佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2014年05月

「突撃!隣の晩ごはん」という番組が好きでした。

でっかいしゃもじを持って、色んな地域を歩き、家庭の味を頂く。 

我が家で は出ないような料理や食材。また出演していた方の美味しそうな顔が好きでした。
「これ食べたいなー」と思った後の夕飯に嫌いな南瓜があると悲しくてたまりませんでした。(今は南瓜好きになりましたよ) 


ほとんどの隊員は1人暮らし。基本的には自炊です。
「ご飯ちゃんと食べてる?」、「料理出来るの?」と聞かれる事も多いです。

実際は・・・

料理は一応出来ます。人並み程度に。
でも、あんまり料理はしていない方だと思います。 近所の方の家でご馳走になったり、飲み会に行ったり、会合の後に頂いた残り物を食べたり。

そこで、日々出会うご馳走たちを気まぐれにご紹介したいと思います。

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こちらは、春の山菜!ワラビを市販のめんつゆと細切りにした生姜に漬けたもの。

大家さんの家でご馳走になりました。

シンプルですが、保存もきく料理です。おかずが欲しい時に重宝します! ワラビは灰であく抜きすると色もきれいで美味しいです。

佐渡に来るまで山菜のあく抜きなんて知りませんでした。

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続きまして、今が旬!筍汁。早くでる孟宗竹という種類だそうですよ。

お味は、豚汁みたいな感じです。しっかり筍に味がしみており、ほっとします。汁物って朝も夜も飲みたいです。


旬のものを頂ける幸せ。


次のお宅へ続きます。



 

こんにちは。
本日の大野亀です。

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日当たりのよい斜面では花が咲き始めてます。
といってもまだほんのわずかですが。

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先週の強風で葉と茎が曲がっているものもありました。
風は場所柄仕方のないことですがちょっと心配ですね。


今年もカンゾウライナーが運行されます。
両津発着が2往復 相川発着が1往復です。
(前日17時までに予約が必要となります)
詳しい内容は 新潟交通佐渡 定期観光バス予約センター(0259-52-3200)
までお問い合わせください。


最後までお読みいただきありがとうございました!


岩首地区の中には本当にびっくりするほど小さな集落がいくつかあります。

その1つ東鵜島集落で先日田植えを行いました。


初めて訪れた日から、私はこの集落の雰囲気をとても気に入っています。


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行事ごとには全集落民が参加。なんでもやれるもんが協力してやる!それぞれが、本当にお互いの事を良く知っています。 集落には若い人はいないけど、集まれば賑やかにお喋りがたえません。


帰省した家族と集落の動ける人達で行う田植え。それぞれが声をかけながら、お喋りしながら、腰が痛いと言いながらせっせと動いていきます。



山にも田圃はありますが、集落付近の石垣の田圃の雰囲気がなんとも素敵なのです。

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田植えをしていたり、祭りにいくと、そこに住む人たちの人柄や集落の色をとても感じます。



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行事が終わると、公民館で机を並べて皆で宴会。もちろんほぼ全員参加です。

持ち寄った物をつまみ、飲み物をつぎ、年上を敬いながらもざっくばらんに話しをする。

片付けも男の人がやれること、女の人がやれること、じいちゃんが出来る事、ばあちゃんが出来る事。
それぞれが今出来る事を自然に行っています。 それぞれの動きを見ているからこそ出来る事だと思います。


また、この集落を歩くと人に会う事は少ないですが、手入れされた草花やお墓、石垣の田圃などを見ると、どんな人達が住んでいるのか想像できます。

きっと私が最初に感じたこの集落の心地よさは、そんなところにあるのかもしれません。


私が借りているお家の石垣に生えた雑草たちを思い出し、反省。 

私が感じたように、色んな場面で人柄がわかるように、私も見習って素敵だと思う部分を真似したいと思います。



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昨日午後、新保・定置に掛った巨大魚・・・(@_@) マンボウ(翻車魚)です!

長さを測ると(手尺)、約120cmです。魚としては大きいのですが、本種の成魚が3メートルになる事から、まだ幼魚だと思われます。確か英語でSUN FISH(太陽の魚)と言われ太陽を浴びながら世界中の温・熱帯域の海を旅する動物です。たまたま佐渡島へ旅行中だったのでしょうか・・・(^^;) 最初、他の魚と共に赤泊漁協の水揚げ場で出荷の為、船から揚げる事になったのですが、幼魚であると判断した事と、魚体の状態は外傷も少なく元気であった為、海へ逃がしてあげる事になりました。浦島太郎の童話ではありませんが、赤泊の漁師さんたちはとても海を愛する優しい方々が多いので、マンボウ君に母なる大海へ帰って頂く事になりました。見ていた私ものどかな暖かい気持ちになりました。(^^)

魚にも感情があるとしたら、きっと彼らを竜宮城へご招待するでしょうね・・・(^^;)

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こんにちは。
GWが終わってしまいましたね。リフレッシュできましたでしょうか。

大野亀にもたくさんの観光客が訪れてくださいました。
他県ナンバー、関西方面のものも見かけました。
そしていよいよカンゾウシーズンに向けてカウントダウンが始まります。

この時期カンゾウの成長具合について多くの問い合わせをいただきます。
なので少しでも参考になれば、と現況の様子を定期的にお知らせします。

今日の様子はこちら

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ちなみに1ヶ月前はこんな感じ。

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ほぼ毎日見ているとあまり気づきませんが、改めて変わりように驚きです。


カンゾウ 今年は天候に恵まれていて今のところ例年より生長が早いそうです。
日当たりのよい南側では茎がぐーんと伸びすでにつぼみが!

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カンゾウの生長は気温と適度な雨、そして風向きに影響されるそうです。
このまますくすく育って欲しいですが、カンゾウウイーク前に満開になられてもちょっと困りますね。

今年のカンゾウウイークは5月31日(土)~6月6日(金)
好評のアラメ汁無料試食(200食限定)やライトアップを行う予定です。
カンゾウライナーも走ります。
そしてカンゾウ祭りは6月7日(土)に前夜祭。
翌日の6月8日(日)に本祭です。
みなさま是非遊びに来てください。

詳細はまたお知らせしますね。

最後までお読みいただきありがとうございました。



かねてから一度見学したかったタコ漁
まもなくシーズン終了と聞き急いで見に行ってきました。

タコはタコ籠をロープで結んで海中に設置し、ひと晩おいて引き上げます。

果たしてタコは入っているのでしょうか・・・。

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うーん残念ながら空振りでした。仕掛けのエサは海に戻します。
そのタイミングを虎視眈々と狙っていたヤツらが襲い掛かってきます。。。。

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見事お魚ゲット!!しかし・・・。

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その魚を横取りしようとやってきた鳥たちと激しいバトルに。
いや~すごいすごい。


その後も空の籠が続きちょっと焦ってきたころ

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ん?何かいる?

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見事入ってました!よかったぁ~!!

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長さ1.5mほど。船の上をにゅるにゅる動き回ります。
吸盤に触れようとしたところタコに威嚇?されてしまいました

まずは1匹確保。少しだけ安堵です。

しかしその後も空の籠が続き、結局50個中1匹しか取れませんでした。
今年のタコ漁は不漁だそうですが、それでも2,3匹はかかっているだろうと思って
いただけに、「燃料代にもならないなぁ」と漁師さんも悔しそう。

ちょっぴり凹んだ気持ちで戻った港でちょっと面白い魚を見つけました。

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「ネコザメ」
この辺では特に珍しくないそうですが、私は初めて見ました。
その名の通り網にかかると“にゃ~ん”と鳴くそうです・・・(嘘です
なんともユーモラスな顔が可愛いなぁ。和みました。

5月に入りいよいよマグロのシーズン。迫力の水揚げ風景を早く見たいですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

佐渡のスーパーで笹の葉を見かけるようになりました!

5月5日の節句に向け、笹団子をこしらえるおばあちゃんの元へ行ってきました。
島外にいるお孫さんや親せきに送るのだそうです。

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ヨモギや笹は昨年採って冷凍しておいたものを使います。なぜならヨモギの若芽も今はまだ小さいし、笹も新しい葉が出てくるのは6月。節句には間に合いません。

昔は、旧暦の5月(今の6月)に作っていたので、ヨモギも笹もちょうど出た頃だったんですね。お孫さんが小さかった頃、6月にあった保育園の運動会に、笹団子をおやつに持って行ったとか。なんとも佐渡らしいおやつです♪

今は節句が5月になってしまったので、「田んぼの作業と重なるから、忙しくて作らん。」という声も耳にします。現代時間に合わせる為、昨年のものを冷凍しておくという、おばあちゃんの現代の知恵。

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おばあちゃんの団子は「草団子の素、求肥粉(佐渡産もち米100%!)、白玉粉、ヨモギ」で作ります。あんこもお手製。昔は小豆も高かったので、代わりに干し柿を入れて「寝せまき」(2日間置いてから蒸かす)なるものを作ったとか…。想像するだけで美味しそう。いつかチャレンジしてみたいです!

笹に包むところをお手伝いしましたが、これが結構難しい。指に力が入りすぎると中の団子を潰してしまうし、ある程度きつく縛らないと、蒸かした後紐が緩んでしまいます。

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本来は、1日寝かして翌日蒸かします。そうすると笹の香りが団子に移り、食べるとき団子の笹離れも良くなるのだとか。

でも今回は、すぐに食べたい!ということで、先に蒸かしてもらいました。蒸かしたてを食べれるなんて…笹団子好きには堪りません。

おばあちゃんの笹団子、作り方は「目加減、さじ加減、いい加減」。
お孫さんたちは市販の笹団子は食べないけど、おばあちゃんの笹団子は送ってくれと注文があるのだそうです。

おばあちゃんの味が、そのお家にとっての「良い加減」。末永く作り続けてほしい味です。

一昨日、羽茂・大崎からの帰り道、ご近所さんの知り合い(書道・絵手紙の先生?!)宅へお邪魔しました。突然の訪問にもかかわらず、ご丁寧なおもてなしを頂戴しました。一服させて頂いたのは、ご自宅敷地内にあるかつて牛舎だったという平屋の建物。
どういう訳か、部屋の中央にあるソファーに身を委ねると、とてもなごみます!

癒されます!この建物の内装を改築し、集落の方々が不要となった機織り機、集会所の看板、書物類等多岐にわたるレトロ風な品を処分するにはもったいないという事で、引き取った結果が現在のギャラリーと化したとの事でした。勿論、一般開放し、多くの方に利用されているそうです。

当主の佐々木伸彦さまは文学にも精通され、和歌を中心とする全国の愛好家同人誌の編集までこなされておられます。正直、こんな過疎の集落でこの様な活動をされていらっしゃる方の存在に大変感銘を受けた次第です。
お世話になりました。<m(__)m>

佐渡の人々は素晴らしい、赤泊の方々は素晴らしいと改めて認識させて頂きました。

これからも、もっともっと学ばせて頂きます!(^^)

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4月中旬に満開になった桜や水仙を愛でながら、佐渡の春は関東より一足遅いんだなぁっと実感しています。

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さて、ネクタリンの花もちょうど見ごろを迎え…てしまい、たんぽぽとの共演が何とも美しい上新穂のネクタリン畑。
摘蕾(テキライ)を通り越して「摘花」を先日M先生の指導の元、済ませました。

花を落とす際も、剪定と同じくこれからの作業のことも考慮しながら行います。
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実が生った時、枝に触れて傷が出来てしまいそうなところや、袋掛けしにくい枝の背に咲いている花は落とします。また、連なって咲いているところも、実を充実させるため摘花します。
(写真左が落とす前、右が摘花した後です。すっきりしてしまいました。。。)

4月初め頃、桃の摘蕾を長畝の須田農園さんでお手伝いさせて頂いたとき、ネクタリンの木は桃より花が少ないと教えてもらいました。

が、それにしても私のネクタリンちゃん、花が少ないです。。。大丈夫かなぁっとちょっと不安になってきたので、少し多めにお花を残してみました。

さて、ちゃんと実はなるのでしょうか…ドキドキです。


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