佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

佐渡市地域おこし協力隊サイト

2022年11月

読者の皆様

こんにちは。
ふるさと納税担当の江龍田(えりゅうでん)です。


11月26日(土曜日)東京・八重洲の「移住・交流ガーデン」にて開催された
『佐渡部vol.8』にゲストスピーカーとして参加してきました。
11月、3回目の東京出張です!!



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■「佐渡部」とは
佐渡にゆかりのある若者のコミュニティの場が「佐渡部」。
「本人または親族が佐渡出身」または「その友人」で、佐渡暮らしや佐渡との繋がりを考えてみたい20~39歳の方を参加対象にしています。

かつて、私も東京で暮らしていた際に一参加者として、通っていました。
また、佐渡に移住してからは「佐渡部!ラジオ」の第1回目のゲストとしても呼んでいただきました。


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初めて参加した佐渡部! vol.3



■当日の様子

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朝イチJFで佐渡を出発!9:05新潟発の新幹線は大宮だけの停車でらくらく


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第1部の佐渡部員トークで、移住前の佐渡との関わりや
移住後の活動と、1年半を過ごした私が考える佐渡の魅力などお話させていただきました。



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表紙は、この週に訪問した松丘農園さんの干柿の製造風景.
季節感があって、好評でした!


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もうお一方のゲストは、佐渡で小中高を過ごされた十文字さん.
10月に相川の北沢浮遊選鉱場でスカイランタンのイベントをされたお話がとても興味深かったです!


第2部は「交流コーナー」
今熱い!佐渡の話題のスポットをもとにしたクイズをしました。
後半は、住んでいる私でも難しく、各チーム白熱した展開になりました。


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最後は移住交流課の遠藤さんが、補助金制度についてご紹介.


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〜ここからお知らせ〜





■【お知らせ】「新潟ドッカン祭り」参加します!
11月30日(水)~12月5日(月)
東武百貨店 池袋店 8F催事場
営業時間:午前10時〜午後7時

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詳細はこちら(東武百貨店)

佐渡関連では、金塊つかみのほか
石原水産さんによる「寒ブリ」解体ショーもあります!!
〜〜〜〜〜
佐渡島の金山!「金の延べ棒掴み体験」
■11/30(水)〜12/4(日)
午前11時〜12時・午後2時〜3時30分・午後5時〜6時30分
■12/5(月) 午前11時〜12時
〜〜〜〜〜




ということで、引き続き11月は東京月間です。
どうぞよろしくお願いします!
日々の活動はTwitterでも発信しております。



江龍田

読者の皆様

こんにちは。
ふるさと納税担当の江龍田(えりゅうでん)です。


19日(土曜日)・20日(日曜日)池袋サンシャインシティで開催された
「アイランダー2022」に
佐渡産品のPRで参加してきました!
11月、2回目の東京出張です!!


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■アイランダーとは
「アイランダー」とは、全国の島が一体となって島の持つ自然・歴史・文化・生活などのすばらしさをアピールし、交流人口の拡大、UJIターンの促進を図り、離島地域の活性化に資する目的で行う「離島」や「都市」、「その他地域」との交流事業です。(公式HPより)


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八丈島の方々の太鼓で開場!


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全国の島々が集まり、会場には熱気がありました!



■佐渡ブースの様子
来場いただいた方に人気だったのは、なんといっても「金塊つかみ」!
皆さんコツを知っているようで、成功される方がたくさんいらっしゃいましたヨ◎

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佐渡産品紹介&移住相談ブース(佐渡UIターンサポートセンター)


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今回は金銀山のPRもあったので、海洋深層水「金銀山パッケージ」をずらりと並べました.
\目を引いて立ち止まってくださる方も/




■佐渡産品紹介ブース

大田区のイベントに続き、今年度から取り組み始めた
ふるさと納税協力事業者さんへのインタビュー記事を
チラシの裏面につくり、配布しました。

今回は、回答いただいた方に
JA佐渡様から提供いただいた「朱鷺と暮らす郷」のお米をプレゼント!
多くの方に佐渡産品の特長を知っていただく機会を設けることができました。

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QRコードを読み込むと、ヒントが書かれています.
みんさん、スマホ片手に記事を読みながら素早くこたえられていました.

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〜ここからお知らせ〜



■【お知らせ①】佐渡部 vol.8 にゲストで参加します!
11月26日(土)14:00~ @東京・移住交流情報ガーデン
こちらは佐渡UIターンサポートセンターさんにお誘いいただき
お話をさせていただきます!

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■【お知らせ②】「新潟ドッカン祭り」参加します!
11月30日(水)~12月5日(月)
東武百貨店 池袋店 8F催事場
営業時間:午前10時〜午後7時

dokkan
詳細はこちら(東武百貨店)

佐渡関連では、金塊つかみのほか
石原水産さんによる「寒ブリ」解体ショーもあります!!
〜〜〜〜〜
佐渡島の金山!「金の延べ棒掴み体験」
■11/30(水)〜12/4(日)
午前11時〜12時・午後2時〜3時30分・午後5時〜6時30分
■12/5(月) 午前11時〜12時
〜〜〜〜〜




ということで、引き続き11月は東京月間です。
どうぞよろしくお願いします!
日々の活動はTwitterでも発信しております。



江龍田

こんにちは、金井地域センター 伊藤です。

  

平清水は、大佐渡山脈の麓に藤津川がつくった谷が集落を縦断し、その谷の丘陵地に集落が広がる自然豊かな場所です。そして山脈が湛える豊富な水によりわき水や清流が流れる川となり地域を潤し農作物が豊かに育つ土地となっています。
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<平清水集落から大佐渡山脈を望む>


「かないいねマルシェ」では、平清水から関根さん・菊池さん・齋藤さんに参加いただきました。

 今回は、その中の関根さんをご紹介させていただきます。


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<「かないいねマルシェ」販売のようす>

関根さんには、スコーンを販売していただきました。

スコーンの主原料である小麦や米は、関根さんが経営される「せきね農園」で栽培され自家製粉された小麦粉や米粉を使って焼かれました。

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収穫された小麦



つまり、このスコーンは、一から自分で種を蒔き、育て、収穫し、製粉し、調理までおこなったこだわりの品なのです。

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<スコーン>



このスコーンの原料である小麦に注目して、現在のようすを紹介させていただきます。

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<むぎの若葉、里山の紅葉、緑と紅葉色のコントラストが美しい麦畑



【小麦の栽培】

麦は、10月にタネを蒔いて、来年の6月に収穫が行われます。今の時期は、麦が芽をだし育っている状態でこの時期から麦踏みを行い霜柱対策や根張りを促す作業が行われるそうで、既に一度こどもたちが麦を踏んでくれたとおっしゃっていました。

 

このあと雪が降り積もりますが、麦は雪の下でじっと耐えて春を待ちます。雪が溶ければ成長をはじめ収穫の6月までに大きく育つのだそうです。

 

種まきは、トラクターに播種機を取り付けて行っていますので芽吹きの間隔は均等にキレイに並でいました。

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<若葉がキレイに並ぶ>


麦は、2年連作した後は水田として利用すされます。関根さんは、農地の有効活用を考えながら、耕作地を変えているそうです。


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<麦の耕作地は南に広く広がっています>



麦畑の耕作面積は、家の近くの3反とその他の場所で6反の計9反歩(約9,000㎡)で栽培されています。以前に伺ったときは栽培面積が3反だったので、利用者からの問い合わせも多く面積を広げたようです。

 

その他、「せきね農園」では、大豆の栽培も行われており、丁度天日で大豆を干していました。
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<大豆も天日で干されれば、いっそうおいしい大豆になりますね>

大豆は、乾燥後に豆の選別を行うそうで、意外と手間暇がかる作物なようです。


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<関根さんご夫婦>

 

関根さんは、友人がきっかけで佐渡に来ていろいろな地域で暮らした後、平清水集落に定着されたそうです。移住者であるお二人は、佐渡で出会って結婚され、ここで一生暮らすと考えていると伺いました。

 

夫婦お二人でできるだけ無農薬をコンセプトに酒米・お米・小麦・大豆などの穀物栽培を中心に取り組まれています。その収穫物から自分たちで引いた粉でスコーンを作って販売するなど、日々意欲的に取り組んでいる姿に自分もがんばろう!といった気持がわいてきます。

地域との関わりも大切にされ集落行事にも積極的に参加されるなど潤いのある田舎暮らしを実践されているのだと感じました

 

お二人は、冬の農閑期に河原田の本町会館で「一粒万倍市」を主催されています。先ほどご紹介したスコーンがお求めになれます。次回の出店時には覗いてみていただきたいと思います。

 

ホームページ

佐渡平清水 せきね農園

https://sado-sekinenouen.com/

読者の皆様

こんにちは。
ふるさと納税担当の江龍田(えりゅうでん)です。


11月12日(土)佐渡国小木民俗博物館で『小木のこと♪知らNight!秋』が開催されました。
第1回目は参加者だったこのイベントに、
なんとこの度、奥野隊員からお誘いいただき
小木地区のふるさと納税についてお話をしてきました。



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第1回目のレポートはこちら(奥野隊員)



受講生は定員いっぱいの19名。授業時間は20分。

ふるさと納税の概要から紹介して、
小木の事業者さんとその返礼品について詳しくお話しましたヨ。




■会場の様子

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奥野先生から始まりのあいさつ

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順番入れ替わって、私がトップバッター!

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メモを取っている方、質問も多く熱気がありました.
(右奥に写っているのは奥野さんです笑)


■次回も楽しみ!
なんといっても、木造校舎の雰囲気が良かったです!
また、他の先生方の授業も興味深く聴きました。
次の開催も一参加者として楽しみです!!



〜ここからお知らせ〜




■【お知らせ①】アイランダー2022に出展します!
11月19日(土曜日)・20日(日曜日)@池袋サンシャインシティ
こちらは、年末ということでふるさと納税のPRです。
会場では数量限定でプレゼントもあるとのこと。
お近くの方はぜひお越しくださいませ。


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https://www.i-lander.com/2022/
(TOPが佐渡の画像ですね!)



■【お知らせ②】佐渡部 vol.8 にゲストで参加します!
11月26日(土)14:00~ @東京・移住交流情報ガーデン
こちらは佐渡UIターンサポートセンターさんにお誘いいただき
お話をさせていただきます!

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■【お知らせ③】新潟ドッカン祭り @東武百貨店 池袋店
◯日時 2022年11月30日(水)~12月5日(月)
午前10時~午後7時
◯会場 
東武百貨店 池袋店 8F催事場

※詳細情報待ち(お手伝いで行ってきます)
https://www.tobu-dept.jp/ikebukuro/event/detail/1167



ということで、11月は盛り沢山です苦笑
どうぞよろしくお願いします!
日々の活動はTwitterでも発信しております。



江龍田

読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

小木といえばなにを思い浮かべますか?
たらい舟、宿根木、いちじく・・・

忘れてはいけないのが鼓童です。

国内のみならず世界中にその名を轟かす太鼓芸能集団で、
1988年以降、小木に「鼓童村」という拠点を構えています。

そんな鼓童の方に声をかけていただき、
ミチカケ」という舞台のお稽古を見させていただきました。

鼓童村にある稽古場へ入るとそこには凛とした空気が張り詰めています。
思わず背筋が引き締まる思いがしました。

リハーサルが始まると真剣な表情のメンバーが、
一音一音、魂を込めて演奏をします。
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一糸乱れぬ演奏はもちろんのことながら、
太鼓を一点に見つめる眼差しや鍛え上げられた腕が見るものに感動を与えます。

今回のツアーは新しい試みをふんだんに取り入れたということで、
今までとは違った鼓童の魅力が感じられます。
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どこかシリアスな雰囲気を纏いつつ、静から動へ、動から静へと移り変わる様は、
まさに「ミチカケ」を表現した舞台だと感じました。

アンコールになるとやっとメンバーの柔らかい表情が見られ、
日が昇ったなと少し安堵しました。

完全に引き込まれてしまっていたのです。
ミチカケ恐るべし。鼓童恐るべし。

鼓童ファンの方もそうでない方も、
是非とも見ていただきたい舞台です。

以下、佐渡公演詳細です。

日時:11月23日(水・祝)14時開演
場所:アミューズメント佐渡

お申込み先は添付のチラシにてご確認ください!

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読者の皆様

こんにちは。
ふるさと納税担当の江龍田(えりゅうでん)です。


11月5日(土曜日)・6日(日曜日)に開催された
第33回「OTAふれあいフェスタ」に
物産販売のお手伝いと、
ふるさと納税をはじめ、観光・金山のPRで
参加してきました!


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佐渡市は大田区と「自治体交流」という縁で
これまで当フェスタに参加してきたという歴史があるそうです。



■会場の様子
ちなみに協力隊になってからは、
昨年末の上越市&新潟市で行った物産イベントに続き3回目の催事でした。
東京は初!

コロナの影響で、3年ぶりの開催もあってか、
想定を超えて、たくさんの方にお立ち寄りをいただきました。


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ブースの場所は...
そうです!平和島のボートレース場!!


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佐渡出身の方や、
私のようにおじいちゃん・おばあちゃんの家が佐渡にあるという縁の方も多くお立ち寄りいただきました.

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物産販売を担当した市川さんこと「なみごん」
佐渡が好きで、最近移住したそう!チェック->(Instagram


■ふるさと納税

また、今年度から取り組み始めた
ふるさと納税協力事業者さんへのインタビュー記事を
チラシの裏面につくり、配布しました。

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〜ここからお知らせ〜



■【お知らせ①】小木のこと♪知らNight!秋
11月12日(土)18:30~ @佐渡国小木民俗博物館
こちらは小木を担当する奥野隊員にお誘いいただき、
小木地区のふるさと納税協力事業者さんのお話をしようと考えています。
ぜひ島内の方は、お誘い合わせのうえお越しくださいませ。

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■【お知らせ②】アイランダー2022に出展します!
11月19日(土曜日)・20日(日曜日)@池袋サンシャインシティ
こちらは、年末ということでふるさと納税のPRです。
会場では数量限定でプレゼントもあるとのこと。
お近くの方はぜひお越しくださいませ。


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https://www.i-lander.com/2022/
(TOPが佐渡の画像ですね!)



■【お知らせ③】佐渡部 vol.8 にゲストで参加します!
11月26日(土)14:00~ @東京・移住交流情報ガーデン
こちらは佐渡UIターンサポートセンターさんにお誘いいただき
お話をさせていただきます!

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ということで、11月は盛り沢山です苦笑
どうぞよろしくお願いします!
日々の活動はTwitterでも発信しております。



江龍田


金井地域センター 伊藤です。

10月15日(土)「かないいねマルシェ」を無事に開催することが出来ました。このマルシェは、集落から出店参加をいただき金井地域の賑わい作りを目的としていました。当日は、天候にも恵まれて多くの方々から来場いただき、その目的を達成することができました。

マルシェに関わっていただいた皆様には、感謝しかありません。この場を借りて御礼申し上げます。


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「かないいねマルシェ」では、飲食店・フリーマーケット・ワークショップなど各地域から趣向を凝らした出展をいただきました。ワークショップは西方集落から「わら縄ない」、貝塚集落から「楠木でアクセサリーづくり」の出店がありました。

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今回は、西方集落の「わら縄ない」のご紹介をいたします。

 

【金井地域のわら細工】

私が担当している金井地域では、米作りが盛んに行われています。古くから米の収穫後に「わら」を使った生活必需品づくりが盛んに行われていたようです。蓑(みの)、筵(むしろ)、草鞋(わらじ)、わらぐつ、縄(なわ)などの製品が作られてきました。現在では、機械化も進み「わら」を利用することがなくなり長く時が経ったことでノウハウも徐々に途絶えてしまっています。

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わらぐつと蓑


草鞋(わらじ)は、佐渡の神事である鬼太鼓の鬼が今でも履いて踊りますので需要は高く、自分たちで作った「わらじ」の方が一般品より耐久性が高く喜ばれるようです。


わらじ

【ワークショップの内容】

「わら細工」が衰退した状況で金井地域の西方集落では、埋もれつつある「わら細工」の技術を残すために「わらじ」作りなどの取り組みを行ってきました。

「かないいねマルシェ」では、ベーシックな技術として「わら縄ない」から体験いただき「リース作り」、「しめ縄作り」とステップアップしながら1時間の体験をいただくコースを用意しました。


  あわじ結びとしめ縄

縄ないの種類:

 ・右縄(一般的な縄)

日常生活のなかで多く使われたのは右縄(右になう)です。この縄を使っていろいろなわら細工を作る事が出来ます。

 細わら


 ・左縄(しめ飾りなどの縄)

しめ飾りは、神聖なモノであるため縄も左縄(左になう)とされています。

   左なわ

こういった基本的な技術を習得していただく事で「リース」や「しめ縄」を作ることできます。


【ワークショップ開催準備】

「かないいねマルシェ」の開催に向けて、縄ないの材料集めを行いました。佐渡では、9月から稲刈りが始まります。その時期を待って「わら」の確保から準備を始めました。

下記の手順のように「わら縄ない」を行うためには、いくつかの行程を経て「わら」を用意する必要があります。

 

わら縄ないの準備

①わらの収穫

今は機械化により「わら」も細かく裁断されてしまいます。わら細工用の「わら」を確保するためには、手刈りするか、コンバインの裁断機をストップ(動かなくする)させてそのまま落ちた「わら」を拾い集める方法になります。今回は、コンバインが刈った後に残ったわらを拾い集めました。

わら集め


 ②はざがけ

 そのままでは、水分を多く含んだ状態なので、軒下にかけて「わら」を乾燥させました。


  はざがけ

 ③わら打ち

「わら」は、そのままでは固くて「縄ない」には使えません。昔は、手仕事として横槌を使ってワラをたたいて柔らかくしていました。その後、近年までは、わら打ち機を利用して加工していました。

 しかし、最近ではわら打ち機がある場所も貴重になりました。佐渡では、達者の共同作業場にわら打ち機があることがわかり、その機械を利用し柔らかくさせていただきました。

  わら打ち

【なかいいねマルシェ開催準備】

縄ない

下処理をして柔らかくなった「わら」を取り根元を結び、その結び目を右足の指で押さえる。わらを2つの束に分け左の手で分けた「わら」をV時にとって、右手と左手をコすりあわせながらん縄をなっていきます。
この基本技術を身につければ、急にヒモが必等な時にハギレを利用して作ることも出来ます。

リース作成

リースにつかった「あわじ結び」は、水引きによく使われます。結びの両端を引っ張るとさらに固く結ばれるのが特徴です。その形から「末永く付き合う」という意味を持ち、結婚祝いやお見舞い、退院祝いのほか、謝礼や餞別、葬儀などの弔事に利用されています。

リース作りは、「あわじ結び」を細縄で作ります。アクセントとして赤く熟した野いばらの実をつかい中央に飾りました。


リース作り

正月飾り(しめ縄)の作成

しめ縄飾りは、正月飾りとして歳神さまを迎えるために清められた場所を示し神様を迎える家だということを表すために玄関に飾ります。

しめなわづくり


【その他のわら細工】

「わら縄ない」は、わら細工の基本技術です。この基本技術を活用していろいろな作品へチャレンジする事が出来ます。今でも生活の中でも活用出来るものもあります。皆さんもご興味いただき「わら細工」のバリエーションを増やしてみてください。



   その他のワラ細工



次回のイベントでも面白い「わら縄ない」が出来ないかと考えています。
ご覧いただき、ありがとうございました。



読者の皆さまこんにちは!
小木町地区担当の奥野です。

佐渡市地域おこし協力隊では月に2回、
隊員が集まって情報交換をする場を設けています。

第2週の火曜日は各隊員の任地で、
第4週の火曜日は市役所で実施する決まりです。
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↑今回の会場となった「甲州屋」大正11年築の町屋をリフォームした建物

市役所でのミーティングでは担当隊員が活動報告をします。
先月は私が発表の担当でした。

発表の中で取り上げたグッズ製作および販売についてお伝えします。

町並み保存の取り組みには資金が欠かせません。
会議の開催や講師の招聘、広報誌の発行などで年間数十万円のお金が必要となります。

佐渡市の補助金や商工会の負担で賄っている部分が大半ですが、
一部自己資金も用意しなければなりません。

そこで今年企画したのが、
サコッシュとガイドブックのセット販売です。
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買ってそのまままち歩きへ出かけてもらおうと、
ちょうど良いサイズ感になっています。

サコッシュには小木町の花であった岩百合をあしらいました。

ガイドブックは「あるかんか佐渡 しま歩きガイドブック」シリーズの1冊として、
発行元である「チームさど和談団」と協力をして作成しました。

町の見どころを25か所ピックアップし、
豊富な解説とともに歩くルートを示しています。
琴平神社
↑掲載箇所のひとつ「琴平神社」門前に歌舞伎小屋があった

小木の魅力がぎゅっと詰まった自信作です。
これを持って町を歩けば、どっぷりと小木の魅力に浸ることができます。

売れ行きも非常に好調で既に初回製作分が完売し、
慌てて追加発注を行いました。

このガイドブックを使ったガイドツアーも実施しています。

この取り組みを通して小木の魅力を知ってもらう機会が増え、
さらに資金調達もできたということでまさに一石二鳥でした。

お買い上げいただいた皆さまありがとうございました。

上記セットは南佐渡観光案内所にて2000円で販売中です。
数量限定ですのでお早めにどうぞ!!

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