佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2015年12月

空き家対策・移住者支援の担当熊野です。

着任して12月の初レポから1年越えました。
おかげさまで、27件レポを書いたうち17件のお家が新しい家主さんを迎えたり・その準備に入ることができました。 
そして、レポを書いたお家以外もどんどん稼働してきました。
そしてそして、最近ではレポ書く間もなく決まる場合もあります。
空き家情報掲載→レポ掲載の流れですからね!レポ待ってたらなくなっちゃいますよ!!!)

にいがた暮らしセミナーなどでは「空き家レポ見てます」とこっそり(なぜかこっそり)教えてくださって、恥ずかしいやら嬉しいやら・・・。
 
市の担当者がほとんどの意見を取り入れてくれて、のびのびやれてるおかげです。



さて、
今日はレポの中から再発掘!
「新しい物件に気を取られてる今!『え、なんで誰もこの良さ気づいていないの?』 物件」
今日は字ばっかりですよ!さー気合い入れて!

ー再掲載まとめー
タイトル「地区‐〇」は空き家レポ過去記事へジャンプ。
「佐渡市空き家情報 地区-〇」は佐渡市HPへジャンプ。

両津‐52
 
んーここ本当に良件です。なぜ、気付かれず今まであるのか・・・。
ここより立派なお風呂は見たことありません・・・。
改修費は必要ないレベルです。 
庭も立派でした。 
リタイア世代に入ってもらいたいなぁ。喧騒から離れた小高い丘にある両津‐52。
鳥の声を聞きにながら庭いじり・・・素敵なセカンドライフ。
佐渡市空き家情報 両津‐52

畑野‐12
ここも改修費は必要ないです。一切!
すぐに住めますし、快適です。
車で10分もかからない距離に佐渡病院も市役所もありますし、何しろ広い空間にゆとりを感じます。
古民家・・・って憧れもあるけど正直不便なことも多々ありますよね(うちはそう)
でも畑野‐12は快適な憧れ古民家です。 『快適な』古民家はよっぽど改修しないと無理なお話です。
ハイセンスな方に入ってもらいたい、ギャラリーとかにもいいかも。
佐渡市空き家情報 畑野‐12

佐和田‐21
あまりに大きすぎる家が多い佐渡の家たち。
ここはちょうどいいんだよなぁ・・・結構需要のある大きさだと思います。
単身で佐渡に移住する人も多いんですけど、まさにこのサイズなんですよね・・・・。
金北山の景色も素晴らしいし、だけど佐和田の町場に近いし。 
大きい家って憧れるけど、現実問題、草刈りなど管理が大変になってくるんです。
そういう意味ではやっぱり単身者にオススメです。
佐渡市空き家情報 佐和田‐21

相川‐32
んーここは・・・改修要!
でもなんか面白いことができそうですよ、私には商才はありませんが、相川ですから。世界遺産登録に向けてがんばってる相川です。
ここが本当に登録されたら、結構ビジネスチャンスとしてはいい立地じゃないかと無責任に思っていますけど。
改修費はかかります。でも販売価格これですから。化けたら面白いだろうな・・・。
冒険好きな人にいいかもしれません・・・
佐渡市空き家情報 相川‐32

畑野‐13
好きですねぇ、この家。
私はこけしが好きで集めていますけど、ここのお家はこけしが飾ってありました。
絶対いい人ですよ、前の持ち主さん。・・・なんの参考にもなりませんか、すみません。
いやいや、7年も空き家だったのに、こんなにきれいに片付いてること見てもやっぱりいい人ですよ。
大切にされていたんです、お家を。
山も海も好きな人には楽しめる。そしてお祭りも盛んなところ。まさに佐渡暮らしを満喫したい人にはうってつけですね・・・値段も優しいし♪
佐渡市空き家情報 畑野‐13

両津‐63
入って瞬間「いい家だ!」と声が出ました。改修ヵ所が少なく、何より建材がしっかりしているという印象です。
床がぶよんぶよんしてる家が空き家情報の中には結構あるんですよね、ここはそんなことなかったなぁ。
そして新潟に出張がよくある人には便利だと思います。
佐渡汽船徒歩圏内ですから。
帰りのフェリーで宴会しても大丈夫・・・ん?家を選ぶ理由じゃない?
佐渡市空き家情報 両津-63

赤泊‐3
空き家になってから「1年」
こういうところ見落としがちですが。この1年1年がかなり大きいです。
家は人が入らないとあっという間に悪くなります。
思わぬところに思わぬ費用が・・・。
安く買っても、たとえばサッシだとか畳だとかに費用がかかると結局額面以上の支払いになります。なのでここのように「畳がきれい」というのもチェックポイントかなぁと思います。
佐渡市空き家情報 赤泊-3

今年1年の物件をまとめてみました。
いつも空き家レポを見ていただきありがとうございます。
最近では空き家レポをFacebookでシェアしてくださる方もいらっしゃいます^^
任期が2年を切りました。
来年もこのまま佐渡の空き家の紹介、マッチング、移住のお手伝いができればいいなと思います。+積極的に過去物件(熊野着任前)の再調査に乗り出します!


皆様、よいお年を!
来年の空き家案内申請お待ちしていますよ~熊野は1月4日から出勤しています。




 佐渡市空き家情報 →すべての物件がここに!

「最近、朝起きると首筋が痛いような、こってるような気がして、きっと枕が合ってないと思うんです。首にフィットして、柔らかすぎない、いいやつありませんか?」

さて、あなただったらこの質問を”どこの誰に”投げかけるでしょうか? 

・悩みをゆっくり聞いてくれて 
・自分の要望を理解してくれて
・ある程度知識もあって
・お勧めの逸品を紹介してくれる 

お店は小さくても、専門店に行って相談したいと考えませんか?


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【全国からタオルでお客さんを呼び寄せる驚きの店】があると知り、
河原田本町商店街の店主メンバーで、視察研修に行ってきました! 

 
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一見、どこにでもあるような街の小さな専門店に見えますよね。
しかし、お店に近づくにつれて、ただならぬ気配を感じはじめます。


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「く、雲の上のタオル・・?!」
その表現に思わずどんなものか確かめたくなってしまったり・・


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「と、とろける布団?!そしてとろける布団カバー!」
一体どこからこんな布団を見つけてきたのでしょうか。


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ここは、「タオルの品揃え」「タオルの知識・情報」「取扱いメーカー数」”県内の小売りでは、ナンバーワン”のお店として、新潟県は十日町にある「衣料のかみしん」さん。今では「タオルのかみしん」と言われているそうです。

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このお店の店主である樋熊さんは、なんと「タオルソムリエ」の資格を取得され、正真正銘のタオルエキスパートなんです!

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樋熊さんのタオルにかける情熱は加速し、ついに、お客様の要望に応えた「抗ウィルスタオル」の開発にも関わり、ここでしか手に入らないオリジナルタオルを作ってしまったそうです。
 
【安ければいい商品ではなく、しっかり悩んで、選びたい商品!】 
【そして、自分の思いを受け止めてくれるエキスパートの存在!】

そこに商店街のあるべき姿が見えました。

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十日町では、
有志の個店が集まり2008年頃から「我が店の今年の逸品」プレゼンし合う取り組みを行っているそうです。その名も「とおかまち逸品会」プレゼンでは、個店同士が真剣向き合い、厳しくダメ出しをし合うそう。


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・他の店舗からダメ出しを受けない「我が店の逸品」を考え
・その魅力を最大限引き出す「説明する知識」を持ち
・毎年「新しいものを提案」する努力を惜しまない


「その姿勢が商店の魅力向上に繋がる」と本町商店街の参加メンバーは
納得できる結論を見つけられたようでした。

2016年この思いを胸に秘めた「河原田本町商店街」に期待したいですね♪ 

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かりんです。
12月19日多田でクリスマスナイトマーケットを行いました。好天気に恵まれて多くの方々が訪れました。
佐渡 クリスマス 佐渡 クリスマス

「まるで魔法かけられたよう」参加してくれた方々が口にする言葉でした。
佐渡 クリスマス

マーケット開始早々飲食コーナで大行列を作っていました。
佐渡 クリスマス

食べるのがもったいないぐらいかわいいシュトーレン
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子供の夢ークッキーで飾られたクリスマスツリー
佐渡 クリスマス

てまりは惑星のように飾られ、星系をなしています。
佐渡 クリスマス

みなさん思い思いの雑貨を選んでいます
佐渡 クリスマス

クリスマスの夜に森へ紛れこんだ黒猫軍団。
佐渡 クリスマス

自転車屋さんも多くの方のカメラに写真として収められました。
佐渡 クリスマス

佐渡 クリスマス

子供たちからの呼び声が高い松ヶ崎にちなんだスタンプラリー、今年はボス猫「にゃめタロー多田冒険物語」です。
佐渡 クリスマス

お客様から送られた一枚、マーケットでの戦利品。また来年が待ち遠しいですね。
佐渡 クリスマス
                       写真協力:Oさん、Mさん

東京、イルミネーションが輝き、金融マンが行きかう丸の内。関東で暮らしていたときでさえ、縁遠かった東京のど真ん中で、佐渡の暮らしをお話する機会を新潟NPO協会さんから頂きました。

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この一年を通して、東京と佐渡を舞台に開催された対話型のイベントで、この回が3回シリーズの最終回でした。参加者の方々も、この事業をきっかけに初めて佐渡を訪れた方から、日頃仕事に追われて気づいたら年の瀬…ちょっと違った空気を吸いたいと、初参加の方まで、様々なキーワードを持った人たちが集ってくださいました。

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私からお話したことは、本当に基本的なことだけ。佐渡に渡った経緯や、活動紹介、その背景や思いをお話しました。集った方々の観点が皆それぞれ異なり、私の話から、様々な方向へ世界が広がっていく感じが、とても新鮮でした。私の他にも、島根県海士町で起業され、現在は東京を拠点に農村と都市をつなぐお仕事をされている信岡さんもゲストでいらっしゃり、、単に魅力発掘に終わらず、失われつつある農村の魅力を、どう解決していくかという問いにも気づかされました。

都会のど真ん中で、佐渡と全くつながりのない人から、縁のある人までが集って、佐渡の未来について語り合っている光景...。
都会と佐渡をつなぐ動きは大切だ!と、一人大興奮の夜でした。

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「自分が活かされる場所」。そう私が発した言葉に、心に沁みましたと仰ってくださった方がいました。日々、自分の引き出しをひっくり返しては、挑んでいる協力隊のお仕事。これまで31年生きてきて、無駄なことは一つもなかったと思わせてくれるこの仕事と、地元の人たちに改めて感謝。

来年以降も、続いていきそうな今回の事業。私もどこかで関わっていけたらと思います。今からワクワクです♪

掘起し物件、第1弾!

ついに着手することができました!!!
お気づきの方も多いかもしれませんが、現在、佐渡市空き家情報の詳細にはPDF化されたものとそうでないものが混ざっています。

そうでないものは私が着任する前に登録された物件=レポできていない

お蔭さまで、隊員的空き家レポはとても好評で、佐渡市空き家情報の掲載物件の成約率は順調です。

ですので、ずっと気になっていた過去登録物件。
手を付けていきますよーー!!

レポすることで少しでも家主さんの心配事を減らすことができれば・・・。
レポすることで少しでも佐渡市の移住促進に繋がれば・・・。


さ、本日は
「もしかしたら宿向き?世界遺産を目指す相川にある部屋多めトイレ多め物件」です。

相川の町並みは歩かなければ楽しさがわかりません。
町歩きの先にこのお家はあります。

どんなんかなぁ~お邪魔します!
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「物が片付いていないんだけど、どなたか入ってくれたら業者さんに頼むつもりです」と大家さん。
確かに、今は物がありますが、これがなくなったらめちゃくちゃいいお家ですよ。
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しかも・・・始めに掲載した時より値段がほぼ半額になってます・・・。
それにしても部屋数が多い・・・宿向きだと思うんですよね。
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「宿向き」だと思う理由・・・それは部屋数だけではありません。
なんとトイレが3つあります!

宿開業を志したことがある方なら、「旅館業法」に目を通したはず。
トイレの数・・・これをスルーして旅館営業の許可はでません。
こちらは最初から3つある・・・もしかしたら施設設備のハードルが少し低くなるかもしれません・・・なんて思ったり。(詳しくはご自身でお調べください!)

そんなことを思うと、空き家に可能性が広がり夢がどんどん広がっていきます。
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外に出てみましょう。
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この外壁はトタンではなくアルミだそうです。
「だから錆びません」と。

改修ヵ所はほぼなし。
収納スペースがたくさんあるこちらの物件!
詳しくは→→→佐渡市空き家情報 こちらの物件は『相川-8』です。


空き家案内希望の皆様へ
今年度「移住コンシェルジュ」が始まりました。
移住希望の方の移住前相談などに乗ってくださいます。
私たちは、ぜひ、ご紹介したいし不安な島暮らしを解消する一歩になれば・・・と思っています。
んが、「今佐渡に到着したんですけど、空き家見れますか?」ってのは、コンシェルジュさんたちと調整がつかないですし、そもそも空き家の鍵を市役所は管理していません。
空き家案内希望はご計画的に。
佐渡来島が決まったら、地域振興課離島交流係 0259-63-4152まで。

賃貸物件急募!
地域振興課では空き家情報を求めています。
「島から出てもう戻ることはない」「盆しか帰らないし、誰かに入ってもらえると・・・」などなど、誰かに貸してもいいよという物件をお待ちしています。
風が入らないお家は、あっという間に朽ちてしまいます。
佐渡移住を希望されている方に、貸し出してみませんか?

登録・お問合せは・・・地域振興課離島交流係 0259-63-4152まで! 






 




今年の学校給食への野菜の配達も今日が最終日でした!

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ネギ、大根を納品。

学校は冬休みに入るので、年が明けて地域でまだあれば…出すといった感じです。

地域では白菜、カブ、あとはほうれん草などが最近採れています。



夏からあっという間に今年も終わり…。

少し振り返ってみようと思います。

夏野菜kabotya

夏野菜は今年も大量に集荷出来ました。
地域の休耕田で作付してもらったオクラ・カボチャなんかも無事収穫。

オクラはなかなか利益につなげれませんでした。
ロスが多かったです!
1日採りに行かないだけで大きくなってしまうので、地域の人でローテーション組んでも良かったのかなと。
巻き込みが弱かったです。


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玉ねぎ、じゃがいもは地域で収穫できるようになってから給食・飲食店でバンバン使ってもらいました!
上の吊るしてある玉ねぎは「全部持っていって良いよ。」とのことで全部持っていきました。(笑)
軒先の玉ねぎはどこ行っても気になりますね。


ここ


地域行事なんかでも庭先集荷の野菜が活躍してくれました🎵
こども会にて料理教室を開催。
講師として、佐和田のイタリアンレストラン「FitzGelard」の高橋さんに来てもらいました。



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地域で採れる野菜で、子供達にラタトゥイユを作ってもらいました♪
ラタトゥイユに必要な野菜は、大体地域で採れますね。 (笑)



いもじゃがいもガレット


ジャガイモは千切りにして、ガレットに。


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身近にある野菜をいつもと少し違う使い方で。
庭先集荷×食育は今後もっと行っていきたいですね!

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秋はゆずで始まりゆずで終わりました!
地域では無農薬でゆずをつくっている方が何人もいらっしゃいます。
写真は片野尾集落の後藤さん夫婦。
JAに出荷等していますが、傷が少しついたり、規格が小さいモノに関しては出荷しておりませんでした。


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「じゃあそれ全部ください!!!」

ということで持って行き、出来上がったのが右の写真。
佐和田のフレンチレストラン「Restaurant La Plage」にて、素材に命を吹き込んでもらいました。

屋号が「治部座ヱ門」とういうことで、「ZIBZAEMONE」シリーズ!

・柚子塩ソルティー・ドッグ

・ZIBZAMLET (ジブザムレット)

・ZIBTONIC (ジブトニック)

・ZIBZAMONEDE (ジブザモネード)

4種類の素敵なカクテルに♪

ちなみに「ZIBZAEMONE」シリーズはまだお飲み頂けます!
「Restaurant La Plage」に行った際には、みなさま是非(^^)


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佐渡に住んでいると屋号が面白いなあと思うのですが、このお婆ちゃんは「先生」という屋号です!
先生産のゆずも持っていって良いとのことだったので、集荷。

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柿もちやゆず餅の製造をしている五十嵐さん夫婦が是非使いたいとのことだったので、納品しました。
佐渡産の素材にこだわっている方達と繋がることは、集荷側としても嬉しい限りです。


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【Restaurant  La Plage ある日のメインのお肉料理。野浦集落で採れたカブを付け合わせの一つとして使用】


活動をすればするほど、自分の出来る事の小ささを実感しますが、
自分の周りには素晴らしい方達がいっぱいいるので、自分の出来ることはその素晴らしい方達と生産者を「繋げる」こと。

利益と、利益以上の感動をつくることで、庭先集荷活動の一番大事な部分である、「高齢者のやりがい・生きがいづくり」の一つになればと思います。

来年も継続的に集荷活動を行っていく中で、あっと驚くような活動や、集荷そのものの体制づくりなどをつめていきたいと思います!


「エクサドン」という言葉を聞いたことがありますか。


認知症予防には、運動とバランスのよい食事が大切だと言われています。佐渡市には、太鼓と芸能で楽しい『EXADON(エクサドン)』と、脳と身体の健康に良いどんぶりメニュー『エクサ丼』があります。


今回は、後者の『エクサ丼』について紹介したいと思います。

エクサ丼とは、認知症のリスクを下げる食事をテーマにした、脳と身体によい食事がひと目でわかる簡単などんぶりメニューを指します。認知症予防だけでなく、糖尿病、高血圧、肥満、脂質異常などの生活習慣予防にも役立つそうです。

エクサ丼のチラシ
今年11月中旬~来年3月上旬に渡り、相川にある19地区で、午前中にはエクサ丼の調理実習と実食、続けて午後に体と頭の体操をする健康学習会が開催されています。
 

12/10姫津集落、12/11北狄集落、12/15達者集落の健康学習会に参加したので、そのときの様子を紹介します。

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さすがお母さん方!調理が早いです。和気あいあいと作業が進みます♪

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<メニュー:ごはん、厚揚げの酢豚風、青菜と切り干し大根のごまあえ、大根入り味噌チーズお好み焼き> 彩りが良く、いろいろな食感を楽しめて、満腹感が感じられる満足の1皿でした。美味しかったです。

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ビーチボールバレー♪手や体を前後左右に大きく動かしたり、力強く打ったり、体が熱くなりました!「弱るわ~」と大笑いしました!

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みんなで輪になって、右手チョキ・左手グーで隣の人とでんでん虫を作り、歌に合わせてチョキとグーを交代させていきます。間違えてもいいんです!よく考えて手を動かして笑って、頭が活性化されます。笑うことは体や脳にとても良い影響を与えてくれます!
 
「良かったな~楽しかったな~」と、
参加された皆さんはいい笑顔で帰っていきました。


認知症を予防するためと固く考えるのではなく、この先も元気に生活を送ることができるように…と考えるといいと思います。バランスの良い食事と適度な運動を心がけようと、私も改めて思いました。

エクサ丼を作って食べて、元気な体を作りましょう!

二年越しに抱いた野望が実現しました!

赴任早々地元の漁港で行った「燻製作り教室」、地域の方々にもっと水産物を消費して頂く為、新しい魚介類の食べ方として、家庭での簡単な燻製作りを提案してきました。

皆さん燻製の独特な味については、異口同音「旨い!」と言って頂きましたが、その後、日常の食事で、実際にこのレシピを取り入れている家庭は少ないようでした。(^^;)

一方、地域の老人会の皆さんへ、幾度と食材を変えて燻製作りの普及に努めて行く中、皆さんから「これを皆で作って売りたいね」という発想から、どうにか事業化できないものか検討してきました。懸案事項は山積、加工場の手配・製品加工販売に係る各種許可入手・事業計画などなど・・・。

しかし、これらを一つずつ何とかクリアーし、先月一日に川茂地区にある閉園となった旧川茂保育園を佐渡市より借用、今月中旬、保健所の営業許可を得て創業準備が整いました。

いざ開業と、老人会会員の皆さんと予定をたて、工房の稼働開始です。先ずは原料の確保と意気込んだものの、今の時期、海況も悪く、原料魚の手配がままならないのですが、先週どうにかアジ、タラをゲット、加工処理を施し、商品初出荷へと、年内に漕ぎ出すことができました。(^^)/

今後、この商品製造チーム「スモークハウス佐渡」は新たなチャレンジの年を迎えることになります。どうぞこの佐渡新名物「くんせいシリーズ」を“乞うご期待”です!(^.^)

PS:販売は、当面「あいぽーと佐渡」、両津夷商店街「うまいもんや」で行います。
   新たな販売所は追ってご案内します。  


Wish you a Merry Christmas and all the best in the New Year!!!

 
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中村です。

もう旬の時期は終わってしまいましたが、先日地域の方に天然のなめこが生えてる場所に連れて行ってもらいました。

なめこと言えば、佐渡に来て見たなめこの大きさにびっくりした事があります。
東京に住んでいた頃はスーパーで売っているなめこしか知らなかったので、小さい粒のものがなめこだと思っていました。

佐渡では、稲刈りの終わった10月頃から11月末くらいまでがシーズンです。
なので、今生えているものはもう食べられる状態の物ではないそうです。

農道をひたすら上がり、雪が積もっているくらいの標高まで行きました。

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案内してくれたEさん。
「こっから上がるぞ~滑るから気ぃつけてついてこいよ~」

けっこう急な斜面をすいすいと登っていってしまいました。

道があるような無いような林の中に入っていくことなんてあり得なかった生活でしたが、協力隊になってからこういう場所に入っていくことにいつの間にか慣れている自分がいました。。(もちろん1人では入りませんが)

ただ、スニーカーで来てしまったのは失敗でしたが、なんとかなりました。
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50mくらい上がるとありました!なめこ。

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見た目は食べれそうですが、硬くなってしまっており食べられません。

なめこはナラの木に生えます。この地域ではナラ枯れが起きているので、ナラの木は少なくなっているそうです。

しかも、うえの方の高い場所に生えていました。

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取るときは、長い木の棒でこそぎ落として取るそうです。
来年は是非、一緒に取りに来てみたいです。

これも枯れてしまっています。

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近くに、別のきのこ?みたいなものがありました。石のように固かったです。さるのこしかけのようでもありました。

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この辺りの人は、なめこを収穫してもどこかへ出荷するわけでもなく、自宅や近所の方へ分けて消費するそうです。

わずかな時期の間にしか食べられない、天然なめこのお味噌汁は秋の到来を実感する食べ物だそうですよ。

 

2回目のストレッチ教室は、終始笑いが絶えませんでした。

地区サロンでストレッチをしている噂を耳にした、集落の人から声をかけて頂き東鵜島でもストレッチ教室をはじめました。月に1回、1時間から始めています。


鵜島の人たちは、いつも一緒。戸数11、住人も10人ほどです。
田んぼ作業もみんなで協力して行い、それぞれに自分の仕事をみつけて動く姿 にいつも刺激をもらいます。そして、本当におっきな家族みたいなんです。



岩首から、東鵜島まで歩いて15分。
天気が良い日は、歩いて向かいます。


いつものように公民館に集まり、開始。
前回の振り返りをちょっとして、ゆっくり音楽を聴きながら、体を少しづつ温めます。
大事にしているのは、呼吸。 そして、無理をしないこと。

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意識して深呼吸をしてみる。

佐渡の空気は気持ちいいから、いつでも深呼吸したい。
でも、意識しないと深呼吸ってしないものです。

手を温めて、自分の体を触っていきます。普段は、気づかない体の変化。右と左でやりやすさが違ったり。気づいてもらうことが大事だと思います。

「よいしょー!」と声をだしながら、足をのばすおっちゃん。奥さんが「ちょっと、しー!」と横で注意する姿に、みんなが笑ってしまいます。
あっちこっちから、声がしてきます。


最後は2人ペアになってひっぱりあいっこしたり、肩や足をお互いに擦ってやります。
ご夫婦でやったり、兄弟でやったり。近所の人同士でやったり。


触れる事で、距離が近くなったり、気持ちが楽になることがあります。
1人で暮らしている人、夫婦で暮らしている人、親と同居している人。
家に帰れば、いろんな家族の形の中で過ごします。
家での生活の中に少しでも、このストレッチのエッセンスが生きてほしいです。


ストレッチは出来ないけれど、ストーブの横に座ってみんなの様子を眺めていたおばあちゃん。
いつのまにか、自分の手を動かして足をさすっていました。
みんなが笑う度に、一緒に笑う姿をみると嬉しくなります。




最後は、車座にすわって肩の叩きあい。

お茶を飲んでいると、お客さん。
もちろん、一緒にお茶をしてお喋りします。
取材に来ていた人もみんな一緒に。

誰でもすっと馴染めるこの心地よさ。

とっても素敵な集落です。


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田舎暮らしを目指している人の中には、「自分の食べるものは自分で作りたい!」そういう志の人、決して少なくはありません。
移住相談をしていると「東日本大震災のときに価値観が変わりました」とおっしゃる方は非常に多い。「スーパーに物が入ってこなくてお金あっても買えませんでした・・・」と。

田んぼや畑をやってみたい!という方には佐渡という土地はいいところだと思うんですよね。

なにせ、イノシシ・鹿がいないから獣害対策に費用がかからない!

だから色んなものが作れます!
うちは今年、ラディッシュから始まって、豆、ナス、ゴーヤ、きゅうり、レタス、ネギ、生姜、ニラ、長いも、イチゴ、かぼちゃ、しそ・・・農業ど素人の私たちでも近所の方々に教えてもらって収穫できています。

イノシシと戦うことなく 笑



さて、本日は「田んぼ・畑・大きな納屋、牛小屋も?農業してみませんか・・・物件」

どんなんかなぁ~お邪魔します!
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これは・・・「もったいない!」と思わず声が出てしまいました・・・。
鍵守さんも思わず苦笑い「だろ?せっかくきれいに直したってのに、ここの倅が帰ってこないっていうんだもんな。せつねぇよ、俺はここで生まれ育ったんだ」
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床が悪いところはなく畳もきれい。
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お風呂やトイレにいたってはピカピカ。改修必要なしです。
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応接セットもそのままの居抜きという形で。

いやぁ~やっぱりもったいない!

外へ出てみましょう。
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ザ・立派な農家!
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見てください、この大きな納屋!農家と言えば納屋!農機具たくさん入りそう!
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そして牛小屋!・・・跡。
ここを改装して飲み会会場になんてどうでしょう( *´艸`)

田んぼも畑も蔵もあります。

害獣もいなくて、そしてこの広い納屋・・・新規で農業したい人は佐渡でしないでどうする?!
ここが該当するかわかりませんが、佐渡は条件が満たされれば100㎡から農地の取得が可能!
農地の獲得については佐渡市農業委員会(0259‐63-5115)へお問合せ下さい。
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冬も楽しませてくれるお庭付。


さぁ、かーなーり、新規就農を志す人には好物件・・・かも?
気になるこちらの物件!詳しくは→→→佐渡市空き家情報 『新穂-14』をご覧ください♪


空き家案内希望の皆様へ
今年度「移住コンシェルジュ」が始まりました。
移住希望の方の移住前相談などに乗ってくださいます。
私たちは、ぜひ、ご紹介したいし不安な島暮らしを解消する一歩になれば・・・と思っています。
んが、「今佐渡に到着したんですけど、空き家見れますか?」ってのは、コンシェルジュさんたちと調整がつかないですし、そもそも空き家の鍵を市役所は管理していません。
空き家案内希望はご計画的に。
佐渡来島が決まったら、地域振興課離島交流係 0259-63-4152まで。

賃貸物件急募!
地域振興課では空き家情報を求めています。
「島から出てもう戻ることはない」「盆しか帰らないし、誰かに入ってもらえると・・・」などなど、誰かに貸してもいいよという物件をお待ちしています。
風が入らないお家は、あっという間に朽ちてしまいます。
佐渡移住を希望されている方に、貸し出してみませんか?

登録・お問合せは・・・地域振興課離島交流係 0259-63-4152まで! 


 

 

こんにちは。
空き家対策・移住者支援担当 熊野です。

実は・・・婚活サポーターもやってます!

今日は婚活サポーター熊野より、島内で行われる婚活イベントのご紹介です♪
残念ながら、男性枠は定員に達しました(*´Д`)
書面の締め切りは12月9日ですが、女性枠は引続き募集ということです。 
20151218Facebook

実は熊野、神戸にいるとき婚活パーティや街コンなるものに参加したことがあります。
「結婚」がしたい訳ではなかったのですが「新たな出会い」を求めて・・・。

それは趣味友とか飲み友とか、新たな友人関係の開拓に励んでいましたね~。
・・・ま、その中でもしかするともしかしても・・・という思惑があったことは否定しません。



社会人になると仕事以外で人に出会う機会が減ったなぁ・・・って。
もちろん仕事上で会う人も面白くて刺激になる人もいます。
けど、熊野は長年営業職についており、取引先の人との飲み会でも、心のどこかで「腹の底まで見せまい」としてましたね・・・。

腹を割って話ができる!・・・そういう新たな友人関係の開拓に婚活パーティや街コンなるものに行っていたように思います。・・・それと30代に入るとちょっと考えましたね、色々と・・・それはまぁ色々と。



どうも婚活パーティっていう名前が、ちょっと肩の荷が重いですけど・・・。
でもこの人どんな人なんだろう→友達交えてまた会ってみてもいいかも→もう少し知りたいな・・・→二人で会ってみてもいいかも・・・の一つのツールとして、こういうパーティに参加するのもあり!


当然、独身の特権として!


今回のイベントはクリスマスリースも作るみたいですね^^
男性のセンスが気になるところ( *´艸`)




※※※※※詳細※※※※※
日時 12月23日(水・祝)
     14:00~17:00(受付男性13:00~女性13:30~)
会場 えんや 佐渡市豊田50
会費 女性2000円
※※※※※※※※※※※※※
詳しくは
佐渡市地域振興課地域振興係 0259-63-4152
お申込の際は
①お名前
②住所
③連絡先:携帯番号
④生年月日
をお伝えください♪


 

天然杉への遠足から、はや1ヶ月。
岩首地区サロンの楽笑会の日が巡ってきました。


みなさんのご要望で今年も新田のストレッチは継続して頂いているので、最初の30分はストレッチからスタート。

この日、家から集落センターまで歩きながら、とても天気が良いし、空気が冷たくて気持ちいいと感じていました。。
センターの中で、ストレッチして踊りを踊るだけじゃ、もったいないと思っていました。 


ストレッチをしながら、「これ終わったら、外に散歩にいきませんかー?」と言うと「いいわね!」との声。よかった。よかった。

予定を変更して、つっかけを家に置いて、養老の滝までみんなでお散歩に。 

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枯れ葉をふんずけ、ワシャワシャ言う音がこの季節を感じます。
自分のペースで、好きな人とお喋りしながら、近況報告や情報交換。
集落をまたいだサロンの良いところは、ここだと思います。
赤玉の人も、柿野浦の人も、岩首の人も、みんなが横に並んでお喋りします。

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ちょうど1時間。
その後は、本当は持ってこない約束だけど・・。
柿と林檎とカヤの実をおやつに、語り部をしている人からお話しを1つ。

外海府の大倉のおはなし。「牛恋峠」を聞きました。
朝から、体をしっかり動かして、縮こまった体をほぐして、あったかいお茶を飲みながら、おやつを食べ、お話しを聞く。

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午前中だけでこんなに充実した時間が過ごせるなんて素敵。




人数が増えたり、減ったりするけれど、それでいいと思うのです。
続けられる人が、続ければいいんです。
無理して行く事じゃないし、行きたい中身の時に参加して、休みたいときは休んで。
好きなものを好きなように。

 それが、笑って楽しいサロン。楽笑会。

多田クリスマスナイトマーケット雑貨紹介第二弾!クリスマス色濃いものから、普段使いにも使えるものまで!

金井在住の作家が作ってくれました、フェルトワッペンとリュックサック飾り。
佐渡の娘は山が好き!胸元の小さな三角はおにぎりではなく佐渡の山をあらわれています。
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【【多田】クリスマスナイトマーケット雑貨②】の続きを読む

※※成約いたしました!ありがとうございます!(追記28.2.29)※※

本日は・・・佐渡汽船から歩いて15分!
出張など島外に出る機会の多い方にはオススメ♪
そんな立地なのにこのお値段?

今回は「親子で釣りに行くのも徒歩圏内!出張の多いお父さんもニッコリ。小学校も近い良物件」

どんなんかなぁ~お邪魔します。
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玄関入ってすぐに階段。
こういう蹴りこみ板のない階段だと玄関のすぐ上に階段があっても圧迫感が減っていいですね。
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お部屋が片付いてるお家は持ち主の方の愛着を感じます。
大事になさっていたんだな・・・と。

そして、このお家は両津湊の特徴でもある長いウナギの寝床。
部屋数はたくさんありますが、階段が二か所あるので使いやすい作りになっていると思います。

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2階の8畳間。
家が立ち並んでいる両津湊ですが、このお家の窓側はとなりは倉庫になっているので、光が入って来ます。

お風呂・トイレは比較的きれいな状態^^
改修ヵ所が少ないのはありがたいですねぇ。

外に出てみましょう~。
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この日は晴天で、まるで新しい家主を迎えるのにお天気が味方してくれたかのようです^^

部屋数はしっかりありますが、広すぎない敷地で管理しやすそう・・・
なんて、ものぐさの私は考えてしまいますが。
家の前の爽やかなミントがお待ちしています♪
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ミント付き物件・・・お得なのはミントだけじゃない!


※※成約いたしました!ありがとうございます!(追記28.2.29)※※
気になるこちらの物件!
詳しくは→→→佐渡市空き家情報 『両津‐65』をご覧ください!


空き家案内希望の皆様へ
今年度「移住コンシェルジュ」が始まりました。
移住希望の方の移住前相談などに乗ってくださいます。
私たちは、ぜひ、ご紹介したいし不安な島暮らしを解消する一歩になれば・・・と思っています。
んが、「今佐渡に到着したんですけど、空き家見れますか?」ってのは、コンシェルジュさんたちと調整がつかないですし、そもそも空き家の鍵を市役所は管理していません。
空き家案内希望はご計画的に。
佐渡来島が決まったら、地域振興課離島交流係 0259-63-4152まで。

賃貸物件急募!
地域振興課では空き家情報を求めています。
「島から出てもう戻ることはない」「盆しか帰らないし、誰かに入ってもらえると・・・」などなど、誰かに貸してもいいよという物件をお待ちしています。
風が入らないお家は、あっという間に朽ちてしまいます。
佐渡移住を希望されている方に、貸し出してみませんか?

登録・お問合せは・・・地域振興課離島交流係 0259-63-4152まで! 


 

鷲崎といえば漁業のイメージですがもちろん農業も盛んです。
とはいっても平坦な土地が少ないため大規模には行えません。
そういった不利な環境でも地域資源の活用やアイデアで色々なチャレンジを
行っている「海利用研究会」という団体があります。
本日の新潟日報に紹介されたのでご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
彼らのお米が今回「第17回米・食味分析鑑定コンクール国際大会 特別優秀賞」と
「第2回すし米コンテスト国際大会 特別賞」を受賞しました!

海利用研究会のメンバーは6人。職業は専業農家から現役漁師、建設業社長
サラリーマンの兼業とバラエティに富んでいます。
作物はお米がメインですが季節ごとの路地野菜も育てています。
研究会の原点は「子や孫に食べさせても安心なものを提供する」ということ。
農薬や化学肥料に極力頼らず、作物を育てる土壌やそこに含まれる微生物
そして生態系を意識し、地域資源を活用した応用農法を研究・実践しています。
例えば海が近いという“地の利”を活かして網に付着したワレカラや貝
ブリマグロなどの内臓 海藻などの海資源と落ち葉や畦草を混ぜ発酵させた
天然の堆肥を用いて作物を育てています。
他にも海水散布など地域資源を有効活用しています。
そしてその田で育ったお米を「海の米」と名づけ品質向上に取り組んでいます。

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研究会の中心的人物の1人「太郎」さんの農業はその中でもかなり個性的。
とことん安全にこだわった強い信念の持ち主です。

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上記の写真、何をやっているか分かりますか?
実は目の前の海で育てた養殖ワカメをそのまま田んぼに撒いているのです。
トラクターで引き上げた後、細かく切って散らします。
もちろんとれたてのワカメ。食用で商品としても販売できるものです。
ユニークだけどもったいないような気もします。
でも太郎さん曰く「人間が食べて美味いものを俺は田んぼに与える」。
新鮮なワカメのミネラルが土壌に吸収され微生物の栄養になります。

夏の草刈にもこだわりが。

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「下駄除草」で稲の間を一列一列丁寧に踏んで雑草を埋めます。
炎天下のもとこれを行うのは本当に重労働。
慣れてないとほんの2,3歩進むだけで足がもつれそうになります。

太郎さんの口癖は「自分の心にどこまで真摯に向き合えるか」。
楽をすればその時はよくてもいずれ後悔することになる、それならばとことん
こだわって取り組んだほうがいい。
その姿勢は理念を追い求める太郎さんの生き様そのものです。

海利用研究会はお互い切磋琢磨しながら協力して作物を育てています。
誰かが多忙で田んぼを見られないときは、言わなくても他のメンバーが
面倒をみています。
田植えや稲刈りも絶妙なコンビネーションで行います。

安全なお米や野菜にこだわる。
でもそればかり追求して肝心の「美味しさ」がついてこなければ
ただの自己満足となってしまいます。
そこで数年前からメンバー皆が新米をコンクールに出品しています。
第三者が下した客観的な数値を翌年の米作りに反映させていた結果
年を追うごとに評価が上がり今回の受賞となりました。
安全でかつ美味しい。単純ですが一番の贅沢ですね。

佐渡にはトキ認証米や棚田米など個性のあるお米がたくさんあります。
皆さんそれぞれが様々な努力、工夫をされています。
野菜や果物も沢山の種類が作られています。

今、農業を取り巻く環境は本当に大変です。
でも食のおいしさは佐渡の大きな魅力です。
佐渡にしかない、または佐渡ならではのお米や野菜の美味しさを
観光や産業振興にうまくつなげていきたいと思っています。

最後までお読みいただき有難うございました。










 

 あいぽーと佐渡に行ったことある人は、きっと売店で売られているてまりにうっとりすることに間違いないでしょう。私もその一人です。精巧で鮮やかで心が奪われます。
 クリスマスにてまり!それはきっときれいなオーナメントになると思い、赤泊千歳会てまりグループのお母さんに制作依頼をしました。
 本当にきれいなてまりが出来上がりました。
佐渡 てまり

私も教えてもらいながら一緒に作りました。
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飾ってみました。吊るすだけではなく置いてみたり、他のオーナメントと組み合わせしてクリスマスコーナを作ってみたりするのもいいですよね。
佐渡 てまり

普段はあいぽーと佐渡、売店うまいもんにおいてあります。
あいぽーと てまり

本当にきれいなので一度は手に取ってみてください。
あいぽーと てまり



だんだんと形になってきた空き家改修。

本当にたくさんの人たちに関わってもらい、支えてもらいました。
ここで、ちょっとその方々をご紹介。

まず、一番に大家さんとの空き家交渉を手伝ってくれた親戚の方々。
そして集落の役員さんたち。改修工事自体には手伝えなくても、移住者の受入れなどの検討を何度もしてくれました。集落の総会でも、移住者受入れについて区長さんから話をすることで、まったく住民の受け取り方が変わってきます。

これは、とても大切な過程でした。
縁もゆかりもない私が、空き家を改修して新しく事業を開始するのに、この方々のサポートなしには何も進みませんでした。



障子はがし (2)

集落の子供たち。
子供たちにも出来ることはあります。
障子を剥がしたり、物を運んだり。
ごみも散らかすけど、掃除が必要な空き家にはなんてことない。

ペンキ塗り (15)

青年会。
本当に助かりました。休み返上で作業をしてくれるなんて!
ペンキ塗り (7)

ペンキの匂いも洋服についてしまうのに・・。手だって汚れてしまうのに・・。
ひたすら壁を塗りまくってくれました。
他にも、重たい畳を2階から1階に下ろしてくれたり、障子はりを手伝ってくれたり。
やっぱり若くてパワーがあると、なんでも早い!


岩首の婦人会も。
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みなさん家のことで忙しいなか、小屋に大量にあった古い食器を全部洗ってくれました。
仕事が終わってからの夜の時間。洗って、拭いて、棚にしまっての繰り返し作業。お喋りが絶えなくて、とても賑やかでした。こんな光景が、この家でもっと見れるかなー。


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改修作業をはじめて半年。
夏休みになると、談義所に集う学生さんもお手伝い。
集落の若者と一緒に、障子を張ったり、ペンキを塗ったり。
談義所に通ってくれた学生OBの子も遊びにきてくれました。

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写真はないけど、隣の家のおばちゃんや集落のみんなが色々手伝ってくれます。
差し入れをくれたり、足りない家具や備品を提供してくれたり、材料を譲ってくれたり。

隣の家のおばちゃんは、いつも大工さんと夜な夜な作業をしていると夕飯をくれたり、「おるのー?」といつも気にしてくれました。

談義所メンバーも、暇があれば顔をだして、あれこれと作業をしてくれます。
若手も必要だけど、日中動けるシニアもとっても大事!


あと、忘れちゃいけないプロの方々!

襖貼り (1)

襖張りは、素人では難しい・・・。

囲炉裏部屋 左官 (1)

囲炉裏を作り直してくれたのは、2つ隣の集落の左官さん。
丁寧なんです。職人さんの凄さをひしひしと感じます。

給湯器 (3)

電気のことは、ちんぷんかんぷん。
3つ隣の集落の電気屋さんは何でも相談できます。

電気配線 (4)

協力隊で隣の地区担当の岩崎隊員も。お友達と一緒にプライベートでお手伝い。
本当に感謝感謝です。


そして、本当にたくさん我がままをきいてくれて、何でも相談にのってくれた大工さん。

台所天井張り替え (1)

感謝しかないです。

仕事が終わってから、夜作業にきてくれたり、改修が進むと「あ!あれも、やらなくちゃ。」と思う度に相談にのってくれた大工さんには、頭があがりません。きっと、ふつうの業者さんだったら面倒に思うこともたくさんあって、しかもそれに対してちゃん見合ったお給料が支払えていたかというと、たぶん全然見合ってないんです。
いつもニコニコ作業してくれて、ほぼボランティアで作業を休みの日も夜もしてくれた大工さんが近所にいてくれて、本当に助かりました。集落の人とも、たくさん会話をしてくれて「なんかこの家に愛着がでてきた」と言ってくれて、本当にいつもありがとうと思います。



この改修にはいろんな人が何か地域の事に目を向けて、新しい発見や気持ちが芽生えてくれたらいいなと思っていたので、いろんな世代の人たちに作業に関わってもらえるようにしてきました。特に集落の人や近隣の人にこだわっています。

自分の思いから始まったけれど、作業に関わってくれた人がどこかで自分の未来や集落の未来を考えて、身近な誰かと共有してくれる時間がこの家の作業をきっかけに増えたらいいなと思います。

みんなそれぞれに、何も考えていないわけない。
自分の集落だもん。自分の地域だもん。


それが、協力隊の立場で私がすることだと感じています。

自分だけで、お金をかけて限られた時間の中で好きなように改修していくのはプライベートですること。






作業を進めていくにつれて、関わってくれる人たちの気持ちが自分の胸からこぼれ落ちてしまいそうでした。
協力隊になっても、なんにも形にできなくて、甘えてばかりなのに、こんなに助けてくれる人がいて、共感して手伝ってくれる人がいてくれて。


人から与えてもらう力は莫大です。
自然の力も凄いです。

その両方を、感じることの出来るここがやっぱり好き。
結局、いつもいつも私ばかり得るものがあって申し訳ないから、まだまだ集落に自分ができることを返していかなくてはと思います。

もう少し、この空き家の連載は続きます。
長々お付き合い、ありがとうございました。
 

多田クリスマスナイトマーケット2015 

松ケ崎地域のイルミネーションは実は15年以上の歴史があるんです。毎年温かく家に帰る小学生、通勤のお父さん、遠方からのお客さんを寒い冬の夜に見守ってきました。
クリスマスナイトマーケット今年は店舗が増えました。食べ物だけでなく雑貨の販売も行います。それから去年子供に好評だったスタンプラリー今年もあります。先着20名に手作り記念品差し上げます。
去年の様子は「ほっとドリンクとイルミネーション クリスマスナイトマーケット」をご参照ください。



時間:2015年12月19日(土) 17:00~19:00
場所:多田橋 (多田220) 地図参照
駐車場:松ケ崎連絡所前、松ケ崎駐在所後ろ駐車場

★屋外イベントです。温かくして来てください。
★トイレあります。
★小さいイベントですので商品が早い段階で売り切れの場合あります。イルミネーションを楽しんでお帰り下さい。
★飲酒運転は絶対しないでください。

中村です。

少し時間が経過してしまいましたが、11月半ばに小麦の麦踏みをしました。

10月半ばに種まきをした後、丈が15~20cmほどに成長した頃に麦踏みをするそうです。

麦は成長すると、根っこが地表に出てきてしまうので、上から一度踏みつけておくと、その後の生育に影響が出ないそうです。

 
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ちなみに、麦踏みと言っても足で1束1束踏んでいくわけではありません。
この運搬車「剛力」を使います。
(通称”あやめちゃん”)

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農機にうとい私たちですが、コツをつかめばすぐに運転できる機械でした。

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せっかく真っ直ぐ伸びた小麦をぺっしゃんこにしてしまうのは、少し勇気がいりますが、これも丈夫な実をつけてもらうためです。

踏み損ねた箇所は、足で踏んでいきました。

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地道な作業を終え、このまま冬を越してくれるまでは特にやることはないそうです。

3月頃に草刈をするそうです。

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12月に入り、様子を見に行くと、以前のように真っ直ぐ伸びていて安心しました。

 風の冷たく厳しい佐渡の冬をがんばって越してもらいたいです!

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