佐渡市地域おこし協力隊サイト

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小林美由紀(相川金泉地区)

4月に入ってから、島内のあちこちでお祭りが行われています。


相川金泉地域の姫津集落では、旧暦4月8日にお祭りがあります。今年は、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日がその日に当たります。

佐渡に帰省される方、佐渡旅行をお考えの方、現在まだ予定を空けている方、ぜひ姫津祭りを見に来ていただきたいと思い、予告させていただきます!
(以下の写真は、去年の様子です。)

 

🚢お祭りの流れ🚢

 ⚓のぼり旗上げ(前日13:00頃~

 ⚓子供太鼓の披露(前日17:00頃~

 ⚓御祈祷 7:30

 ⚓漁船パレード 8:30

 ⚓子供御輿・大人神輿の門付け 1030頃~

 ⚓青年会太鼓の門付け 15:00頃~

 ⚓のぼり旗下げ(翌日13:00頃~

 

集落内にある寺社やお宮にのぼり旗を立てます。万福寺や北野神社の入口に立てる旗は佐渡一大きく、大昔に船で姫津へ運んできたと聞きました。

老若男女みんなで協力するのぼり旗の上げ下ろし作業こそが、祭り一番の見どころとおっしゃる方もいます。

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佐渡のお祭りでは鬼太鼓が有名ですが、鬼は魚を逃がしてしまうため、漁業集落の姫津には鬼がいません。勇ましい太鼓がお祭りを盛り上げます。

 

お祭りの1か月前から、小学生と青年会の太鼓の練習が始まります。夜、漁村センターに集まり、ドンドコドンドコと太鼓の音が響きます。

 

小学生だからといって侮れません!
小さな頃からリズムを耳にし、お兄さんお姉さんのように叩きたいと思って大きくなります。男の子も女の子も、太鼓を叩く時には顔つきが変わります。
 

太鼓は「出船」「薬師」の2曲を練習して、お祭り前日に集落の人に披露します。


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そのうち「出船」がおもしろいです!
というのも、基本の音があって、その音を個人でアレンジして叩くので、ひとりひとりリズムが違うのです!
自信をもって力いっぱい叩く姿はとってもかっこいいです!

 

そして、練習を積み上げてきた青年会の太鼓は、さらにかっこいいです!力強さもアレンジもパワーアップし、それに合った裏打ちがまたかっこいいのです!!見ているだけで楽しいです!

 

青年会の音は、当日の漁船パレードで聞くことができます。
大漁旗を揚げた漁船が何艘も連なって沖へ出ます。
漁船を送り出すときには姫津大橋の上から「出船」を、漁船を迎えるときには漁港の埠頭から「薬師」を叩きます。


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青年会の半被は大漁旗で作られており、これがまたかっこいいのです!

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子供御輿、大人神輿の門付けが終わったあと、青年会による太鼓の門付けが始まり、夜遅くまで続きます。


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朝から晩まで続く姫津祭り。

観光に来られるなら、やはり朝の漁船パレードが見応えがあると思います。



最後に・・・
地元のうまいもんをご紹介!

佐渡汽船などお土産屋さんにも置かれる
今井茂助商店(通称もへいじや)は、こちら姫津にあります。


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いか商品、さかな商品、海藻商品など、手作りの安心安全の品が揃っています。

お土産のほか、生活用品や食料品が揃っており、地元に無くてはならないお店です。姫津にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

【今井茂助商店Facebook】
https://www.facebook.com/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E8%8C%82%E5%8A%A9%E5%95%86%E5%BA%97-598931640290957/


GWは佐渡へ!姫津へ!
お待ちしております。


相川商店街から北へ4㎞ほどの場所に、「ホテルファミリーオ佐渡相川」があります。
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「全室オーシャンビュー 日本海に沈む夕陽を一望できる」と謳うホテルで、海側にある小川台場跡から眺める景色がとても素晴らしく、私の癒しの場所でもあります。

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このホテルは部屋数が30で、売店スペースもそれほど広くありません。だからこそ、選りすぐりの品物を置きたい!と職員さんからお聞きしました。


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たくさんあるお土産のうち、一番に私個人が推したいもの。

それは・・・『お達者米』です!

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「お達者米」とは、
相川金泉地域の達者集落
達者農産が作るコシヒカリで、生活排水が混じらない山から流れるきれいで冷たい水と海から吹く汐風で育ちます。
香りが良く、甘みがあり、冷めるとより甘く美味しいため、お弁当やおにぎりに合うお米と言えると思います。


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私は、達者集落の地域づくり活動の支援を活動の1つに挙げています。
自慢のお米を通して達者をアピールしたいという集落の思いを後押しするため、お米について知るために田んぼの作業を手伝わせていただいています。

 

先週4月4日、
美味しい新米を作るための最初の大きな行程、種蒔きを手伝ってきました。しっかり育ってくれよ~と願いながら、みんなで作業を行いました。


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「地元のお米を扱いたい」とホテルからありがたいお話をいただき、達者農産は喜んでお受けすることにしました!
お達者米販売店の第1号店です!
たくさんの人に「お達者米」のファンになっていただけると嬉しいです。

 

 

ほかにも、佐渡の酒蔵が造る日本酒、魚や果物の加工品など、お土産がたくさん並んでいます。
それらの中から、おすすめの品をホテルの職員お
2人にお聞きしました。

 

1人目のおすすめは、

松ヶ崎にある菊池商店の「甘えび素干しです。

獲れたての新鮮な甘えびをそのまま乾燥させた健康食品で、お酒にも合います。子供や妊婦さんにも優しいおやつですね。

香ばしくてパリパリして美味しくて手が止まりません!


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人目のおすすめは、

雪酒蔵の「北雪」と「北雪梅酒」ワンカップです。

酒蔵おすすめの飲み方でもあるそうですが、北雪と北雪梅酒を足すと甘さ控えめの梅酒を楽しめるそうです。
私も試してみようと思います!

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これから店頭に並ぶ佐渡ならではのお土産も見せていただきました!


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新潟大学演習林の天然杉を使った、ファミリーオ限定のキーホルダーとストラップです。佐渡島の形と棒状の形の2種類があります。11つ木目や色味が異なります。杉の良い香りに癒されます。

 

そして、トレッキング客にはうれしいmont-bell商品も置いています。


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こちらの売店は、宿泊者に限らず、どなたでも購入できます♪

地元の方も、観光の方も、
佐渡の逸品を探しに、海の絶景を眺めに、お気軽にファミリーオへお立ち寄りください。



<お問合せ先>

ホテルファミリーオ佐渡相川

TEL 0259-75-1020

HP  http://www.familio-sadoaikawa.com/


🌼ひなまつりイベント開催中🌼

島内では、両津地区・相川地区・小木地区でひな祭りのイベントを開催しています。

<関連サイト>

https://www.visitsado.com/feature/hinamatsuri2017/
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相川地区では
今週末の連休最終日
320日まで開催しており、イベントも予定されています。


無題

さて、今日私がご紹介したいものは涅槃図(ねはんず)です。


涅槃図とは、

お釈迦様が入滅(お亡くなりになること)した時の様子を描いたものです。

曹洞宗の多くの寺院では、お釈迦さまが入滅したとされる
215日に合わせて涅槃図を飾り、お釈迦さまを偲ぶ法要、涅槃会を執り行うそうです。

私が担当する相川地区の金泉地域のお堂でも、涅槃図が飾られて法要が行われました。初めて涅槃図を見たときは、大勢の人や生き物が相当悲しんでいるな、お釈迦様は本当に大きな存在なんだなと、感じました。


ある時、とある人から、
「相川のお寺に朱鷺が描かれた涅槃図があるそうですよ」
と情報を聞き、自分の目で確認しなければ!と思い、あるお母さんにお寺を教えていただいて見学に行ってきました。



そのお寺が、
佐渡高等学校相川分校の近くにある
(ほう)泉寺(せんじ)です。

ご住職から涅槃図について詳しく教えていただき、大変興味深い物であることを知り、見る目が変わりました。


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255㎝×横240㎝ とても大きな絵です。

(相川中寺町にある瑞仙寺の涅槃図をもとに描いたそうなのですが、これより一回り大きいものだとお聞きしました。機会があれば見てみたいです。)

延享元年(西暦1744年、今から273年前)に、「伊藤玄基」が描き、「中川常右衛門」と「横田五兵衛」が色を付けたと、裏面に記されていました。

 

こちらを見てください!

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なんと、描かれているお釈迦様をはじめ人物がお経で書かれているのです
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全文字数 105,985文字。

いくつかのお経を合わせると、ちょうどこの文字数になるそうです。


そして、
朱鷺を確認しました!左下にご注目ください。

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疑うわけではありませんが、本当に佐渡で描かれたんだなと思いました。



描かれている多くの動物のうち、珍しい動物がもうひとつ、
それはネコです。

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ネズミはお釈迦様の使いとされ、
ネズミの敵とされるネコ
は描かれることはほとんどないそうです。


調べたものによりますと、

絵師が自分の飼いネコをそっと入れたり、依頼主がネコを入れてくれとお願いしたなどの理由によって、ネコが描かれている場合があり、日本では数例ほど確認されているそうです。

また、このような「遊び心」は嘆き悲しむ人々の中にも見受けられ、絵師や依頼主とおぼしき人物が描かれている場合もあり、お釈迦さまの最期の場面に自分も立ち会いたいという願いも込められているそうです。




涅槃図には物語があり、登場人物やその動作にも注目して見てください。


*天から下りてきた、お釈迦様生後
7日目に亡くなった母親。

*お釈迦様に向かって母が投げたが木に引っかかった薬袋。(のちの「投薬」という言葉になったとも言われる)

*唯一足をさすってお釈迦様に触れているお婆さん。

*あまりの悲しみに気絶した容姿端麗の弟子。

8本の沙羅双樹のうち、白く枯れる4本と青々と茂る4本、…など他にもたくさん。



単に「悲しむ人々や動物が描かれたもの」ではありませんでした。

ご住職からお聞きしたり、表情や仕草をよく見ると、涅槃図のおもしろさを感じられると思います。今後、お寺や集落に飾る涅槃図を目を凝らして見てみようと思います。

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こちら、法泉寺の涅槃図展は316日(木)~19日(日)4日間のみです。
見学をご希望の方は、☎
090-8594-4868まで事前に連絡をお願いします。

ぜひ、この機会にご覧になってみてはいかがでしょうか。


🌺3月3日ひなまつり🌺

島内では、両津地区・相川地区・小木地区でひな祭りのイベントを開催しています。
<関連サイト>
https://www.visitsado.com/feature/hinamatsuri2017/

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相川地区のひなまつりを一部ご紹介します。

金泉地域の北狄(きたえびす)集落では、
尖閣湾揚島遊園胎蔵寺(たいぞうじ)で展示されています。

大昔の宝ものから、おばあちゃんや小学生の手作りまで、あったかいお茶や甘酒をいただいて心もあったまりました。


【尖閣湾揚島遊園】
入口のドアを開けると、
その先にたくさんのおひなさまが並んでいます。

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お内裏様、お雛様、三人官女、五人囃子・・・
たくさんお顔がありますが、よーく見ると顔の形や表情が違います。

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木目込み人形

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金泉小学校の生徒さんの作品

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金魚の骨格標本🐟
作った職員さんと魚の話をするのもおもしろいですよ。


【胎蔵寺】

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お寺の前にはこんな石像が並んでいます。
これだけでもかなり見応えがありますが、中へ・・・

北狄集落のおうちに眠っていたおひな飾りを集めたそうです。
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集落のおばあちゃんの手作りだそうです!

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コイや蓮の花、すてきな演出です🌼これらも手作り!

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素晴らしい七段飾り!
…にお供えされた、ひなあられ、ちらし寿司、しんこ餅。
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しんこ餅は、鯛や鶴など縁起の良いもののほかに、タラの子や草履の形が作られます。

タラの子は、子孫繁栄を願ったもの。

草履は、おひな様が履くのもの。
お内裏様の履物は上から五段目真ん中にいる遣いの者が持っていますが、おひな様の履物がないのです!ご存知でしたか?ですので、おひな様のための草履だそうです。おしんこで作ってあげるとは素敵だなと思いました。

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ご住職の奥様の手作りだそうです。
ひとつひとつがかわいいので、じっくり見てほしいなと思います。

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おばあちゃん達やお母さん達の手作り六地蔵も飾られています。

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胎蔵寺のお宝も展示されています。
これを見ることが出来る機会もそうそうないと思います。

ここでは、住職の奥様をはじめ、集落の元気のいいお母さんがお出迎えしてくださいます。お話すると、笑って笑って元気をもらえますよ。とても華やかな雰囲気です。
胎蔵寺は3月3日~9日まで展示期間となっています。


ぜひ相川地区北狄へお立ち寄り、ひな祭りをお楽しみください。


<お問合せ先>
・尖閣湾揚島遊園 ☎(0259)75-2311
  http://ageshima.eek.jp/

・胎蔵寺☎(0259)75-2284
 http://sadoreijoukai.jp/taizoji/

白装束をまとい、四国のお寺を回る信仰の旅…
というお堅い印象があった「お遍路さん」。

しかし最近では、
「お遍路ガール」なる女子が増え、パワースポットとされる寺社仏閣を巡ることがブームになっているという特集をテレビで観ました。

 

そのお遍路が佐渡島にもあることをご存知でしょうか。

 

そもそも、「遍路」とは―

真言宗の開祖 弘法大師空海のことを「お大師さま」と呼び、お大師さまが生まれ、修行された四国の旧跡を巡拝することを指します。

 

その目的は、亡き人の供養、健康祈願、自分探しや開運・縁結び、癒し、建築やたたずまいの鑑賞、ご朱印集めなどそれぞれです。

 

佐渡には281ヶ寺のお寺がありますが、明治維新の時には539ヶ寺あり、信仰の島といわれる由縁になっています。そして、真言王国というほど真言宗寺院が多く、それだけお大師さまへの信仰が篤く、霊験話も伝わるそうです。

 

佐渡から海を渡り他国へ出掛けることが難儀であるため、島内各地には本四国の写しの霊場が開かれました。小木周辺の三崎遍路、国仲の国仲遍路多田・河内遍路歌見遍路、加茂新町の新兵衛遍路、金井泉の又兵衛遍路、春日の安照寺遍路などがありました。

里謡に〽四国西国及びもないが、せめて七日の佐渡遍路
と唄われ、農閑期には1週間ほどかけての巡拝も行われたそうです。

 

島内には、こうした歩き遍路のほか、寺堂内に掛け軸のご本尊を掲げ、ご詠歌を唱える居座遍路(ねまりへんろ)や、1ヶ所に88躰の石仏を並べて拝する石仏霊場も設けられました。

 

昭和6年、乱立していた佐渡遍路が整理統合され、現在の佐渡霊場の礎となる「佐渡一国遍路」が始まり、第二次世界大戦後の札所変遷、佐渡の10ヶ市町村合併を機に改編を重ね、現在の「佐渡八十八ヶ所霊場」となりました。

 

私が担当する相川金泉地域には、それに該当するお寺が3ヶ所、小川集落「多聞院」、姫津集落「萬福寺」、北狄集落「胎蔵寺」があります。

 

そこの住職から「佐渡へんろ」の存在を聞き、88ヵ所を6回に分けて回り、立ち寄りスポットで佐渡を楽しむことができるバスツアーを紹介してもらいました。お寺や風景を楽しみながら、
佐渡をぐるりとまわる
1日バスツアー"に惹かれ、ちょっとした旅行気分で参加することにしました。(完全プライベートな時間です☺)


霊場位置図

私は、第1回(第1番~14番札所+立ち寄り:尾畑酒造見学)と第2回(第15番~27番札所+立ち寄り:賽の河原巡拝)のツアーに参加し、27のお寺を回りました。

その様子を私目線の写真にてお伝えします。
※たくさん写真を載せますが悪しからず。

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島内に数多くあるお寺、1つの島に存在していた多くの遍路、昔から集落ごとにある様々な仏事などは、佐渡の伝統や生活を知るうえで、欠かすことができないものだなと改めて思いました。

来年4月に4回(第4461番札所+立ち寄り:真野公園にて桜観賞)
5月に5回(第62番~77番札所+立ち寄り:姫埼灯台見学)
7月に6回(第78番~88番札所+立ち寄り:北雪酒蔵見学、蓮華峰寺にてあじさい観賞)
が開催され、国仲から小佐渡方面をまわります。
途中の札所からの参拝でもよいそうです。
 

お遍路は、参加者それぞれの目的でよく、決められた服装や持ち物もなく、堅苦しくありません。私のように、お寺を中心に佐渡あるきをしてみようという気持ちでもよいと思います。

お寺で気持ちを落ち着かせつつ、集落のまち並みや海や山の春景色を感じながら、バスに揺られてみませんか。先達する僧侶やほかの参加者とのお話も楽しいですよ。
来年のお遍路にまた参加したいです。



参考文献:
佐渡八十八ヶ所霊場会【
HPhttp://sadoreijoukai.jp/

 「佐渡八十八ヶ所霊場案内 佐渡へんろ」佐渡八十八ヶ所霊場会

問合せ先:
安照寺(第
29番札所)℡0259-27-2673
東光院(第62番札所)℡0259-22-3837

相川は冬本番の天候になってきました。
室内にいても、ゴーーーと恐ろしい波の音が聞こえてきます。

尖閣湾揚島遊園のまわりも波しぶきが立ち、かなり荒れています。
そんな中、時々、太陽が海を照らして何ともいえない光景を見ることができます。
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現在、園内にあるあげしま水族館は、
クリスマスムードを楽しむことができます。
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✨すてきな雰囲気です✨

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🎄木の魚箱に、フグに、水族館ならではのツリーですね🎄

水槽の中も…
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かわいく飾られています。

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写真右側に、体の真ん中に横線が入っている魚が泳いでいます。
この魚は「ヨコスジフエダイ」といいます。

が!
本来なら、頭からしっぽにかけて見られる線は「タテスジ」と呼ぶそうなのです。
なのに、ヨコスジ・・・
「誰がつけたのかおもしろいよな~」館長さんは笑って説明してくれました。

私が調べたところ、
「タテフエダイ」という種類も存在するそうで、そのタテスジの色に違いがあるそうです。上:タテフエダイ / 下:ヨコスジフエダイ
タテフエダイ・ヨコスジフエダイ比較

コブダイの幼魚もいます。まだコブはありません。
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フグが砂に潜ることを初めて知りました!🐡
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毎回いろいろな発見がある楽しい水族館です!

尖閣湾揚島遊園は、
年末年始も休まず営業しており、
元旦~3日までお神酒とお餅を振る舞うそうです。
初詣にお出かけの際はぜひお立ち寄りください。

※海中透視船は3月中旬頃まで運休。

お問合せ先:
尖閣湾揚島遊園☎0259-75-2311
http://ageshima.eek.jp/index.html

6月18日。

達者集落にある法華堂と真言堂で、『虫供養』が執り行われました。

 

虫供養』と聞くと、どんな供養を想像しますか?

 

私ははじめ、田畑につく虫や家庭に出る虫を排除しているため、「殺した虫の冥福を祈ります」のような意味の供養かなと思いまいた。しかし、本当の意味を聞いてなるほどと思いました。

 

昔は殺虫剤がなかったため、田んぼの稲や畑の作物に虫がついてしまい育たないことが多々あったそうです。それで、「虫よ、作物につかないでください」の意味で、稲が伸び始めたこの時期に行っていると集落の方から聞きました。

 

法華宗は、お堂でお題目を説いたあと、浜に下りて、清酒1升とごはん3杯を神様へ捧げました。

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今では良い薬剤ができたため虫がつくことは昔よりも減っていますが、この供養は昔から絶やさず行っているとのことです。
「昔からやってるからな~やるもんだと思っている」と笑って話してくれました。

 

豊作の1年になりますように。

6月3日。

歩くことと同時に、「ぬか釜でお達者米を炊いてみよう!」ということも企画していました。


お達者米」とは、
達者集落の棚田で育てた稲を海岸で“はぜ干し”したお米を指します。今年度から販売することを目指して、昨年から集落で力を入れています。
金北山や妙見山などの山から流れるお水で育ち、汐風を受けて天日干ししたお米は、炊き立てはもちろん美味しいですが、冷めても甘みがあって美味しいです。


“はぜ干し”とは、竹や
で組んだ横棒に稲をかけて干すという、昔から行われているお米を乾燥させる方法です。汐風がお米をより美味しくさせると集落の人は話します。

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お米を炊く方法はさまざまありますが、
その中でも「ぬか釜」で炊いたご飯はひと味違う!香りがいい!といろいろな人が言うのです。そう聞いていたので、協力隊が集まったこの日に炊くことに決めました。また、達者での初めての試みということで、集落役員にも声をかけ、大所帯での昼食となりました。

今回はお試し炊きのため、ぬか釜は「佐渡生きもの語り研究所」にお借りし、その研究所の大石麻美さんに直接教えていただきました。
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お米は研いだ後の吸水させる時間がいらないそうです。硬めと柔らかめに炊いてみようと、2つのお釜で異なる水加減をにしました。

今回使用したお水は、安寿地蔵堂の裏手に流れてくる清水です。柔らかいお水で、料理や飲み物に合い、皮膚病に効果があると言われています。

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筒にヌカと杉葉を入れます。杉葉に火を点け、ヌカに火が移って燃え始めたら、お釜を筒の上に上げて30分待ちます。
それだけです!
始めチョロチョロ中パッパ…そんな火の調節はいりません。
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ごはんが炊けるいい匂い~!もう幸せな気分です!
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旬のイカや野菜を使ったお料理は、達者のお母さま方が差し入れしてくださいました。うれしい限りです!ありがとうございます!

炊きあがったごはんはツヤツヤふっくらとしていて、香りもしっかりあります。硬さは結局は好みなのですが、硬めも柔らかめもどちらも美味しかったです。

硬めと柔らかめを1杯ずつ、おかわり1杯、また1杯…。おかずはどれもこれも美味しくて、満腹だけどもう少し食べたい…。そんな昼食でした。
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食事を囲みながら、お達者米をどのようにアピールしたらいいか、協力隊がアイディアを出して意見交換をしました。ぬか釜で炊いたご飯を試食してもらうという案は、「やりたいね!」とみんなが強く思ったことでした。

この試食会は成功しました。
大事なことはこれからどのように発展させるかです。集落の人たちと共に、収穫の秋に間に合うように準備をしたいと思います。

お互い達者でいましょうね^^

思いやる気持ちが込められたお達者米を今後もよろしくお願いいたします。


 

歩くにもってこいのお天気だった6月3日。

金泉地域における滞在型体験メニュー開発のため、お試しツアーを企画し実施しました。金泉はこんなに楽しく・美味しく・興味深い地域であることを感じていただきたいと思い、コースを考えました。

 

参加者は、
達者集落から4人(うちガイド1人)、大佐渡を担当する協力隊女子4人、私の9人。

 

コースは、

ファミリーオ佐渡相川→濡れ仏→姿見の井戸→目洗い地蔵→達者活性化センター(昼食休憩)→達者集落内→尖閣湾遊歩道→尖閣湾揚島遊園まで。

田畑のわき、草木に覆われた旧道、竹やぶの中の道を歩きますが、普段通ることがないため、とてもわくわくします。

(※姫津集落内も歩く予定でいましたが、時間が不足したため省略することにしました。)


コース紹介
その途中途中で、歴史や民話を聞きます。

ガイドをしてくださったのは、池田寅一さんです。


達者で生まれ育ち、私より50歳年上の現役ガイドさんです。田畑の世話と民話を語ることが生きがいだと、うれしそうに話してくださいます。
「むかーしむかし、そのまた昔にな、・・・」
ゆったりと語り始め、口調がやわらかく、お話を聞き入ってしまいます。

 

安寿と厨子王のお話をご存じでしょうか。


達者集落は、「安寿と厨子王」にまつわる場所が3カ所あります。
厨子王とそのお母さんが再会したといわれる「逢う坂(おうざか)」、
盲目のお母さんがここに流れる清水で目を洗ったといわれる「安寿地蔵堂」、
お母さんが目が見えるようになったことを確認したという「姿見の井戸」。

 

ちなみに、
「達者」という集落名は、逢う坂で親子が再会した際、「互いに達者でよかった」…の「達者」が由来と言われています。

 

「安寿と厨子王」のほかにも、小川集落にある「濡れ仏(ぬれぶつ)(地域の人は、“ぬれぶっつぁん”と呼びます)」や達者浜にある「山門洞」の伝説も話してくださいました。

 

そういういわれがあることを初めて知った
とくに気にとめたことがないから気になったこともなかった
達者はおもしろいな~
と達者からの参加者が言っていました。

長年住んでいると、そこにあることが当たり前で、その不思議さや素晴らしさを発見できないでいることがあります。民話に関することだけでなくここからの景色はいいね」「こんなにゆっくり見たことはなかったなどという声も聞きました。

 

ツアーで集落を歩くことは、観光客はもちろん、地元の人たちにも、集落に興味をもっておもしろさを知ってもらいたいという目的もあります。

 

写真にて当日を振り返ります。
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ツアー後、参加してくれた協力隊にアンケートをとったので一部ご紹介します。

 

良かった点としては、

・ガイドのゆったりした話し方が良く、和むコースだった。

・なかなか集落内を歩くことができないので楽しかった。

・観光客で、特にリピーターにはおすすめ、ありきたりの観光では物足りないという方にいい。

 

より良くするための提案としては、

・「安寿と厨子王」の全体的な話がわかるものが1枚あるとよかった。

・今回は晴れたが、雨天や冬は?

・ご年配の参加者が対象なら、3分の2程度のボリュームがいい。

 

 

企画した私としましては、

達者住民と協力隊の交流が多く見られ、みんなで楽しめたことがよかったと思いました。

本当に楽しい1日でした!

参加者はそれぞれ新しい発見があったと思います。島内外さらには集落内外を問わず、たくさんの人に金泉地域を歩いて知ってもらいたいなと、改めて思いました。このツアーを今後の活動に活かし、金泉地域をもっとアピールできるように努力します。



協力してくださった達者集落の皆さん、参加してくださった協力隊の皆さん、本当にありがとうございました。大変お疲れさまでした。

 

金泉を歩いてみたい」「池田さんの民話を聞いてみたい」など、
気になった方にぜひ遊びに来ていただきたいなと思います^^
達者海水浴場は7月23日に海開きをします。

海あそびと集落めぐり、
夏の思い出にいかがでしょうか。

<施設編はコチラをご覧ください>

観光といえば、お土産も欠かせませんね^^

揚島遊園のおねぇさんに、揚島おすすめの商品を聞いてみました!


ここだけの限定商品、チョコ餅がイチオシだそうです。
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おねぇさん個人のおすすめは、佐渡産ルレクチェや柿を使ったゼリーのお菓子だそうです。ほかにも佐渡産のお菓子は様々あり、うれしいことに試食ができるものが多くあります。


佐渡といえば、
裂き織り、海藻類、日本酒。
どれも豊富に取り揃えています。

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ご当地Tシャツは、
大人用も子供用もデザインがたくさんあります。
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焼きたてのサザエを食べることができ、お土産に直送もできます。

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今回ぜひ!
私がご紹介したい売店があります。
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敷地内にお店を構える『山長商店』、ご夫婦で迎えてくれます。

お客さんにニコニコと声を掛け、軽やかな会話の掛け合いが楽しいです。

人のあたたかさが伝わってきます。

…恥ずかしいがりであるご夫婦の写真はありません。

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このお店のおすすめは、『イカの丸干し』です!

ワタや内臓を取らずにそのまま干した自家商品で、お酒やご飯によく合う絶品だと聞きました。熱したフライパンにイカをのせて炙る程度でいいそうです。

これは食べてみなければ…!
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では、実食!

ご飯1杯じゃ全く足りません!とっても美味しいです!
私はごはんのお供にしましたが、日本酒にも合うこの味!
私のおすすめ土産の
1つになりました。

あげしま遊園へお越しの際は、お土産選びの時間も楽しんでもらいたいなと思います。売店のおねぇさんや商店のご夫婦とのおしゃべりも心に残るお土産になりますよ。

お待ちしております。


<尖閣湾揚島遊園>

952-2133 新潟県佐渡市北狄1561

TEL (0259)75-2311         

HP http://ageshima.eek.jp/index.html

朝もお昼も夕方も、観光バスを見かけるようになりました。

「どこに行くのかな、揚島かな。」

そんな風に思いながらすれ違います。


「尖閣湾」は、佐渡市西部にある海岸景勝地で、佐渡に来た観光客は必ず訪れるというほどの観光地です。「尖閣」という名は、ノルウェーのハルダンゲルフィヨルドのゴシック風景観に勝るとも劣らないことから命名されたそうです。

この時期の揚島遊園は、きれいな澄んだ海を存分に眺められます。
海中透視船に乗れば、海の中の様子をもっとよく覗くことができます。
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カンゾウや岩ユリ、玉椿が咲いています。
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おもしろそうなアスレチック。
子供だったらすぐによじ登るだろうなぁ。

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以前まで運航していた海中透視船に乗ることができます。
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写真用パネルが並んでいます。
ダイオウイカ、たらい舟、サドガシマン、映画「君の名は…」春樹と真知子
顔を出してみたいパネルはありますか?

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たらい舟に乗る体験や漕ぐ体験も自由にできます。
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そして、
佐渡唯一の水族館!ここを紹介しなくては!

先週から、あげしま水族館名物・イカが遊泳する姿を見ることができます。

凪がよければ毎朝獲れたイカを水槽に入れているそうです。
今は、ヤリイカとマイカ。

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ここの職員が作製したという骨格標本もあります。
私は初めて魚の標本を見ました。
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この水族館は、たくさんの種類を飼育できる大きな水族館は目指していません。
イカのように、ほかの水族館では見られないような佐渡沖で獲れた生き物を水槽に入れることに力を入れています。漁師にとってはよく見る魚でも、一般の人にとっては目にすることがない珍しい魚なのです。

そんな生き物の展示を通して、「海に囲まれている佐渡のことをより知ってもらいたい」「たくさんの人に興味を持ってもらいたい」と、水族館の館長は話します。


やはり私個人としては、透き通った海をまず見ていただきたいなと思います。
佐渡の海はとてもきれいです。ぜひお越しください。


次の記事では、
充実した売店やお土産についてご紹介します。
ぜひあわせてご覧ください。

<お土産編>http://sado-chiiki-okoshi.blog.jp/archives/1057902834.html#more

 

<尖閣湾揚島遊園>

952-2133 新潟県佐渡市北狄1561

TEL (0259)75-2311      

HP http://ageshima.eek.jp/index.html

33年に1度、お薬師様を拝見できる日。

1日目、416日の様子は前編でご報告しました。

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日目。
417日、暴風警報発令。
佐渡汽船フェリーが欠航するほどの悪天候でした。

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「稚児行列」
稚児は、隣の万福寺から渡り廊下を歩き薬師堂内へ。
役員はまわりで見守っています。

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粛々と法要が進められていき、お薬師様の扉が閉められました。

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お昼前には雨が上がり、大時化でしたが雲のない青空になりました。


その3日後。
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20日快晴、延期された流灌頂の海上法要が執り行われました。
地域の大人だけでなく、地元の金泉小学校や姫津保育園の子供たちもたくさん集まりました。

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海に流す大塔婆(おおとうば)は、中央の塔婆は長さ2.8、左右の塔婆は長さ1.8もあります。裏表に梵字などの文字が書かれています。集まったみなさんで大塔婆に結ばれた縄を持って、薬師堂から港まで歩きます。稚児行列よりも多い人数だったと思います。

御開帳法要の締めくくり、漁業において重要な海への法要。大事な大塔婆を運ぶ地域のみなさんは、とても良い笑顔をしていました。このことに胸が熱くなりました。

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イカダのように帆を立てるような棒を立て、そこに竹と一升瓶「金鶴」がくくりつけられました。「やっぱり金鶴だな~」姫津のおじさまは金鶴がお好きのようです。それを海に下ろして出港します!3隻が連なって走ります。

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沖で、僧侶によりお経が読まれ、大塔婆の縄が離されました。お札やお花、お神酒もいっしょに流しました。その後、帰港しました。


3日に渡り、33年ぶりの法要をすべて終えました。

実行委員長(集落総代)の西埜修一さんは、「自分がこの年に総代になれたこと、今ここにいること、すべてに縁を感じる。33年前の記憶がほとんどない状態で、様々な人に助けていただいて、みなさんの協力があったからこそできた。終えることができて、本当によかった。」と、最後に役員のみなさんに向けて話しておられました。


私自身、この年に自分が協力隊としてこの地域を担当していること、行事を通して姫津のたくさんの方と関わることができたことを、とてもうれしく思っています。一生に一度の貴重な経験をさせていただきました。どうもありがとうございました。


次回の御開帳は、
2049年です。
お薬師様、姫津集落を永く永く見守っていてください。

33年に1度、お薬師様を拝見できる日。

姫津の歴史はお薬師様なしでは語れないと言えるほど、集落が大切にしている仏様です。先週末416日と17日、先祖や水難事故などで命を落とした人の冥福を祈り、日々の漁で取った魚を供養するための法要が行われました。

すべてではありませんが、写真とともに振り返ります。

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16日、とっても気持ちの良いお天気でした。
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お薬師様の体に巻かれた紐のようなものが5色のリボンにつながり、お堂前の供養塔に結ばれています。この塔やリボンを触ることで、お薬師様を触れたと同じご利益があるそうです。全身にご利益があるように塔に抱きつく人もいました。

15㎝程の黒い像で、目を凝らしましたが表情や着物までは見えませんでした。左手に薬の壺を持っており、身体が苦しい時や心が苦しい時に助けてくれるそうです。

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「百味供」
普段私たちを見守ってくださるお薬師様への感謝の意味を込めて、山海の珍味に模した野菜や乾物などを百味と見立ててお供えします。水引を結んだり、季節のお花をそえたり、どれもかわいらしく、あたたかい印象をもちました。

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「稚児行列」
1歳~12歳の子供たちがお化粧して衣装を着て、親御さんと共に歩きました。きらびやかな袈裟を着た僧侶に赤い傘を差しているのは青年会です。役員は羽織り袴姿で、観客側も身が引き締まりました。

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「大般若法要」
大般若経600巻全ての経本典をバラバラと広げ略して読みます。その間、身体の悪い部分を経本で叩いてもらうと良い効果があると言われ、参拝者は僧侶のそばへ座り、肩や腰などを叩いてもらっていました。
(私は頭を叩いてもらいました。頭の回転が良くなりますように…。)

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「奉納太鼓」
はじめに青年会長から力強い言葉が述べられ、その後、青年会OBによる「波濤(はとう)」、子供たちと青年会による「出船(でふね)」、青年会による「薬師」の3曲を打ちました。大漁旗で作った半纏を羽織り、過去、現代、未来につなぐ願いが込められています。外で響く太鼓の音はどうだったでしょうか。普段にぎやかな子供たちもさすがに緊張していましたが、いい音が出ていたと思います。

青年会からの提案で、集落の女性が太鼓を叩くきっかけになればと、太鼓のシメに私を指名してくださいました。おそらく、見ていた方は「あの子はどこのもんや」と口々にしていたと思います。がんばれ~!」と掛け声をくださった方もいました。緊張しながらも力いっぱい打ちました。このような特別な舞台に立たせてくださったことにとても感謝しています。


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「婦人会による読経と、僧侶からのご講話」

婦人会の皆さんは月に2回集まってお参りをしています。音程が難しいお経を声を合わせ読まれていました。その後、僧侶によるご講話では、薬師如来にまつわるお話などをわかりやすく聞かせてくださいました。

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来場者数は数えていませんが、とてもたくさんの方が薬師堂へ来てくださいました。

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翌日2日目は屋外で行われる法要が予定されていましたが、大荒れになるという予報が出ていました。姫津にとって大事な法要です。実行委員長の苦渋の決断で、稚児行列は外を歩かず薬師堂の中で行い、流灌頂の海上法要は延期することになりました。


2
日目と海上法要の様子は、後編にてご報告します。

(長い記事です。ご了承ください。)

私はこれまで、お寺の行事や法事にそれほど興味がなく、家族に言われるがままに参加していました。佐渡で暮らし始めてから、集落のお堂で念仏を唱えたり、大きな数珠を大勢で回したり、さまざまな行事に参加させてもらううちに、仏さまを少し身近に感じられるようになりました。


集落の皆さんが「ご馳走を食べたり、お菓子を撒いたり、楽しみがあるから集まるんだよ。ご馳走がでるからおいで。」と声をかけてくれます。その
楽しみに惹かれて行きますが、お堂の雰囲気や行事の内容が私にとっては目新しく、興味深いものに感じています。


4
3日。
相川金泉地域・小川集落にある多聞院にて、
「ねまり遍路」と「大般若」が執り行われました。

「ねまり遍路」は、お遍路でめぐる四国八十八箇所の88の数だけ念仏を唱えます。

もう一方、「大般若」は、大般若経600巻すべての経本典を広げ略して読みます。
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経本を11バラバラと上から下に流れ落ちるように広げます。家内安全、五穀豊穣、ボケ防止、宝くじ当選などの願いとともに「~~~奉詔訳(ぶじょうやく)!」と大きな声で唱えます。三蔵法師にまつわるお言葉だそうです。


その間、まわりに座っている皆さんは、お賽銭をあげる意味合いでたくさんの
1円玉を投げます。当然、僧侶の頭や背中、経本にも当たります。ある人はおひねりのように手いっぱいの1円玉を僧侶の胸元に入れます。

お寺の行事は厳粛な雰囲気のなかで行われるものだと思っていましたが、とても賑やかで笑いが起きるほどでした。最近は遠慮がちな人が増えたのか、昔はもっと賑やかだったと僧侶から聞きました。

ちなみに、なぜ
1円玉だけかというと、10円玉や100円玉が当たると痛いからとのことでした。当たることが前提なんですね。大量の1円玉が必要になりますが、両替する係もいるのです。一斗缶いっぱいに1円玉が用意されていました。


「だんだんと参加人数が減ってきている。檀家だけでなく、どなたでも見に来てもらっていい。継承していきたい。」と檀家総代が話してくださいました。
毎年
43日に行われます。


ここからは告知です!



今ご紹介した「大般若」が今週末、同じ金泉地域の姫津集落にある薬師堂にて行われます。

『第12 薬師如来三十三年御開帳法要』

なんと、
33年に1度という年が今年に当たり、その法要が416(土)・17日(日)にあります。先祖や水難事故などで命を落とした人の冥福を祈り、日々の漁で取った魚を供養するために法要などが行われます。

昔あるとき、航海に出た蟹工船が大しけにより沈みました。乗組員
200人余りのうち、積んでいた川崎船に乗り移った13人だけが奇跡的に助かりましたが、その船の櫂(かい)をこいでいたのがお薬師様だと伝えられています。また、集落ではこれまで大火が3度ありましたが、いずれも延焼が免れたのはお薬師様のおかげといわれています。姫津の歴史はお薬師様なしには語れません。

大般若のほか、僧侶、集落役員、稚児衣装を着た子供たちとその親御さん、総勢
80人程が列を成す稚児行列16日①9時と②14時、③179時 計3回】。
四箇法要大般若法要(1円玉は投げません)【
169:45】。
青年会
OBと青年会、子供たちによる奉納太鼓は、大漁旗で作った半纏を羽織り、過去、現代、未来に集落をつなぐ願いを込めて大きな太鼓を力強く打ちます【1613時】。
毎月
2回お薬師様にお参りをしている婦人会による読経と、僧侶からのご講話1619時】。
7枚の塔婆を合わせた大塔婆(中央の
1枚は2.8ⅿもの長さ)を船で沖へ曳いていく流灌頂(ながれかんじょう)が執り行われます【1712:30大塔婆を漁協方面へ運び、13:00出航】。

 

薬師如来像は小さな木彫りのものだそうです。お姿を拝見することができるのは、169:35幕が上げられ、1712:15幕が下ろされるまでの間です。

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年前の「稚児行列」の光景
般若経の転読
33年前の「大般若」の光景

 

実行委員長(集落総代)の西埜修一さんは「33年に1度の行事に携われることに感謝している。たくさんの方々に参拝に訪れていただきたい」と話してくださいました。

みなさまのお越しを心よりお待ちしています。


長い記事を読んでくださり、ありがとうございました。

「わかめを養殖しているから見てみるか」と声をかけてくださったのは、達者集落で民宿玉椿を営む山本義明さん。

昨年
11月中旬、種付けしたロープを仕掛ける作業にも同行させてもらっていました。

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わかめの胞子がたくさん付いたタコ糸をロープに巻いていきます。
1枚目写真左上にあるビール缶はロープを沈めるための重りです。ロープがちょうど海面から3ⅿほど沈む重さになっています。太陽光が射してあたたかい海面付近ではわかめは育たないため、冷たい海水に当たるように深さを調整します。
冬のあいだ、海が時化ると、仕掛けごと流されてしまうこともあるそうです。

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こうやって仕掛けてから
4か月が経ち、収穫する時期がやってまいりました!夜が明けてあたりが明るくなり始めた朝5時半、船に乗り込んで出発しました。

…作業の手伝いをしようと意気込んで同行したはずが、波に揺られてあまりの船酔いに出発後
30分で完全にダウンしました。写真が撮れなかったこと、なんとか撮った写真がピンボケしていることをお許しください。
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あのタコ糸の状態がこれほど大きく成長するとは驚きました。

「めかぶの部分をちょっと切って食べてみて」と山本さん。なんとも言えない良い塩加減とポリポリとした食感!美味しいです!今年の出来は良いそうです。
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とってもいい笑顔ですね♪

 

山本さんの養殖わかめは出荷せず、宿の利用したお客さんと知り合いからの注文だけを受けるそうです。収穫したその日の午前中には発送し、残りは干して乾燥わかめにします。宿の朝ごはんには必ずわかめの味噌汁を出すそうで、皆さんから大変好評であるとのことです。

「市販のものと比べて、香り、味、食感が全く違って本当に美味しい。すべて手作業で手間がかかるけど、お客さんに喜んでもらえるから作り続けている。」と話してくださいました。

 

民宿玉椿は達者海水浴場のすぐそばにあります。海に遊びに、美味しいわかめを食べに、山本さんに会いに、達者にぜひお越し下さい。

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きのう、2月8日午後1時。
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トラックが集まっています。
人々が集まっています。
これより、戸地集落の海苔摘みが始まります!!

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待ちに待った皆さんが、続々と岩のり畑へ降りていきます。
ごつごつした険しい岩場で、海苔は滑りやすいので十分に注意して進みます。


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これが「岩のり畑」です。

佐渡一周線(県道45号線)から見える広くて平らな場所のことをいいます。30年程前は「海苔島」と呼ばれる平らな岩でした。岩海苔を摘むと小さな石や砂も同時に取れてしまうそうですが、コンクリートを敷いたその年は、絨毯のように一面びっしりと海苔が生え、石や砂もほとんど入らずに摘むことができるとのことです。

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こんな様子で生えており、こんな風に手で摘みます。

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波が来て海水が流れ込むと、流れに合わせてすくい上げます。

カゴいっぱい、袋いっぱいに摘んでいました。
「母ちゃんたちが上手に摘むから、手本にして摘んでみっちゃ。」
コツを聞いて真似てやってみました。海苔がコンクリートにへばり付いており、容易には摘めません。指先でコンクリを強くこするようにすると、摘みやすかったです。おいしそうな海藻が足元にこんなにたくさん生えていて、こんな摘み方をするとは驚きました。

 

お母さん方に聞いたところ、たくさん摘んだ岩海苔は、家庭で消費したり、親戚や知人に分けたり、売りにも出すそうです。おすすめの食べ方は味噌汁や佃煮で、乾燥させたり冷凍したり保存食にもするとのことでした。磯の香りがして、コリコリとした食感がとても美味しいです。

 

こちらの岩のり畑は、戸地集落住民、かつ、会費を払っている人が摘むことができるそうです。冬になると、凪がいい日やいい時間を判断した総代(集落のまとめ役)から連絡があるのですが、住民は今か今かとそれを待っているそうです。今シーズンは海が時化た日が続いたため、昨年1223日、先月129日、そして昨日が3回目になる海苔摘みでした。

「戸地は相川の金泉地域のなかで最も波が荒い場所で、海藻が育つのに適している。」「昔母親は、連絡が入ると目の色を変えたもんだ。」と総代から話を聞きました。

 

旬の海藻・岩海苔、

佐渡の冬の味覚のひとつです。

~女子的佐渡の楽しみ方入門㏌東京~

さど女子ファンクラブ会員の交流会を東京で開くことになりました。
言いかえれば、佐渡ファンの女子会です!

佐渡が好きな人。行ってみたい人。気になっている人。

このイベントで、佐渡好き女子に聞く島でのあそび方や佐渡の「食」に触れてみませんか。会員ではない方も参加できます♪


●日時:平成28212日(金)19:0020:30(開場18:30~)

●会場:いいオフィス

    東京都台東区東上野2-18-7 共同ビル3階(上野駅広小路口より徒歩2分)

    Tel 03-5812-4433

●参加費:¥500


☆イベント①:佐渡の遊びをフィールドにしている
MIHOKOさんのお話!
☆イベント②:地域おこし協力隊による女子的佐渡の楽しみ方!
☆イベント③:フレンチレストランSaugeより、佐渡産食材&ワインをご堪能!


●参加資格:さど女子ファンクラブ会員 または 新規会員になっていただける方

●市HP情報・申し込み:こちらからどうぞ。
●「さど女子ファンクラブ」とは…こちらからどうぞ。


島だから何もないんじゃ…おもしろいなら行ってみようかな。
佐渡へ行ってみたいけど、どんな楽しいことができるのかな。
行ったことはあるけど、もっと楽しい何かがあるのかな。

協力隊女子
2人も会場でお待ちしています。
お一人様でも♪お友達と一緒でも♪
お気軽にお申し込みください。

12さど女子ファン<東京女子会>





(お問い合わせ先:佐渡市役所地域振興課内さど女子ファンクラブ事務局 Tel 0259-63-4152


 

先週紹介させてもらった、あげしま水族館で保護されたカイダコ。

生きて10日間だろうと聞いていたので、気になって水族館へ向かいました。


残念なことに、カイダコは112日にはすべて死んでしまったそうです。

16日に両津地区の定置網で水揚げされ、水槽で生きたのは7日間でした。


あげしま水族館の佐藤館長にお話を伺うことができました。

「ほかの水族館では保護から1日で死んでしまったと聞いた。佐渡の船頭は大事に捕獲するから、その違いではないか。7日間は生きた方だろう。」とのこと。

殻は薄いため壊れやすく、体が殻から出てしまうと長く生きることができないため、生きている姿は本当に貴重と言えると思います。

その後、カイダコをどうしたのか聞いたところ、
体部分のタコは、達者集落にある新潟大学理学部附属臨海実験所へ渡りました。

そして、殻は…コチラ!
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館長から見せていただきました!
手に載せていることが感じられないほど、とても軽いです。

パリンと割れてしまいそうなほど、とても薄いです。
波打つ模様と巻かれた先端が神秘的です。
乾燥していたためか半透明ではありませんが、きれいな色をしています。
これをタコが作るなんて本当に驚きます。

それから、殻から出たカイダコが…コチラ!
(館長より写真を提供していただきました。ありがとうございます。)

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殻の先に頭が入っているため、先端が細長くなっています。

写真では足の数は確認できませんが、8本あるとのことです。

なかなか見れない写真ですね。

またカイダコに会えるといいです。
(下の写真は1月7日に撮影したもの)
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今、水族館に行くと、この子に会えます!

5+
「ウミスズメ」ハコフグの仲間です。
今日、白瀬の大謀網にかかったそうで、ここに保護されたのは2度目だそうです。
3+
カメラを向けると正面を向き、カメラ目線をしてくれました。
2つの角とおちょぼ口がかわいらしいです♪
短いヒレを素早く動かしています。


今後また、珍しい魚に出会えることを期待しています。 

おととい16日。
両津の加茂水産定置網組合
の定置網に、こんな生き物が掛かりました。

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貝殻をまとった…何でしょう!?
実は、タコ!
「カイダコ」という巻貝状の貝殻を持つタコの仲間です。


――カイダコとは


軟体動物門の頭足網(イカ・タコの仲間)のタコ目アオイガイ科(カイダコ科)に属します。薄い殻の中で子を育てることから、(子安貝(こやすがい)呼ぶこともあります。他のタコ類との大きな違いとして、殻を作る以外に雌の方が雄よりも格段に大きい特徴があります。世界中の温帯気候・熱帯気候の海洋の表層付近で浮遊生活を送っています。(ウィキペディア参照)


雌が足から石灰質を分泌して作る紙のように薄い殻は「アオイガイ」と呼ばれます。この殻には神秘的な美しさがあり、寒さの厳しい季節に海岸でこれを探し求める人もいるそうです。なんとオークションにかけられることもあるそうです!冬から春にかけて日本海沿岸で漂着を見ることができます。佐渡でも、タコ不在の貝殻の破片だけならばよく見られるそうです。

そんなカイダコは、北狄集落にある「尖閣湾揚島遊園」内の「あげしま水族資料館」で保護されることになりました。5匹のカイダコとハナアオコゼが水温20度の同じ水槽で生活しています。

カイダコとオコゼ

なんとも言えない動きです。
漏斗と呼ばれる水を吐き出すところをパクパクと動かし、水を取り込んで吐き出して、貝殻の中で足をニョロニョロと休むことなく動かしています。さらに、円盤のようにくるくると回って、横に移動する様子も見られました!


水族館の管理・飼育をしている滝沢さんに、カイダコについて教えてもらいました!

・ここの水槽では底や周囲にくっ付いているが、基本的には海を浮遊して生活している生き物。
・敵から逃げるときに殻を捨て体だけで逃げるそうだが、その状態では長く生きられない。
・環境が変わると長く生きることができず、10日ほどで死んでしまう。
・食べられる。(…食べてみたいが、食べることは許されないだろうな。)


10日と言わず長く生きて、たくさんの方に見てもらいたい。卵を持っているカイダコがいるので、受精卵であるならふ化してほしい。」と話してくださいました。



動きがおもしろくて、長く見ていても飽きません♪


言葉では伝えきれないので、ぜひ本物を見ていただきたいです!




尖閣湾揚島遊園は、国定公園に指定されていて絶景を見ることができる場所です。
現在は冬季運休期間すが、3月中旬より海中透視船が楽しめます。詳しくは、ホームページhttp://ageshima.eek.jp/をご覧ください。

私が昨日おじゃました時は、晴れていましたが風がものすごく強く、海が荒れ狂っていました。佐渡の冬を全身で感じてきました。


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今週末の連休、珍しいカイダコを見に足を運んでみてはいかがでしょうか。

ぜひ冬の揚島遊園へ!
その際は、風に飛ばされぬよう気をつけてお出掛けください。


 


 


 




「エクサドン」という言葉を聞いたことがありますか。


認知症予防には、運動とバランスのよい食事が大切だと言われています。佐渡市には、太鼓と芸能で楽しい『EXADON(エクサドン)』と、脳と身体の健康に良いどんぶりメニュー『エクサ丼』があります。


今回は、後者の『エクサ丼』について紹介したいと思います。

エクサ丼とは、認知症のリスクを下げる食事をテーマにした、脳と身体によい食事がひと目でわかる簡単などんぶりメニューを指します。認知症予防だけでなく、糖尿病、高血圧、肥満、脂質異常などの生活習慣予防にも役立つそうです。

エクサ丼のチラシ
今年11月中旬~来年3月上旬に渡り、相川にある19地区で、午前中にはエクサ丼の調理実習と実食、続けて午後に体と頭の体操をする健康学習会が開催されています。
 

12/10姫津集落、12/11北狄集落、12/15達者集落の健康学習会に参加したので、そのときの様子を紹介します。

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さすがお母さん方!調理が早いです。和気あいあいと作業が進みます♪

無題
<メニュー:ごはん、厚揚げの酢豚風、青菜と切り干し大根のごまあえ、大根入り味噌チーズお好み焼き> 彩りが良く、いろいろな食感を楽しめて、満腹感が感じられる満足の1皿でした。美味しかったです。

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ビーチボールバレー♪手や体を前後左右に大きく動かしたり、力強く打ったり、体が熱くなりました!「弱るわ~」と大笑いしました!

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みんなで輪になって、右手チョキ・左手グーで隣の人とでんでん虫を作り、歌に合わせてチョキとグーを交代させていきます。間違えてもいいんです!よく考えて手を動かして笑って、頭が活性化されます。笑うことは体や脳にとても良い影響を与えてくれます!
 
「良かったな~楽しかったな~」と、
参加された皆さんはいい笑顔で帰っていきました。


認知症を予防するためと固く考えるのではなく、この先も元気に生活を送ることができるように…と考えるといいと思います。バランスの良い食事と適度な運動を心がけようと、私も改めて思いました。

エクサ丼を作って食べて、元気な体を作りましょう!

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