0127.shtml
http://sadotanada.com/topics/125/

気が付くと一月も終わりを告げようとしています。


地域に入ってからの生活というものは濃密であり、その時の経つ早さにびっくりします。


日々の活動の中で子供達との交流も増えて来ましたが、ある日家に帰ったら可愛らしいお便りが届いてました。




総合的な学習の発表と、もちつき会の案内でした(^^)

協力隊からは昨年七月に、岩首地区の棚田を子供達が訪れた際に説明をした新田隊員も招待され、一緒に参加しました。




地域の方から田んぼをお借りして、総合的な学習の中で子供達が田植えから稲刈りまでを行ったもち米。

農業を体験しての感想、生き物調査の結果など、一年間の活動のまとめをスライドショーで発表。

ただ発表するだけじゃなく、クイズを交えたりもして分かりやすく、子供達の工夫が見えました(^^)



発表が終わったらもちつき会の開始!


もち米の品種は『わたぼうし』
ついた時の粘り強さが特徴だそうです。

炊き立てのもち米をまず杵で捏ねて(潰して)いきます。

この作業がもちつきの作業の半分くらいを占め、仕上がりに左右する為入念に行うそうです。

捏ねあがったらついてきます。



ヨイっ!



ショっ!


子供もおじいちゃんと力を合わせて



ヨイっ!


ショっ!!



よく阿吽の呼吸で高速でもちつきを行う人達がいますが、あの人達の凄さが分かりました 笑


つき終わったらきな粉と砂糖醤油でコーティング。













地域の方が持ち寄ってくれた漬物を添えてみんなで実食!



杵と臼でついたという趣も感じながら頂く、つきたてのおもちは格別です。


子供達は田植えから稲刈りまでという過程もありますから、そのおいしさは一際だったのではないかと思います(^^)




食べ終わったら招待された方一人ひとりに感謝状を子供達から渡されました。

それこそ昨年の流行りの言葉ではないですが、最後まで『おもてなし』の素晴らしい前浜小学校のみなさん。


地域の方と関わりながら、地域でとれるものをつくる。



地域との交流もとれ、そしてこれもまた地消地産の一つでもありますね。



学習の中で、または地域の中で、私も子供達に『おもてなし』が出来るように、企画等に励み邁進していきたいと思います。


ー水津地区担当 岩﨑ー
























 

高千・外海府担当の中村です。

日曜日に北片辺集落で開かれた「第12回北書会作品展」のお手伝いをしに、公民館「民話の館」へ行ってきました。




北書会とは、週1回公民館で開かれている習字教室です。
外海府地区の大倉にいる習字の先生から教わっているそうです。
8人ほどの生徒さんが参加しています。

今年で12回目となる作品展ですが、作品展と一緒に手打ちそば販売(1杯400円)と集落の方々による演芸も行われます。
作品展は、習字以外にもパッチワークや生け花などの作品もありました!








11時から始まった演芸は、全部で13演目もありました!

私は手打ちそばの準備をしていたので全部を観ることは出来ませんでしたが、集落の子どもたちとそのお母さん達による「あまちゃんダンス」(とても可愛かったです!)や、私も以前三味線を習わせてもらった海府みすじ会による歌と演奏や、カラオケなど、バラエティに富んだ内容でした♪


印象に残ったのは、佐和田で活動しているフラ・ハラウ・カナロアによる「フラダンス」と片辺岩ゆり劇団による「浦島太郎」とでした。


滅多にお目にかかれないきれいなフラダンスを観ることが出来て、みなさん見惚れてましたね。




「浦島太郎」は手作り衣装で演じ、たくさんのお菓子をステージからまいたりと、北片辺のかぁちゃん達の元気いっぱいのエンターテナーっぷりには驚かされました。




そして最後の演目は、北書会メンバーによるライブパフォーマンスでした。
舞台の上で大きな筆を紙に躍らせて何が出来るのかな~とみなさん覗きこみながら見守ります。





完成したのがこちら!

拍手喝采、かっこいいパフォーマンスでした^^





10時から始まった作品展と演芸も盛り上がりましたが、手打ちそば販売を目当てに来る方々も多かったと思います。


集落の人たちで栽培しているそば粉から作った手打ちそばですが、この日はなんと120食売れたそうです!!
(昨年は80食ほどだったそうです)

裏の厨房では、男も女もみんなで協力し合ってそば粉をこねたり、伸ばしたり、切ったり、茹でたり、たくあん切ったり。。
高千弁をあっちこっちで飛ばしながら、素晴らしいチームワークでした!













私も初めてそば打ち体験させて貰いました。
(といっても今回はそば打ちはなしで、そばを切ることに徹しましたが・・)

なかなか同じ太さに切るのが難しかったのですが、やっているうちに慣れました☆

とても美味しいそばを食べることが出来てよかったです♪
(そば湯も濃厚で美味しかったです)



作品展終了後は、スタッフ全員で慰労会でした。
老若男女こんなに多くの人が参加する作品展、とても素敵だな~と改めて感じました。
いつも活気であふれている北片辺集落の皆さんには元気をもらいます^^





ちなみに今日と明日(27日、28日)にサドテレビ内にて作品展の模様が放送されますので、是非ご覧ください!

<放送日時>
27日(月)17:30~、20:00~、21:00~、22:00~
28日(火)6:00~、7:00、12:00~


 

朝起きて、窓から日差しが差し込んでいると
嬉しくなります。

岩首地区 新田です。

先日、用事があり佐渡をぐるっと廻ってきました。
っと言っても、3/4周しか出来なかったのですが。

本拠地、岩首を出発し両津方面に向けて車を走らせます。
この辺りは普段良く通る道。
道路改良工事をしている場所が点々とあり、細い道もあ
りですが、海は穏やか、向こうに新潟も見えます。



両津港に向かうカーフェリーに乗ると、アナウンスでよく
聞く「姫崎灯台」を通り過ぎ、大佐度方面目指して一直線。

県道45号線、佐渡一周線を進みます。
今年は雪が少ないので、佐渡1年生の協力隊員には非常に
ありがたいことです。

ここで!
勝手に気になる!惹かれる!名前の集落を紹介!
 
第5位 犬神平(いぬがみだいら) 

小木から沢崎灯台方面へ
佐渡の民話「犬神長者」の話もある。
この辺りに、自然の石で犬の形にみえるものもあ
るとか?!
       

第4位 馬首(うまくび)
 
両津から鷲崎に向かう途中
「首」がつく集落は岩首と馬首の2つ。
馬の伝説に由来する。

第3位 蚫(あわび)
 

我が岩首地区からエントリー
蚫って聞くだけで、なんだかわくわくします。

第2位 達者(たっしゃ)
 
尖閣湾の近く
この集落の人は皆、元気で活発なイメージ。
いつまでもお達者で!

第1位 願(ねがい)
 
佐渡の北端
インパクト大!県道からは見えない集落。
1月には願いを叫ぶイベントも。




他にも・・
東鵜島と北鵜島、東立島と北立島、吉住と住吉、
夷と北狄などなど。

佐渡一周262.7km。
色んな観光地めぐりもいいですが、集落の名前に
スポットをあててみても面白いかもしれません。

さて、
大佐度は風が非常に強く、小佐渡の穏やかな景色
とは別世界。
体感温度もぐっと低く感じそうです。

私個人的には冬の日本海大好きです。
荒々しい波をみていると、自然の壮大さを実感し
ます。

北端をぐるっとまわって海府大橋にさしかかると
断崖絶壁から吹き上げる風。
冗談抜きに吹き飛ばされるかと思いました。

最後は外海府や七浦海岸から見える夕日。
岩首では見れないので、たまに羨ましくなったりします。




七浦海岸の方を通るのを忘れずに通り、佐和田に抜けて
小倉を通って帰りました。

色々な場所に寄り道すると、1日で1周は難しいですね。
季節によって変わる景色。
何度廻っても、きっと新しい発見があると思います。

面白い場所、名前があればまたご報告したいと思います!






 
 

 

先週土曜日の「子ども読書会」に続いて、近ごろ子供たちとの触れ合いの場に恵まれております、新穂担当おがわです♪
今週火曜日は、新穂小学校へ元気なお年寄りの方たちと小学生との交流会へ行ってきました。

新穂小学校は全校生徒102名の、新穂地区に二校ある小学校の内の一校です。
地域交流を大切にしている校風もあって、お年寄りとの交流会も始まって今年で5年以上になるそうです。



今日の交流会、盛りだくさんな内容でした!
始めは、お年寄りの方たちが3年生へ昔の遊びを教える時間。



メンコやあやとり、コマ、お手玉、カルタと懐かしい遊びが勢ぞろいしました。コマ回しは初めての子が多い中、慣れた手つきで上手にコマを回す女の子や、休みなくメンコを打ち続けて汗だくになって、「腰が痛〜い」と訴える子もいたりと、子供たちの遊びに対する無限の好奇心を目の当たりにしました!

昔遊びの後、一先ず休憩になったのですが、子供たちはなんと体育館で長縄跳び!



今週土曜日の大会に向け、全学年が混ざった縦割りのチームに分かれての練習です。体育館へ練習の様子を観に行かれたおばあちゃんたちは、昔のことを思い出して、「わしらも1本縄借りてやりたいなぁ」とウズウズしておりました。実際子供たちの輪に加わって飛んでいる方もいらっしゃいました。ホント、元気です♪

続いては、5年生による外国語授業の発表です。授業で習った英語の挨拶や言い回しを劇にして発表してくれたり、時にはおじいちゃんおばあちゃんに質問して答えてもらったりと、楽しく交流をしながら授業の成果を存分に披露してくれました。



私が小学生の頃、外国人の先生が年に2度ほど学校に来てくれても、恥ずかしくてしゃべれずだんまりを決め込んでいた思い出がありますが、今の子たちは堂々と自分の自己紹介を英語でできるんですね!なんとも頼もしい姿でした。

最後は、2年生が自分たちで考え、お家から材料などを持ち寄って「生活」の授業で作った「おもちゃランド」で、お年寄りの皆さんに遊んでもらいました。

・ゲコゲコぴょんがえる
・ペットボトルレース
・てんすういっぱい魚つり
・あまちゃんゴルフ
・さかをころがるどうぶつたち
・ポンポン玉入れ

子供たちが考えた遊びの数々、名前を聞くだけでも想像力が膨らみますよね!
お店に行くとカードにハンコを押し、丁寧にルールの説明をしてくれます。


点数によって、折り紙やシールの景品付き♪

このおもちゃランド、授業中以外の休み時間も使って、みんな夢中で作ったそうです。
自分達で作り上げるという楽しさももちろんありますが、そこにお客さんが来て遊んでくれるというのも、作る意力を盛り上げるんでしょうね!



お客さん(遊ぶ側)も、すべての遊びを制覇する勢いで時間ぎりぎりまで楽しんでいました。学校を後にするおじいちゃんおばあちゃんの手は、遊びの景品でもらった折り紙や、昔遊びを教えた3年生からの感謝のお手紙などで一杯に。



校長先生もお話していましたが、次に街中でおじいちゃんやおばあちゃんに会ったとき、今日のことを思い出して元気に挨拶ができるように、子供たちには今日の交流会のことを、いつまでも忘れずにいて欲しいですね。私も次回みんなに会うのが楽しみです!



 

片野尾の港に行ったらお婆ちゃん達から大量のカニ(小さかったりして売りに出せなかったもの)を頂きました!!



こんなにもらっていいのかくらい頂いたので、これを何か有効利用できないかと思い、

佐和田にある地消地産をテーマにしているフレンチレストラン『La Plage ラ プラージュ』さんに連絡したところ、
使って頂けるとのことで、早速持っていきました!

『旅館浦島・レストラン La Plage ホームページ http://www.urasima.com/top.html



そして実際に使って頂いたのがこちら。



なんと、コックさんの腕で、こんなオシャレに変身!
あとはブイヤベースソースにも使って頂けたとお聞きしました!



地域には輝くことのできる素材がまだまだお宝ののようにいっぱいあるんだと実感致しました!



また、佐渡市としても地産地消を薦めており、庭先集荷なども行っていて、
地域おこし協力隊員の中でも、活動の一つとして行っている隊員もいます。




今回、片野尾のカニをオシャレに変身させてくれた、ラ プラージュで腕をふるっているコックの須藤君。
実は須藤君とは保育園から高校まで一緒の大の幼馴染です。

二人で佐渡の末端と中心を繋げ、若い力で盛り上げていきたいねと話ていたのですが、

ほんの少しですが、その小さな第一歩を踏み出せたと思います。

これからも協力して企画などしていきたいと思います!

ー水津地区担当 岩﨑ー







 

一月某日。
岩首集落のお隣、東鵜島。
何やら1年のうちでも限られた時期にしか食べ
られない料理があると聞き、訪れました。

その正体は・・・



鱈茶漬け!

鱈が美味しい季節になりました。
鱈茶漬けという言葉とは、ちょっと想像
が違う見た目であります。
 
鱈の切り身を丼の底に敷き、ご飯を盛って
その上に、あら汁で煮た子をあふれんばか
りに乗せていきます。



お箸を入れた瞬間に、
「おっと!」
子が落ちないように食べるのに必死です。

これが、絶品!!
うまい!の一言につきます。

隠れた一品、鱈茶漬け。

日頃、地域の皆さんのお宅にお邪魔して
ご馳走になってばかりです。
料理が出来ないから人の家に行っている
わけではないのですよ。

日々の食卓でもこのような一品に出会う
事も沢山。
東京にいた頃には出会わなかった料理や
調理法。

しっかり料理を教わって、自分でも作れ
るようになりたいと思います。



岩首地区 新田

 

今日から大寒(だいかん)、さらに寒さが厳しい時季となりますが、
その分春の訪れが近づいているのも事実。
立春までの日数を指折り数える、新穂担当おがわです。

さて、今日は新穂の図書室のお話です。

島内には図書館、図書室がいくつか存在しています。
金井に市立図書館、真野や佐和田など4地区に地区図書館、そして分室(図書室)が新穂も含めて5か所あります。
図書館が遠く、なかなか行かれない…と言う地区には、「ハローぶっく号」と言う移動図書館が巡回も行っています。
(ハローぶっく号の巡回スケジュールはこちら。冬場はお休みのところもあるので注意してくださいね!)


新穂図書室は、新穂行政サービスセンターの2階にあります。
学校の図書室を彷彿とさせる、こじんまりとした居心地の良い空間です。
この手作り感がたまりません♪つい入り浸ってしまいます。

図書館スタッフが常にいるわけではないので、本の貸し出しなどは1階の公民館窓口で行っています。
開館は通常平日(月曜〜金曜)の8時半〜17時までになります。

通常開館と別に、公民館スタッフの方と「佐渡子どもと絵本をつなぐ連絡会」のメンバーが月に一度、新穂図書室で小学生対象の『子ども読書会』を開催しています。
先週の土曜日がちょうど今月の開催日だったので、私も「是非に!」と参加させて頂きました。



まずは、お互いの自己紹介から始まります。
今回は新穂小学校の1年生が3名と、保護者の方が参加してくれました。


3冊の絵本の読み聞かせと、その合間に手遊びなども盛り込んで、子どもたちを飽きさせない工夫も。小学生対象の会なので、絵本も子供たちの年齢に合わせたものを選んで読んで下さいます。
なぞなぞの絵本は、少し難しいかなっと思いましたが、絵の中にヒントがあると分かると、食い入るように絵を見始める子ども達!
絵本の面白さを再認識させられました。


読み聞かせの後は、お待ちかねの工作の時間です。
紙コップに取っ手を取り付けたものに、子供たちが自由に綿を付けたり、フェルトを切り抜いて雪だるまを作ったり...。


最後に、コップの中へお土産のお菓子を入れて、個性豊かな、お正月のお楽しみ袋が完成しました!

読書会が終わった後は、自由に図書室で本を借りることができます。
私がおススメした絵本「ただのおじさん」絵本も、参加者の女の子が借りてくれました。始めは借りないと言っていた子も、図書室で好きなシリーズの本を見つけて、その場で図書カードを作って借りて行ってくれました。

小さなことですが、図書室に来てもらうきっかけを作ること、それが読書会の開催であったり、参加してくれた子たちとの交流であったり、好きな本との出会いだったり、様々です。
そこに子供たちや利用者の方たちが魅力を感じてくれれば、きっと図書室ももっと元気になるのかと感じました。

さぁ、来月は2月22日(土)9時~11時の開催です!
今年度の開催はこれが最後になります。私も一芸を披露?する予定ですよ。
(詳しい内容が決まったら、またこちらかFacebookでお知らせします。)
小学生とお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、是非遊びに来て下さいね!お待ちしておりま〜す♪

新穂地区担当 小川
 

ころころ変わるお天気に翻弄されながらの毎日です。
岩首担当新田です。

昨年末から佐渡棚田協議会と関わりのある地域の中でも
特に関係のある小倉、岩首、水津、高千・外海府地区の
隊員4名で協議会の活動のお手伝いをさせて頂いています。

佐渡棚田協議会は2012年に発足。
島内の中山間・棚田地域が一つにまとまり、連携し耕作
による棚田(農地)保全活動、棚田の魅力再発見、棚田
地域間の交流、棚田サミット準備、棚田米販売などに取
り組んでいます。

それらの活動の中で今回は棚田米に関するPR活動と販
売をさせて頂きました。

12月。
新米としては販売する時期が遅くなってしまったので、島
内の方向けに「協議会の活動を知ってもらおう」という事
で販売会を島内の中心地・佐和田セントラルタウンで開催。




事前に生産者の方の話を聞いたり、それぞれの地域の特徴
や環境についてまとめたチラシをつくりながら準備をしま
した。

目標は1日1地域4袋、計20袋。
棚田米はそれぞれ2kgで1400円。

お米の事に関しては、1年生の隊員ばかり。
不安だらけの販売会でしたが、

5つの地域のお米の食べ比べが功を奏したのか、あれよ
あれよと売れていき追加分も含めて2日間で用意した60
袋が完売!




その後も東京ビックサイトで開催された「エコプロダクツ
2013」に出展。
佐渡のように沢山売ることは出来ませんでしたが、佐渡と
東京での販売を経験し、色々な事を勉強させてもらい、考
えさせられました。

後日、反省会を開きました。

それぞれの隊員の感想、これからの協議会との関わり方、
提案などをだしあいました。


あれもこれもやりたくなってしまうけど、中心になるのは
私たちではなく、生産者の方々。

お米の未来の先に、生産者の未来。

私たちに出来る事と、生産者の方々の思いをすり合わせて
行く作業をしながら一緒に活動ができればと思います。

今年も、販売会の企画をします。
生産者の方と共に元気いっぱいにPRしたいと思っています。

元気の源、お米。

まず、一日の始まりに一膳。
安全で安心なエネルギーを補給しましょう!









 




皆さん、あけましておめでとうございます。
新穂地区担当のおがわです。
今年も、引き続き佐渡市地域おこし協力隊ブログを
よろしくお願い致します!

さて、来週13日は成人の日、成人式が全国各地で行われますね。
現在の成人年齢は20歳ですが、昔、公家や武家の子どもは
15歳前後で成人儀式を行い、子供用の着物から大人用のものへ
衣替えをし、髪型や名を変えることによって、成人への仲間入りを
したそうです。

新穂では、新穂中学校3年生を対象に、当時の成人儀式「立志元服式」を
3学期の始業式後に、毎年開催しています。
今年で22回目を迎えるこの式、今回、私は司会進行の役を頂きました。
(卒業式のような凛とした会場の空気に、第一声で噛んでしまいましたが…)

今年の3年生は24名。
一人一人が、色紙に1文字、自分の将来の夢や希望を表す漢字を書き初めしました。



「空」「話」「堪」「輝」「時」「極」「和」などなど…
どんな思いを込めて書いたのか、想像するだけでも
ワクワクしてきます!
その中から代表者4名が、それぞれの夢やなりたい自分について
発表もしてくれました。
佐渡が直面している高齢化のことも視野に、福祉の道を希望する子、
将来について、まだ自分の中で葛藤している、と素直な気持ちを飾らず
発表してくれた子。
子供たちの言葉が、ずっしりと心に響きました。



講演の時間では、プロバスケットボールチームの新潟アルビレックスBB
ゼネラルマネージャーの小菅学さんが、新潟から来て下さいました。
小菅さんのバスケットボールに打ち込んだ中学時代のお話に、
きっと聴いている3年生たちも、自分たちの中学3年間と重ね合わせて
聴いていたのではないでしょうか。



講演の後は、剣道形の披露がありました。
剣道形、太刀の形、小太刀の形をご披露頂きました。
お仕事の合間を縫って駆けつけて下さった先生方、ありがとうございました!

中学校時代と言うのは、誰もが多感で難しい時期を過ごしたかと思います。
それでも、自分の歩むべき道を一所懸命考えている彼らの姿に、
新年早々、気を引き締められる思いでした。

これから受験も控える3年生たち、身体に気を付けて
晴々した気持ちで卒業式を迎えてもらいたいですね!




 

    
みんさん明けましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。



本年も何卒佐渡市地域おこし協力隊を宜しくお願い致します!

さて、

佐渡では各地新年の行事が行われています。
担当地区から二つの行事を紹介致します。


1月1日 ー【野浦】春駒 ー

元旦に野浦地区で春駒の門付がありました。

春駒と書いて佐渡では「はりごま」と読みます。

まずは家々を周る前に安全祈願。



本格的に春駒が始まってから40年が経ったそうです。






祈願が終わったら神社で春駒を奉納。


 

門付の始まりです!




叩き手の歌に合わせて舞手が踊ります。




舞手は馬の頭に竹を指したものを持ちながら踊ります。



家内安全、無病息災、五穀豊穣などを祈祷します。





一軒一軒終わるとおもてなしが待ってます。






各家々食べきれない量のお料理が!



冷えた体に染みわたります。



移動中も威勢のいい声が聞こえます。









野浦は行事になると若い人もみんな帰って来て、春駒など行事に参加するそうです。
地域に残る人、出た人関わらず、
一つの行事を守っていくことはとても大切なことだと感じました。





1月3日 - 【月布施】 堂(胴)押し -


野浦の隣の地区、月布施で3日に、堂押しがありました。



市の無形民族文化財にもなっているこの行事。

18時半の開始時間と共にふんどしを巻いた月布施の男衆が月布施にある毘沙門堂内に入りました。
(私もふんどしで参戦です!!!!!!!!!!)




佐渡で生まれながら見たこともなかったので流れが全然つかめてなかったのですが、
堂内に入るやいなや、「ヨッセ、ヤッセ」と言いながら壁を蹴ったり叩いたりします。

堂内は豆がらをがんがん燃やし火を焚き、異様な空間が広がります。


この行事は25と42歳の厄年の人を男衆が担ぎ上げ、
振り回すことで厄を祓います。


今年は前区長、新区長、野浦の厄年の方、そして厄年ではないですが私が、厄を祓ってもらいました。




このように手足をつかまれ、天井高く上げられ、堂内を練り歩きます。



いきなりペースが速くなったり、「回せ!」の掛け声と共に回されたりします!



最終的に「しゃんっ しゃんっ しゃーんとせっ(掛け声はもう少し続いてた気がします…)」と言い、
胴上げのように上下に揺らされ、終わります。

98キロということもあり、私を担いでいた月布施の方達はみな辛そうでした(本当に申し訳ございませんでした…)
来年は減量して参加したいと思います!





このように佐渡には各地変わった行事がいっぱいあり、これらを守っていかなければいけないと強く感じました。

少子高齢化が進み、年間1000人もの人口が減少している佐渡。

その中で佐渡に残りたい、佐渡に戻りたい、佐渡に興味がある、という人達はかけがえのないものだと思います。

たとえそれが1人でも、何十人、何百人分の価値がこの島にはあると感じました。

水津地区担当  岩﨑

























 

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