佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2016年08月

元気なお年寄り達で始めた「佐渡を歩こう会」改め「佐渡おとなの遠足」。
今回は、ドンデン山荘から尻立山、雪畑山を巡り、和木登山道へ向かう縦走コースです。

これまでは日帰り出来るコースということで、出発点まで戻る必要があったのですが、今回は両津からバスをチャーターしてドンデン山荘まで送ってもらい、和木登山道の入り口まで迎えに来てもらう縦走コースを歩きました。

今年は世界的に記録的な暑さとなっています。
尾根歩きはとても暑くなりそうなので、皆さん飲料と果物をたくさん詰め、準備万端で臨みます。

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尾根歩きなのでアップダウンはそれほどきつくはないのですが、日差しが容赦なく照り付けます。

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1時間ほどで標高940mの尻立山頂上へ。
すでに汗だくとなってしまいましたが、時折吹く高原の風がとても気持ち良いです。

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山頂で果物を頬張り水分を補給した後、ドンデン高原を目指して降りて行きます。

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ほどなくドンデン池へ。

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ドンデン高原は山野草の宝庫です。
可憐な花を愛でながら、のんびりと歩きます。

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論天山、芝尻山を越えたところでお楽しみの昼食。
下りで足をくじいた人や膝の痛みを感じた人もおり歩くペースがだいぶ落ちてきましたが、ここでお腹を満たし英気を養います。

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小芝園から滑石に向かう道は風雪で曲がりくねった杉が多くあります。
こんな芸術的な造形も!

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やっと滑石に着いたところでお疲れ組と元気組が分かれます。
バスの時間も迫ってきましたので、元気組は先行し雪畑山をピストンします。
お疲れ組はゆっくりと直接和木登山道入り口を目指しました。

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私はお疲れ組と一緒に雪畑山はパス。
予定の時間は大幅に過ぎてしまいましたが、天然杉遊歩道の展望所で一休み。
ゴールはもう少しです。。

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おとなの遠足を始めて2年半。
元気で冒険好きなお年寄り達も、冗談混じりにチョット弱音も出てきたかな~。
それでも力を振り絞って完走を喜びました。

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「おとなの遠足」は本ブログでは(その18)ですが、平成26年3月よりほぼ毎月歩き続け、昨年12月で20回を数えるまでになりました。

このたび20回達成を記念し、私たちが楽しく歩いた足跡を次に共鳴してくれる仲間たちに紹介したいとの思いより、「佐渡を歩かんかさ~ 20万歩の足跡」として冊子にまとめました。

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冊子は、島内各図書館、支所及び行政サービスセンターで閲覧できますので、興味がある人は是非お手に取って下さい。
多くの方々が親しい仲間たちを誘い、一歩踏み出して行くことの一助となれば嬉しい限りです。

なお、入手を希望させる方には佐渡観光協会の各案内所や西三川くだもの直売センター等で購入することができます。

問合せ先:佐渡観光協会中央支部 TEL 0259-55-3589



さて、地域おこし協力隊として私の任期は今月で満了となります。
このブログも今回で最後となりますが、「おとなの遠足」は50万歩、100万歩を目指してこれからも続けていくつもりです。

佐渡のどこかでお会いする機会がありましたら、是非声を掛けて下されば幸いです。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。


今日は、私が佐渡で一番好きな山『檀特山』のお祭りです。


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<檀特山の天然杉>


8月23・24日の二日間にわたり行われる、この「檀特山祭」。

かつては、祭の日になると村の女性たちが檀特山へあがり、
山奥にひっそりと佇む石名清水寺の奥の院で、一晩のお籠りをしたと聞きます。


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<現在の奥の院>


祭の夜には、お堂の前の焚火を囲んで食事をし、
輪になって佐渡おけさを踊ったというほど賑やかだったこの祭も、
現在は山へあがる人も少なくなり、かつての盛り上がりは見られなくなってしまったそうです。


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現在は、祭りになると、石名清水寺の前にかなり立派な幟が立てられ、
奥の院では、お堂のお手入れが行われます。

四季を通じて素晴らしい姿を見せてくれるこの檀特山に感謝の意を込めて、
私も、奥の院の清掃の手伝いに同行させてもらいました。


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<奥の院へと続く道>

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お堂の中を綺麗に掃除し、
真鍮をピカピカになるまで磨きます。


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<ろうそくも付けて、賑やかに>


奥の院のお堂は、四畳くらいのとても小さなスペース。

かつては修行僧がお籠りをしたというこの場所も、
現在では、石名や他地域の「奥の院を愛する人」による普段からの
お堂の手入れのおかげで、本当に心が安らぐ空間となっています。

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是非、一度、檀特山の素晴らしさを体験しに足を運んでみてください。

いつも微笑んでいるお釈迦さまも、
より一層ニコニコして参拝者を迎えてくださることでしょう。



おわり


先月31日、猿八・越敷神社では「-能・人形浄瑠璃・サックスと光の共演-越敷神社共同舞台」が開催されました。今年で3回目の開催を迎えた今回、約120人の方が見に来てくださり、盛大な拍手の中で舞台は幕を閉じました。
共同舞台には、たくさんの方の協力があり、舞台にかける思いが込められています。公演から少し時間が空いてしまいましたが、舞台準備の様子をふまえてご紹介したいと思います。

7月28日。この日は越敷神社の拝殿にある板戸、柱、敷居を外す作業が行われました。
作業前の越敷神社(舞台側)
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東側と南側の板戸を外していきます。
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板戸を外した状態(南側)
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次に2本の柱を外します。大人5人がかりで柱を支えます。
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次に敷居を外します。
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拝殿の床は雑巾で水拭きし、ぬか袋で磨いて艶を出します。
力と根気のいる作業です。
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ぬか袋は手ぬぐいを縫い合わせて作った手づくり。
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7月29日。この日は外に観客席(30脚)を並べました。
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スタッフが続々と到着し、舞台上の準備が始まりました。出演者・スタッフが一緒になって照明機材を設置します。
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今回は天井から球型の照明を吊り下げることに。下の写真は取り付けの様子。
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31日当日。本番前の舞台。
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境内の石段にはLEDランプ、灯篭にはろうそくを設置。
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本番当日。開演して間もない様子。まだ薄っすら明るい。
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過去に越敷神社で能が上演された記録が残っているのは大正時代のこと。
その後は長期にわたって舞台として利用されることはなく、集落内でも神社の拝殿が能舞台になったところを見た人はいなかったといいます。
 
共同舞台を開催するきっかけとなったのは、「鳥越文庫※」の名前にもなった早稲田大学名誉教授の鳥越文蔵先生が、2013年に知人だった舞台に携わるメンバーを連れて猿八を訪れたことによります。
来訪された方を猿八在住で人形遣いをしていた西橋さんが越敷神社に案内した際、その場にいた全員で公演を決めたそうです。その背景には、伝統芸能の魅力を知ってほしい、猿八の環境と越敷神社を活かした舞台を創りたいという共通の思いがありました。

試行錯誤の結果、再現されたのがこの共同舞台です。
能、人形、そしてサックスという、個性的な組み合わせに、猿八の夜の暗闇を利用した「光」が合わさり、この斬新な演出が観客を魅了する要素となっています。

越敷神社には他の能楽堂のように立派な舞台設備はありませんが、だからこそ今あるものや舞台に関わる人のアイデアや技術が活かされ、かえって出演者と舞台を支える人、そして観客の「距離」を近づけているように感じます。みんなで作る舞台だからこそ、猿八の魅力が引き出され、猿八でしかできない舞台になる、そんなふうに感じました。


なお、当日の公演の様子がBSジャパンの「招待席」という番組で取り上げられる予定です。(9月を予定)
興味のある方はぜひご覧ください。


※鳥越文庫
早稲田大学名誉教授であり、元早稲田大学坪内博士記念館演劇博物館館長である鳥越文蔵氏が寄贈した演劇関係の図書約2万冊を収蔵する。1998年に開館。 開館時間:午前9時から午後5時まで 休館日:水曜日、第3金曜日、12月28日から翌年1月3日まで

こんな家まだ眠っていたんですね・・・。
佐渡の家は本当に素晴らしい形で残っているものが多いです。
町の役割と家の建築様式は、歴史と密接に関係しています。

今回の物件も素晴らしいものでした。
「あなたも歴史の登場人物に?旧家に住む??事業をするのもあり??相川大型物件!」

どんなんかなぁ~、お邪魔します!
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おぉぉぉぉぉ!!!ここは・・・映画のセットですか?いや、本物です。。。
・・・ん?こんなところ最近も見たなぁ・・・。
そうそう、相川-36がこのような作りでした。
相川に集まった富をうかがい知ることができます・・・本当にすごい・・・。
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箱階段や長火鉢の風情がたまりません・・・。
道に一番近い一間は今は、板間に。
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畳はカチッと歪みもなく気持ちいいです。
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台所は広くて使いやすそうです^^
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箱階段を登って2階へ行ってみましょう。
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2階には2部屋。

とてもきれいな状態です。
・・・実はこれだけでは終わりません。。。

・・・更に!

庭・・・の向こうに離れ!
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右が離れ、左が蔵。
・・・更に更に!!!
隣の家も付いてきます(?)
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あれもこれもついてくる?すごい物件ですが、分けての購入もお話に乗ってくれそうですよ( *´艸`)

外へ出てみましょう。
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この2軒分!

合宿で直して、夏の合宿所とかにしてもよさそうです。
学校関係者の方、そういう大学なんかの連携など・・・どうでしょう?

また、佐渡にサテライトオフィスを持ちたい・・・なんてお考えの島外企業様。
ここでしたら、社員の方が寝泊まりするのに十分な広さがございますが・・・いかがでしょう??

またまた、相川で古民家民宿したいとお考えの方。
こちらは、自分の居住スペースと民宿スペースをきっちり分けて使えますよ!・・・さぁ、どうだ!

さーて、気になるこちらの物件は、佐渡島移住定住支援情報 『相川-37』をご覧ください♪


類似物件もご一緒に!→相川-36 隊員的空き家レポ
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☆☆☆成約しました!ありがとうございます☆☆☆
久しぶりに大雨になったこの日。

海も近く、買い物にも近い沢根。
先日、沢根(佐和田-31)を紹介させていただきましたが、とても早い反応をいただきました。
今回もそんな魅力的な沢根物件。
「目の前が海!島暮らしの醍醐味、海沿い沢根物件♪」

どんなんかなぁ~、お邪魔します♪
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やはり、長~い!
旧道から海まで続く昔ながらの長い建物。
入って右側に部屋が並んでいます。
洋室があり・・・
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和室があり・・・
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2階にも部屋があり・・・
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(うーん雨だと暗いっっ)
全部で部屋は7部屋!
色々使えそうですね~。夏に友だち呼んで合宿!?なんてできそうです。
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レトロな照明やトキ?を思わす擦りガラスなんかも楽しい^^
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裏の勝手口を出てみると・・・
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海!・・・だけど雨(*´Д`)
晴れてるとこんな感じです♪
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(参考:佐和田31 同じ通り沿いにあります)


☆☆☆成約しました!ありがとうございます☆☆☆

さーて、気になるこちらの物件。
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詳しくは、佐渡島移住定住支援情報 『佐和田-32』 をご覧ください!

 

820日(土)、「そうだ! 佐渡へ行こう!!」が開かれます。

昨年、およそ2,000人もの入場者を集めたこのイベントは、佐渡最大級の音楽フェスティバル。“両津の夏の風物詩”として、定着しつつあります。

メインとなる「おんでこドーム」をはじめ「あいぽーと佐渡」「おんでこサブステージ」の3ステージに、10組の人気バンドが大集結。今年も多くの聴衆を魅了することでしょう。

そのうえ、なんと入場無料!

今週末、盛夏の両津で、リオ五輪にも負けず劣らず(?)のビッグ・イベントに参加してみては?

「そうだ」チラシ

《タイムテーブル》

【おんでこドーム】
●バックドロップシンデレラ(13:00
●打首獄門同好会(
14:00
●忘れらんねえよ(
15:00
●グッドモーニングアメリカ(
16:00
BRADIO17:00
the band apart18:00
アメリカ03
グッドモーニングアメリカ

【あいぽーと佐渡】

●日食なつこ(12:15

●ビッケブランカ(14:30

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ビッケブランカ

【おんでこサブステージ】

●ボーフラ(13:30

ircle15:30

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ircle

ちなみに当日「あいぽーと佐渡」では、「第2回 佐渡酒祭り」も開催。芳醇な佐渡の地酒の数々を堪能できますので、こちらにもぜひお越しください。


慌ただしくも、賑やかだったお盆が終わりました。

普段は静かな外海府の村も、子供のはしゃぐ声が聞こえ、
「夏休み」を一緒に味わえるような、そんな和やかな雰囲気でした。

私が地域おこし協力隊となる前、何度か佐渡に旅行に来ていたのも
大抵、このお盆の時期でした。

その時、始めてみた盆船流し(精霊流しともいいます)には、
本当に感動したことを覚えています。


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<盆船流し(木製の船)>

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<浜には沢山の花が残る>


都会生まれの私には、お盆に帰る田舎というものが無く、
「お盆=夏休み」というイメージしかなかっただけに、
佐渡の人々が普段からご先祖様を大切にしている姿はとても感動的なもので、
お盆には家族で墓参りへ行くというシンプルな事も、羨ましいと感じるほどでした。


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<アケビ製の精霊馬・・・シッポが・・・>


それぞれの家庭でのお盆が、どんな風なものであるのか知りたい・見てみたいという気持ちは、かねてからあったのもです。

そして今年、ある一家の盆船流しを見せていただけることになりました。



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<岩谷口の浜>


最近では、毎年同じ木製の船を使い、ある程度海へ浮かせたら、
お供え物を流してかえってくるという家庭も多くなったと聞きますが、
岩谷口のこの一家は、毎年必ず、ワラで船を手作りします。

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<稲ワラ製の船、盆花(ミソハギ)とともに>


「自分が佐渡汽船に乗っていて、船がひっくり返ったら嫌だよなぁ」と、
船に乗って見送られるご先祖様の気持ちになることも忘れません。


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船を沖へ運び・・・

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どんぶらっこっこ、どんぶらこっこ。

後は、風まかせ、波まかせの旅。

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様々な理由から行事の簡素化が進むことは、誰にも止められない事かも知れません。

それでも、「行事」本来の意味や目的を考えれば、
簡素化することはできないと考える人々も、まだちゃんと居ます。

それぞれが大切にしているお盆を、今年も佐渡で過ごせたことは、
私にとって、嬉しいできごとでした。



おわり



佐渡は盆まっただなか。
こんなに多くの人が集まってくるのかと驚嘆の三日間です。
ふるさとに戻ってきた人に元気と驚きと感動を与えようと、今年も多田漁港でいこいの村まつりが行われます。
みんなぜひ来て下さいね。

日時 8月14日(日) 16:30~21:00
会場 佐渡市多田港

16:30 鬼太鼓、郷土芸能、佐渡民謡
18:00 セレモニー、佐渡民謡、郷土芸能、鬼太鼓
18:50 海洋薪能「花月」
20:00 大花火大会


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夏まっさかりの佐渡。
伝統芸能が息づく佐渡では、連日のように祭りが各地で開催されています。

そんな中、今年佐渡で芸術祭が開催されることを皆さんご存じでしょうか?

記念すべき第1回目の芸術祭が8月26日より開催されます!13923743_10205293497615865_7418878003179333889_o

「さどの島 銀河芸術祭2016」~過去と未来の帰港地~

―「さどの島銀河芸術祭」は過去と未来をつなぐ現在において、
佐渡が芸術文化の帰港地となることを目指して漕ぎ出した小さな芸術祭です。
佐渡に点在する個性の輝きを掘り起こし、島外からの刺激とともに新しい
創造空間を作り出して「銀河」のようにきらめいてほしいと願っています。
佐渡内外の作家による版画と写真、現代アートの展示と、佐渡の自然と
生活文化を知るためのワークショップを島内各所で行います。―
(ポスターより抜粋)


昨今日本各地で芸術祭が開かれる中、佐渡ではどのような芸術祭を目指すのか、
さどの島銀河芸術祭実行委員長である梶井照陰さんにお話を伺いました。
梶井さんは鷲崎にある真言宗高野山派・観音寺の住職であり、写真家でもあります。
お話ししていると肩の力が抜けるようなふんわりとしたお人柄の梶井さん。
2004年、佐渡の波を撮り続けたシリーズで第1回フォイル・アワードを受賞、
写真集『NAMI』を発表。本作で、2005年度日本写真協会新人賞を受賞されています。


照陰さん

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―佐渡で芸術祭を開催することになったきっかけは?
「実行委員の一人であるモリトさんに熱い思いを打ち明けられたのがきっかけです。佐渡の各地域が持っているポテンシャルはとても高いが、活かし切れておらず危機感を持っていました。各地のポテンシャルの高さを広め元気にしたいという思いから、佐渡全島で行う芸術祭を開催したいという運びになりました。」


―さどの島銀河芸術祭のみどころは?
「展示作品には版画があったり写真があったり、それぞれの作家さんに佐渡を見てもらい佐渡からインスピレーションを受けて作品を作ってくれている。普段目にしている佐渡とはまた違う面から見てくれている。新たな佐渡の一面を知ってもらい、多様な見方をしてもらうことができたらと思っています。
佐渡には寒ブリ、朱鷺、世阿弥、金山などキーワードがたくさんあり、鬼太鼓や佐渡おけさなどの伝統芸能が根付いています。佐渡独自の芸術と自然・生活文化も一緒に楽しんでいただきたいです。」
 

―梶井さん自身はどのような展示をされる予定ですか?
「鷲崎・観音寺において、ハルビン(中国)で撮影した写真のシリーズを展示します。また、スイスの美術館で展示していた日本未発表の映像作品「tsuki」を上映します。 東日本大震災後に、陸前高田などの被災地を訪れた時に見た海に浮かぶ月がとても印象に残っていて。その印象がとても強くて、佐渡に戻ってきてから海と月を題材にして作った作品です。」

寺外観1


寺外観2



庭

お堂内
今回の芸術祭の展示場所のひとつ、鷲崎・観音寺

―今後の展望は?
「今年度の芸術祭は小さな規模での開催になるが、ここから試行錯誤しながら3年後には本開催として2018年に向けて築き上げていきたいと思っています。ゆくゆくは新潟県内で開催している芸術祭と佐渡の芸術祭を結び、島外とも連携して佐渡に人が流れてくるような仕組みづくり・活性化につながればと思っています。」


今年、はじめの第一歩となるさどの島銀河芸術祭。
今後この芸術祭が時間をかけてどのように変化していくのか、とても楽しみです。
ぜひ皆さんの目で貴重な第一歩を見届けていただきたいです。

芸術祭期間中はその他にもアースセレブレーションやハロー!ブックスなど島内各地で様々なイベントが予定されており、佐渡は今がやがやと楽しい雰囲気になってきております。
わたし自身初めて過ごす佐渡の夏にわくわくしています。
ぜひ佐渡の旅と芸術を楽しみにきてくださいね~!

詳細はこちら↓


「さどの島 銀河芸術祭2016」~過去と未来の帰港地~


会期:2016年8月26日(金)~10月10日(月・祝)
主催:さどの島銀河芸術祭芸術祭実行委員会
お問い合わせ:あいぽーと佐渡(担当:川上) 0259-67-7633
             info@sado-art.com

昼間の日差しはきつい・・・ですが、日が落ちると心地よい風が室内に入って来ます。
海沿いの家なら尚更ではないでしょうか♪
本日は
「島暮らし希望の方、お待たせしました!毎日海を見ながらのランニングが実現!海沿い物件」です。

どんなんかなぁ~お邪魔します!
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長い( ゚Д゚)!
母屋があって、裏に蔵・納屋・畑・・・と縦長にあるのがこの辺りの家の特徴。 

今日のお家は改修しているので、現在蔵はありませんが、昔からの長い名残は残っています。
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隣の親戚の方がきれいに家を保ってくださっていたおかげで、空き家になっても塵一つありません。
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新しくなっても、ところどころに佐渡らしいセンスを感じるものが・・・。
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涼し気な欄間はこの季節にぴったり。
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外へ出てみましょう♪
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「この道は近所のもんも使うから・・・それが都会の人は嫌ぁと思われんかなぁ・・・」とちょっとご心配の様子。
私道でも海と道路まで繋がる便利な道は、昔から近所の方の生活道路で譲り合ってきました。
そういう習慣はそのまま残したいですねぇ・・・(*'▽')

この長い道の奥には、畑!!!
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今は隣の鍵守さんが作っていらっしゃいますが、きれいにされているので、畑初心者にも色々教えてもらえそう^^
そして、道路に上がると・・・
海!!!
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この日の真野湾はとても穏やかでした。
空も真っ青!

さーて、気になるこちらの物件♪
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詳しくは 佐渡島移住定住支援情報 「佐和田-31」をご覧ください♪

夏休みの佐渡は交通量がとーーーーーーーーーーっても多くなりました。
空き家探しに来られる方も、旅行に来られる方も、もちろん佐渡もんも!!運転にはお気をつけください(´・ω・`)


 

 お盆時期、懐かしい人たちと会う機会も増えますよね。お酒をいつも以上に飲んだり、生活習慣が乱れたりしてしまい、お盆明けは体がぐったり…なんてことにならないよう気を付けたいものです。しかし分かっていても誘惑に負けてしまうことはあります。自制できるか不安な人や、二日酔いなどになってしまった人は、薬店で売られているドリンク剤などで対処してみては。

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アクア天領店
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また行ってみたいと思わせるおもてなし

 来店するだけで元気になれる――。そんなドラッグストアを目指して、10年ほど前から営業し、現在は佐渡セントラルタウン内に薬店、相川病院のそばに薬局も店舗を構えています。「今日は暑いねぇ」「体の調子はどう」といった何気ない言葉を掛けて、年配の方の話し相手になることも多いそうです。

店内には、薬はもちろんのこと、日用品や介護用品、化粧品などがジャンル別にきれいに陳列。季節や要望で品ぞろえを変えながら、毎月1週間ほどの特売を行っています。薬は、取り扱いできないものも一部ありますが、中には島内で同店と佐渡セントラルタウン内の店舗でしか販売していない日邦薬品の栄養ドリンクや栄養剤もあり、無料でお試しすることも。また、化粧品はカネボウ化粧品専門で、一緒に化粧品を選んだり、使い心地を試していただいたりしています。

 お店に足を運ぶのが大変な方でも電話一本で、二見地区から北狄地区までなら無料で配達してくれますよ。

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<お勧めサービス>

毎週第4週の火・水・木曜はポイントカードが3倍に

<ピックアップ>

・「レバコール」(250ml×23,888円)

カツオの天然アミノ酸などが内包され、貧血の方、食用不振の方、栄養バランスが気になる方へお勧め

・「ミラグレーン」(15648円~)

お酒を飲むことが多い方、肝臓の数値にお悩みの方にピッタリ
・「若甦」(1648円)

薬用ニンジンの力でつらい疲れや冷えを改善。糖質ゼロやノンカフェインのタイプも
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【data】

住所/佐渡市相川一町目26-2

電話番号/0259-61-2502

営業時間/9:0018:00

定休/土・日曜、祝日

駐車場/なし

HP/なし

 前回のお店探訪から2か月…。ブログがリニューアルしてからは、今回が初投稿となり、ちょっとドキマギしています。
 そんな話はこの辺にしておき、この時期、相川は観光で来られる人や帰省される人でいつもより賑わっております。今回紹介するお店は、帰省される人には懐かしく感じられ、観光で来られる人には目を見張るであろう、魚の種類が豊富なスーパーです。一度足を運ぶと、魚のように目が真ん丸になるはずです。

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ショッピングプラザ キング相川店

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思わず目を見張る、鮮魚の品ぞろえと低価格


 島内に4店舗を展開している、安さが売りのスーパー。奥に細長い形をした、相川らしい建物の1階では、生鮮食品をメインに取り扱っています。中でも目を引くのは、魚の種類の豊富さと価格。「相川店は固定のお客様が多いため、飽きられないようなるべく多くの品種を揃えるようにしています。漁師から直接買うこともあるから、珍しい魚が入ることもありますよ」と売り場担当者は話します。価格に関しては、魚市場の競りに参加できる買参権を取得していることが、中間マージンを省いた低価格での提供を可能にしています。

その日の魚が店頭に並び切るのは、だいたい午前11時から正午までだそうで、この時期はマイカやトウオ、シイラなどがお勧め。三枚おろしや皮引きの要望があれば無料で行ってくれるほか、系列店の中で唯一、鮮魚の全国発送も請け負ってくれます。

 また2階には、保存食品や菓子類、日用品などがずらり。暮らしに欠けたものがあれば、あれこれ物色してみて。

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<お勧めサービス>

鮮魚の値引きは、午後630分頃から

<ピックアップ>

・「火曜~木曜と金曜~月曜の週2回行う特売」

何が安いかは来てみてのお楽しみ

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【data】

住所/佐渡市相川羽田町44

電話番号/0259-74-4321

営業時間/9:0019:00

定休/元旦

駐車場/なし

HP/なし

☆成約しました!ありがとうございます♪☆(追記10.3)
夏真っ盛りの佐渡!
島内の車の数がかなり増えました。
帰省でしょうか、バケーションでしょうか・・・。

そんな避暑地の佐渡に住んでいる・・・と最近悦っ(*'▽') を感じている今日この頃。

本日は
「お手頃な広さ&立地!単身で佐渡暮らしを求める方にぴったり物件!」

まずは外観から。
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町場のお家。お庭はありません。
さて、どれどれ・・・。
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ひ・・・広い!
町場物件は庭がなく、駐車スペースに悩むことも多いですが、ここなら問題ありません!
十分に広いスペースが確保されています。

そして・・・
お風呂&トイレがピカピカ!!!
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これはかなり嬉しいですね、即入居可能です。

2階へ行ってみましょう♪
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2階は二部屋。
和室と洋室があります。
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このふかふかのソファはそのまま使ってくださいとのことです。
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思わず座ってみましたが、なんだかリッチな気分になりました( *´艸`)

もう、言うことなしでピカピカの物件です。
単身で佐渡暮らしを希望される方に、入ってもらいたいなぁ~。
スーパーや郵便局、バス停、学校に近い・・・何せここは賃貸です!
まずは、佐渡の暮らしに慣れるのにもってこい!

☆成約しました!ありがとうございます♪☆(追記10.3)
さーて、気になるこちらの町場物件!
詳しくは 新穂-17 をご覧ください。
他にも佐渡市移住定住支援情報にはたくさんの物件が載っていますよ。


 

7月24日、よく晴れた日曜日。

願集落にある賽の河原にて「賽の河原祭り」が執り行われました。

願集落のはずれから海岸沿いに10分ほど歩くと大きな海食洞穴があります。
穴の中と外には大小の地蔵がまつられ、その周りにはたくさんの小石が積まれています。
そこが賽の河原です。

ここは幼くして亡くなった子供の霊を慰めるための霊場です。
三途の川の手前に賽の河原があり、向こう側の海が三途の川であるといわれています。


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6月に初めて私が賽の河原を訪れた日は、とても暑い日でした。
だらだら汗をかきながら歩いて向かいましたが、たどり着いた途端、空気が一気にしんとしました。
洞穴の深さと闇の暗さ、観音様の表情、無数の地蔵と積み上げられた石の佇まい、
それとは裏腹に振り向いた先に広がる真っ青な空と海、
独特の雰囲気に圧倒され、しばらくその場を動けなかったことを思い出します。


「賽の河原祭り」とは、飢えと渇きに苦しんでいる水子・餓鬼の為にご真言を
唱え、食べ物を食べられるように施してあげてご供養する、年に一度の慰霊祭です。
全国から毎年200人以上の信者や檀徒の方たちがお越しになります。
参拝者の子供の身代わりとして、地蔵にはひとつひとつ数字が刻まれています。

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法要準備・片付けは、毎年地域の檀家の方たちの手によって支えられています。
賽の河原はごつごつした岩場に取り囲まれた場所。
とても足場の悪い場所に無理やりテントを建てています。

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 歩いてしか行くことのできない場所のため、大きなものは船で運びます。


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手で持ち運んだり体にくくりつけて運ぶものもあります。


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今年は凪でかなりおだやかでしたが、2年前は時化で海が荒れ、
せっかく建てたテントが法要前日、テントごと流されてしまったということもあったようです。

何年前からこの法要がされているのかは定かになっていませんが
(昭和21年の賽の河原祭りに関しての新聞記事は残されており、
賽の河原の霊場自体は江戸時代に入ってからつくられたのでは、といわれています)
何十年も前から地域で団結して条件の悪い場所に毎年テントを建て、
この場所での法要を守られているということに頭が下がるおもいでした。


今年も全国から祈るため集まった方たちの前で
3名の僧侶が読経し、水子の霊を慰める法要が執り行われました。
皆さん熱心に読経を聞いています。

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子供たちのためにおやつや人形などがたくさん供えられています。


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年々高齢化の影響でこの法要に訪れる方の数も減ってきているそうです。
準備に携わる地域の方々もご年配の方が多くいらっしゃいます。

それでも歩いてしか来ることのできない不便な場所へ、祈るために毎年足を運ぶ人たちがいること、
その人たちのために一日がかりで準備をする人たちがいること、
ここで祈るということに意味があるということ、
そのおもいはずっと昔から受け継がれてきたもので、守られてきたこの場所は
とても幸福な場所であるように思いました。


賽の河原の右手には二ツ亀、左手には大野亀がみえます。
ふたつとも神様が祀られている場所。
その間に挟まれた賽の河原。
そこからみえる景色はとても美しく、ここになぜ霊場がつくられたのか
少しだけ先人の方の気持ちが分かったような気がしました。


集落の方とおしゃべりしながらの帰り道、辺りの景色を見渡しながら、
「本当にここの景色はきれいでしょう」
そう言って話す柔らかな表情を見て、この場所がずっと残っていますように、と
思わずにはいられませんでした。


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これから夏の観光シーズンとなり、賽の河原を訪れる方も多くいらっしゃると思います。
ただ、この場所は地元の方が守ってきたとても神聖で大切な場所です。
そのことを忘れずに、ぜひお立ち寄りいただければと思います。








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7月23日、24日、今年も無事白山丸まつりが終了しました。

青空に帆を掲げた白山丸。とっても雄大です。
今年は船体の引き出しとろくろ体験に14名のお客さんが来てくださいました!
三浦新市長も激励に、一緒に帆揚げをしていただきました。

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天気に恵まれて何より。
暑い中、体験参加者の皆さんおつかれ様でした!

「白山丸」は、1858年に新造された「幸栄丸」の設計図をもとに忠実に復元された千石船です。名前の由来は、宿根木の神社「白山神社」と宿根木で最初に新造された船の名前をとって「白山丸」と名付けたそうです。

廻船業で栄えた千石船の里「宿根木」。

初めて宿根木を訪れる方へは、町並みを散策をする前に小木民俗博物館(千石船展示館)に立ち寄っていただくことをおすすめします♪

海岸に点在する船つなぎ石が何に使われていたのか?
なぜ三角家の形は三角なのか?

町歩きのときに理解が深まりますよ


協力隊としてこの祭りに関わるのは今回で最後となりましたが、来年からは一住民として祭りを盛り上げていきたいと思います。


白山丸の帆揚げはまた来年!


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佐渡国小木民俗博物館(千石船展示館)
 佐渡市宿根木270-2 0259-86-2604
 開館時間 8:30~17:00
 休館日  年末年始(12/29~1/3、12月~2月の月曜)
 入館料  大人500円、中学生以下200円

各種割引など、詳しくはホームページをご覧ください。
白山丸友の会 http://www.hakusanmaru.sakura.ne.jp/
宿根木公式ホームページ  http://shukunegi.com/

 


毎日暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、相川地区で活動を行う地域おこし協力隊3名から、
「合同写真展」のお知らせです。

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現在、相川地区には、相川商店街・金泉地域・外海府地域に隊員が配置されており、
それぞれの地域で日々活動を行っています。

活動期間や出身地・年齢・経歴も全く違う3人ですが、
「佐渡に魅力を感じて来た」という点は、共通です。

そんな3人が、日々の活動を通じて感じた「地域の魅力」を発信すべく、
写真展を開催することとなりました。

これまで私たちが出会った数多くの「心打たれる場面」は、
見慣れた日常のひとコマであり、何の変哲もないと感じるものもあるでしょう。
また、それらの多くは、見落とされがちなものでもありました。

今回、そんな、日常のなかでありふれた物事に改めてスポットライトを当て、
写真で紹介することで、それぞれの地域が持つ魅力や、
人々の暮らしぶりを、ひとりでも多くの方にお伝えできればと思っています。

すべて手作りの写真展です。

是非、お越しください。

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 佐渡市地域おこし協力隊企画
「相川地区3人の写真展」

<場所>
佐州おーやり館/佐渡市相川羽田町15

<開催期間>
2016年8月1日(月)~31日(水) 8:30~17:30
★土日祝もオープンしています

<入場料>
無料

<展示内容>
・三人合同展示(地域と繋がる情報も満載!)
・「道を歩けば猫にあたる」
・「あいかわらず、あいかわラブ」(太粟崇文/相川商店街担当)
・「私が知った金泉の暮らし」(小林美由紀/金泉地域)
・「密着・外海府24時」(重盛真知子/外海府地域)

<問い合わせ先>
佐州おーやり館/TEL:0259-67-7275

★本写真展では、写真コンテストを開催しています★
会場でアンケートにご協力いただくと、写真展コンテストにご参加いただけます。
コンテスト投票では、最も多くの票が集まった写真に投票した方の中から抽選で、相川商店街で使える商品券などの賞品が当たりますので、是非、ご参加ください!

<コンテスト対象写真>
①三人合同展示コーナー
②「道を歩けば猫にあたる」


夏休みに佐渡へ帰省される方、
旅行で来られる方、
用事で相川に来られる方、
住んでいる皆様、
ぜひ、佐州おーやり館へお立ち寄りください。

お待ちしております。


相川地区:太粟・小林・重盛

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さて、3年前のH2581日、佐渡市地域おこし協力隊として赴任しました水津地区担当:岩﨑と赤泊地区担当の亀﨑の2名は、昨日、7月末をもってそれぞれの任務を満了しました。

任期中は各担当地域の皆さま始め、島内外の皆さまに、多大なご指導ご鞭撻を賜り、

大変お世話になりました。

この場をお借りして、改めて皆さまへ御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

また、退任に伴い隊員ブログや、facebookにてご愛顧頂いた各シリーズ及び、隊員発信記事は、離任に伴い、今後、終了とさせて頂きます。

長らくご愛顧頂き、大変ありがとうございました。

終了するシリーズ:

岩﨑隊員:☆伝統とは「苦しみ」か「喜び」か 庭先集荷・・・など

亀﨑隊員:「佐渡・赤泊くんせい便り」「佐渡・赤泊さかな便り」「佐渡おさかなあれこれ」など

皆さんと、一緒に過ごした過ぎ去りし時間と、「いいね」に感謝しつつ、新たな時を刻んで行きます。今後、活動場所を変えた2人の活躍もご期待下さい。


大変お世話になり、ありがとうございました。

岩﨑貴大 亀﨑正洋

 


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