全国的に、海水浴をする人の数が年々減少しているそうです。これだけ美しい海に恵まれた佐渡も例外ではないようですが、残念なことです。
 かくいう私も、子供が小学生の頃、帰省した折に海水浴に連れて行ってから20数年、海に入っていませんでした。(苦笑)
no title

 まあ、この歳になれば、海は眺めて癒されるものでよいでしょう。それよりも、海の幸を肴にキュッと一杯の方が幸せな今日この頃です。
 ということで、夏の肴といえばトップバッターは「イカ」。新鮮なイカ刺し、焼きイカ、煮付けと、どれもこれも箸が止まりません。お酒のあては勿論、ご飯のおかずにしても最高です。
イカ

 次はいよいよ真打登場。サザエ、アワビを筆頭に「貝類」を外すことはできません。
 今シーズンのニューフェイスは「イワガキ」です。特に生食できるカキは、海水の衛生状態等、かなり厳しい基準をクリアしている必要があるそうです。きれいに見える佐渡の海でも、限られた地域の特産といえるかもしれません。
イワガキ

 さて、夏の砂浜の伝統行事(?)といえば「スイカ割り」。みな一度は経験ありますよね。そのスイカの名産地が佐渡にもあります。その名も西三川(にしみかわ)ですが、ご存知ですか。
 なんでも、1シーズンに千個単位での出荷があるとのことですが、私の一押しは小玉の「マダーボール」という品種。ちょうどラグビーボールのような形で、大人なら1個片手で持てます。そのお味は?とっても甘くて、ジューシーです。なぜか子供の頃を思い出す懐かしい味でした。
マダーボール
すいか

 猛暑続きの毎日ですが、夏来たりなば、秋遠からじ。あと2か月足らずで佐渡は黄金の実りの秋を迎えます。その前に、海山からの恵みで、今年の夏を大いに楽しみたいものです。(終)