令和元年11月15日~18日、岩首談義所にて「第13回品評会・岩首むら展」が開催されました。
この催しは、以前は集落の農産物の品評会だったようです。現在、岩首集落では、集落の文化祭をかねておこなわれています。
作品は、岩首集落のみなさんをはじめ、松ヶ崎小中学校、多田保育園、鼓童研修所、松ヶ崎デイサービスセンターまつさきの里、近隣集落のみなさんなど多方面から出展していただきました。趣向を凝らした芸術作品や、丹精込めて作られた農産物や民芸品など力作がたくさん並びました。
切り絵、刺し子、クラフトかご、新聞紙を利用したエコバック、トールペイント、パッチワーク、編み物、写真、陶芸などなど。全ての作品をご紹介できないのが残念です。
集落内外から多くの方に足を運んでくださいました。
ひとつひとつ大切に作られた作品に来場者からは「素敵ね!」「どうやって作るんだろうね」などの声が聞かれました。
野菜・果物の展示コーナーも人気でした。
大きなゆずやサツマイモ、カブに驚きの声が上がります。
佐渡は世界農業遺産の島です。サツマイモでPR!素敵なアイディアです。
17日には、岩首お茶クラブのみなさんによるお茶席が設けられました。
お茶クラブのみなさんのお点前を拝見しつつ、背筋をピンッと伸ばして抹茶とお菓子をいただきました。
また、今回のむら展に向けて、岩首集落の女性達が草木染めの会を開催しました。この会では、ビワの葉、クサギ、玉ねぎなど岩首集落や近郊の天然素材でストール、Tシャツ、ハンカチなどを染めました。その作品30点ほどが展示されました。「里山の恵み」で染めた色とりどりの作品は来場者の目を引き付けていました。