佐渡市地域おこし協力隊サイト

佐渡市地域おこし協力隊全メンバーによる活動報告のサイトです

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お祭り/行事

今年で開催6年目となった、商人の町おぎ『扇の市』。
小木町の商店街(本町通り)が扇の形をしていることからこの名前になりました。
地元商店街の皆さんによる趣向を凝らした出店に加え、今年は新たな出店も増えて
ますます賑やかな市となりました。
その様子を写真で振り返ります。
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久治郎屋さんの海鮮炭火焼き!    さどまるごとネットワーク実践編!

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せや農園による、島内の日本酒飲み比べと、朝どりトウモロコシ!
外国の皆さんに佐渡のSAKEを愉しんでもらいました。

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品川屋さんでは、ウォークラリーや染色、裂き織り商品、小川温子さんの個展。

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平山農園さんの自家製ジャムや     中村精肉店さん名物のハムカツ!
コンポート、冷凍ブルーベリー♪

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高野屋さんは手作りの焼き菓子や、タピオカドリンク。この民家も穴場!

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鼓童の「くらす・まなぶ・つくる展」は今年で3回目。

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城腰花笠踊りなど3団体が小木を門付け。「八千代&和知よ」さんの集客力!


それと、ひょうご屋さんでは、8/25(日)まで個展を開催しています。
明日、明後日はカレーもありますよ!


来年も扇の市が楽しみだ!っと、次はこの秋に『扇の市』開催予定です!


新しい年を迎えました。今年は雪が少ない佐渡です。

岩首集落では昔から守り続けられている小正月行事(賽の神(さいのかみ、せいのかみ)、どんど焼き、鳥追い)がおこなわれています。いずれも五穀豊穣や無病息災を願って続けられてきている行事です。これらの行事には、集落の子供たちが大きな役割を果たしています。

1月14日「賽の神」がおこなわれます。これは厄払いの行事で、子供たちが各家の前で一斗缶や空き缶を叩きながら次の文句を唱えます。


賽の神かんじん とうどや さんぎりちょう 大もうけ 小もうけ  

あっちの家は繁昌し こっちの家は上作し 

銭も金もわくわく 賽の子は13人 銭も金もわくわく


集落の大人たちは今でもこの文句をスラスラと唱えられます。子供の頃の記憶は、何十年経っても残っているんですね。 

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昔は、家々の壁を叩いていたそうですが、今は壁の代わりに缶を叩きます。
一生懸命叩くので、缶がへこんでいきます。

岩首郷土史によるとこの行事は、明治の頃から始まったそうです。集落の大人たちが子供だった頃は、男子中学生が担っていたそうですが、子供が少なくなった今は小学生も加わっています。

供たちが回ってくると、各家ではお菓子や果物などを渡します。昔は、お茶碗にお米を入れ渡していたそうです。お米が貴重品だったことがうかがえます。

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集落全戸を回ると日が暮れます。そんな中、缶を叩く音と子供たちの文句が響きました。

翌日15日は「どんど焼き」です。島内ではトウドヤとかトウライヤと呼び名がいろいろあります。岩首では、7日に子供たちが集落の家々を回り、飾ってあった松やしめ縄を集め、それらを焼きます。

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この火で焼いたお餅とイカを頂きました。この火で焼いたものを食べると病気災難を除けると言われています。

最後は、どんど焼きの灰に水を加え炭を作り、その場にいる人の顔に塗っていきます。大人も子供も関係ありません。顔中に塗られます。子供たちに混ざって大人も加わり大騒ぎです。これも健康を願っておこなわれる立派な習わしです。

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炭で黒くなった顔で家路につきました。
鏡を見て驚きましたが、今年は元気に過ごせそうです。

16日は「鳥追い」です。田畑を鳥の被害から守ることを祈念して行われます。朝まだ暗い430分、子供たちが集落を3周し、最後は神社で唱えます。

京の鳥と 田舎の鳥と 渡らぬ先に 七草あてて トホンボー
四郎左エ門の田の畦に 白い黒い寒鴉 追うて頼む 田の神さん トホンボー
十六日は 月の出 粉餅のか欠片は 今朝ばかり トホンボー

小正月行事は子供たちの役割が大きく、それを集落の大人たちが見守り、支えています。こうして昔からの年中行事を集落が大切にし、受け継いでいくんだと感じました。これからもこの農村文化を守り続けてほしいと思います。

 平成29年度佐渡市ふるさと納税報告会を去る3月29日に金井コミュニティーセンターで開催しました。当日は年度末の繁忙期にもかかわらず、ふるさと納税に返礼品を出品済、または出品予定の事業者の方約30名様に出席いただきました。

 まず、市の地域振興課・地域振興係から平成29年度の実績や寄附者の傾向が、データ分析に基づいて説明されました。
 平成29年度の寄附額は、残念ながら諸般の事情で平成28年度実績に届かない見込みです。この復活は平成30年度の重要な目標です。
 ちなみに、寄附者からの返礼品ご希望件数第1位は「佐渡産コシヒカリ」で、以下農産物と海産物、及びお酒等が上位を占めています。
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 次に、当市のふるさと納税決済事務等を委託しているレッドホースコーポレーション㈱から全国的な傾向や状況、そしてより魅力的な返礼品の掲載方法について説明がありました。
 総務省から「過剰な返礼品」に関する注意喚起が出されるほど、自治体間のふるさと納税争奪競争は年々厳しくなっています。とはいっても、PR等に多くの経費をかけることは難しいのが現実です。
 まずは「目に留まる画像とキャッチコピー」、そして「丁寧で分かりやすい説明」が大切とのことでした。クオリティの管理徹底は当然のことですが、やはり「見た目の第一印象」は重要です。

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 最後に、地域振興係から平成30年度の推進方針や促進ツール等の説明があり、ご出席者からは「寄附の使い道」や「促進ツールの共有化」等についてご質問やご提案をいただき、対応可能なものは即実施となりました。
 こういう双方向の意見交換や認識共有化の「場」を設定することの重要性を改めて確認できました。

 米、果物、魚は「佐渡ブランド」の代表格ですが、一つの産品には生産数量に限界があります。だからこそ、多くの品数と新規事業者の方々の参画が必要です。
 まだ一部にしか知られていない逸品や、組み合わせ(コラボレーション)により活きる産品(モノ)が、さらには「毎年来たくなるサービス(コト)」もいっぱいあるはずです。
 そんな「宝島」佐渡の特産品をもっともっと世に出すべく、今年も島の隅々まで走り回り、各事業者様との接点を増やしていきたいと思います。

 新たな年度の始まり、協力隊2年生「初心忘れず」今年も頑張ります。
 
【佐渡市ふるさと納税はこちら】
https://www.furusato-tax.jp/city/product/15224


 
 

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小木半島で大獅子が出る祭りの3つ目は、琴浦集落!
冬のおやつ「いももち」の生産が盛んで、(年中食べますけどね!)
その原料となるサツマイモを貯蔵するための、岩を掘って作られた「いも穴・いも蔵」は、
年中温度が一定で、まさに自然の冷蔵庫です。
宿根木にも同じような石室はいくつかありますが、
各家石室を所有しているのは琴浦だけ。
あァ、いももちが待ち遠しい…♡

琴浦祭りは毎年11月2日、3日に行われます。
初日の2日は、11月とは思えないほどポカポカした陽気に恵まれました。
13時ころから獅子が出るよーと聞き、いざ白山神社へ。
白山神社での奉納を済ませると、そのすぐ横にある天神さんへ。
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琴浦の大獅子は赤いのです。口づてに聞いた話によると、牝(メス)なんだとか。
そして沢崎か宿根木の獅子と、きょうだいにあたるとか。
やはり幣束を持った子どもたちが獅子の前を行きます。
琴浦の場合は、午後からの半日で35軒の門付けを回ってしまいます。
日が暮れる前に終わるのか!!??

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背中に大きく「祭」と書かれた法被を着る琴浦住民。
前面には各家の屋号が書かれていて、一軒に一着だけ。
秋の祭りに限らず、年に数度ある講中にもこの法被を着て集うんだそうです。
真ん中のお父さんが長い竹竿を持っていますが、これは獅子の骨組みです。
集落を練り歩いているときに折れてしまった場合の代替品。
ってことは琴浦の獅子も荒荒しいのか!!??
祭りを見て歩いていると、いろんなことが推測できるようになってきます。


ピー!っと笛が鳴ると休憩の合図。
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枝豆と唐揚げと、スミイカの…なんていう料理かな、甘くてやわらかい!
そして祭りの定番、御煮しめ~。(カマスの煮付け撮り忘れ!)

休憩にはたっぷり時間をとって、さくさくとテンポよく門付けが行われていきます。
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あまりにテンポが良いので、聞いてみたところ、
琴浦の場合は集落で5つの組に分かれていて、
休憩をするのは組長の家と決まっているのだそうです。
どうりでさくさく進むはず!
そういえば、沢崎や宿根木では玄関先でお花代を読み上げていたけど、琴浦は??
「琴浦はね、口座引き落とし!」
なんでも祭りにかかった諸費用は、各組長が組の家から集めて、
そして組のお金として引き落とされるんだとか。
集落によっていろいろと違うんだなぁ。面白い。

共通しているのは、
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沢崎の獅子と同様、しっぽが荒荒しいことや、
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祭りは無礼講!大人がはしゃいでいることでしょうか。

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平日だったこともあって、小学生は琴浦の子に限られていましたが、
10代20代が多く、世代交代している家が多いなぁという印象でした。
(中にいるんです若者が☆)


小木半島は秋が祭りシーズンです。
9月下旬の沢崎集落の祭りを皮切りに、
この後11月下旬まで各集落で祭礼が行われます。

祭りの日程を抑えねば!と、まずは各集落に日程を聞き取り。
すると日程以外に見えてきたのは、さまざまな情報や事情でした。
・だいたい二日間かけて行われる
・獅子が出る集落と、もともと出ない集落とがある
・昔は芝居をやったが、今もやっているのは宿根木集落のみ
・平日だと子どもや勤め人の参加が難しいので、数年前から土日にずらした
などなど。

そんな中、「沢(崎)の獅子はひと味違うっちゃ!」と聞き、
祭り二日目(9月24日)の沢崎祭りに行ってきました。
この日は見事な快晴で、まさに祭り日和!
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神子石(みこいわ)神社での奉納を済ませた大獅子。
獅子の中には大人が十数人入っています。

大獅子の前を行くのは、幣束を持った子どもだち。獅子を誘導します。
沢崎の子どもたちに限らず、別の集落から来ている子も。
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大獅子は、集落の一軒一軒を回ってお花をもらい、門付けをします。
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獅子の頭は、なんと重さ20㎏超え。
それを何度もパッカンパッカンと打ち鳴らすのです。
子どもたちも唄にあわせて幣束を振り、家の邪気を払います。

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家の中まで土足でどんどんズカズカと。

獅子が去った後、中からは掃除機の音が聞こえてきました。

「休んでいってください。」と家の人から声がかかれば、
獅子を置いてみんなでひと休み。
大人はお酒、子どもたちにはジュースやお菓子が振る舞われます。
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「ゴッツ」と呼ばれる鬼も栄養ドリンクで一服。

そうして集落27軒を回っていきますが、
まだ数軒残したところで浜へ向かった大獅子。
するとしっぽが暴れ出し(?)、頭がしっぽを追い、
と・・・とりあえずアブナイ!!
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あ~~~~!海に落ち・・・!      た!!!
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引き上げても               また落ちる(同じ写真ですが)。。
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しっぽは暴れどおし。ぐんぐる回って転んで海に落ちて…
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合計6回くらい海に落ちていました。
これが、他所とは違う獅子の気勢!
この「海に落ちる大獅子」を見に、たくさんの人が来ていました。

獅子の中には高校生くらいの若い人も入っていて、
20kgを超える重さの頭を鳴らしていたのも、若者でした。
でも、声を張り上げたり、激しくしっぽを振り回していたのは
おじさま方の方がまだまだうわてでした。

荒荒しい沢崎の大獅子、小木半島の祭りのスタートは強烈な印象でした。


スポーツの秋に食欲の秋!
10月1日(日)に、小木地区の運動会がありました。


秋晴れのもと、小木地区に在住あるいは小木地区出身者の老若男女が
旧小木小学校のグラウンドに集結!
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小木小学校の生徒によるマーチングバンドの入場行進☆
息もぴったり!衣装もばっちり!
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小木中心部の町場で2分団、まわりの集落を組み合わせて2分団構成し、
計4分団からなるチーム編成です。
地図上で分けるとこんなかんじでしょうか。
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     青➡第1分団紫➡第2分団緑➡第3分団赤➡第4分団
なんだか・・・町場とまわりの集落の、人口の偏りが・・・。




種目は、大玉送りから始まり、保育園・幼稚園とその父兄による踊り、
ゲートボールリレー、じゃんけんサッカーなど、
お年寄りから子どもまで活躍できるよう、多種多様に展開されました。
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ゲートボールリレー        近代5種リレー
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玉入れ競争             男女混合リレー


宿根木に住む私は第4分団として、
大綱引きと、玉入れ、〇✖クイズに出たほかは、
記録係と応援に徹しました。

お昼には、宿根木産コシヒカリの新米でにぎったおにぎり🍙をいただき、
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久しぶりの🍙おぎにぎり🍙!具は、宿根木のおばあちゃんからもらった梅漬け!



そして午後も運動会は熱気に満ちあふれました。
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総合優勝は、第4分団🚩🚩
2位と1点差という、最後の最後まで結果の読めない!?運動会となりました。

地区の運動会は、私が想像していたよりも大々的でした。
普段はお勤めなどの若い人もこの日はいっぱいいて、
年配の方々も家から出て来られて、
みんなの顔が集まるいい場だなぁと思いました。







祭り女の渋谷です。

この頃、会う人会う人に「黒くなったね」と言われます。

夏の佐渡を満喫した証拠ですかね。

 

さて、楽しかった夏休みシーズンもだんだんおしまいです。

お盆は「帰省で人口が倍くらいに増えたのでは?」というほど賑やかだった佐渡。

 

各地域で盆踊りや花火大会、納涼会がありました。

私も赤泊唯一の盆踊り「山田盆踊り」に参加してきました!

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山田盆踊りは毎年8月13日~15日3日間開かれます。

山田には、地元独自の三民謡

「山田ハンヤ節」「ヤットコセー」「ソーメンさん」

があり、やぐらを囲んで来た人全員で踊ります。

 

私のお気に入りの「ソーメンさん」です↓


山田ではただ踊るばかりでなく、イベント盛りだくさん!

1日目は、名物の「穀醤(こくしょう)」とそうめんの振る舞いがありました↓
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穀醤は初めて食べましたが、甘じょっぱくて、具だくさんでとっておもおいしい!

3杯はおかわりしましたね!

「地域の変わらない味」というのはいいものです~

お腹がふくれたらお次は・・・↓
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「みんなで遊ばん会」で昔の遊びを楽しみます。

実は竹の名所で、昔は竹細工や竹産業が盛んだった赤泊。

竹馬や竹の輪回しなど、手作りの遊び道具で楽しみます。

 

私もチャレンジしてみましたが、どちらも難しい!

子供の習得の早いこと!あっという間に遊び道具を使いこなしていました。

 

人も増えて、会場が盛り上がってきたら・・・↓
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バンドの演奏です!

地元赤泊で組んでいる2組のバンドが演奏を披露してくれました。

 

2日目は、バルーンアート屋さんも来てくださいました↓
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子供たちに大人気で、行列ができていました!

じゃんけん大会や風船割りレース、
岩澤あゆみさんのコンサートと盛りだくさんな日でした。

 

3日目はカラオケ大会!歌ってきましたよ~↓IMG_0938


曲は、自分へのエールを込めて「負けないで」です(笑)

他の出場者の歌が上手すぎて、出ているのが恥ずかしかったです・・・

地元野菜のバーベキューを食べながら、皆さん温かく見守ってくれました。

 

さてさて、余興やイベントが終わり、夜は主役の盆踊り↓
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20時頃から人がどんどん集まって来て、21時から踊り始めます。

伴奏となる楽器や歌は地域の方々の生演奏!

ステキな音が響き渡ります。

 

里帰りの方も、他の地域から来た人も、踊れなくても大丈夫!

真似して踊るうちに覚えますよ!

みんなで輪になって踊ろう~!

 

踊ってひと汗かいた後にはお待ちかねの・・・↓
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抽選会だーーー!

豪華賞品が当たるんです!しかも結構な確率で!

 

扇風機や布団、クーラーボックス、温泉入浴券、生活雑貨…

私も海苔と焼酎が当たりました!やったね!

中学生も活躍していました↓
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昨年から山田の中学生を中心に活動している「山田盆踊り盛り上げ隊」

今年は盆踊りに来てくださった人に、アンケートをしていました。

 

知らない大人に躊躇って声をかけられなかったり、

アンケート用紙を渡すだけで話が続かなかったり、

最初は苦戦していた中学生たちですが、少しずつ自信がついて積極的になっていきました。

 

いろんなところから来てくれているんです↓
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県外からいらっしゃる方が多くて、中学生もびっくり!

帰省の人も多いですが、わざわざ山田盆踊りを見に来たなんて人も・・・

 

山田盆踊りに来たきっかけや楽しみにしていること、今後どうしたらよくなるかなど

今年のアンケートを活かして、来年はどんな活動をするのか楽しみです♪

 

子供から大人、おじいちゃん、帰省の親戚の方々、来場のお客さんまで、

地域で一体となって作り、踊るとっても素敵な山田盆踊りでした。

 

来年お時間があれば、ぜひお気軽にお越しくださいね^^



 ふるさと納税返礼品リサーチの第4弾は、旬なサービスです。

 日本の夏の重要行事といえば何を思い浮かべますか。
 近年は様々な催しが開催されていますが、昔から変わらないのは「旧暦のお盆」ではないでしょうか。特に地方におけるお盆と正月は、国内で民族大移動を引き起こす程のそれは大切な行事です。年に一度、お盆にしか会うことのない「親戚のおじさん、おばさん」や「いとこ」等がいませんでしたか。そして何よりも大切なのは「お墓参り」です。何があってもこれだけは欠かせません。
 しかしながら、少子高齢化から始まり、過疎化、空き家という現象は今や日本中の社会課題となりました。残念ながらその先頭を行く佐渡市ですが、だからこそのサービスが提供されています。その名も「お墓のお掃除」と、そのままのネーミングですが・・・。
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 進学や就職で佐渡を離れてしまい、そのまま島内に家族がいなくなれば、お墓の掃除や管理等のためにそう度々帰省というわけにはいきません。これも時代の流れと若干寂しい気もしますが、一方でこのサービス、ニッチですが今の地方のニーズを的確に掴んでいると思います。

 それでは現場リサーチ開始です。
 今回、同行取材の了承をいただいたのは、このサービスを返礼品提供しているアイマーク環境㈱様です。

 某月某日の市内寺院の墓所、といっても当然昼間の作業です。
 まずは合掌し、作業開始。墓石に水をかけて全体にブラシをかけます。その後、秘伝のタレならぬ洗浄剤をかけさらにブラシをかけます。(なお、この洗浄剤は企業秘密とのことです)
 サバッと水洗いして墓石は一旦終了ですが、それで完了ではありません。
 次は一回りして土台もチェック。すると発見したのは「カビ」でしょうか。早速秘伝の洗浄剤攻撃開始。更に執拗なブラッシングの連続攻撃で見事カビ退治ができ、元の姿に戻りました。
 以下、作業の様子です。
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 今回は寺院の敷地内にあるお墓なので、墓石そのものの掃除ですみました。しかし、家の敷地内で、かつ藪の中にあるケースも多いのでは?との疑問がわきます。それに対して「つい先日の記録ですけれど・・・」と見せていただいた写真のビフォー・アフターに感嘆しました。(冒頭の写真のお墓です)
 同社お客様担当の斎藤氏によれば「(島外にお住いの)ご依頼者様からお礼のお手紙をいただきました。」とのことですが、なるほど納得です。
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 人は動けても、先祖代々のお墓を動かすことは容易なことではありません。とは言え、自分の祖先や家族の霊を敬うという日本の伝統文化「墓参」はそう容易く廃れるものではないでしょう。そのために絶対必要な「お墓のお掃除」は、「せめてお墓はきれいにしておきたい」という日本人の心のサービス化なのかも知れません。
 合掌。






4月に入ってから、島内のあちこちでお祭りが行われています。


相川金泉地域の姫津集落では、旧暦4月8日にお祭りがあります。今年は、ゴールデンウィーク真っ只中の5月3日がその日に当たります。

佐渡に帰省される方、佐渡旅行をお考えの方、現在まだ予定を空けている方、ぜひ姫津祭りを見に来ていただきたいと思い、予告させていただきます!
(以下の写真は、去年の様子です。)

 

🚢お祭りの流れ🚢

 ⚓のぼり旗上げ(前日13:00頃~

 ⚓子供太鼓の披露(前日17:00頃~

 ⚓御祈祷 7:30

 ⚓漁船パレード 8:30

 ⚓子供御輿・大人神輿の門付け 1030頃~

 ⚓青年会太鼓の門付け 15:00頃~

 ⚓のぼり旗下げ(翌日13:00頃~

 

集落内にある寺社やお宮にのぼり旗を立てます。万福寺や北野神社の入口に立てる旗は佐渡一大きく、大昔に船で姫津へ運んできたと聞きました。

老若男女みんなで協力するのぼり旗の上げ下ろし作業こそが、祭り一番の見どころとおっしゃる方もいます。

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佐渡のお祭りでは鬼太鼓が有名ですが、鬼は魚を逃がしてしまうため、漁業集落の姫津には鬼がいません。勇ましい太鼓がお祭りを盛り上げます。

 

お祭りの1か月前から、小学生と青年会の太鼓の練習が始まります。夜、漁村センターに集まり、ドンドコドンドコと太鼓の音が響きます。

 

小学生だからといって侮れません!
小さな頃からリズムを耳にし、お兄さんお姉さんのように叩きたいと思って大きくなります。男の子も女の子も、太鼓を叩く時には顔つきが変わります。
 

太鼓は「出船」「薬師」の2曲を練習して、お祭り前日に集落の人に披露します。


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そのうち「出船」がおもしろいです!
というのも、基本の音があって、その音を個人でアレンジして叩くので、ひとりひとりリズムが違うのです!
自信をもって力いっぱい叩く姿はとってもかっこいいです!

 

そして、練習を積み上げてきた青年会の太鼓は、さらにかっこいいです!力強さもアレンジもパワーアップし、それに合った裏打ちがまたかっこいいのです!!見ているだけで楽しいです!

 

青年会の音は、当日の漁船パレードで聞くことができます。
大漁旗を揚げた漁船が何艘も連なって沖へ出ます。
漁船を送り出すときには姫津大橋の上から「出船」を、漁船を迎えるときには漁港の埠頭から「薬師」を叩きます。


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青年会の半被は大漁旗で作られており、これがまたかっこいいのです!

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子供御輿、大人神輿の門付けが終わったあと、青年会による太鼓の門付けが始まり、夜遅くまで続きます。


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朝から晩まで続く姫津祭り。

観光に来られるなら、やはり朝の漁船パレードが見応えがあると思います。



最後に・・・
地元のうまいもんをご紹介!

佐渡汽船などお土産屋さんにも置かれる
今井茂助商店(通称もへいじや)は、こちら姫津にあります。


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いか商品、さかな商品、海藻商品など、手作りの安心安全の品が揃っています。

お土産のほか、生活用品や食料品が揃っており、地元に無くてはならないお店です。姫津にお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。

【今井茂助商店Facebook】
https://www.facebook.com/%E4%BB%8A%E4%BA%95%E8%8C%82%E5%8A%A9%E5%95%86%E5%BA%97-598931640290957/


GWは佐渡へ!姫津へ!
お待ちしております。


立春。

もうすぐ春が来るのかと思うと、心なしかわくわくしてきます。
この日はいつもより風も柔らかく、お日様も少し顔を出しました。

いよいよ暦の上では春を迎えた2月4日。
真更川集落にて「百万遍念仏講」が行われました。

大数珠を持ち、五穀豊穣や無病息災を願って円を描いて1000周回るこの行事は、真更川集落に100年以上伝わるものです。

この大数珠は大小合わせ約1000個の数珠が連なっています。
(当日数えてみると980個でした。元々は1000個あったそう)
約1000個の数珠を持ち1000回回る、1000個×1000回=100万回念仏を唱えるということになるそうです。

集落へ着くと遠くから「カーンカーン」と高く響く音が聞こえてきます。

23メートル、30キロにもなる大きな数珠を持ち、みんなで回っています。
この数珠、みんなで持ってもかなり重いです。肩に力が入ります。
まわる①

まわる②

まわる③

ぶれちゃってますがポーズを決めてくれました。
まわる⑤

この大玉の数珠が回ってきたら、それぞれの願いを祈ります。
祈る人1

大玉

数珠には一つ一つ梵字が彫られています。
月日が経ち、みんなが回してきたことにより少しずつ薄くなってきたそうです。
小玉


みんなが回るこのリズムを操っているのは、こちらのお母さん方。
おばあちゃん2

太鼓③

この太鼓のリズム、お母さん方のさじ加減により、「ドコドコドコ」と突然早くなったりするのです。

そのリズムの速さが変わったと同時に、今まで穏やかに歩いていたみんなが走り出します!!
走る⑦
走って、
走る③
走って、
走る④
走って、
走る⑤

走りまわる!!!

おじいちゃん

そんな中、クールに数を数える数取役の長老


オオ~~~~~!!!!と子供から大人まで雄たけびを上げながら走り回ります。

ぶつかってみたり、数珠を人に巻いてみたり、押したり押し出されたり、はちゃめちゃにぐるぐる走り回ります。中には転げてしまう人も。

これがむちゃっくちゃ楽しいのです。

見てください、みんなのこの笑顔。
走る⑧

走り回る時間もお母さん方のさじ加減。
リズムが元に戻るまで続きます。
走る1

そして、リズムが戻るとまた歩きだします。
朝から休むことなくお昼までエンドレスで続きます。

みんなへとへとです。
こんなに汗をかいたのはいつぶりでしょう・・・
休憩

最近はみんなずいぶん大人しくなっちゃって、無理やる人がいなくなっちゃったんだよ、昔はわざと抜けそうな床を踏み落として穴を開けたりしていたよ、もっと激しくて毎年命がけでやってたんだよ、と集落の方が教えてくれました。

命がけの百万遍・・・・それはぜひ見てみたかったです・・・


一旦数珠を置き、みんなでお昼休憩。走り回りお腹もぺこぺこです。
あわびやブリ、いごねり、炊き込みご飯などなど豪華なご飯をたくさん頂きました。
ご飯中1

ご飯中③

ぶり飾られ

ご飯中2

真更川のお母さん方が、前日からおいしいご飯をたくさん準備してくれました。ごちそうさまでした!


お昼ご飯の後は歩いたり走ったり、またノンストップで回ります。

朝から夕方まで約5時間回り続け、ついに終了~~~!!!
終了

ばんざーい!


私自身初めて参加しましたが、正直こんなに楽しい行事だとは思っていませんでした。みんなで一緒に回りながらたくさん笑って祈る、とっても和やかで素敵な真更川の百万遍。
こんなに楽しかったのですから、一年みんな健康で平和に過ごせるに違いないですね。

今回は約45名の方が参加したそうです。協力隊メンバーも駆けつけてくれたり、集落外や島外からの参加者もいらっしゃいました。
しかし高齢化のため、集落内の回し手の数は少なくなってきています。
興味を持った方いらっしゃいましたら、筋肉痛を覚悟の上、来年ぜひ数珠を回しに来てください。

楽しいですよ~~!







今日は、私が佐渡で一番好きな山『檀特山』のお祭りです。


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<檀特山の天然杉>


8月23・24日の二日間にわたり行われる、この「檀特山祭」。

かつては、祭の日になると村の女性たちが檀特山へあがり、
山奥にひっそりと佇む石名清水寺の奥の院で、一晩のお籠りをしたと聞きます。


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<現在の奥の院>


祭の夜には、お堂の前の焚火を囲んで食事をし、
輪になって佐渡おけさを踊ったというほど賑やかだったこの祭も、
現在は山へあがる人も少なくなり、かつての盛り上がりは見られなくなってしまったそうです。


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現在は、祭りになると、石名清水寺の前にかなり立派な幟が立てられ、
奥の院では、お堂のお手入れが行われます。

四季を通じて素晴らしい姿を見せてくれるこの檀特山に感謝の意を込めて、
私も、奥の院の清掃の手伝いに同行させてもらいました。


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<奥の院へと続く道>

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お堂の中を綺麗に掃除し、
真鍮をピカピカになるまで磨きます。


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<ろうそくも付けて、賑やかに>


奥の院のお堂は、四畳くらいのとても小さなスペース。

かつては修行僧がお籠りをしたというこの場所も、
現在では、石名や他地域の「奥の院を愛する人」による普段からの
お堂の手入れのおかげで、本当に心が安らぐ空間となっています。

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是非、一度、檀特山の素晴らしさを体験しに足を運んでみてください。

いつも微笑んでいるお釈迦さまも、
より一層ニコニコして参拝者を迎えてくださることでしょう。



おわり


先月31日、猿八・越敷神社では「-能・人形浄瑠璃・サックスと光の共演-越敷神社共同舞台」が開催されました。今年で3回目の開催を迎えた今回、約120人の方が見に来てくださり、盛大な拍手の中で舞台は幕を閉じました。
共同舞台には、たくさんの方の協力があり、舞台にかける思いが込められています。公演から少し時間が空いてしまいましたが、舞台準備の様子をふまえてご紹介したいと思います。

7月28日。この日は越敷神社の拝殿にある板戸、柱、敷居を外す作業が行われました。
作業前の越敷神社(舞台側)
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東側と南側の板戸を外していきます。
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板戸を外した状態(南側)
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次に2本の柱を外します。大人5人がかりで柱を支えます。
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次に敷居を外します。
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拝殿の床は雑巾で水拭きし、ぬか袋で磨いて艶を出します。
力と根気のいる作業です。
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ぬか袋は手ぬぐいを縫い合わせて作った手づくり。
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7月29日。この日は外に観客席(30脚)を並べました。
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スタッフが続々と到着し、舞台上の準備が始まりました。出演者・スタッフが一緒になって照明機材を設置します。
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今回は天井から球型の照明を吊り下げることに。下の写真は取り付けの様子。
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31日当日。本番前の舞台。
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境内の石段にはLEDランプ、灯篭にはろうそくを設置。
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本番当日。開演して間もない様子。まだ薄っすら明るい。
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過去に越敷神社で能が上演された記録が残っているのは大正時代のこと。
その後は長期にわたって舞台として利用されることはなく、集落内でも神社の拝殿が能舞台になったところを見た人はいなかったといいます。
 
共同舞台を開催するきっかけとなったのは、「鳥越文庫※」の名前にもなった早稲田大学名誉教授の鳥越文蔵先生が、2013年に知人だった舞台に携わるメンバーを連れて猿八を訪れたことによります。
来訪された方を猿八在住で人形遣いをしていた西橋さんが越敷神社に案内した際、その場にいた全員で公演を決めたそうです。その背景には、伝統芸能の魅力を知ってほしい、猿八の環境と越敷神社を活かした舞台を創りたいという共通の思いがありました。

試行錯誤の結果、再現されたのがこの共同舞台です。
能、人形、そしてサックスという、個性的な組み合わせに、猿八の夜の暗闇を利用した「光」が合わさり、この斬新な演出が観客を魅了する要素となっています。

越敷神社には他の能楽堂のように立派な舞台設備はありませんが、だからこそ今あるものや舞台に関わる人のアイデアや技術が活かされ、かえって出演者と舞台を支える人、そして観客の「距離」を近づけているように感じます。みんなで作る舞台だからこそ、猿八の魅力が引き出され、猿八でしかできない舞台になる、そんなふうに感じました。


なお、当日の公演の様子がBSジャパンの「招待席」という番組で取り上げられる予定です。(9月を予定)
興味のある方はぜひご覧ください。


※鳥越文庫
早稲田大学名誉教授であり、元早稲田大学坪内博士記念館演劇博物館館長である鳥越文蔵氏が寄贈した演劇関係の図書約2万冊を収蔵する。1998年に開館。 開館時間:午前9時から午後5時まで 休館日:水曜日、第3金曜日、12月28日から翌年1月3日まで

佐渡は盆まっただなか。
こんなに多くの人が集まってくるのかと驚嘆の三日間です。
ふるさとに戻ってきた人に元気と驚きと感動を与えようと、今年も多田漁港でいこいの村まつりが行われます。
みんなぜひ来て下さいね。

日時 8月14日(日) 16:30~21:00
会場 佐渡市多田港

16:30 鬼太鼓、郷土芸能、佐渡民謡
18:00 セレモニー、佐渡民謡、郷土芸能、鬼太鼓
18:50 海洋薪能「花月」
20:00 大花火大会


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7月24日、よく晴れた日曜日。

願集落にある賽の河原にて「賽の河原祭り」が執り行われました。

願集落のはずれから海岸沿いに10分ほど歩くと大きな海食洞穴があります。
穴の中と外には大小の地蔵がまつられ、その周りにはたくさんの小石が積まれています。
そこが賽の河原です。

ここは幼くして亡くなった子供の霊を慰めるための霊場です。
三途の川の手前に賽の河原があり、向こう側の海が三途の川であるといわれています。


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6月に初めて私が賽の河原を訪れた日は、とても暑い日でした。
だらだら汗をかきながら歩いて向かいましたが、たどり着いた途端、空気が一気にしんとしました。
洞穴の深さと闇の暗さ、観音様の表情、無数の地蔵と積み上げられた石の佇まい、
それとは裏腹に振り向いた先に広がる真っ青な空と海、
独特の雰囲気に圧倒され、しばらくその場を動けなかったことを思い出します。


「賽の河原祭り」とは、飢えと渇きに苦しんでいる水子・餓鬼の為にご真言を
唱え、食べ物を食べられるように施してあげてご供養する、年に一度の慰霊祭です。
全国から毎年200人以上の信者や檀徒の方たちがお越しになります。
参拝者の子供の身代わりとして、地蔵にはひとつひとつ数字が刻まれています。

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法要準備・片付けは、毎年地域の檀家の方たちの手によって支えられています。
賽の河原はごつごつした岩場に取り囲まれた場所。
とても足場の悪い場所に無理やりテントを建てています。

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 歩いてしか行くことのできない場所のため、大きなものは船で運びます。


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手で持ち運んだり体にくくりつけて運ぶものもあります。


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今年は凪でかなりおだやかでしたが、2年前は時化で海が荒れ、
せっかく建てたテントが法要前日、テントごと流されてしまったということもあったようです。

何年前からこの法要がされているのかは定かになっていませんが
(昭和21年の賽の河原祭りに関しての新聞記事は残されており、
賽の河原の霊場自体は江戸時代に入ってからつくられたのでは、といわれています)
何十年も前から地域で団結して条件の悪い場所に毎年テントを建て、
この場所での法要を守られているということに頭が下がるおもいでした。


今年も全国から祈るため集まった方たちの前で
3名の僧侶が読経し、水子の霊を慰める法要が執り行われました。
皆さん熱心に読経を聞いています。

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子供たちのためにおやつや人形などがたくさん供えられています。


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年々高齢化の影響でこの法要に訪れる方の数も減ってきているそうです。
準備に携わる地域の方々もご年配の方が多くいらっしゃいます。

それでも歩いてしか来ることのできない不便な場所へ、祈るために毎年足を運ぶ人たちがいること、
その人たちのために一日がかりで準備をする人たちがいること、
ここで祈るということに意味があるということ、
そのおもいはずっと昔から受け継がれてきたもので、守られてきたこの場所は
とても幸福な場所であるように思いました。


賽の河原の右手には二ツ亀、左手には大野亀がみえます。
ふたつとも神様が祀られている場所。
その間に挟まれた賽の河原。
そこからみえる景色はとても美しく、ここになぜ霊場がつくられたのか
少しだけ先人の方の気持ちが分かったような気がしました。


集落の方とおしゃべりしながらの帰り道、辺りの景色を見渡しながら、
「本当にここの景色はきれいでしょう」
そう言って話す柔らかな表情を見て、この場所がずっと残っていますように、と
思わずにはいられませんでした。


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これから夏の観光シーズンとなり、賽の河原を訪れる方も多くいらっしゃると思います。
ただ、この場所は地元の方が守ってきたとても神聖で大切な場所です。
そのことを忘れずに、ぜひお立ち寄りいただければと思います。








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7月23日、24日、今年も無事白山丸まつりが終了しました。

青空に帆を掲げた白山丸。とっても雄大です。
今年は船体の引き出しとろくろ体験に14名のお客さんが来てくださいました!
三浦新市長も激励に、一緒に帆揚げをしていただきました。

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天気に恵まれて何より。
暑い中、体験参加者の皆さんおつかれ様でした!

「白山丸」は、1858年に新造された「幸栄丸」の設計図をもとに忠実に復元された千石船です。名前の由来は、宿根木の神社「白山神社」と宿根木で最初に新造された船の名前をとって「白山丸」と名付けたそうです。

廻船業で栄えた千石船の里「宿根木」。

初めて宿根木を訪れる方へは、町並みを散策をする前に小木民俗博物館(千石船展示館)に立ち寄っていただくことをおすすめします♪

海岸に点在する船つなぎ石が何に使われていたのか?
なぜ三角家の形は三角なのか?

町歩きのときに理解が深まりますよ


協力隊としてこの祭りに関わるのは今回で最後となりましたが、来年からは一住民として祭りを盛り上げていきたいと思います。


白山丸の帆揚げはまた来年!


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佐渡国小木民俗博物館(千石船展示館)
 佐渡市宿根木270-2 0259-86-2604
 開館時間 8:30~17:00
 休館日  年末年始(12/29~1/3、12月~2月の月曜)
 入館料  大人500円、中学生以下200円

各種割引など、詳しくはホームページをご覧ください。
白山丸友の会 http://www.hakusanmaru.sakura.ne.jp/
宿根木公式ホームページ  http://shukunegi.com/

 

爽やかな初夏の風が心地よかった65日(日曜日)、恒例の川茂地区運動会が開催されました。

本大会、今年で4年目を迎えます。実は、この数字、会場である旧川茂小学校、隣接の旧川茂保育園が廃校・閉園になってからの歳月を物語っています。それ以前は、もっと多くの園児、生徒が、保護者の父兄・祖父母と、多くの見学者と共に楽しまれたことでしょう。

それでも、地域コミュニティーの強い団結のもと、その後も、こうして地区の年中行事として形を変え、多くの地区住民に親しまれています。

開会にあたり、冒頭、地区長の挨拶、「地域間の親睦を第一に」というお言葉は、3年間当地区でお世話になった私には、とても自然に解釈できるフレーズでした。

5月末現在、川茂地区住民は370名、赤泊5地区で2番目に人口が少ない地区ですが、参加されたのは、見学者を含め推測200名近く、これだけの人数が集われたことに、地区の絆を改めて感じました。「人こそよけれ赤泊」赤泊地区住民の誇りです。

競技も楽しく参加させて頂き、我が外山チームは総合3位と健闘出来ました。

その後の親睦会で、美酒を堪能させて頂いたことは、言うまでもありません。(^_^;)

今後も、本大会が10回、20回、30回と継続されることをお祈りさせて頂きます。

川茂の皆さん、3年間大変お世話になりました。<m(__)m>

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「いざ出陣!」の言葉がどーんと響くようなお祭りといえば・・河原田の諏訪神社例大祭(万燈まつり)」ではないでしょうか?
今年もいよいよ明日、4/27に出陣します!

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※昨年の様子はこちらから万燈祭!各々の晴れ舞台に密着!」

この万燈・・一体誰が、どこで、どうやって作っているのか?
聞けば毎年一から作っているなんて驚きです。
そんな疑問を持った私は今年「万燈小屋」に潜入してみました。
※今回は「本町町内会」の経過取材と作業の手伝いをさせて頂きました。

「こんこん、おばんです」とドアを開けるとこんな光景が・・
↓これがもしかするとあの万燈の枠組み?!27
万燈づくりはまず、今年は何をテーマにするか考えるところから始まります。各町内会ごとにテーマが異なるのがまた見所。

↓イメージを立体にする至難の業の連続!
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テーマにそってこんなイメージのものをつくると決まれば、
その参考になる資料から立体を想像して作りだします。

↓ワイヤーをつなぎ合わせカーブも作りだす
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枠組みは、ワイヤーを繋ぎ合わせて作ります。
立体の湾曲部分も手作業で作りだします。
感覚やセンスが問われる
とても難しい作業です。

↓光の源はこの蛍光灯!何本も体の中に・・
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祭り当日は昼の引き回しと、夜の引き回しと雰囲気が全く違います。夜の幻想的な光の源はここから発せられているんですね~

↓体を覆うのは和紙!枠組みに這わせて一枚一枚丁寧に

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高低差があるので上は脚立をつかって、下は床に寝そべって、一枚一枚細かく切った和紙を枠に沿わせて貼りつけます。しわを寄せずに、ピンと張り付けるのがポイントです。

↓色付け作業も、もちろん人の手で行っていきます
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まず鉛筆で下書きをした上に、ムラがでないように色を付けていきます。ハッキリと目立つ色合いです。

↓万燈の模様付けはセンスがあらわれます!
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枠組みを覆った白い和紙のキャンパス・・
どんな模様をつけていくのか予めイメージを膨らませながら、鉛筆で直接万燈に下書きをつけます。

↓作業台にはこんな貴重な資料が置いてありました!
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↓模様に沿って縁取りし、そこから色付け開始! 
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模様の下書きにそって、縁取りを行っていきます。そこにイメージした色を配色を考えながら塗ります。もちろん染料の配合もイメージに合わせて作り出します。

↓色合いで躍動感が溢れ出す熟練の技!
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色のつけ方一つで、立体により躍動感が出てきます。風にそよぐ鬣、揺れるさざなみ、今にも動き出しそうです。こんな姿を見ると皆さんの本気度が伝わってきますね。

↓真っ白いキャンパスに作品が出来上がっていきます! 
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 ↓万燈作りの醍醐味と言えば・・作業後の一杯
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この日は作業も終盤に差し掛かってきた時だったので、少しお疲れな雰囲気もありますが、皆さんこの時間になると、とってもいい表情で夜な夜な話し込んでいる姿が印象的です。
毎晩近隣のサポーターから美味しいご馳走が運ばれてきます。

↓今晩、最後の仕上げの作業に取り掛かります。
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ここまでの作業工程を知っていただいた方は、明日の祭りで万燈を見る目が変わってくるのではないでしょうか?
制作期間約1ヶ月。毎晩仕事を終えてから有志で集まって作品を作り上げる地域の方は、皆職人に見えました。
ぜひ明日は河原田の万燈まつりに皆さん遊びに来てください!
 

諏訪神社例大祭(万燈祭り) 
【日程】2016年4月27日
【開催地】諏訪神社を中心とした河原田地域
【時間】7時〜21時頃まで(鬼太鼓の門付)
【万燈引き回し時間】昼:14時〜 夜:19時〜
 詳細は佐渡観光協会のHPよりご確認ください。
https://www.visitsado.com/event/3298/ 

赤泊地区の春祭りは、4月1日「上浦まつり」、2日「川茂まつり」から始まり、クライマックスの15日「徳和まつり」、16日「三川まつり」、千秋楽の18日「赤泊まつり」と続きました。

今年も、上浦まつりへは直接参加出来ませんでしたが、その晩、上浦地区集落の祭宴席へ呼ばれ、出席しました。2日には川茂地区2か所の集落宴席を梯子し、間接的なお祭りを祝わせて頂きました。後半の3つの祭りでは、それぞれ大獅子組へ入り、朝から晩まで3つの祭りを手伝わせて頂きました。

「徳和まつり」では、徳和・浦津集落の大獅子「昭和会」へ今月赴任した海府地区担当隊員が手伝いに駆けつけてくれ、紅一点の華やかさを添えてくれました。

加えて、翌日の「三川まつり」、翌々日の「赤泊まつり」には移住支援担当隊員が快く手伝ってくれ、こちらも、それぞれの大獅子組は華やかな祭りとなりました。

実は、我々、地域おこし協力隊業務の一つに「地域行事等への支援」というカテゴリーがあり、地区の祭り参加は、隊員にとって立派な活動の一つとなります。ご承知の通り、少子高齢化現象は地方ほど顕著であり、毎年各集落から隊員へ、祭り手伝いの要請が絶えません。

単純な疑問として、なぜ、集落住民の方々は祭りの継続に執着されるのでしょうか・・・

今までの当地での祭り参加経験も踏まえ思ったことは、祭りを続ける意義とは、伝統芸能を伝承する以前に、集落を一つのコミュニティーとして存続させる為に必要不可欠なとても大事な行事と考えました。

即ち、我々隊員にとっても、祭りや地域行事は、地域おこしにはなくてはならない存在です。これからも、この意義を理解して、引き続き隊員活動に勤しむべし、と思った3回目の春のまつりでした。


地区住民の皆さん、春の祭も大変お世話におなりました。



写真は順番に「徳和まつり」「三川まつり」「赤泊まつり」です。

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33年に1度、お薬師様を拝見できる日。

1日目、416日の様子は前編でご報告しました。

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日目。
417日、暴風警報発令。
佐渡汽船フェリーが欠航するほどの悪天候でした。

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「稚児行列」
稚児は、隣の万福寺から渡り廊下を歩き薬師堂内へ。
役員はまわりで見守っています。

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粛々と法要が進められていき、お薬師様の扉が閉められました。

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お昼前には雨が上がり、大時化でしたが雲のない青空になりました。


その3日後。
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20日快晴、延期された流灌頂の海上法要が執り行われました。
地域の大人だけでなく、地元の金泉小学校や姫津保育園の子供たちもたくさん集まりました。

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海に流す大塔婆(おおとうば)は、中央の塔婆は長さ2.8、左右の塔婆は長さ1.8もあります。裏表に梵字などの文字が書かれています。集まったみなさんで大塔婆に結ばれた縄を持って、薬師堂から港まで歩きます。稚児行列よりも多い人数だったと思います。

御開帳法要の締めくくり、漁業において重要な海への法要。大事な大塔婆を運ぶ地域のみなさんは、とても良い笑顔をしていました。このことに胸が熱くなりました。

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イカダのように帆を立てるような棒を立て、そこに竹と一升瓶「金鶴」がくくりつけられました。「やっぱり金鶴だな~」姫津のおじさまは金鶴がお好きのようです。それを海に下ろして出港します!3隻が連なって走ります。

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沖で、僧侶によりお経が読まれ、大塔婆の縄が離されました。お札やお花、お神酒もいっしょに流しました。その後、帰港しました。


3日に渡り、33年ぶりの法要をすべて終えました。

実行委員長(集落総代)の西埜修一さんは、「自分がこの年に総代になれたこと、今ここにいること、すべてに縁を感じる。33年前の記憶がほとんどない状態で、様々な人に助けていただいて、みなさんの協力があったからこそできた。終えることができて、本当によかった。」と、最後に役員のみなさんに向けて話しておられました。


私自身、この年に自分が協力隊としてこの地域を担当していること、行事を通して姫津のたくさんの方と関わることができたことを、とてもうれしく思っています。一生に一度の貴重な経験をさせていただきました。どうもありがとうございました。


次回の御開帳は、
2049年です。
お薬師様、姫津集落を永く永く見守っていてください。

33年に1度、お薬師様を拝見できる日。

姫津の歴史はお薬師様なしでは語れないと言えるほど、集落が大切にしている仏様です。先週末416日と17日、先祖や水難事故などで命を落とした人の冥福を祈り、日々の漁で取った魚を供養するための法要が行われました。

すべてではありませんが、写真とともに振り返ります。

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16日、とっても気持ちの良いお天気でした。
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お薬師様の体に巻かれた紐のようなものが5色のリボンにつながり、お堂前の供養塔に結ばれています。この塔やリボンを触ることで、お薬師様を触れたと同じご利益があるそうです。全身にご利益があるように塔に抱きつく人もいました。

15㎝程の黒い像で、目を凝らしましたが表情や着物までは見えませんでした。左手に薬の壺を持っており、身体が苦しい時や心が苦しい時に助けてくれるそうです。

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「百味供」
普段私たちを見守ってくださるお薬師様への感謝の意味を込めて、山海の珍味に模した野菜や乾物などを百味と見立ててお供えします。水引を結んだり、季節のお花をそえたり、どれもかわいらしく、あたたかい印象をもちました。

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「稚児行列」
1歳~12歳の子供たちがお化粧して衣装を着て、親御さんと共に歩きました。きらびやかな袈裟を着た僧侶に赤い傘を差しているのは青年会です。役員は羽織り袴姿で、観客側も身が引き締まりました。

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「大般若法要」
大般若経600巻全ての経本典をバラバラと広げ略して読みます。その間、身体の悪い部分を経本で叩いてもらうと良い効果があると言われ、参拝者は僧侶のそばへ座り、肩や腰などを叩いてもらっていました。
(私は頭を叩いてもらいました。頭の回転が良くなりますように…。)

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「奉納太鼓」
はじめに青年会長から力強い言葉が述べられ、その後、青年会OBによる「波濤(はとう)」、子供たちと青年会による「出船(でふね)」、青年会による「薬師」の3曲を打ちました。大漁旗で作った半纏を羽織り、過去、現代、未来につなぐ願いが込められています。外で響く太鼓の音はどうだったでしょうか。普段にぎやかな子供たちもさすがに緊張していましたが、いい音が出ていたと思います。

青年会からの提案で、集落の女性が太鼓を叩くきっかけになればと、太鼓のシメに私を指名してくださいました。おそらく、見ていた方は「あの子はどこのもんや」と口々にしていたと思います。がんばれ~!」と掛け声をくださった方もいました。緊張しながらも力いっぱい打ちました。このような特別な舞台に立たせてくださったことにとても感謝しています。


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「婦人会による読経と、僧侶からのご講話」

婦人会の皆さんは月に2回集まってお参りをしています。音程が難しいお経を声を合わせ読まれていました。その後、僧侶によるご講話では、薬師如来にまつわるお話などをわかりやすく聞かせてくださいました。

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来場者数は数えていませんが、とてもたくさんの方が薬師堂へ来てくださいました。

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翌日2日目は屋外で行われる法要が予定されていましたが、大荒れになるという予報が出ていました。姫津にとって大事な法要です。実行委員長の苦渋の決断で、稚児行列は外を歩かず薬師堂の中で行い、流灌頂の海上法要は延期することになりました。


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日目と海上法要の様子は、後編にてご報告します。

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