大掃除、忘年会、集落総会など慌しい毎日です。
年の終わりにふと事務所の机を片付けしていて思った事を書こうと思います。
岩首では敬老会を11月に行います。
昨年からその際にとる集合写真を任せられているのですが、これがなかなか難しい。
40人弱の人が集まり、みんなの良い表情を捉えるのは大変。
昨年は、そんな枚数もとらず「こんなもんかな。」と思って、撮り終えた後にびっくり。
目をつぶっていたり、顔が重なっていたり、固い表情ばかり。
後日、公民館役員の人たちが招待者に1枚1枚プリントした写真を配り歩きます。
公民館にも歴代の写真たちが並び、私の撮った写真も仲間入り。
そして、事務所の机の下敷きにもそっと写真をいれました。
今年の敬老会の集合写真は去年の反省を踏まえ、気合いをいれて挑みました。
何十枚もとった写真の中から公民館の方々の目にとまった写真を見て、ちょっと笑ってしまいました。
大きな口を開けて笑っている人、耳をかいている人、隣の人の方を向いている人などなど。
揃ってはないけど、みんな笑っていました。
いつもの岩首の風景でした。
いつも見る当たり前の人たちの表情。
写真を受け取ったばあちゃんが笑いながら写真を見て、「真面目な写真より面白いよ。毎年集合写真は撮るんだし、ちゃんと写ってなくたっていいんだよ。」
そう言ってみんなでゲラゲラ笑っていました。
事務所に戻って、昨年の横に今年の写真を並べてみました。
新しく仲間入りした顔、いなくなってしまった顔。
1年しか経ってないけど、たくさんの変化がみえます。
集落の集合写真ってなかなか撮らないものだけど、いいなと思います。
いつかカメラ側にいた若い人たち、子供たちも交えてみんなで写真を1枚撮れたらと思います。
私がその写真は撮りたいなと思います。
1人1人の顔がわかるこの集合写真を見ながら、仕事納め。
今年も本当に皆さんにお世話になりました。
これからも宜しくお願いしますと写真に言ってみます。
皆さんも良いお年を。