佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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2017年05月

※成約しました!ありがとうございます^^(追記9月12日)※


最近の佐渡は夏に向かって海がとても青くなってきました。
本日は「移住者のファーストステップにピッタリ!な物件」です。

どんなんかなぁ~お邪魔します!
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3月に空き家になったところです・・・そして
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「空き家になってからユニットバスをいれました、新品です。今の人は古いの嫌がるでしょ?」
大家さん☆なんて優しい心意気!
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台所はこじんまりと清潔です。
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壁は真っ白これも塗り替えたところのようです。
1階は2部屋。

2階へいってみましょう。
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2階にはたくさんの床の間・・・。
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工夫次第で収納になったり素敵な飾り棚になったりしそうです。
このお家は角部屋なので光がたくさん入りとても明るい。
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古いものが好きな私。
こういうところがちょっと残っていると嬉しくなります。ちなみに古い家らしく(?)階段は急です。

外へ出てみましょう!
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家を出て、40秒!この日の加茂湖はとーーーっても穏やかでした。
左奥に見えるのは小佐渡です。

さーて、気になるこちらの物件。
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佐渡汽船から歩いて10分!


※成約しました!ありがとうございます^^(追記9月12日)※
詳しくは 佐渡島移住・定住支援情報 両津-74 をご覧ください!

☆空き家情報では「賃貸物件」が足りていません。「貸してもいいよー」という方の情報をお待ちしています!!☆






毎年5月におんでこドームで開催される【 伝統芸能祭 佐渡國鬼太鼓どっとこむ 】が28日(日)に開催されました。島内で伝承されてきた各地域の芸能が25団体程集まり一同に披露する「佐渡の祭典」です。
鬼太鼓、佐渡おけさ、樽ばやし、民謡のほかに佐渡中の海産物、特産品なども大集結してました。すごい美味しそうなスローフードから屋台まで盛りだくさん!(食べたかった…泣)

今回、改めて各地域の鬼太鼓を目の当たりにして、猛烈感動しました。
地域ごとの特色があり、一丸となり真剣に楽しみながら披露する姿は常にスタンディングオベーションです。では、当日の雰囲気を少しですがどうぞ↓

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当日は、最高のイベント日和!

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ステージには圧巻の書が!

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あちこちで鬼が舞ってます!

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厄払いをしてくれます。子供のころはもう怖くて怖くて…

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一瞬怖そうに見えるおんでこちゃん…

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めっちゃ人気あります!!!

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女性だけの「樽ばやし」こちら麗しさ100%なのに圧巻のパフォーマンス!!

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優雅な舞も楽しみながら、体験教室も盛り沢山!たらい船もぷかぷか浮いていて子供たちの行列が…笑 そして極めつけは間違いなく美味しいであろう食べ物の写真を取り忘れました…汗

どっとこむ実行委員会、関係者様のえんのしたの頑張りがあってこそ安全で皆が楽しめるイベントがあるんだと痛感しました。心からお礼申し上げます。来年もさらにパワーアップした【伝統芸能祭 佐渡國鬼太鼓どっとこむ】楽しみにしてます。

来年は、しっかりお客様として楽しみたいと思います…ビール飲みたい汗
それにしてもすごい数の人だったな…



そしてお知らせです。
6月4日(日) 午前9時~クルーズ船「にっぽん丸」が両津港に寄港します。
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当日は、世界遺産登録推進応援ソング「佐渡は世界の宝島」をみんなで踊りお出迎えします。

世界遺産登録推進応援ソング「佐渡は世界の宝島」YouTube動画

ぜひ一緒に踊りお客様を温かくお出迎えしましょう。
皆様のご参加お待ちしております。



6月が近づき、佐渡では美しいトビシマカンゾウがあちこちで咲き始めています。

これまで専ら「愛でる花」として親しまれてきたトビシマカンゾウですが、
実は、食べられるということをご存知でしょうか。

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外海府の小田集落では、なんと、このトビシマカンゾウを食用として栽培する取組みが行われています。

海岸段丘に基盤整備された田んぼの一角にある、ひときわ黄色く鮮やかな畑。
これぞ、佐渡市の花・トビシマカンゾウの栽培現場です。

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食用といっても、品種改良などを行っているわけではなく、島で自生するカンゾウと何ら変わりはありません。
肥料や農薬を一切使用することなく、栽培が可能なのです。

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収穫するのは、主につぼみです。
生を調理して食すほか、乾物や漬物などへの加工も可能です。

その味はというと、
ほんのり甘みがあり、やさしいぬめりと、シャキシャキした食感を楽しむことができます。

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漢方で有名な「甘草」とは全く別物ですが、その豊富な栄養価は見過ごせないほどです。
鉄分は、ほうれん草の20倍?!だとか・・・

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この”食べるカンゾウ”の取組みを行っているのは、小田集落に住む楠元和明さんです。

楠元さんは、約10年前、とある雑誌の記事から、カンゾウのつぼみが「金針菜」という名で中華料理の食材として有名であることや、栄養価がとても豊富なことを知り、その栽培に大変興味を持ったそうです。

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ほどなくして、栽培への挑戦を開始。
4~5年目にようやく開花にこぎつけました。
一昨年には、退職を機に、その取り組みを本格化させています。

一方、地元では、カンゾウの若芽を食す以外にあまり例が無く、ましてや食用に栽培する人もいない中で、楠元さんは、大学や地元の農事組合法人、行政等への協働のはたらきかけや試作品づくりを精力的に行ってきました。

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↑ カンゾウの若芽

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↑ 乾物を作ったり・・・

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↑ ピクルスを作ったり・・・

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↑ 焼酎につけてみたり・・・


そして今年。
いよいよ出荷を視野に入れた取り組みが始まりました。

まずは島内の宿泊施設やレストラン等に試作としてカンゾウを使っていただき、どんな形で商品化できるかを考えたいと相談にまわったところ、地元・外海府の宿泊施設の国民宿舎 海府荘さんと、外海府ユースホステルさんで、御食事の一品にカンゾウの天ぷらやお浸しなどを出していただける事になりました。

また、旅館 浦島さん内にあるフレンチレストラン「ラ・プラージュ」さんでは、カンゾウを使ったお料理を提供していただけることになりました。

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↑ ラ・プラージュさんのFacebookページより


カンゾウの収穫時期は5月末~6月上旬までと大変短いため、生のつぼみを使ったお料理の提供期間も、おのずと短くなります。

しかし、カンゾウを目で楽しめる時期に、カンゾウのお料理をいただくという体験は、日本のどこを探してもなく、ここ佐渡にしかないオンリーワンのものとなるでしょう。


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これまで「愛でる花」として人々を魅了してきたカンゾウ。

「食用」として普及させることは、同時に、愛でるべき場所では採取をしないというモラルの徹底づけも、今後の重要な課題の一つになっていきます。

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まだまだ始まったばかりで、これからの道のりも長い取組みですが、佐渡の新たな特産品となる日も近いと感じています☺


つづく・・・・・




カンゾウの花が今年も咲き、大野亀へ足を運ぶ観光客の方も増え、海府は観光のピークシーズンを迎えています。地元集落の皆さんにとってカンゾウの花は大事な地域の宝です。

毎年カンゾウの開花時期に、開催されるカンゾウ祭り。
地元集落の皆さんが、地元を盛り上げようと力を合わせて開催しています。
長い長い歴史をもつこの祭りは、今年なんと40週年を迎えます。

しかし、実は今までカンゾウにまつわるグッズというものがありませんでした・・・
そこで、40周年の節目に今年はカンゾウTシャツを販売します!

グレー

ネイビー


※画像はイメージです。実際の風合いとは異なる場合があります。


おけさ娘がカンゾウの花を持つデザイン。
Tシャツの色はグレー、ネイビーの2色。
サイズはS、M、Lの3種類です。(ユニセックス)

このTシャツ、見た目も着心地も生地感もコットンそのものなのですが、吸水速乾性に優れたポリエステル100%のドライ機能を持ち合せています。

佐渡はスポーツイベントがとても多いので、スポーツする方に特におすすめ!
もちろんスポーツしない方も普段着にぜひ!
私自身ポリエステル特有のてかてか感が非常に苦手なのですが、あの光沢感が苦手な方にも着ていただけるような素材にしました。これからの汗をかく季節におすすめです。

6月初旬頃より大野亀ロッジにて販売予定です。
また、6月11日に行われるカンゾウ祭りの会場・本部席でも販売します。


肝心のお値段は・・・・・?

じゃーん!!税込¥2700です!(予定)

ぜひ会場でお手にとってご覧くださいね!


そして、おまたせしました。
5月26日、本日のカンゾウ開花情報です。
前回の情報よりかなり時間が経ってしまいました、ごめんなさい。

本日の様子を写真でご紹介します。


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暖かい日が連日続き、カンゾウの花もぼちぼち咲き始めています。
しかし、まだまだこれから咲くつぼみもたくさんあります。
また、カンゾウの花は1つの花にたくさんのつぼみがついています。
1日花が咲いて1日でしぼみますが、次々に咲くので開花期は長いです。

つぼみ


何度来ても、日によって、時間帯によって、表情を変える大野亀からの景色は本当に美しいです。
人がぐっと少なくなる夕暮れの時間帯もおすすめです。
また、その周辺集落もぜひお散歩してみて下さい。

集落写真

夕暮れ写真


また、40周年を迎えるカンゾウ祭りにもぜひお越しください!
現在着々と地域一体となって準備を進めております。
出演団体についてなど、内容詳細もまたこちらでご案内しますね。


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第40回 佐渡カンゾウ祭り(雨天中止)

6月10日(土)20:00~21:00(前夜祭)
6月11日(日)10:00~15:00(本祭)

開催地:佐渡市・願 大野亀台地

主催:佐渡カンゾウ祭り実行委員会
問い合わせ:佐渡カンゾウ祭り実行委員会0259-26-2410
(事務局 大野亀ロッジ内)




佐渡産の食材で🍙おにぎり🍙をにぎり、
小木のどこかでいただきます。
佐渡の食と風景をゆるく紹介していきたいと思います。
小木+🍙=おぎにぎり

今回は…
小木港をのぞむ、城の腰公園の東屋にて昼食。
ただの東屋ではありません!屋根が笠のかたちをしています。
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そしておにぎりは、宿根木産コシヒカリと、沢崎産ワカメでにぎりました。
佐渡に来て、ワカメの歯ごたえと美味しさに感動。

手洗いと、うがいもできます。
そしてなぞのタオル。
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ぼんやりと海を眺めながら、
力屋観光汽船さんから流れてくる佐渡おけさがBGM。




笠といえば、元小木には、笠を被ったお地蔵さんがいます。
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交通安全標語の看板もおけさの踊り手さん。
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ごちそうさまでした。

緑あふれる季節の到来。「両津の未来を考える会」では、この爽やかな時候に合わせて「加茂湖展望の丘」でコンサートを開きます。

チラシ

地図

「加茂湖展望の丘 Lake View Concert」と題したこのイベントは、昨年6月に開催された「Lake View アンサンブル」に続くヒーリング・コンサート第2弾。今回は、昨年も演奏してくださった市橋靖子さんをはじめ、本間千鶴子さん、明間奈々江さん、平松文子さんという、4名のフルーティストが出演。クラシックから親しみのある曲目まで、幅広いラインナップで聴かせてくれます。
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昨年開催された「加茂湖展望の丘 Lake View アンサンブル」

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「加茂湖展望の丘」

【「加茂湖展望の丘 Lake View Concert」】
●日時:6月4日(日)13時15分開演(12時15分開場、14時終演予定)
●会場:加茂湖展望の丘(両津・椎崎諏訪神社奥)
●料金:全席自由大人1,000円、中高生500円(小学生以下無料)
※雨天時は「勤労青少年ホーム」に会場変更。変更の有無は当日朝10時に決定します。お問い合わせは、下記「椎崎観光協会」へ。

【演奏曲目(予定)】
1.オペラ「カルメン」より、前奏曲 /ビゼー
2.ペールギュント 第1組曲 /グリーク
3.かっこうワルツ /ヨナーソン
4.ふるさと~浜辺の歌 / 岡野貞一、成田為三
5.美女と野獣/メンケン
6.ジブリメドレー / 久石譲
7.花のワルツ /チャイコフスキー
※曲目、演奏順は変更になる場合がございます。

また前回同様、12時45分からは市橋靖子さん指導による「ミニオカリナ教室」も開催(チケット購入者のみ・無料・先着10名)。オカリナは主催側が用意するので、ぜひともご参加ください。

お問い合わせは
「椎崎観光協会」(ホテルニュー桂)=tell:0259-27-3151

5月21日、快晴の日曜日。
北鵜島集落において「車田植」が行われました。

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車田植が行われる田んぼ


北鵜島の北村家に代々伝わるもので、毎年5月の田植の最終日、大安の日に行われています。
ぐるぐる車輪のように広がってゆくように苗を植えるため、「車田植」と呼ばれており、日本の田植の古い型を長い長い歴史と共に現代に受け継いでいます。
昭和53年には、国の重要無形民俗文化財に指定されました。

以前は日本各地でみられていましたが、現在はここ佐渡市と岐阜県高山市だけに残されています。

そんな貴重な車田植の準備から当日までをご紹介します。


こちらが車田植の習わしを守り続けている北村佐一さん。
北鵜島にある民宿「やま佐荘」のご主人でもあります。
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前日に当日植える苗の苗縛りを行います。
稲わらを用いぐいっと苗を縛ります。
これ覚えておくと何を縛るにしてもいろんなのに代用できるよ~
なんせ稲わらだとタダだからね~と佐一さん。
カンゾウの苗も同様の縛り方です。去年より少しうまく縛れるようになったような・・・
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二人で縛り続けようやく完成。
苗が乾くのを防ぐために田んぼに沈めて帰ります。


翌日。
当日の朝5時より、関係者や来場者に振る舞うためのおにぎりを握ります。
北村さんのご姉妹が、来てくれた方のために毎年準備しています。
今年も100個以上の赤飯や白米のおにぎりを握りました。

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お姉さんの山岸美幸さんは車田植の田植唄の唄い手でもあります。
去年は少し体調を崩されていたようでしたが、今年はとてもお元気そう。
辛そうだった喉も今年はばっちりのご様子。
無形文化財に登録された頃からおにぎりなどを振る舞っているそうですが、やはり準備は大変なようで、体調が悪くなったら振る舞いはできなくなるかもなあ・・とおっしゃっていました。

このおにぎり三個と三把の苗、お神酒を北村家の神殿に供え、礼拝して豊作を祈ります。
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その後、車田植が行われる田んぼへ移動します。
車田植の開始まで、唄い手も早乙女も田んぼで待機中。
早乙女は、佐一さんのご姉妹や近隣集落の方など毎年決まった方がされているそうです。

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佐一さんもポーズ!(ちょっとぶれてます・・)
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9時より車田植の儀式が始まりました。
礼拝し、田へお神酒を供えます。

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神殿に供えられていた三把の苗を一把ずつ3人の早乙女に渡します。
早乙女が車田の中央に集まり、その苗を三つがまえに植えます。
この中心に田の神様がおりてくると言われています。

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その後はそのまわりに一株、二株、三株と後ずさりしながら植えていきます。
畦では先ほどおにぎりを握っていた美幸さんが田植唄を唄います。

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よく伸びるとても素敵な歌声です。
唄と一緒に車田植も進んでいきます。
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美幸さんは田植唄の他に海府甚句なども織り交ぜながら唄を唄ってくれました。
唄を唄うと素朴な気持ちになるんだよ~、昔の曲は素朴な歌詞ばかりなんだよ~と美幸さん。
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目の前に海と青空が広がる田んぼからの景色は、本当に美しいです。
空にはつばめがたくさん飛び回っています。

マスコミの方もたくさん取材に来ていました。
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この日は佐渡島内でロングライドも開催中でした。
参加者の皆さんも何名か見学に来てくれました。
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大勢のマスコミに囲まれるロングライド参加者の方


車田植終了後、参加者におにぎりやおかずが振る舞われます。
今日のおかずはきゅうりのからし漬け、たくあん、スゲナの佃煮、塩イカ。
田んぼでみんなで食べるおにぎりやおかず、とってもおいしいです。
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佐一さんも早乙女の皆さんも並んでおにぎりを食べています。
大変お疲れ様でした。

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たくさんの唄を知っていて、唄が大好き。素敵な唄声を聞かせてくれた美幸さん。
早乙女として40年、田植唄を唄って約10年の大ベテランです。

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この田植唄を途絶えさせたくない、引き継ぎ残していきたいと強くおっしゃっていました。
今後、妹さんへ引き継いでいきたいという気持ちをお持ちのようでした。

北村家の皆さんにとって、車田植の習わしは手間や労力がかかるものであることも事実です。
実際、去年今年と二年続けて立ち合い、体力的に辛そうな場面を何度か見かけることもありました。
それでも、大勢の人達に囲まれて車田植について話す顔は皆さんとても嬉しそうで、誇らしげで、そんな姿はとてもかっこいいなと思います。
こうやって家に代々続く習わしをずっと守り、続けてこられていることは単純にやっぱりすごいことです。

辛い部分はあっても、こうやって見に来てくれる人がいて、伝えられることが原動力になり、また来年もやろうという気持ちに繋がっているのかな、とそんな姿を見て感じていました。

北鵜島の車田植は毎年5月中旬、大安の日に行われています。
北村家の皆さん、早乙女の皆さんの勇姿をぜひいつか見に来てくださいね。
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今日、5月18日、外海府の関集落では、天然わかめ漁が解禁となりました。

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外海府海岸といえば、特に、関や真更川の海で良質の天然ワカメが採れると言われますが、その理由に「海沿いの絶壁がつくる日陰と深さ」が大きく関係しているそうです。


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(わかめが育つ岩場)

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天然わかめは、太陽光を浴びると、その色が赤茶けて変色してしまうのですが、
関岬の絶壁が海に日陰をつくり、わかめが太陽光を浴びる時間が圧倒的に少なくなるため、大きくなっても黒々とした姿で漁の時期を迎えることができるのだそうです。


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佐渡の海といえば、青くて透き通るイメージが強いですが、関の海は、青というより深いエメラルドグリーンのような色に見えるときがあります。

それは、「海が岸から急激に深くなっているからなんだよ」と、地元の漁師さんが教えてくれたことを思い出しました。


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(関の海と漁師さん)


同じ地域の海でも、集落を一つ越えれば全く違う地形や景色が現われる、
そんなところが、外海府海岸の魅力の一つではないでしょうか。


まだまだ知らないことだらけですね☺
今日は、そんな海を眺めながら、めかぶ汁が食べられるでしょうか☺







空き家レポを書いていないと物件が空き家情報にいくつかありますが、「かなりやばいんですか?」と聞かれることがあります。。。答はNO! 単純に私が着任前であったり、不動産屋さんが持ち込んだものであったりで書けていませんでした・・・。時間を見つけて少しずつ お届けしようと思います。

っというこで!本日は掘起し物件第4弾!!
 
「え、こんなところ残っていたの?!大家族に二世帯に・・・両津港からほど近 物件!」

どんなんかなぁ~お邪魔します!
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まず目についたのは吹き抜け!
明るいですねぇ。和と洋が混ざったお家です。
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家の残留物がありません・・・それだけでかなりの好印象!
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料理が好きな方には憧れの広い台所ではないでしょうか??
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2階の洋室の一部に畳が。和×洋ミックスのお部屋ですね。
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特徴的なのがここの押入れ。引き出し付きです。
押入れって奥行きも高さもあるので私は空間を無駄に使ってしまっていますが、この引き出しはべんりかもしれません♪
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トイレ・お風呂はきれいですね。このお家は2階にもトイレがあります。
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広――――い屋根裏部屋もあります。収納はもちろん、屋根裏部屋という響きが秘密基地のようでわくわくしますね。一部瓦がずれてる?のか雨がもっていました。ここは要チェックです。

外へ出てみましょう。
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両津という場所は駐車場がないという物件も多いのですが、ここは駐車スペースがあります!整備すれば2台入るでしょうか・・・。

こちらの物件は仲介に地元不動産屋さん(アイディhttp://idsd.jp/)が入ってくださいます。
初めての売買でも安心です!

さーて、気になるこちらの物件!詳しくは佐渡島移住・定住支援情報 両津-64 をご覧ください!


現在、佐渡UIターンサポートセンターは市役所内に設置されています。
営業時間は8時30分から17時 土日祝はお休みです。
今後、時間、休日などが変わる予定ですが、基本的には役所の開いている時間でのご案内となりますのでご了承ください。


 

カンゾウの花が咲き始めたよ~と聞き、わくわくしながら本日大野亀へ向かいました!

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カンゾウの花(去年撮影)


あいにくの曇り空の今日の大野亀です。
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いつのまにか緑になった亀も変わらず元気です。

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遊歩道を進むと控えめな黄色いてんてんが見えます。
分かりますでしょうか・・・
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カンゾウですね!

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ここにも

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あちらにも

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そちらにも


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今年は桜の開花も遅れていたように、カンゾウの花の開花も
去年に比べゆっくりなようです。
大野亀全体で20本程咲いているかな~?といったところです。


去年のカンゾウ開花の様子はこちら↓
http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1057417646.html


6月のカンゾウ祭りの頃に、もしや満開を迎えてくれるかも・・?と淡い期待を膨らませています。

定期的にこちらで開花状況をお知らせしていきますね!

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カンゾウ満開の頃の大野亀

大野亀にも、徐々に観光客の方が増えてきました。
佐渡へお越しの皆様、運転には気を付けていらしてくださいね。



地域密着型体験住宅。豊岡にお試し住宅ができました!

 

豊岡は・・・ここです

 

両津港から車で約40分。(28キロ)海も近く山も近く、佐渡のよいところが凝縮されたような集落です。天気のいい日には対岸の越後の山々が見えるそうですよ。

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こちらのお試し住宅の特色は「集落生活をどっぷり体験できる」ということ。

正直なところ、ここは車がないと生活の便利度がぐんと下がります。家探し職探しに町場へでるには距離があります。

ただ、ここでしか味わえない田舎体験がリアルにできるのは他のお試し住宅と違うところです。

 

②
入るとすぐに「御前」と呼ばれるハレの間があります。佐渡建築の特徴的なもののひとつです。あまりの天井の高さにびっくりされるでしょう。「田舎に住むなら大きな家に住んでいたい!」という方には最適かもしれません。

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この窓ガラスなんかもレトロでかわいいなと思います。

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お風呂やトイレは新しいので薪風呂や汲み取りを期待していた人には、現代的すぎるでしょうか(?)

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とても広いお家ですが、今回貸し出されない部屋もありますのでご注意ください。

使わない部屋があっても十分に広いです。

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あと、小さなお子様をお持ちの方は階段のところ手すりの設置はありませんので十分にご注意ください。

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ご覧のとおり、木造建築の美しいお家です。

古民家、憧れありますよね? 山の中のお家、素敵だなと思う方もたくさんいらっしゃると思います。

 

ここの豊岡お試し住宅の特色は「集落生活をどっぷり体験できる」ということです。

 

 

もう一度いいます、「どっぷり」です。

ご近所とのお付き合いもあるでしょう、集落行事に誘われることもあるでしょう、木枠から隙間風が入りガタガタと家が揺れるような日もあるでしょう、その隙間からカメムシというお客さんが入ってくるでしょう・・・。「どっぷり」です。

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そんな「豊岡どっぷり生活」をより豊かにサポートしてくれるのが、お世話人の川原さんです。

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川原さんは校長先生を退職なさり、地域づくり活動にとても熱心でいらっしゃいます。

昔から集落の方々が楽しんできた竹細工やそばうち、お花見、盆踊り・・・などが今も盛んな豊岡集落。「集落生活をどっぷり体験」できる今回のお試し住宅は元気な豊岡だからこそ叶うことなのかもしれません。

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フリーマーケットでは豊岡集落の竹遊びのコーナーを作り、昔からあるものを地域の宝物として積極的に活動しています。「一緒にやってもらいたいなぁ」そう笑顔で話す川原さん。お客様ではなく、一緒に豊岡の楽しみを分かち合える一員として迎えてくれる、それが一番うれしいですね。

 

 

豊岡お試し住宅を入居希望の方は「必ず」下見にいらしてください。

お試しとはいえ、集落の一員になるつもりで来ていただきたいです。

 

現在。3ヶ所5棟ある佐渡市お試し住宅。

町場にある畑野住宅。一軒家なので家族向けです。

山間にある川茂住宅。一部屋なので単身向けです。こちらも集落のよさが垣間見れ、比較的集落での生活体験ができます。ただ住宅は比較的現代人向けです。

そして今回の豊岡住宅。一軒家の家族向き。ただ小さいお子さんや足の弱い方には階段が危なく感じるかもしれません。

 

「どんな生活をこれからしてみたいか」・・・色んな暮らし方ができる佐渡暮らし。

1ヶ月から半年までの利用です。本格的に佐渡暮らしを始める前に、ぜひご利用をご検討ください。



佐渡お試し住宅の利用は佐渡島移住・定住支援情報をご覧ください。 
予約でいっぱいのところもありますし、1度しかご利用いただけません。
しっかり計画して佐渡暮らしの一歩を踏み出してくださいね。 

現在佐渡市では「移住お試し住宅」として、島内に5軒ご用意しています。

そのうち今日は川茂をご紹介します。
①

川茂はここ。
赤泊の街中にスーパーで日々のことはまかなえます。羽茂へ出ればホームセンターやコンビニもありますよ。

川茂は旧赤泊村にある山間の集落です。

②

お試し住宅のすぐ裏には川が流れていて、きらきら光る水面がのんびりした風景です。

目の間には今は廃校になってしまった、旧川茂小学校があります。

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廃校にはなってしまいましたが、ここでは運動会や文化祭が行われたり、集落の人が夜バレーボールをしていたりと日ごろから地域の人が集まるシンボル的な役割があります。

 

ここを改めて取材していると一台の軽トラが・・・。

 

「誰か入るのか?」

 

いつもお世話になっているKさん。

「あ、Kさん!ちょうどよかった!川茂のPRのために写真取らしてくださいよ!」

すると、いつもなんでもお話してくれるKさんが「いやーっちゃ、しょーしねぇ(恥ずかしい)」といって去ってしまいました。

このKさんに限らず、佐渡の方はシャイな人が多いように思いますが、基本的には人懐っこい方が多いように思います。

 

特にここ川茂は地域の行事が多く、今まで体験住宅に入った人も「おい、盆踊りにこんか?」とか「年寄りの集まりだけもこんか」と色々声をかけていただいていると聞きました。

 

田舎暮らしには地域との付き合いがつきもの・・・ですが、私は佐渡に来てわずらわしさより楽しさを多く感じています。

今までしゃべることがなかった世代の人ともつながることができますし、何より直接生活の知恵や地域の歴史を聞くことができ、なかなか貴重なことだと思っています。

 

さて、川茂住宅に戻りましょう。

この日は旧川茂小学校の桜がまだつぼみのころでした。

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桜、水仙、梅・・・周りを見渡すとお花がたくさんありました。


⑤

川茂住宅から歩いてほんの3分。JAの委託販売店があります。

「こんにちは!」

「・・・・おるよー・・・ん、みん顔だな」

「えぇ、そこの小学校の前の」

「おぉ、新しく来た人?」

「いえ、新しく人がきてもらいてぇな、と思って色々記事にしようかとおもて・・・」

「おぉおぉ、そら、ありがてぇわ。にぎわいがあったほうがおもしーし(面白いし)な」

「そいんだよねー」

 

私の佐渡弁佐渡訛りも板についてきたでしょうか。そんな会話が小さい商店では楽しみの一つになりました。

 

どんなものがおいてあるのでしょうか・・・。

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まず目に入ったのが酒!

ほかのものの品揃えに比べてこのアルコールの量!笑

さすが集落密着型のお店。

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他には市指定のごみ袋、そして充実の野菜の種!

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トイレットペーパーや洗剤がちょこっと。

 

「歯磨きはねぇーの?」

「ねぇ。ゆうてくれりゃぁ、下の農協から取り寄せるんだ」

 

川茂から車で約10分。(7.2キロ)

海側へ出ると赤泊Aコープ(農協のスーパー)があり品揃えが豊富。

そこから要望があれば取り寄せるとのことです。

 

最近はみんな車があるので、買出しに出ますが、車に乗れなくなったお年寄りは委託販売店に注文されているようです。

 

ですが、やはり川茂住宅に入られるときは車をお持ちいただきたいと思います。

たまに「自転車で」とおっしゃる強者がいらっしゃいますが、アップダウンがきつく、雨の日雪の日もあるので、よっぽどのアスリートでないとお勧めしません(アスリートでも毎日だと嫌にならないのかな・・・)で、あれば自転車持参で車でいらっしゃり、島内にはすばらしい景色がたくさんありますので、好きな場所で自転車を乗られたほうが楽しいんじゃないかなぁ・・・といらんへちこうぜぇですかね(いらないおせっかいの意味)

 

ところで、このお店。

なんと7時から21時までやっているそう!

赤泊Aコープよりもかなり遅い時間までやってます!

・・・といってもたぶんこのお店のおじいさんが起きて寝るまでということなんじゃないかなぁ・・・と思ったり。ゆるーい感じがいいですね。

それでも川茂で(大体)21時まであいているお店があるなんてビックリしました。

 

 

川茂住宅に戻り商店の反対側へ・・・。

郵便局がすぐ目の前にあります。

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川茂に限らず、佐渡では郵便局が一番お金を引き出しやすいですよ!

都市銀行のカードでもゆうちょ銀行で引き出すことはできますが、記帳はできません。

 

川茂体験住宅は1DKの単身用が2軒。

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今まで8名の方が住まわれて、佐渡にそのまま残っていらっしゃる方は3名です。

ここを拠点に家や職探しになさっています。

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ご近所とのお付き合いの中で家を紹介してもらった方もいました。

もちろん、今回は下見で数年後のための情報収集という方もいらっしゃいます。

 

はじめの一歩の佐渡暮らし。

川茂の地域行事からスタートするのもいいかもしれませんね。




お試し住宅をご利用なさりたい方は佐渡島移住・定住支援情報をご覧ください!

1度きりしかつかえませんので、計画をしっかり組んでご利用くださいね。 

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