佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2015年03月

当地では、島に春の訪れを告げるむら芝居なる民話劇が公演される頃、どうも海辺では春を発見する事が出来るようです。その民話劇が行われた翌日の今日、前浜の越佐海峡では、対岸の弥彦、角田山に加えて、新潟県魚沼地方にある越後三山までも肉眼で確認出来る程、澄み切った大気です。天気予報では3月中旬から下旬の陽気だそうです。

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莚場の道路沿いでは、今朝刈り取られた養殖ワカメがノレンの様に干されています。

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赤泊漁港内では、釜茹でしたワカメの塩蔵品づくりが盛んになって来ました。

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港内入口付近では春先の風物詩である「サヨリ2そうまき網漁業」が始まりました。

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当地で2度目の春を迎える今日この頃、自分なりに海を観て、肌で、目で季節を感じられるようになって来たようです。もう春なんですねェ! (^^

寒さに震えた日々が遠のき、春の訪れを感じ始めると、だんだんと冬の終わりを意識します。冬のご馳走たちともしばらくお別れですね。
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加茂湖の冬の味覚、牡蠣のシーズンも終盤。タイミングよく(計ったわけではありません!)お邪魔した漁師さんのところで、冬の名残りをおすそ分け頂きました。

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磯の香りに包まれた牡蠣小屋のなかで、殻から身を次々と剥がしていく漁師の永井さん。新穂潟上では今でも10軒の牡蠣漁師さんがいらっしゃいます。「俺は若手組なんだよ」と笑う永井さん。

8月にはあさり漁も行われる加茂湖。汽水湖の恵みは、計り知れず...。 

当隊員が昨年から親睦を深めている徳和・千歳会は、赤泊の中で最大規模15集落を有する徳和地区にあり、会員数54名を数える老人会で、様々な活動をされています。中でも女性を中心に活動されている手芸部は手先の器用な人が多く、数グループが手まりやパッチワーク、裂き織小物など多くの手作り品を作成し、年に数回展示販売も行っています。皆さんが作りあげる品々はその出来ばいが良く、商品価値も高いので、地元でも好評です。そこで、もっと多くの人々にその良さを知って欲しいと思い、3月1日に佐渡汽船両津港ターミナル隣接地にオープンした佐渡インフォメーションセンター「あいぽーと佐渡」直売所への出店を促し、当会の賛同を得て、昨日、これら作品の展示に行って来ました。(^^)/

展示には会長のほか3名の製作者と作業して来ましたが、作業中にも多くの来場者から注目を浴び、初日ながら総額1万円近い販売額を計上しました。

私にとって最も嬉しかった事は、売り場で興味を持ってお買い上げ頂いたお客様と製作者が、顔を合わせ作品談議を、にこやかにされていたことが微笑ましく、また何より、この時、普段おとなしい製作者のお婆さんの目が潤んで、とても輝いていたことに胸が熱くなりました。お婆さんには、また一つ新たな生き甲斐を持って頂けた様です。こんなお手伝いをこれからもモットして行きたいと思いました。(^^
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佐渡にきて一番美味しいと思ったもの。

私は、もともと海藻が大好きだったのもありますが、3月頃に採れたてのものを頂き、すぐにしゃぶしゃぶにして食べた若布の味が忘れられません。
今まで知らなかった様々な種類の海藻たちに佐渡にきてから出会いました。

ナガモもギンバソウも知りませんでした。貰ったところで、どうやって調理するのかわからないものばかり。

でも、今ではこの時期しっかり我が家の食卓の王様。
これなしでは、暮らせません!

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採れたてのナガモは粘りが凄い。
茎からはずして、さっと湯がいておけば何にでも使用できます。この作業が面倒だけど、やらないと美味しいものは食べられないのです。
お汁の具に、麺類のお供に、お酒のつまみになんでもこい!



そして、もう一品。
佐渡で美味い!と思うものはいっぱいあれど、これは食べ続けたいと思うものに偶然にも先日お目にかかることが出来ました。

ある懇親会の席に並んだお料理。あちらこちらにこの食材が使われているではありませんか!!!

その正体は・・・

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蛸。


蛸大好きなんです。
佐渡の蛸、美味しいんです。 

懇親会では、蛸飯、蛸味噌汁、たこじゃがなど蛸のオンパレード。蛸の味噌汁には、蛸と厚切りの大根。
これだけなのに、しっかり2つの食材と味噌と生姜(入っていたかしら?)が混ざり合い、2杯3杯とおかわりしたくなるお味に。

蛸美味しいです。(もう一度)
以前、ご馳走になったたこ焼きも絶品でした。



ご飯を作ると、誰かと食べたくなる。
「どう?」って聞いて、美味しいって言ってもらえると嬉しくなる。
「ちょっと味が濃い」って言われて、落ち込んで、また挑戦したくなる。
食材の味がしっかりしていて、「これは!」と思う食材に出会えると、何か作ってみたくなる。


毎日欠かせない食べること。


お腹がなったら、しっかりご飯。

食を通してのコミュニケーションは時代を超えて、言葉を超えて、今日も誰かと繋がります。






 



昨年の夏ごろから、担当地区では「庭先集荷活動」に力を入れております。


家々で消費出来なくて捨てられている、又は近所にあげている野菜等に、もっと付加価値をつけよう!という佐渡市で行われている取組み。高齢者のやりがい・生きがいづくりという面でも推進されています。


野菜

そもそも担当地区(水津・片野尾・月布施・野浦・東強清水・東立島)ではそんなに大きな畑をやっている人はいません。それでも、畑を訪れたらこんな状況。

もったいない。

ということで、昨年の夏から地域の野菜を島内の給食センター・飲食店に卸しています!


野浦 人参 2

最近野浦集落でこんな小さな人参を見つけました。

施設栽培だったのですが。植えるのが遅くなかなか大きくならなかったようです。

でも、このサイズが重宝される場所があります。









野浦 人参 

          ―佐渡島黒豚バラ肉のブランケット 佐渡野菜と共に―


こんな風に!フランス料理などでは彩り・見た目を考えるとこのサイズがベストです!

素材を生かし、葉っぱまでコックさんの腕によって、美味しく調理。

フレンチレストラン「ラ プラージュ」さんにて、ご使用頂きました。


おじいちゃんおばあちゃんは、このような使われ方は、考えもしないと思います。

自分が提案者となり、庭先集荷の可能性を最大限に生かし、おじいちゃんおばあちゃんのやりがい・生きがいに繋げて行けたらと思います!


先月の事、地元老人会さんと地場農水産品を原料とする加工品作りを開始するにあたり、老人会会長さんと加工場見学の為、隣県、山形へ出張する事になりました。ひょんなことから宿泊した宿の女将から宿泊の記念として頂戴した贈り物が地元、山形県西村山郡西川町地域おこし協力隊の方が書かれた書物でした!(@_@)

旅程の都合、本人とはお会い出来ませんでしたが、隊員歴3年目にあたる彼(中道達也さん)は1987年大阪生まれ。だいぶ地元、西川町の方々との親睦を深めて来られたようで、自ら「僕が旅した日本の田舎」~山形県西川町で暮らす人びととその出逢いの物語~というタイトルで、グラス・ルート(grassroot)的に活躍される中、めぐり会った魅力的な人々をインタビュー方式で紹介されています。未だ読み終えていませんが、地方の田舎に素朴に生きる個々の生き方、生きザマとは・・・と、読者へ問いかけられている様です。

私が活動するここ佐渡は、現況・日本の縮図と言われる程、国の地方治自体が直面する多くの難問を抱える島の一つなのかもしれませんが、山形・西川町に負けず劣らぬ素敵な人々が数多くいらっしゃるところなので、私も、何とかその素晴らしい人々のスピリッツを、多くの人へ引き続き紹介して行きたいと、同業者の本を手に取り、旅先で思った次第です。(^^;)

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4月1日 ひなさん節句
おひなさまを飾り、3日までは朝昼晩とひなさんままを供えて、友達の家に呼ばれて行きます。おひなさまと一緒におこし型や桃の花を飾って、夕食にはぼた餅を。

4月2日 宵節句
いなり寿司をいただきます。

4月3日 本節句
巻き寿司、ちらし寿司、白魚の卵とじ、のびるのごま和え、子持ちせいなごのアラメぞえ、赤飯などをいただくそうです。

4月4日 朝ごはんを供えたらひなさんは片付ける。いつまでも飾っておくと嫁に行くのが遅れてしまいます!

(参考資料:『小木の伝承料理』佐渡国小木民俗博物館) 

先日、おひなさまと一緒に飾るおこし型、手菓子づくりを行いました。
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これがとても楽しいのです!手でこねたり色を付けたり、工作をしているような感覚で、見た目にもカラフルだからウキウキした気持ちになります

おこし型③
米粉と水をよくこねて白玉をつくり、食紅を使って色のついたものも用意します。それらを木製の型に自分で配色を考えながら詰めていくと、あっという間に形は完成。
おこし型④
お花や縁起物の型以外にも手作りのネコやタコの型がありそれがまたかわいい♪ たらい舟の船頭さんの型なんてとても秀逸な作品です!これらを椿の葉に載せ、蒸してできあがりです。

おこし型⑤

おこし型②
こちらは市指定の無形民俗文化財「小獅子舞」のおこし型。
父、母、子、少しずつ見た目が違います。

おこし型⑥
おこし型の余った材料を使って最後に手菓子を作ります。

今回は稲荷町のおばあちゃん、お母さん方と一緒に作りました。家々のおひなさまと一緒に飾られるのが待ち遠しいですね。型から自分たちで手作りしてこんな素敵なものを作ってしまうなんて、本当にすごい!ぜひ、たくさんの人に知ってもらいたいと思いました。

ひな人形&お宝巡り
3月14日(土)~4月3日(金)の期間中、各店の立派なおひなさまが並びます。
小木の町中を歩いてみて下さいね。

薄暗い蔵に足を踏み入れると、冷んやりとした空気がまとわりついてきます。ツ~ンと鼻腔をくすぐるのは、日本酒のふくよかな香り。その興りを明治維新期にまで求める、真野・長石の蔵「逸見酒造」。代表銘柄は「真稜」で、「佐渡最小の蔵」とも言われています。杜氏を務める4代目・逸見明正さんを中心に、10人ほどの蔵人が家族的な雰囲気でかもす酒は、澄んだ色にするための活性炭によるろ過を極力抑えた“素顔”の美酒。一石一滴を丹精に造り上げる名門蔵です。

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【逸見酒造】
住所:佐渡市長石84-甲

電話番号:0259(55)2046

HPhttp://www.henmisyuzo.com/

営業時間・休日:8:3016:30 無休

アクセス:両津より車で約30分。最寄りのバス停「長石」(小木線)より徒歩約4

※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有




清冽な水が湧出し、国仲の穀倉地帯や棚田から美味しい米が産出される佐渡。そこで造られる日本酒が、まずかろうはずもありません。

ひと昔前には10前後あった蔵も、現在は5蔵に減少しましたが、どこも丹念に、そして信念をもって、酒造りに励んでいます。

冒頭、紹介した「逸見酒造」を最後に、島内5蔵のデータ収集を終えました。そこで、各々の蔵元を南から順を追って紹介したいと思います。



【北雪酒造】

名レストラン「NOBU」とのコラボレーションを行うなど、国内外に広く知られる島を代表する酒蔵。「北雪」が代表銘柄で、創業は明治5年(1872)。以来、140年以上、連綿と銘酒を造り続けています。伝統に甘んじることなく、超音波熟成酒、音楽を聞かせながら酒を寝かせるなどといった新たな試みにもチャレンジ。常に佐渡の酒造りをけん引しています。

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住所:佐渡市徳和
23772
電話番号:0259(87)3105
HPhttp://www.sake-hokusetsu.com
営業時間・休日:8:0017:00 無休
アクセス:小木より車で約20分。最寄りのバス停「赤泊漁協前」(赤泊線)より徒歩約2
※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有


【尾畑酒造】

「真野鶴」で知られる、明治25年(1892)創業の蔵元。「四宝(米・水・人・佐渡)和醸」の精神で造られる酒は国内外での評価が高く、2003年春よりエールフランス航空ファーストクラス専用酒に採用。また、前ローマ法王、故・ヨハネ・パウロ二世に謁見して大吟醸を献上しています。展示室には、秋篠宮殿下へ献上した「皇室献上酒」なども。


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住所:佐渡市真野新町449
電話番号:0259(55)3171
HPhttp://www.obata-shuzo.com
営業時間・休日:8:0017:00 無休

アクセス:両津より車で約30分。最寄りのバス停「真野新町」(小木線)より徒歩約10

※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所、展示室有



【加藤酒造店】
創業大正4年(1915)。名水を求めて金井に蔵を移し、契約農家が造る無農薬の酒造米で「金鶴」などの銘酒をかもしています。10人の蔵人が造る日本酒は年間醸造量が900石と、あまり多くありません。さらに島内消費が7割のため島外での知名度はあまり高くないですが、佐渡での人気は抜群。対面販売の店にしか卸さないというこだわりもあって、市内のスーパーなどでは入手できませんが、島内ほとんどの居酒屋・スナックで飲むことができます。

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住所:佐渡市沢根炭屋町
50(直売所)

電話番号:0259(52)6511

HP:無

営業時間・休日:8:3019:00 無休

アクセス:両津より車で約40分、相川より車で約10分。最寄りのバス停「五十里城下」七浦海岸線)より徒歩約3

※試飲(無料)、直売所有



【天領盃酒造】

両津港から車で5分、65号線沿いにある蔵元。佐渡で育てられた米と霊峰・金北山の名水から造られる美酒「天領盃」が代表的な銘柄。歴代首相の筆による「國酒」の書が貼られているように、各界のリー
ダーたちも愛飲しています。「甘酒」「原酒」「にごり酒」といった日本酒以外の商品も充実。

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住所:佐渡市加茂歌代
458
電話番号:0259(23)2111
HPhttp://www.tenryohai.jp/
営業時間・休日:9:0017:00 1月~3月の土・日曜・祝日休
アクセス:両津より車で約5分。最寄りのバス停「境」(本線)より徒歩約0
※試飲・蔵見学(ともに無料)、直売所有



徐々に知られはじめているとはいえ、一部の蔵を除いて、まだまだ全国的な知名度を誇るまでには至っていない佐渡の地酒。
しかしながらその一滴には、島の風土、歴史、自然の恵み、そして何より蔵人たちの想いが凝縮しています。
ぜひとも、ご賞味あれ!

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